00:05
たべものラジオです。
はい、たべものラジオです。
シーズン途中だからね。
そうですね。
叫ぶこともないかなと思って。
いつも全力で、山に響くほどに叫んでますからね。
ヤマメコで逆にエコーかかるからね。
あれ実はヤマメコのエコーなんだよ。
うちのエコー全部山なんで。
実際怒るけどね、本当に。山あるから。やったことあるけど。
ひでえな、原始的だな。
よく撮ってなんてか言ってくれよ。
今回はお知らせを最初にさせます。
はいはい。
お知らせ2つあってですね。
1つ目、ポッドキャストウィーケンドに行きます。
行きます。
店休んで。
遊びにね。
遊びにね。
2022年の10月の1日。
場所は東京の下北沢で、
11時から18時で、
入場料無料なんだよねここはね。
ポッドキャスターさんが結構集まるイベントで、
僕らもTwitterとかで絡みのあるポッドキャスターさんが結構来るので、
行こうかなと思って。
ちょっと見てみたいですね。
第1回の時、3月頃にあって、
その後にあるのは知ってたんだけど、
3月はもう行けないねってなってたんだけど、
次はいけるかなって思っていたらですね、
出店をしたいなみたいなのもあったんだけど、
これはお声掛けいただかないと無理だと思ってたの。
思ってましたよ。完全に。
と思ってたら、これ次戦なんでね。
ツイートしたらさ、次戦OKですって返ってきたよね。
7月とかにはもう特に染み切られててさ、
全然気づかなくて。
なので、本当にうちもね、
味噌汁とご飯出したらええんじゃないかっていう。
飲食店強いからねそういうのね。
思ってたんだけど、完全に逃したので、
せめて行ってやろうじゃないかと思って。
そうですね。
1位リスナーとして会ってみたい人たち。
ツイッター上で絡んでるけど会ってないポッドキャスターさんいますんで。
そうなんだよね。
特に出店で出てるのがトッキーマッシュさんとかね。
月曜トッキーマッシュさん。
結構聞いてて面白いなと思ってて。
その辺の方とか、あとクロップスさん。
農家の種の。
あと、ただいま発行中。
はい、小倉ひらくさんね。
僕よく聞いてますよ。
よくお話に出る。
あとラジオトークもね。
そうですね。最近やってないなラジオトーク。
30分しかできないじゃんライブ配信。
僕ら尺長いからな。
そうなんだよ。それでね、
最近ラジオトークさんにお声掛けいただいて最初の頃に。
やり始めたんだけど、なかなかね、
尺収まんないってことに気づいて。
延長チケットいくら使っても足りないからさ、毎回毎回。
これは申し訳ないなってことで、
最近はできてないっていうのもあって。
03:01
あとは仏坂さんね。
性別ざっくり紹介するラジオ。
仏坂さんもよく絡みがあるので。
俺は個人的に好きだよ。
そうだね、あなた特に好きだね。
ラインサンプとかも買ってるし普通に。
他にもサイエントオークさん、レインさんとかね。
サイエントオークさんね。
僕はノート職のラボラジオ、TTさんね。
TTさん絡みよくしてるもんね。
そうそうそう、お互いにちょろちょろっと軽い絡みしてますね。
結構研究職だもんね。
うちの化学の部分とか一緒にやってもらったらいいなって思いつつ、
なかなかコラボができないというか。
いいな、コラボりたいな。
コラボっていうか普通に聞きたいんだよね、こっちがね。
普通に質問したい。
普通に緊急車として出てほしいぐらい。
クラッシーFMさんとかいろいろいらっしゃるんですけど、
一応そこに行きますという宣言だけをして、
店をもう休みにしますと決めましたんで行きます。
じゃ行きましょうか。
二つ目のお知らせがすぐなんですけど、
9月の1、2、3の3日間で東京で行われるSKS JAPANという
SKS JAPAN 2022っていうスマートキッチンサミットの
イベントで登壇することになりました。
お誘いいただいたのは結構前なんですけど、話を聞いていたらね、
だいぶ大きなイベントで、
我々そこで1時間もないか40分ぐらい喋るということで、
SKS JAPANどんな感じっていうのは。
これ要はあれですよ、
豆腐のシリーズの前のフードテックで喋ってたような内容あるじゃないですか。
あれのもうすげえレベルアップした幅広くしたやつですよ。
そうね。
そもそもこのスマートキッチンサミットJAPANは
日本だけでやってるわけではないですよね。
そもそもアメリカで始まって、
立ち上げた方がいらっしゃるんですよ、マイケルさんっていらっしゃって、
彼とうちのリスナーさんであるシグマックスの田中さんが
JAPAN版も立ち上げたいということでされて、
今世界中何カ国かでこのSKSっていうのがあるんですって。
アメリカも2拠点ぐらいあるし、ヨーロッパでも何カ所かあるし。
そのうちの日本版、えぐいっすよ、この登壇者メンバー。
