国語力の必要性
ちえラジチャット、木曜日始まりました。今回ですね、フリートークということで、やっぱり国語力が必要なんじゃないか、と思った話をしようと思います。
ここ最近、SBCastでいろんな人と話をしたり、AIなどをソースしたり、プログラミングもそうですかね、そういうようなことをしていたりしてもすごく思うんですけれども、
やっぱり人と話すにしても、AIのプロンプトを書いたり、プログラミングの処理を書いたりするにしても、結局必要なのって国語力だなって思うんです。
国語力っていうか、表現力とか説明力とか読解力とか言うんですかね。
自分と違う常識を持っている人に、ちゃんと意図が伝わるように、言いたいことをまとめて伝える。
AIのプロンプトを書くにしても、ふわっとした質問にしは、ふわっとした回答しか返ってこないっていうのがAIなので、
プログラミングについても、やっぱり今は特にモジュールとか、いわゆる部品を組み合わせてやりたいことを実現するっていうシーンが多いんですけれども、
やっぱりそのモジュールのマニュアルをちゃんと読んだり、それが一番重要で、そこがちゃんとできていれば、多少数学力が劣っていようが、ある程度のところまでができる。
それが今のプログラミングだなっていうふうにも思います。
SBCASTみたく、こちらの分野と相手の活動分野が大きくかけ離れている場合っていうのは、より高い表現力が必要になるんですよね。
いつも通りの表現では相手に伝わらなかったり、変な誤解を与えてしまったり、不審感を抱かれてしまったり。
SBCASTの収録をしているときは、やっぱりそういうところの可能性が頭をよぎって、正直すごい緊張はするんですよね。
しかも、自分と相手ってとりあえず伝わったとしても、リスナーの方に伝わらない可能性があるわけですから。
一応プロでないにせよ、プログラムができて、そこそこITを活用しているっていう自分と、地域の課題に直面して、実際何かを行っているゲストの方と、どちらの背景も知らないリスナーの方。
その3つの背景の違いをなるべく意識しながら伝えるような言い方をする。
これってすごく表現力というか思考力が必要なものだと思うんですよ。
しかもこれをなるべく間を空けずに話をするんだからなおのことですよね。
この間朝日新聞ポッドキャストのイベントに参加して、ホストの方々にいろいろ話をしてすごく思いました。
まあ、毎日取材を繰り返して仕事をしてきているあの人たちにかなうわけがないんですが、
それでもそれなりにね、やっぱりあの人たちのせめて足元にはたどり着かなきゃいけないなとすごく感じます。
ITと国語力の関係
これってIT利活用全般に言えるのかなあなんていうふうにも思います。
コンピューターの知識を得てツールをちゃんと使えるようになる。利用知識を得る。
その上で情報を発信するとか、チャットで同僚と連絡を取り合うとか。
それって結構読解力、表現力、いわゆる国語力が重要になってくる。
むしろそれが一番重要なんじゃないかなっていうふうにも思ったりします。
自分の言っていることは多分ちゃんと伝わるんだ。自分の言っていることは誰かに響くんだ。
そういう自信がITツールを使った情報発信だとか、報告連絡につながっていくんじゃないかなあ、
ITの活用につながっていくんじゃないかなあなんて思います。
そこまで考えると結局国語力がないとITの活用ってできないんじゃないかなあなんて思ったりします。
だって結局コンピューター活用するって8割方誰かとの交流ですからね。
いかに多くの人にITの利活用能力を持ってもらうのか、そのための国語力を得てもらうのか、
そう考えるとますます自分のやることって方もないなあんだって思ったりしますが、
まあやらないとITの利活用ってできないだろうなあって思う。
今日この頃だったりします。
はい、というところで今日の話は終わりにしていきたいと思います。
明日は金曜日。週刊リテーマゲームについてお話ができればと思います。
ではでは。