1. ちえラジ Chat ポッドキャスト版
  2. NotebookLM版今週のAIまとめ:..
2025-09-07 22:24

NotebookLM版今週のAIまとめ:個人的音声記録から紐解く:地域・AI・ゲームが織りなす「新たな繋がり」と「学び」の発見

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詳細ブリーフィングドキュメント:SIDE BEACH CITY.におけるテクノロジー、地域活性化、そしてゲームの役割

1. はじめに

本ブリーフィングドキュメントは、提供された5つのソース(2025-09-01から2025-09-05までの「ちえラジChat」エピソードの要約)に基づき、SIDE BEACH CITY.(SBC.)の活動における主要なテーマ、アイデア、および重要な事実をレビューすることを目的とする。中心となるテーマは、テクノロジーの進化とそれに伴う社会課題、地域活性化の取り組み、そしてゲームがこれら課題解決において果たす可能性である。

2. 主要テーマと重要なアイデア/事実

2.1. 高度化・複雑化するテクノロジー世界における課題とSBC.の使命

  • 課題認識: テクノロジーがますます高度化・複雑化する中で、「その恩恵を誰もがちゃんと受けられる社会を作っていけるのか」という問いが重要視されている。これはNotebookLMによる分析結果から導き出されたキーワードであり、SBC.の活動指針となっている。
  • 日本の現状: 日本はOECD加盟国の中で、テクノロジースキルが高い人が最も多い一方で、低い人も最も多いという極端な傾向がある(2017年調査)。具体的には、高い人が10%程度、低い人が50%程度という状況が指摘されており、この「溝を埋めていかなければならない」という強い意識が示されている。
  • テクノロジーの相互性: テクノロジーは「自分と相手が使えなければ意味がない」という側面が強調されている。片方だけが使える状態では、テクノロジーの能力を十分に発揮できないため、利用者全体のスキル底上げが必要不可欠である。
  • SBC.の役割: SBC.は、このテクノロジー格差の溝を埋め、誰もがテクノロジーの恩恵を受けられる社会を構築することを重要な使命と捉えている。

2.2. ゲームの可能性:テクノロジー格差解消と地域活性化のツールとして

  • テクノロジースキルとゲーム: ゲームをプレイする人は、テクノロジースキルや順応性が高い傾向にあると指摘されている。特にデジタルゲームは、新しいユーザーインターフェースや画面構成に慣れることが必須であり、この経験が変わりゆくテクノロジーへの適応力を養う。
  • 非言語能力の向上: 複数人でのチームプレイゲームはリーダーシップ能力や連携力を、パズルゲームは発想力を鍛えるなど、ゲームは非言語能力の向上に寄与する。
  • 現実世界への興味喚起: 『デイヴ・ザ・ダイバー』や『あつまれどうぶつの森』のようなゲームは、魚や農業といった現実の事柄への興味を喚起する。「ゲームの中で慣れ親しんだものが実は現実にもあるよっていうふうに思うと、やっぱそれだけで結構興味惹かれたりする」と述べられている。
    • 地域活性化への応用:イベント開催: ゲーム大会の開催は、地域住民の交流を深める手段となる。
    • 地域コラボレーション: 岩手県におけるポケモン「イシツブテ」とのコラボレーション(イシツブテ公園など)は、地域とゲームの親和性を高める成功例として挙げられている。
    • オリジナルゲーム開発: 「岩手がガッツリ出てきたっていうゲームも今までないんじゃないかなーっていうふうに思っていますし、なんかそういうのをゲームとして出してみてもいいのかもしれない」と、地域に特化したゲーム開発の可能性も示唆されている。
    • ネットワーク強化: 岩手のような広い地域では、地理的な制約を越えて人々が繋がるために「ネットワークで繋がることってできますね」と、ゲームを通じたオンラインでの繋がりが地域コミュニティの強化に貢献すると考えられている。
  • 「図書館とゲーム部」の活動: 「図書館総合展」で紹介される「図書館とゲーム部」の活動は、ゲームを通じて学びやテクノロジースキル向上を図る取り組みとしてSBC.から強く支持されている。横浜の図書館ではまだ同様の活動ができない現状に鑑み、「普及することも含めて応援したい」という意向が示されている。