フロアに現地に来る方々も食産業としては相当すごい人たちばっかりなんで。
出店とか見てるとすごい入ってくというか、もう最先端だよね。
最先端のテクノロジーでベンチャー系の方々もいらっしゃるし、
既存の大手企業の方々もいらっしゃいますし、
最先端テクノロジーと今までの経負をちゃんと踏襲してとか、
あとこの先、食ビジネス、ビジネスだけに限らないかもしれないですけど、
06:02
食って人類とどう関わっていくのか、一緒に考えてどう作っていくんだっていうのを話し合うような、
そういうコミュニケーションを作るための空間というような感じに僕には見えるんですよね。
どんな人と会話が弾むのか、どんな出会いがあるのかっていう意味でもめちゃくちゃ楽しみですし、
アジェンダ出てないんですけどね、
1日目にどの時間に誰が喋るっていうの全部一覧あるんですけど、
いいのかな、ど真ん中だけど僕ら。
2日目の何時だっけ、11時半から30分間です。
なんかすげえとこに挟まってるな。
食の歴史を独自の視点で解説する人気ポッドキャスト番組食べ物ラジオ、
すごい紹介から始まってるけど、
人文知が食ビジネスにもたらすインパクト、
歴史から見えるフードテック事業へのヒントっていう、
すごいなんかすごいなんかたいそうな名前がついてますけど。
そうですね、いいのかな。
人文知は面白いってよく田中さんが言ってくださるんで、
この辺は僕らも自由にやっていいよって言われてるんで、
本当に暴走したらきっと田中さんとか岡田さんがシグワクシスの方が止めてくれると
信じて僕らは暴走しに行きます。
ということでですね、
これは現地の参加3日間のまとめてのチケット、
会場チケットの方はちょっと値段張るんですけど、
1人7万円だったかな、で行くんですけど、
こっちの人数の制限があるので、もうそうたくさん残ってないらしいんですけど、
あとオンラインの方は無限に参加できますので、
特にね食産業に関わってらして、
この先の未来を一緒に考えてみたいとか、
そういう材料を拾うという意味では、
AIだとか本当物理的なテクノロジー、
あとバイオテックもそうですし、今までの食文化だとか、
人類と食とはそもそも何かみたいなところも含めて、
いろんなコミュニケーションがある場だと思うので、
勉強の意味ではマイナスになることはないと思いますね。
そうね、企業の方もいろんな技術を持ってきて、
まだまだ研究中のやつとかも言ってくださるみたいな。
今回は行く前に、一応行くよっていう告知をしつつ、
スマートキッチンサミットジャパンがどんなもんかっていうのを、
僕らの視点からザクッと言いましたが、
行って帰ってきたらね、レポート、感想回撮ろう。
感想回ね。撮りたいね。
あれこだった。もし現地が可能だったら、
ちょっとガヤガヤ感の中で音源だけ撮ってもいいかもね。
そうね、音源は撮りたいよね。
一応相談のところは音声を撮るつもりではいるんだけど。
一応オッケーいただきましたしね。
まあどこまで出せるかわからないですけど。
まだちっちゃいカメラ持ってて、「はい、行ってきまーす!」とか、
そういうユーチューバーもどきのこともやってみたいけど。
09:00
そうね、企業ブースさんとかも出てくるところがあれば、
動画で僕ら一緒に映ってもらって、
いろんなニュース番組的なのもできたらなと思いつつ、
企業ブースさんもすげーもんななんか。
すごいよね。
すごいすごい。もうみんな興味ある。
ペットラインパートナーズは、
味の素さん、ベースフード、NTTデータ、サントリー、東京建物。
などなど。
などなど。
これ読んでたら本当に普通に、ただ読み上げるだけになっちゃう。
すごいよね。
はい。
ということで、9月1日から僕らは3日間行ってきます。
はい。僕らが出るのは2日ですが、
行ってもいいよってことだったので、
3日間がっつり勉強していきたいと思っております。
そうね。ここはしっかり勉強して収録もして、
そうですね。
皆さんにもうちょっと面白い話もお伝えできれば、
もうちょっと進化できるかもね。
そうですね。もっともっと深掘りできるように。
死んじゃう。
わかんない。俺めっちゃ機械とかめちゃくちゃ聞いてるかもしれない。
あ、いいじゃん。そしたらさ、
俺人文的なね、過去の系譜話すから、
なんかテクノロジー系とかバイオテックとか話せば。
番組的には負荷もあるじゃん。
俺の負荷変わらないから。
確かにね。
いや、俺編集にプラスそこの勉強入ってきちゃうよ。
いいけど好きだから、いいんだけどさ。
俺もだってCテクとかさ、そういうのはよく仕事でチラッといったりしてたからさ。
好きだよ。
いいじゃないですか。
そういうこと。ホビー賞とかさ。
はい。
入り浸ってたから。
いいじゃないですか。
それいけますね。
誰が聞けるかな。
これワンチャンあれじゃないですか?
