Scratchでのプログラミング授業
ちえラジChat火曜日始まりました。今回はですね、プログラミングについてということで、エラーがないって怖いねーっていう話をしようと思います。
先日、プログラミングの授業ですね、緑園学園でのプログラミングの授業、1日目が無事に終わりました。
1日目はだいだいScratchをやって、ScratchでFizzBuzzっていうね、いわゆるコンピュータープログラムの基本が、とりあえず一通り通る簡単なロジックプログラムをやってます。
今回は、1から100まで数字を数えている間に、1、2、3って数字は言うんだけれども、3の倍数の時はFizz、5の倍数の時はBuzz。
そして、15の倍数、3と5の倍数の時にはFizzBuzzっていう風に数字の代わりに言います。それ以外の時はただ数字を言いますっていうようなプログラムですね。
いわゆるプログラミングの順次、判断、繰り返しっていう3つの要素を必ず全部通るので、プログラミングの授業の勉強になりますよねってことで、よく使われているプログラムにはなるんですけども、これをScratchでやろうっていうような感じでやっています。
たびたびこのFizzBuzz、ずっとこのScratchでやり続けてるんですけども、やっぱりFizzBuzzってすごいですよね。
あれだけ簡単な単純なコードで、順次判断、繰り返しを全部やって、その通り、言葉通りに実装すると、実は15の倍数が動かないっていうようなエラーに直面するんですよね。
なぜなら、15の倍数って3の倍数でもあるんで、単純にそのままもし3の倍数だったら5の倍数だったら15の倍数だったらって計算をすると、3の倍数の時点で15の倍数の処理が動いちゃうので、っていうようなことで、15は実行されないよね、じゃあどうしようっていうような問いも投げかけることができるっていうようなことでね。
まあいろんな側面で都合がいいプログラムっていうことで、自分はいつもこのFizzBuzzを使ってるんですが、今回はね、去年と違ってEXPサークルっていうね、
岩崎学園の学生さんたちがいなかったので、ちょっとね、テンポを間違えちゃった感もあって、少し慌ただしく進んじゃった感じがあるんですが、まあとりあえず今回は皆さん無事に終わったようでよかったなというふうに思ってます。
ただ、なんかね、Scratchの怖さっていうのを改めなんかちょっと感じた回でした。 まあ今までもそんな話をしたような気もするんですが、Scratchってエラーっていうものが基本的にないんですよ。
エラーの重要性について
まあさっきエラーとか言っちゃいましたけどね、エラーというよりなんかおかしいなーっていう動作をするんですよ。 なんか予想と違うおかしいなーっていう動作をするんだけど、エラーという言葉がないので、
なんか間違ったことをすると間違ったように動いちゃうっていうね。 それがあると何が困るって、
特にこういうの授業でやる場合、生徒の皆さんが先生わかりませんとか動きませんとか、手を挙げるタイミングがどこにあるかわかんなくなっちゃう、見失いがちになっちゃうっていうようなことなんですよね。
まあいわゆるなんかトラブルが潜在化してしまいがちっていうか、そんなことが起こり得てしまう。 まあもちろんね、例えばそういうエラーが起こらない取り組みで、子どもが自由にプログラミングができるようにしようっていうような取り組みって、Scratchの他にも例えば
スプリンギンとかね、そういうのとかいろいろあるんですけれども、なんか、 子どもさん一人でやるならともかく、そうでない時は本当にエラーが出るような環境の方がいいよねっていうふうに思うんですよ。
手を挙げるタイミングがわかるので。 だから本当にね、なんか今回は手を挙げなかったから怖いっていう感覚がすごくありました。
まあね、このプログラミングの授業、2日目からは普通にJavaScriptという言語を使っていくので、こちらは普通にエラーがあるので、
そこは安心なんですけどね、なんかエラーが出ないっていうのを売りにするのは果たしてどうなのかなんていうふうに思っちゃったりしたところではあります。
まあね本当にね、なんか初心者の人が一人でやるってんだったら多分エラーがない方がいいんですよ。
ただ、そうじゃない場合は明確にエラーっていう言葉を出して立ち止まらせた方がいいよねっていうのをすごく思った回ではありました。
はい、というところで今日の話はこれくらいで終わりにしていきたいと思います。
明日は水曜日、SIDE BEACH CITY.のウェブ配信についてお話ができればと思います。
ではでは。
