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2024-05-25 14:11

♯8「クラファンで1000万円超えの裏側」

クラウドファンディンしたら、簡単にお金集まるんでしょ?って思ってる方、舐めちゃいけません。1000万円、1000人を超える支援を集めた裏話し…教えちゃいます。

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さあ始まりました、タダの箱庭ラジヲ。
前回は、タダの箱庭プロジェクトの誕生秘話について、
桃太郎的仲間集めのね、
どんな仲間をこうやって集めていったのか、
っていうことをお話ししました。
そして今回はですね、そんな中で1000万のね、
本の制作費用がかかるということで、
挑戦した大型のクラウドファンディングの時のお話をしたいなというふうに思っています。
クラウドファンディングって、もうね、皆さんお分かりかと思うんですけど、
自分でね、夢だったり、プロジェクトを世に提案して、
それに賛同してもらう人からですね、先に資金を集めてプロジェクトを始めるというような、
新しい資金調達の形というかね、そういったシステムなんですけれども、
これ実はですね、僕、最果てで村作りをした時も、
大概村作りって言ったら自分たちで考えて、そして物事を作っていくじゃないですか。
自分たちのことなのでね。
ただ、最果てというコミュニティ自体ちょっと特殊な社会実験の一つだったので、
村作りの民主化じゃないですけど、こういうアイデアいいんじゃないっていうのを、
住人じゃない人も問わずですね、クラウドファンディングで企画をみんなで投げかけてみて、
それがみんながいいね、村にあったらそれいいんじゃないとか、
例えばゲストハウス作るとか、染色工房作るとかね、マッサージ施設を作るみたいな、
そんな形でクラウドファンディングを立ち上げ、そしてみんなから資金をいただきながら作っていって、
そのお返しとして、できたゲストハウスに泊まれるよとか、作った藍染の作品を送りますよみたいなね、
そんな形でやっていたんですが、その時の経験もあり、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
ちょうどそのタイミングでですね、ボーダレスジャパンというソーシャルグッドなプロジェクトを支援しているような会社があるんですけれど、
そこが言ったらプロジェクトオーナーというかね、こういうのをやりたいというオーナーに対して、
クラウドファンディングの会社は手数料を取るわけですよ。
だいたい安いところで10%、大概20%くらいクラウドファンディングの会社が手数料としていただくようなビジネスモデルになっているんですが、
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そうすると結構取られるわけですよ。
特に大型のクラウドファンディングだと、1000万達成しても200万は会社に手数料として渡さないといけないので、
そこが結構ちょっとネックだったんですよ。
ただその時にボーダレスジャパンがですね、今4goodっていうクラウドファンディングのサービスを立ち上げてるんですけど、
ソーシャルグッドなプロジェクトに特化したクラウドファンディングになっていて、
その結果支援してくれる、例えば5,000、1万円で支援してくれる値段の方に手数料を乗っけるという形になっていて、
つまりこれはですね、プロジェクトの発起人というか、プロジェクトオーナーからは手数料をいただけませんよっていうようなシステムで、
ちょうどそのサービスが公開されたばっかりだったんですよ。
ちょうどこのタイミングで僕らにとってはありがたい仕組みだったので、
ぜひということでお話しさせていただいて、4goodさんの方でプロジェクトを公開することになりました。
ただ向こうも1,000万の大型プロジェクトっていうのは当時まだ経験もなくてですね、
その中で僕は結構それまでにいろんなクラウドファンディングを支える側として支援していたりとか伴奏したりっていうのを仕事でもやっていたので、
クラウドファンディングどうやってやっていくかっていうのはだいぶノウハウもたまっていたので、
それをフル動員する形でこのプロジェクトを立ち上げたんですね。
これクラウドファンディングしたことある人にはすごいよくわかるんですけど、
プロジェクトを立ち上げてネットでポンって出したら、みんなが勝手に見てくれてお金がボンボン集まってくるみたいな風に思っている方が結構いて、
これ僕もやる前はそう思ってたんですよ。
あっという間に集まるんだろうなみたいな。
僕一番最初やったときなんていうのは150万円かなの目標金額でやったんだけど、
言ったらね、よくクラウドファンディングで言われているのは公開して1週間のうちに30%から40%達成しているっていうのが大事だから、
初速すごい頑張ってねみたいな。
一人一人にお願いしてねみたいなこと言われるんですけど、
僕当時そんなもんね、こんなもん言ったらどんどんすぐ集まってくるんだろうなと思ったら、
案の定ですね、全くお金が集まらず、
1回目やったこの箱庭のプロジェクトの前ですけど、
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やったときなんかもうほんと残り2日で100万足らないみたいな。
150万のプロジェクトで残り3日で100万、あと100万みたいなね。
それで慌てて言ったら、
Facebookのメッセンジャーでみんなにね一斉送信ですよ。
コピペして繋がられるところバーってやってたらですね、
200人当時かな200人ぐらいメッセージを送ったところですね、