2.3. AI活用:気づきのツールとしての可能性

  • AIの多岐にわたる活用: SBC.では、ちえラジChatの要約(NotebookLM、Gemini)、SBCast.の事前調査やまとめ、SBC.オープンマイクのタイトル・概要作成、画像生成(1日1回)、音楽生成(SUNO)など、多岐にわたるAI活用が進められている。
    • AI活用の利点:多様な視点と気づき: 「こういう捉え方あるんだ、こういう見方あるんだってびっくりするようなものがすごく多い」と、AIが新たな視点や気づきをもたらす可能性が強調されている。
    • 思考の言語化: ぼんやりとした思考をAIが「こういうことですねっていうふうに言葉にされてて、ああそうだそれが言いたかったんだっていうふうに気づかされたり」と、思考の言語化を助けるツールとして有効である。
    • AI活用のポイント:とにかく使ってみること: AIの「癖とか傾向とか」「プロンプト、指示文の入力の仕方とか言い回しとかによってもやっぱり方向性がだいぶ変わってくる」ため、「とにかく使ってみないとわからない」という点が強調されている。
    • 人間力との掛け合わせ: AIは「可能性を上げるためのツール」であり、的中率は100%ではない。「人間力と掛け合わせなるべく高い確率でいろいろな経験を得られるようにしましょう」という姿勢が重要視されている。
  • AIの苦手分野: 「網羅して何かを探すとかそういうのは苦手」と、AIの限界も認識されている。

2.4. 地域連携とネットワーク構築の重要性

  • 岩手での経験: 「THE いわて DAY 2025」への参加を通じて、岩手県の広さ(日本で第2位)と多様な自治体・企業の存在を再認識。各地域が抱える「本当にそれぞれいろんな課題があっていろんな悩みがあってどういう解決方法をしようか」という点に関心を示している。
  • オンラインとオフラインの融合: 岩手のような広い地域では、物理的な集合には限界があるため、「インターネットをうまく使って 必要な時にだけ集まる」ことが提唱されている。そのためには、「事前にオンラインでいろいろと関わっておく仲を良くしておくっていう必要が ある」と、オンラインを通じた強固なネットワーク構築の重要性を強調している。
  • メッシュで繋がるネットワーク: このネットワーク構築は、岩手に限らず、「GALYEAの前橋とか自分たちの今いる横浜とかそういう場所全部含めてね メッシュで繋がれるようなそういうようなことをやっていけないかなぁ」と、広範な地域連携のビジョンが示されている。
  • 地域活動における人の繋がり: 「とにかく人の繋がりってすごく重要だよね」と、地域活動における人間関係の構築が成功の鍵であることが再確認されている。

3. 今後の方向性

提供された情報から、SBC.は以下の方向性を重視していくことが読み取れる。

  1. テクノロジー格差解消に向けた具体的な取り組み: 特にゲームを活用したテクノロジー教育やスキルの底上げに注力し、「図書館とゲーム部」のような活動を支援・普及させる。
  2. AIの継続的な探求と効果的な活用: AIを「気づきのツール」として最大限に活用し、人間力との相乗効果を高めるための実践と検証を続ける。
  3. 地域を越えた強力なネットワークの構築: オンラインツールを積極的に活用し、地域間の物理的な距離を超えた交流と協力関係を構築することで、広範な地域活性化に貢献する。
  4. 多様なエンターテインメントを通じた啓発: ゲームだけでなく、アニメやドラマといったエンターテインメントが、人々の技術力や興味関心を高める可能性を探求する。

4. 結論

SBC.は、ますます複雑化するテクノロジー社会において、その恩恵を誰もが享受できるような社会の実現を目指している。この目標達成のため、ゲームをテクノロジー格差解消と地域活性化のための強力なツールと位置づけ、AIを「気づきの可能性を上げる」ツールとして活用し、地域を越えた強固なネットワーク構築を進めていく方針である。これらの活動は、日本の極端なテクノロジー格差という課題に対し、実践的かつ革新的なアプローチを提供するものとなる。

