プログラミング授業の問題点
ちえラジチャット、火曜日始まりました。今回はですね、プログラミングについてということで、授業に向いたプログラミング環境ってなんだろうっていう話をしようと思います。
ちょっと期間が空いちゃいましたが、現在プログラミングの授業を中学生向けに行っています。
5日間、2時間などで、合計10時間ですね、の授業で、3、4、5日目は基本的に実習メインということで、今まで勉強したことを元になんか自由に作ってみようっていうね、
サンプルをいくつか提示しているので、そこをコピーしてもいいし、オリジナルで作ってもいいし、ご自由にどうぞって感じですかね。
で、今、実習の真っ最中で、これからどういうふうなものができるかなーって楽しみにしているところなんですが、
そんなプログラミング、ここ最近ほんと授業でやりづらいなっていう風に感じているんです。
プログラミングのコードって、側から見てると何やってるかわかんないんですよね。文字がちっちゃくて。
本当にうまくいく、動かないって言われても、画面に寄ってみないと何やってるかわかんない、何がおかしいかわかんない。
今回はJavaScriptなので、遠目から見てもある程度、画面見て、あ、この子うまく動いてないなっていうのがわかるんですけれども、
寄ってみないと全然何が原因なのかわかんないんですよね。
今回、環境として使っているWebメーカーは、コンソールがクリックしないと出てこない。
これはコードペンとかも同じなんですけども、やっぱね、ぱっと見対応しづらいときはあります。
だから、先生これ動かないんですって言われた時に、ぱっと対応できないんですよね。
で、時間がかかっちゃう。
特にシンタックスエラー、いわゆる公文エラーって言われても、どこの行がおかしいのかってのが書かれてないことがあるんで、
結局間違い探しになっちゃうことが多くて、必要以上に時間を送っちゃう。
こうやってみると、なんか今のプログラミング言語って、なんかあんまり授業に向いてないなってすごく思っちゃうんですよね。
今のプログラミング言語が学校で使いづらいなって思う理由は、実は他にもあって、
基本は文字ベースなので、理解していない段階で書き写すのってのがめちゃくちゃ大変なんですよ。
だから画面の通りにやってみてねっていう時に、やっぱりほんといちいちみんな画面に寄ってもらわなきゃいけなくなっちゃう。
文字を書き写すのってほんと大変なんですよね。
そしてそのためにということでフォントサイズを大きくしなきゃってなると、今度は自分も書きづらくなっちゃう。
あまり長いサンプルコードを書くとスクロールが出てきちゃうんで、ついてこれない人のサポートも大変になってきちゃう。
プログラミング教育の改善策
さっきのところもうちょっと見せてもらえますかっていうと、逆に先進んでる人が見えなくなっちゃうっていうね。
そんな問題が起こる。
この辺は多分分割して表示できるエディターを用意するとか、生徒の皆さん全員にサンプルコードが見えるようにシステム組むとか、
そういう風にいろいろ工夫すれば可能だとは思うんですけれども、
ただそういう環境を用意しなきゃいけないって言われると、今回見たのは特別授業で対応できないんですよ。
そういうことがない、例えばフローチャートみたいな感じでできるプログラム環境もなかなかないです。
スクラッチとかね。
でもスクラッチって実用性のアプリ化かけない。
だから両方を満たしてのもの、実用性があってかつフローチャートみたいな遠目から見てもわかりやすいものっていうのはないんですよ。
こういう版書的な授業とはめっぽう相性が悪い。
まあ今時版書じゃなくていいじゃんとか言われそうな気もするんですけども、
そんな年5回しかやらないもののために特別なフレームワークなんか用意できない。
結局プログラミング自体相性悪いねって話になっちゃう。
プログラマーって本当に学習環境のことあんま考えないなっていう感じがするんですけども、
正直そろそろこれまずいよねって思ったりするんです。
プログラミングっていうもの自体がもっと初めましての人に触りやすく、教えやすく、
使いやすい環境になってくれればいいな、しなきゃいけないなって今回のような構造をしているとすごく感じます。
というところで今日のお話を終わりにしていきたいと思います。
明日は水曜日ですね。
サイドビーチティーのウェブ配信についてということでお話ができればと思います。
ではでは。