スパム扱いをされてしまってですね、アカウントが凍結させられるって、
どうやって連絡もできないしみたいな、
すごいピンチに陥った経験があったので、
とにかくこれねクラウドハンディングやる人にはぜひ覚えておいてほしいんですけど、
もう準備8割、公開する前に、
例えば1000万だったらそのうち7割ぐらいはね、
支援するよっていう約束を取り付けてからプロジェクトやるんですよ。
なんか裏話してちょっとね、夢を崩してしまったら申し訳ないんですけど、
ということですね、僕はこれ1000万の大型クラウドハンディングを挑戦するってなったときに、
まずね700万を目標にして、
もう確約を取るっていうところから準備を始めました。
なのでもう事前にあらゆる特に誰でもいいわけじゃないんですよ。
本当にこのプロジェクトに賛同して応援してくれるような人を思い描いて、
それに合う人に絞って言ったらヒアリングして話をしていく。
そしてこのプロジェクトをクラウドハンディングも2種類のタイプに変えたんですよね、支援する形を。
どういう形かというと、1つはこのプロジェクトの本を作るっていうので1000万必要なので、
言ったら100人がこの本を作り手として人を集めようと。
なので1人10万円ですね。
10万円出してくれる100人をまず集めるっていう枠と。
逆にこれ1万冊作ってこの招待状を僕たちで手渡してくるのも大変なので、
配るよって言ってくれる仲間も必要だったので、
じゃあ配る仲間は1000人集めようみたいな。
そういうクラファーの設定にしました。
なのでリターンもこの2つしかない。
作る側で10万円出すか、配る側で参加するか。
これはもう本当に安くて誰でも参加できる値段設定でしました。
これは配る方は3000円支援してくれたら3冊送りますと。
なのでそれをみんなに配ってください。
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5000円支援してくれたら5冊渡します。
1万円支援してくれた人には10冊送りますみたいな形でしたわけです。
なのでクラファーでやったのはほぼ配る人1000人。
この1000人っていうのもクラウドファンディングって支援者数と支援金額っていうのが
このプロジェクトを支える大きな指標なので金額としては1000万。
そして関わる人は1000人っていうね。
その大きな目標を立てることでプロジェクト自体にいったら注目を集めるというか、
クラファンってどうしても資金調達のためのツールとして考えてる人が多いんですけど、
本当にね上級者はPRというか広報のためにやったりするんですよクラウドファンディングって。
いわゆる仲間を共犯者ってね、キャンプファイヤーの家入さんがよく使ってたワードなんですけど、
とにかく仲間を集めるためのきっかけとしてこれを利用する。
そういった形で僕らも考えて設定してやったんですね。
なので事前に僕はこの100人のうち70人も10万出すよ勇気があって、
行ってくれる人を最初にとにかくいろんな人に会いながら、
何だったらリアルに会いに行ってくどいていく。
そして実際にクラウドファンディングがリリースするタイミングに70人確保することができていたので、
このプロジェクト、ただの箱庭恋プロジェクト、僕ら二つの世界に生きていて、
ごちゃ混ぜにしているから僕らなかなか生きづらいんだっていうね。
だから一種のある存続感情のない世界っていうものを作ったら面白いんじゃないみたいな、
すごいあやふやな漠然としたプロジェクトだったにもかかわらず、
リリースして公開してから1週間のうち700万以上の支援金がバーンと入ったわけですよ。
ネットでどんどんどんどん一気にただの箱庭プロジェクトにお金が集まってくる。
それが何よりのプロモーションというか宣伝になったわけですね。
それを見ていた人たちはなんだなんだと、
なんかすごいことが起こっているぞと。
それにこのプロジェクトに参加するには本を手に入れないといけないらしいと。
じゃあこれもう配り手として参加するしかないよねということで、
その配り手もどんどんどんどん決まっていって、
最終的に1ヶ月もかからずに1200人くらいかな、
クラウドファンディング上では1100人くらいの賛同者と、
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そして10万円出してくれる人が結果98人とかだったかな。
人が決まりですね。
結果1200万以上の支援金額を達成し、
そしてその年のボーダーレスジャパンが選出する社会解決型プロジェクトの最優秀大賞を受賞するという名誉ある賞もいただきまして、
ただの箱庭というプロジェクトがバーンと世に示されたというのが、
このクラウドファンディングを通して1個また違うもう1つ上のフェーズに入っていったんじゃないかなというふうに思っています。
クラウドファンディングもすごいいろんなテクニックというか仕込みがあって、
このプロジェクトはサクセスしたのもあって、
そういったことでもまたお仕事をいただいたりも今もしてるんですけど、
本当はクラウドファンディングの準備がとても大事ということを伝えていきながら、
お時間になっていったのでクラウドファンディングの話はここまでにしたいなと思っています。
そして次回はですね、何を話しましょう。
毎回ちょっとアドリブで、これ実は台本一切なしで一発撮りでずっと収録をしているので、
次何話そうかなと思ってるんですが、それもちょっとね次回のお楽しみということで、
今日はこの辺で失礼させていただきたいと思います。
今日もありがとうございました。
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