サマリー

今回のエピソードでは、個人的な音声記録を通じて地域との関わりやテクノロジー、ゲームの新たな学びを探求しています。特に、インターネットを活用したハイブリッドな繋がりや、ゲームが技能獲得に果たす役割が重要なテーマとなっています。地域活動とゲームが相互に励まし合う可能性について考察され、AIとゲームの融合が新たな学びの形を生むことが示されています。特に地域の歴史や文化をゲームに組み込むことで、観光誘致や地域活性化につながるアイデアが展開されています。このエピソードでは、岩手での地域イベントを通じて得られたAIやゲームの教育的価値や人々との繋がりの重要性について探求しています。

個人的な音声記録の分析
スピーカー 1
さて、今回はですね、あるリスナーの方からお預かりした、えーと、5日分の個人的な音声記録、これを一緒に紐解いていきたいと思います。
スピーカー 2
ほうほう、個人的な音声記録ですか。
スピーカー 1
ええ、日々の活動報告とか、参加したイベントの振り返り、それからテクノロジーやAI、あとゲームについての考えなんかが、かなりこう率直に記録されてるんですね。
スピーカー 2
なるほど、生の声が聞けるわけですね。
スピーカー 1
そうなんです。で、この記録から私たちが探りたいのは、まあ日々の出来事とか考察の中に隠れてる、あなたにとってのなるほどっていう発見です。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
特に地域との関わり方、それからテクノロジーとの上手な付き合い方、あとは一見遊びに見えるゲームが持つ学びとかつながりを深める意外な力、ですかね。この辺りに焦点を当てて、ちょっと深く見ていきましょうか。
ええ、ぜひ。
何か新しい視点が見つかるかもしれませんよ。
スピーカー 2
個人の音声記録っていうのは非常に興味深い素材ですよね。一般的な記事とか調査報告とはまた違って、生々しい体験に基づいた思考のプロセスそのものが見えてくる。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
特にテクノロジーが私たちの生活とか社会、地域とどう交差していくのか、そのリアルな接点が語られているのが面白いなと感じました。
うん。
月上のクローンじゃなくて、実践から生まれたそういう気づきが散りばめられてる、そんな印象ですね。
スピーカー 1
まさにそうですね。では早速その地域との関わりから見ていきましょうか。
はい。
記録にはですね、有楽町で開催されたTHE いわて DAY2025っていうイベントに参加された話が出てくるんです。
スピーカー 2
ああ、岩手のイベント。
スピーカー 1
これは岩手県のいろんな自治体とか企業が一堂に集まる意思の説明会とか交流会みたいな感じだったようですね。
なるほど。
この方、もともとは岩手県の普代村っていう特定の地域とはつながりがあるそうなんです。
はい。
でも今回はあえて情報収集っていう目的で参加されたと。
ほう。
他の地域の取り組みとか、そこで活動する企業の話を聞くことがすごく良い刺激になったと記録されてますね。
スピーカー 2
ええ。大人になるとなんか意識しないと、なかなか新しい分野の話を聞く機会って減っちゃいますけど。
スピーカー 1
そうですね。こういう場は貴重だなぁと感じますよね。
スピーカー 2
ええ、それは非常に価値のある体験だと思います。
記録の中で特に印象に残ったのは、岩手県がいかに広大かっていうその具体的な描写でして。
スピーカー 1
ああ、広さですか。
スピーカー 2
天気予報が11もの区域に分かれているっていう話がありましたけど。
スピーカー 1
11区域、それはすごいですね。
スピーカー 2
ええ、これは単なる地理的な事実以上に、それぞれの地域が抱える課題とか文化、あとポテンシャルがいかに多様かっていうのを示唆してると思うんです。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
その多様性そのものにまあ面白さを感じて、もっと深く関わっていきたいっていう、そういう意欲につながってる様子が伺えますね。
スピーカー 1
