考えすぎることの影響
おはようございますアスリートボディメイクメンタルコーチのぐっちです。今日は練習で結果が出ないのは技術不足じゃない
考えすぎて動きが鈍るアスリートが瞬時に切り替える 思考リセット術というテーマで話していきます
練習になると頭では分かっているのに体がついてこない フォームや失敗ばかり気にして動きが固まる
そんな感覚がついているなら今日の話はかなり刺さるはずです このチャンネルでは体作り、メンタル、習慣
この3つの視点からアスリートが本来のパフォーマンスを発揮するための土台作りについて発信しています
筋トレや練習量だけでは変わらない部分 つまり心と体の使い方をアップデートして結果につながる競技人生を作っていくための
ヒントを届けています もし今回のテーマに少しでもピンときたアスリートはぜひフォローして次回の配信も受け取ってください
考えすぎて動けないアスリートの共通点 僕のところに来る相談でよくあるのがフォームを意識しすぎてスイングが遅れる
ミスを引きずって次のプレーまで固くなる 失敗が怖くて思い切り振れない投げられない
こういう状態です このタイプの選手には共通点があります
うまくやろうとしすぎる完璧に決めてからプレーしたい ミスや失敗を極端に避けようとする
一見すると真面目で意識が高いとも言えますが裏側では常に未来の失敗を想像している状態になっていることが多いです
つまりここで ボールを打つ投げる守るのではなくミスしたらどうしよう
監督に何か言われるかなと頭の中が未来に飛び続けている これが動きを鈍らせる大きな原因です
思考そのものは悪者ではありません ただプレー時に考えすぎることが問題になります
頭の中で情報処理する情報量が増えるほど脳は安全に行こうとブレーキをかけます つまりうまくやろうとする思考がそのままパフォーマンスのブレーキになっている状態です
練習後にドッと疲れるのに今日も結局納得いくプレーが少なかったと感じるなら 技術よりも先に思考の使い方を見直す必要があります
では考えすぎて動けないループから抜けるにはどうすればいいのか ポイントは一つ
失敗イコール悪いことという前提を手放すこと 多くのアスリートは
ミスした評価が下がる 結果が出なかったらレギュラーが遠のく
失敗イコール成長してない証拠こんな風に思い込みがちです だからこそプレーの前から頭の中でシミュレーションをしてしまう
でも少し視点を変えると僕たちが失敗と呼んでいるもののほとんどはただの結果や 事実なんです
例えばこの打席で三振した このイニングでミスをした
この練習でミスが多かった これはあくまで事実です
ところがそこに自分は勝負弱い メンタルが弱い
自分には才能がないといった解釈をくっつけてしまう この事実と解釈がごちゃ混ぜになっている状態が思考のエネルギーを奪っています
競技の世界にいると一つのプレーに対して評価がつきます 監督コーチの言葉
チームメイドの反応 スコアや数字
こうした評価と自分のプレーを常に結びつけてしまうと頭の中はずっと意味づけでパンパンになります
今のプレーはダメだったまた評価が下がったかもしれない これをずっと続けていると体が疲れているわけではないのに
頭だけが異常に疲れている状態になります これがアスリート版の思考疲れです
思考リセットのステップ
ここからが今日の核心です考えすぎて動きが鈍るアスリートがプレー中に瞬時に 切り替えるための思考リセット術をお伝えします
ステップはシンプルに3つです ステップ1事実だけを口に出す
まずミスや納得いかないプレーをした後頭の中でごちゃごちゃ評価するのではなく 事実だけ短く言語化します
自分はダメだやっぱりメンタルが弱い こういった評価ワードを一切入れずにプレーの事実だけを切り取る
これだけでも頭の中へのノイズは必ず減ります ステップ2意味づけを自分で選び直す
次にその事実に対して自分で意味づけを選び直します 野球でいくと例えば振り遅れたこれは次はタイミングを早めるチャンスだとか
リリースが前に行き過ぎた これは指先の感覚を修正する材料が増えた
こうすることで失敗ではなくデータとして扱えるようになります これを続けていくとミスが怖いものではなく成長の材料に変わっていきます
ステップ3意識を次の1球次のワンプレー に戻すワードキーワードを決めておく
意識を今ここに戻すための合図となる言葉を一つ決めておきます 例えば
次の1球 目の前
一歩目 自分の競技やポジションに合わせてしっくりくる言葉を一つ決めておいてミスした後や考え
すぎていると感じたら事実だけを言う 前向きな意味付けに変える
最後にそのキーワードを心の中で唱える この3ステップをセットで行う
これを習慣にしていくことで考えすぎて固まる選手からすぐ切り替えられる選手へと 変わっていきます
もちろんいきなり完璧にできなくても問題ありません 僕自身現役時代はかなり考えすぎる側でした
一つのミスをずっと引きずってまたやったらどうしようと頭の中でリプレイし続けていた タイプです
でも事実と解釈を分けること意味付けを選び直すこと この2つを意識し始めてからプレイ地の切り替えが圧倒的に早くなりました
大事なのは考えすぎる自分がダメなんじゃないということ 考えすぎるのは真剣に競技と向き合っている証拠でもあるので
あとはその思考の向け先を変えればいいだけです もし今日の話を聞いて自分も練習で考えすぎて動けなくなる
ミスした後に切り替えるのが苦手 そんな風に感じたアスリートがいれば個別の体験セッションも受け付けています
あなたの思考のパターン、プレースタイル、体作り この3つを一緒に整理して
練習でも試合でも力を発揮できるメンタルと体を作るサポートをしていきます 興味があればプロフィール欄のリンクからチェックしてみてください
技術も大事ですが技術を発揮できる体と 心の状態を作ることはもっと大事です
この音声が自分のプレーと向き合うヒントになれば嬉しいです それではアスリートボディメイクメンタルコーチのぐっちぃでした
今日もいい一日を!