プログラミング学習における基礎的な要素の必要性
ちえラジ Chat 火曜日始まりました。
今回はプログラミングについてということで、
プログラミングはどう学ぶのが正解なのかという話をしようと思います。
最近プログラミングの講師をやっているわけなんですけれども、
プログラミングってどこから勉強するのがいいのかなっていうのを
そこで話をしていて、すごく感じるところではあります。
例えば、プログラミングの基本的な構文、基礎的な要素、
フォア文とか配列とかコマンドライン引数とか、
こういう、確かに基礎は基礎なんだけれども、
今その仕組み使わないよね、みたいなものって結構あるんで、
そういうのことを教えるっていうことも結構あるんですよね。
フォア文使うじゃん、配列使うじゃん、とか言われると思うんですけども、
これプログラミングよくやってるとわかるかもですけども、
多分今ってフォアを使わずにフォアイーチとか、
列挙可能なオブジェクト、いわゆるイテレータブルなオブジェクトにひも付いた
ループ処理系のメソッドを使うとか、
そういうパターンが多いんじゃないですかね。
配列も、もちろんどの言語にもそういう要素ってありますけれども、
いわゆる要素を追加したり削除したりすることができない、
完全に長さが固定化された、昔ながらの配列っていうのがある言語って
そんなにないと思うんですよ。
例えば最近の言語はね、配列の何かの値をプッシュで加えたり、
ポップで削除したりみたいなことができるメソッドが付いてたりするんですけども、
それって昔ながらの、例えばJavaみたいな言語で言うリストオブジェクトなんですよね、
っていうふうに思うんです。
だから厳密に言えば配列じゃないよねっていうふうに思うんですよ。
だからそんな今じゃあ、果たしてこれら、配列とかフォア文とか、
そういう基礎的なものを教える必要ってあるのかなっていうふうに思ったりもします。
もちろんね、このフォアとか配列とかの考え方は、
それ以降のフォアイチとかリストとかのオブジェクトの礎になっていますし、
理解は必要なんだろうと思います。
ただそれは、ある意味自分たち古い世代の人間の意見であって、
今も本当にその理解がないとフォアイチとかリストとか使えないんですかって言われると、
本当にそうかなって思うところもあるんですよ。
昔のプログラミングと今のプログラミング、教え方の変化
今の世代には今の世代の覚え方って実はあるんじゃないの?
他の分野でよくあるんですよね、やっぱり。
え、なぜこれ知らないのにこれわかんの?みたいな、そういうの結構あったりします。
今の世代はそれで案外わかっちゃう。
だから実は今の世代のプログラミングの覚え方ってあるんじゃないかなって思うんです。
自分たちが教えているやり方は古いやり方なんじゃないかな、
大丈夫なのかなっていうふうに思うことがあります。
どんな学問でもそうかもしれませんが、
昔の覚え方が正しいとは限らないわけなんですよね。
もちろん基礎まで全て知り尽くそうと思えば、その辺の理解も必要になるんだと思います。
ただ、それって今じゃなくても良くない?っていうね。
ただでさえ覚えることが多くて混乱しがちな始めの第一歩の段階で、
そんな今時じゃないやり方を覚える必要ある?っていうふうに思ったりするんですよね。
じゃあどれがいいのかって言われると正直わかんないんですけども。
ただ、なんか今時のプログラミングの覚え方だったら何をするのかな、何をすればいいのかな、
最適なプログラミング学習法についての考察
これって本当に正解なのかなっていうふうにすごく興味を感じたりする。
今日この頃でございます。
というところで今日のお話はこれぐらいにして終わりにしていきたいと思います。
明日は水曜日SideBHCのウェブ配信についてですね、お話ができればと思います。
ではでは。