天気予報が11区域、それは想像以上ですね。となると、物理的に県内の人たちが頻繁に集まるのって確かに大変そうです。
スピーカー 2
そうなんです。そこで記録の中で強調されているのが、インターネットを活用したネットワークの重要性なんですね。
スピーカー 1
ええ、単にオンライン会議をするっていうレベルの話じゃなくてですね。
はい。
オンライン上で継続的な関係性を築いて、情報交換をして、ここぞっていう時にだけ物理的に集まる、そういうハイブリッドな繋がり方っていうのを模索しているようです。
スピーカー 2
なるほど、ハイブリッドな繋がり。
スピーカー 1
これは単に移動の手間を省くっていう利便性の問題だけじゃないんですよ。
スピーカー 2
と言いますと?
スピーカー 1
広大な地域だと、どうしても地域間での情報格差とか連携不足って生まれやすいですよね。
スピーカー 2
そうでしょうね。例えば、県の端と端では、同じ県内でも、なんかまるで違う国の話みたいに感じ上げることもあるかもしれない。
ええ。
デジタルの繋がりっていうのは、そうした物理的な距離とか、心理的な壁を乗り越えて、より柔軟で広範な協力関係を築くための基盤になり得るんじゃないかと、そういう考え方ですね。
スピーカー 1
なるほど。そしてこの方は、この必要な時に集まるオンライン主体のネットワークっていう考え方を、岩手だけじゃなくて、ご自身が関わっている他の地域、例えば前橋とか横浜とか、そういう場所にも応用したいと。
それでメッシュ状の繋がりを構築したいと考えてるんですね。点と点を繋ぐだけじゃなく、網の目のように多層的な関係性を地域を超えて作っていきたいと。
スピーカー 2
まさにそのメッシュ状っていう表現がすごく視差的ですよね。特定の中心を持つんじゃなくて、多様なノードが相互に繋がり合う、分散型のネットワーク。これは現代的なコミュネティ形成の一つの理想形かもしれないですね。
ゲームの教育的役割
スピーカー 2
物理的な制約をデジタルで保管して、地域ごたの独自性を保ちながらも緩やかに連携していく、非常に興味深い構想だと思います。
スピーカー 1
その繋がりを支える上でやっぱりテクノロジーは欠かせないわけですけど、一方で記録はそのテクノロジーがもたらす別の課題にも目を向けてるんです。
ますます高度に複雑になっていくテクノロジー世界の中で、どうすれば誰もがその恩恵を受けられる社会を作れるんだろうかっていうかなり本質的な問いかけが記録されていて、これは本当に大きなテーマですよね。
スピーカー 2
非常に重要な問いですね。ここで少し古いデータにはなりますけど、2017年頃のOECD、経済協力開発機構の調査ですか、それに基づくとされる日本の状況について言及されてましたね。
スピーカー 1
はい、どんな状況だったんでしょう。
スピーカー 2
最も多いという結果が出ていると。
スピーカー 1
えっと、どちらも多い?
スピーカー 2
つまり、スキル分布が両極端に分かれてるんじゃないかという指摘です。
スピーカー 1
両極端ですか。それはちょっと考えさせられますね。真ん中が少ないってことなんですかね。
スピーカー 2
そう解釈できますよね。テクノロジーが目覚ましく進化する一方で、その恩恵が一部の人に集中してしまって、取り戻される人々もまた多く存在するという状況を示唆しているのかもしれません。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
このスキル格差っていうのは単に個人の問題じゃなくて、社会全体の課題として捉える必要があるなぁと。
スピーカー 1
記録の中でもその格差を実感するような具体的なエピソードが語られてました。テクノロジーは自分だけが使えても意味がない場合が多いって。
スピーカー 2
ああ、なるほど。
スピーカー 1
例えば、Google Payみたいなキャッシーレス決済を使おうとしても、お店側が対応してなかったりとか。
スピーカー 2
ええ、ありますね。
スピーカー 1
あるいは、友人に送金しようとしても、相手がそのサービスを使えるように設定できていなかったりとか。
スピーカー 2
なるほど。まさに、自分と相手がいて初めて成立するテクノロジーというわけですね。
スピーカー 1
