不安との向き合い方
おはようございます。アスリートボディメイクメンタルコーチのぐっちです。今日は試合前に襲ってくる不安は才能の証。
向き合い方を変えるだけでパフォーマンスは劇的に上がる理由について話していきます。 このチャンネルではアスリートが心と体の両方整えて本来のパフォーマンスを最大化する方法を
認知科学、スポーツ科学の視点から解説していきます。 練習しても結果につながらない。試合になると急にパフォーマンスが落ちる。
食事体重管理が続かない。怪我やスランプでメンタルが揺れる。 そんな悩みを抱える本気で強くなりたいアスリートに向けて実践的な話を届けていきます。
参考になると思ったら是非フォローしてチェックしてください。 ここから本題です。まず結論。試合前の不安はなくす必要はありません。
むしろ不安があるというのは才能の証拠なんです。 なぜなら不安は本気で勝ちたい、もっと成長したいという強い欲求がある人にしか出てこないから。
適当にやっていい試合なら不安なんて起きない。 緊張も不安も全部向上心の裏返しです。
だからまず最初に言いたいのは 不安があるあなたはちゃんと本気で競技に向き合えているということ。ここを間違えないで欲しい。
多くの選手は試合前に不安を感じると不安を消さなきゃ落ち着かなきゃと思います。 でもこれが逆効果。
脳科学的には感じたくない感情を抑え込もうとすると逆に強くなるという現象があります。 いわゆる白クマ効果。
白いクマのことを考えるなと言われるほど白いクマを考えてしまう。 あれです。
不安も同じで抑えつけようとすると体はより緊張し 心拍数も上がり呼吸も浅くなる。
これがパフォーマンス低下の正体なんです。 じゃあ不安とどう向き合えばいいのか?
ここで大切なのが不安を倒す相手じゃなく情報として扱うこと。 不安は今の自分が何に反応しているのか
どんな準備が必要なのかを教えてくれるサイン。 例えば
ミスしたらどうしよう。これはミスのイメージが強すぎる。 相手が強い。
これは相手の情報だけを見ている。 調子が悪い。これは体の状態が不安定。
こういう内側の状態を教えてくれる信号なんです。 つまり不安は消すものじゃなく読み取るべきデータです。
認知科学的に見ると不安は未知や変化に対する脳の正常な反応です。 初めての大会。大事な試合。強い相手。プレッシャーが大きい場面。
パフォーマンスの向上
こういう場面では脳は危険かどうかを判断するために交換神経を高め 体を戦闘モードに入れます。
これが不安や緊張として感じられる。 つまり不安が出る
体が本気モードに切れ替わっているということでもあるんです。 ここで一つかなり大事な話。不安は必ず願いの裏返しです。
結果を残したいからこそ不安になるし、成長したいからこそ怖くなる。 認められたいからこそ緊張する。
願いも欲求もない人は不安すら感じません。 だから不安を感じているということはあなたの内側に強い願いがあるということ。
これを理解するだけでも不安の捉え方が変わります。 スポーツ心理学では適度な緊張がパフォーマンスを最大化すると言われています。
リラックスしすぎてもダメ。不安が強すぎてもダメ。 ちょっと緊張している状態が一番パフォーマンスが高い。
つまり試合前の不安はあなたを最高のゾーンへ近づけるスイッチでもあります。 だから抑え込むんじゃなくて味方にすることが大切です。
ここで今日一番伝えたい部分。不安が強くなった時に自分にこう問いかけてほしいです。 この不安は何を教えようとしている?
本当に危険なのか?それとも未知なだけ? この不安の奥にどんな願いがある?
この質問を投げると不安は敵から情報に変わります。 これだけで心の負担が一気に軽くなる選手が多いです。
不安をなくすことが目的じゃなくて不安の意味を捉え直すこと。 これができるようになるだけで試合前の心の状態が安定してプレーの質も大きく変わります。
不安そのものではなく不安との向き合い方がパフォーマンスを制するんです。 もし今日の話を聞いて
試合で実力を発揮できるメンタルを身につけたい。 自分の不安の正体を知って競技力を伸ばしたい。
そう感じたアスリートの方は個別のサポートも受け付けています。 体作り、メンタル、習慣の3つの方向から本気で競技力を伸ばしたい選手をサポートしています。
興味がある方はプロフィールのリンクから相談してください。 ということで今日は試合前の不安は才能の証というテーマでお届けしました。
不安は敵じゃなく味方にできるエネルギー。 向き合い方を変えればパフォーマンスは必ず上がります。
ではまた次回の配信でお会いしましょう。 アスリートボディメイクメンタルコースのぐっちぃでした。