そうなんです。特に通信が関わるようなサービスだと、相手も同じように使えなければ、そのテクノロジーが本来持っているはずの能力の、せいぜい2,3割程度しか引き出せないんじゃないかっていう実感がさまざましく語られてるんです。
スピーカー 2
うーん、それはもどかしい経験ですね。
スピーカー 1
ええ。せっかく便利なツールがあるのに、社会全体で使いこなせていないというか。
スピーカー 2
その自分と相手っていう視点は、テクノロジーの社会実装、つまり社会に広く浸透させていく上での本質的な難しさを言い当ててますよね。
はい。
どんなに優れた技術でも、それを使う人々の間にスキルとか環境の壁があれば、その価値は十分に発揮されない。
ええ。
じゃあ、そのスキル格差あるいは利用格差っていう溝をどうすれば埋めていけるのか、その問いに対する一つのユニークな提案が記録にはありましたね。
スピーカー 1
そうなんです。それが意外にもゲームなんですよね。
スピーカー 2
ほう、ゲームですか。
スピーカー 1
ええ。記録によると、日常的にゲームをプレイしている人は、新しいテクノロジーとかちょっと変わったユーザーインターフェースに対する順応性が高い傾向にあるんじゃないかと、そういう観察に基づいているんです。
スピーカー 2
なるほど。それは面白い視点ですね。
スピーカー 1
確かに考えてみれば、デジタルゲームって次から次へと新しいルールとか操作方法、画面の見方なんかをプレイヤーに提示してきますもんね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
それに柔軟に対応していくこと自体が、ゲームをプレイするということの一部になっている。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
だから、ゲーマーは無意識のうちに新しいシステムへの適応力を訓練されているのかもしれないと。
スピーカー 2
なるほど。エンターテイメント、特にインタラクティブ性の高いゲームが技術に対する心理的なハードルを下げて、自然な形でスキルアップを促すきっかけになるんじゃないかと。そういう仮説ですね。
はい。
これは非常に興味深い。いわゆるゲーミフィケーション、ゲームの要素を他の分野に応用するという考え方にも通じますけど、ここではもっと直接的にゲームをプレイする行為そのものがスキル獲得につながる可能性を指摘していると。
スピーカー 1
楽しみながらいつの間にか学んでいるという側面は確かにありそうですよね。
はい。
そして、このゲームの可能性についてはさらに具体的な話が展開されていくんです。
ほう。
先日行われたSBCオーブンマイクというオンライン配信イベントで格闘系司書と名乗る方と対談された内容とか、あとは金曜日にゲームについて考えた記録、それがソースになっています。
スピーカー 2
格闘系司書さん。
スピーカー 1
ええ。例えば、具体的なゲームタイトルも上がっていました。
デーブ・ザ・ダイバーっていう海に潜って魚を捕って寿司屋を経営するゲーム。
スピーカー 2
ああ、話題になりましたね。
スピーカー 1
あとは、集まれどうぶつの森とか、これらのゲームを通して現実世界の魚の種類とか生態について詳しくなったっていう体験。
へえ。
ゲームがもたらす学び
スピーカー 1
あるいは、アンホノサクナヒメっていうゲームでかなり本格的な米作りを体験して稲作への理解が深まったとか。
スピーカー 2
面白いですね。ゲーム内の情報が現実世界の知識と結びつく瞬間ですね。
スピーカー 1
そうなんです。特に印象的だったエピソードとして、デーブ・ザ・ダイバーでインディカ米っていう言葉を知ったと。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
その後、たまたまニュースを見てたらインディカ米の話題が出てきて、以前なら聞き流してたかもしれないけど、ゲームでの経験があったからこそ、
あ、これ知ってるって意識が向いて、内容がすんなり頭に入ってきたっていう経験を語ってるんです。
スピーカー 2
それは学習効果として非常に示唆的ですね。ゲームが現実世界の情報に対するフックというかアンカーみたいな役割を果たしている。
ええ。
全く知らない情報にゼロから触れるのと、少しでも取っ掛かりがあるのでは、理解度とか興味の度合いが全然違ってきますからね。
はい。
ゲームがその取っ掛かりを自然な形で提供してくれる可能性があると。
スピーカー 1
そうなんです。で、単に知識が増えるだけじゃないとも指摘していて、
ゲーム、特にチームで協力したり対戦したりするタイプのものは、コミュニケーション能力とか連携力、状況によってはリーダーシップみたいな、いわゆる非言語的な能力を鍛える場にもなり得ると。
スピーカー 2
それは多くの研究でも指摘されてますね。協調性とか戦略的思考、迅速な意思決定とか。
はい。
ゲームが通じて培われるスキルっていうのは多岐に渡りますよね。
スピーカー 1
あとはパズルゲームなら発想力とか問題解決能力とかですね。
そしてさっきの話にもつながりますけど、新しいテクノロジーとかソフトウェアのユーザーインターフェース、UIに対してあまり抵抗なくむしろ面白がって適応していく、そういうゲーマー特有の感覚についても改めて言及されてます。
これって変化の激しい現代においてはかなり重要な資質かもしれないですね。
スピーカー 2
まさに新しいツールとかシステムが次々と登場する現代社会において、変化への適応力、新しいものに対する学習欲っていうのは非常に価値のあるスキルだと思います。
ゲームがそうした能力を楽しみながら自然に育む、トレーニングの場になってるという見方はゲームの価値を再評価する上で重要ですよね。
地域とゲームの連携
スピーカー 1
そうですね。単なる娯楽という枠を超えた教育的、社会的なポテンシャルを秘めていると言えるでしょうね。
そしてここからがまた面白いんですけど、この方はこうしたゲームの持つ力をもっと地域活動、例えばさっきの岩手の話と結びつけられないかなと考えてるんです。
スピーカー 2
ほう、ゲームと地域活動ですか?具体的にはどんな?
スピーカー 1
記録によるとですね、岩手県ではすでに人気ゲームポケットモンスターのキャラクター、イシツブテとの公式コラボがあって、イシツブテ光源みたいな取り組みも実際に行われてるそうです。
スピーカー 2
あー、聞きますね、イシツブテ。
スピーカー 1
これはこれで素晴らしいことだけれども、もっと踏み込んだ連携、例えば岩手の特定の地域とか文化、産品なんかのテーマにしたインディーゲームを制作支援するとか、
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
あるいは地域住民、特に子どもたちとか若者を巻き込んだ、eスポーツ大会みたいなものを開催するとか、そういう可能性を探れないだろうかと。
スピーカー 2
なるほど、それは非常に面白いアイデアですね。
特にさっき話に出た岩手のような広大な地域においては、オンラインゲームが地理的に遠く離れた人々を結びつけるすごく強力なツールになり得るという指摘は敬願だと思います。
はい。
例えば、県の北端に住む若者と南端に住む若者がオンラインゲームを通じてチームを組んで交流するとか。
スピーカー 1
あー、いいですね。
スピーカー 2
物理的な距離を超えたコミュニティ形成のきっかけになり得るわけですよね。
スピーカー 1
まさに共通のゲーム体験を通じて地域内の一体感を醸成したり、あるいは地域外の人々にも岩手の魅力を伝えたりする手段としてもゲームは有効かもしれないと。
スピーカー 2
地域活性化の手法としてゲームを活用するという視点はもっと注目されても良いかもしれませんよね。
ええ。
地域の歴史とか文化をゲームのストーリーに組み込んだり、地域の景観をゲームのマップに再現したりすることで、プレイヤーに楽しみながら地域への関心を持ってもらう。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
そういうアプローチは観光誘致とか移住促進にもつながる可能性ありますよね。
AIの活用とその限界
スピーカー 1
ありますね。さらにもう一つ、ゲームと学びをつなぐ動きとして、図書館とゲーム部っていう活動についても触れられてるんです。
スピーカー 2
図書館とゲーム部ですか。これのまた興味深い組み合わせですね。
スピーカー 1
これはさっき名前が出た格闘系司書さんが関わってる実際の取り組みで、図書館総合展っていう大きなイベントでも紹介される予定だそうです。
この方は、この図書館とゲーム部の活動を個人的に応援したいと強く語ってるんですね。
その理由として、ゲームで得た興味とか関心を図書館にある豊富な本とか資料を使って、さらに深く掘り下げていく。
そういうゲームから地の探求へっていう流れが作れたら、それはとても理想的な学びの形じゃないかと。
スピーカー 2
なるほど。まさに地の拠点である図書館とエンターテインメントであり学習ツールでもあるゲームと結びつける所見ですね。
ゲームを単なる入り口として、より深い体系的な学びへと誘う。
これは図書館がデジタル時代の新しい役割を模索する上でも非常に資産に富んだ取り組みと言えるでしょうね。
スピーカー 1
ただご自身が住んでいる横浜の図書館では、まだそういう連携はあまり見られないと感じているみたいで。
スピーカー 2
ああ、なるほど。
スピーカー 1
だからこそ、この図書館とゲーム部みたいな先進的な取り組みがもっと広く認知されて普及していくことを応援したいっていう気持ちが記録から伝わってきましたね。
スピーカー 2
地域差っていうのはまあこういうところにも現れるんですね。
ゲームを通じた学びの機会がどこに住んでいてもアクセス可能になるのが理想ですけど、
現状ではまだそうした取り組みを進めている地域とそうでない地域があるということなんでしょうね。
スピーカー 1
さて、ちょっと話は戻りますが、テクノロジーの話、特にAIとの向き合い方についてかなり実践的な内容が記録されていましたね。
ここでのキーワードは、AIはとにかく使ってみることだと。
スピーカー 2
とにかく使ってみる。シンプルですけど、AIのような新しい技術に対してはこれが一番重要かもしれませんね。
スピーカー 1
ご自身でさまざまなAIツールを実際に試している様子が具体的に語られています。
例えばGoogleが提供しているAIノートツールのNotebookLMとか対話型AIのGeminiー、
これを使ってまさにこの記録している音声データそのものを要約させたり、
あるいはSBCast.っていうご自身が関わる配信の事前調査とか話した内容のまとめ作成、
さらにはタイトル欄の下書きとか関連情報の調査とか、本当に多岐に渡る場面でAIを活用しようと試みているんです。
スピーカー 2
なるほど、具体的な用途がいくつも挙げられてますね。文章生成だけじゃなくて、情報整理とかアイデア出しにも使っていると。
スピーカー 1
それだけじゃなくてですね、画像生成AIでイメージに合うイラストを作ってみたりとか、
サヌオAIっていう音楽生成AIでオリジナルのBGMを作ってみたりとか。
スピーカー 2
へー、音楽まで?
スピーカー 1
そういう使用経験も語られていて、まさに習うより慣れろおじいでいくスタイルですよね。
スピーカー 2
素晴らしいですね。多種多様なAIツールに実際に触れることで、それぞれのツールが持つ癖みたいなもの、得意なことと不得意なこと、
あるいは基盤になっているAIモデルによる性能の違いとか、
あとはAIに指示を出すプロンプトの工夫がいかに重要か、みたいなことをまさに肌感覚で学んでいる様子が伝わってきます。
スピーカー 1
使ってみないとそのツールの本当のところはわからないっていうのは、AIに関しては特に真実だと思いますね。
抽象的な説明を読むだけじゃ得られない具体的な手触り感が重要です。
スピーカー 2
そして、この方はAIを単なる効率化ツールとしてだけじゃなくて、何かに気づく可能性を上げるためのツールとして捉えている点が非常に興味深いなと感じました。
スピーカー 1
気づきの可能性を上げるですか?それはどういう意味合いでしょう?
スピーカー 2
例えば、ご自身の活動記録をAIに要約させてみると、自分ではすっかり忘れてた重要な発言とか出来事をAIが拾い上げてくれたり、
あるいは、自分では思いもよらなかった角度からの解釈とか、新しい視点を提示してくれたりすることがあると。
また、頭の中でぼんやり考えてはいたけどうまく言葉にできなかったようなことが、AIによってすっと的確な言葉で表現される、みたいな経験もしているようです。
スピーカー 1
なるほど。AIが自分の思考の壁打ち相手とか職場にみたいな役割を果たしてくれるということですね。
スピーカー 2
そういうことだと思います。自分一人の頭で考えているだけでは行き着かなかったような発見とか、思考の整理を助けてくれる存在としてAIを捉えている。
スピーカー 1
ただし、同時にその限界も非常に冷静に認識しているんです。
AIは、網羅的な情報検索、つまり、あるテーマに関する情報を完璧に、漏れなく集めてくるような作業は、今のところまだ苦手だと感じているようです。
ああ、なるほど。
悪夢で様々な可能性を提示して、気づきの確率を上げてくれるだけであって、その提案が常に正しいわけでも、完璧なわけでもない、的中率は100%じゃないと。
スピーカー 2
そこが重要な点ですね。AIの能力を過信せずに、その限界を理解した上で活用しようとしている。
スピーカー 1
だからこそ、最終的には人間力と掛け合わせることが重要だと結論づけています。
スピーカー 2
はい。
AIとの付き合い方
スピーカー 1
AIが出してきた結果を鵜呑みにするんじゃなくて、そこから何を選び取って、どう解釈して、どう自身の経験とか知識、判断力と組み合わせて活用していくか。
スピーカー 2
ええ。
スピーカー 1
そこが人間の役割であり、AIとうまく付き合っていく上での鍵になると考えているようですね。
スピーカー 2
まさに、AIを使う側の人間の知性が問われるということですね。
AIは強力なツールですけど、それをどう使いこなすかは私たち次第。
ええ。
まずはこの方のように、とにかく使ってみることから始めて、試行錯誤の中でAIの特性を理解して、人間がどう関与し保管していくべきかを見極めていく。
そのプロセス自体が、これからの時代に求められるスキルなのかもしれないですね。
スピーカー 1
今回、この5日間の音声記録を詳しく見てきましたけど、岩手での地域イベント参加から見えてきたネットワーク作りのヒントとか、テクノロジーがもたらすスキル格差っていう社会的な課題やの意識。
はい。
そして、そのギャップを埋めるかもしれないゲームの意外な可能性。
さらにはAIとの実践的な付き合い方まで、本当に様々な角度からの洞察に満ちていましたね。
スピーカー 2
ええ。一見するとバラバラなトピックのようにも思えますけど、全体を通して聞いてみると、繋がりとか学び、適応といった共通のテーマが緩やかに、でも確かにこれらの要素を結びつけているように感じました。
個人の学びと社会の繋がり
スピーカー 1
ああ、なるほど。
スピーカー 2
個人の日々の記録っていうミクロな視点から、社会とかテクノロジーといったマクロなテーマまでが、ごく自然に繋がっているのがすごく印象的でしたね。
スピーカー 1
特にテクノロジーとか芸をとか、どちらかというと効率化とか娯楽っていう文明で語られがちなツールを、いかにして自身の学びを深めたり、他社や地域との繋がりを豊かにしたりするために活用できるかっていう、その具体的な試行錯誤の中にたくさんのヒントが隠されていたように思います。
スピーカー 2
ええ、あなたはこの一連の記録からどんなことを感じましたか?
スピーカー 1
そうですね、やはりスキル格差を埋める手段としてゲームに着目する視点とか、AIを単なる答えを出す機械じゃなくて、気づきを促す触媒として捉える視点、これは特に視差に富んでいるなと感じましたね。
スピーカー 2
ええ、テクノロジーとの向き合い方を考える上で非常に参考になる実践例だなと思います。
スピーカー 1
さて、最後にですね、この記録を聞いてくださったあなた自身に問いかけてみたいと思います。
はい。
今回浮かび上がってきたように、ゲームとかAIみたいなツールを、あなたの学びや、あなたの周りの人々との関係をより良くするために、何か新しい形で試してみることってできそうでしょうか?
うーん。
この記録の詩のように、とにかく使ってみるっていうほんの小さな一歩が、もしかしたらあなたにとって予想もしなかった発見とか、新しい繋がりをもたらすことになるかもしれない。
ええ。
そんな可能性について、少し考えてみるのはいかがでしょうか?
22:24

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