豆腐の最新テクノロジーを使った豆腐みたいな話に差し込んじゃうんじゃない?
どう?気になるよね。
気になるね。
機械でどう作ってるのかっていうね。
その仕組みとか流通経路とかさ、いろんな収穫方法とかめちゃくちゃ気になるよ。
最近ピーマンのロボットが収穫ロボットだけっていう話がツイッターで見かけてちょっと気になっちゃった。
そうなんだ。
じゃあ今度本編のシリーズの中で野菜やったらさ、途中で1本か2本俺が聞く回があっていいね。
頑張るよ。ちょっと調べていくよそこは。
ぜひ頑張ってみて。
頑張ります。ということで本編いきたいと思います。
泣き始めたな。
夏だね。
夏だね。
はい、食べ物ラジオです。
はい、食べ物ラジオです。
ちょっと先にね、リスナーの皆さんにね、少しお詫びをしなきゃいけなくて。
はいはい。
最近の配信がマジで音飛びが激しいっていう。
ああ、ですね。
なんでか知らないけどね、プレミアプロで編集を最後してるんだけど。
12:03
はい。
なんかね、書き出しがバグるんだよね。
うん。
で、音がね、途中でこうポニョポニョって飛ぶんだよね。
チェックはしてるんだよ、ある程度。
はい。
してるんだけど、なんか直ったと思ったらまた別のところが音飛びするっていう。
うーん。
無限ループになってて、もうちょっとね、しょうがないんで。
あれ?マック。
マックブックプロを買いました。
あら?俺も今初めて見ましたけど。
まあ中古なんだけどね。
はいはい。
中古で2020のM1のシリーズを買って、これできっと改善されるのではないかと。
はい。
あの、iPadで安い。
うん。
中古で。
はい。
っていうね、お知らせでした。
結構最近2B投資なんか頑張ってますよね。
だってしょうがないんだよ。これだって今まで編集してたパソコンがね。
はい。
筐体が何キロなんだね。3キロ近いんじゃないかな。
うん。
あれを持ち運んでさ、やってたんだけど、持ち運びもできないから早々に。
うん。
ずっと事務所でね。
うん。
ほぼ1週間のうち2日ぐらいしか家に帰らず作業してるわけですよ。
はい。
いい加減家帰りたい。
そうっすね。
そうっすね。
僕と違いますからね。僕は本とiPadがあればなんとかなりますから。
そうね。
勉強はね。
まあ家も近いからね。
まあそうですね。店直結なんで。
そうなんだよね。俺めっちゃ離れてるからさ。
持ち運びエグいのと、それで何回か俺ヘッドホン壊したりしてるから。
持ち運びのせいで。
はい。
なんでその辺を改善してこれからもう少しスムーズに体を潰さずに
そうですね。
負担をかけずにできるかなと思います。
そうですね。それもって今回前回からですね。
マイクもバージョンアップしてますし。
そう。動画見てる人しか多分気づいてない。
なんかすごいマイクになってる。
すごいマイクだよね。本当に。
まあちょっとセミの音がね聞こえるのは単純に昼間収録してるっていうのもあるんだけど。
今回と前回か。
そうですね。
なんだけど音が良くなってるといいなと思いつつ。
はい。
これで良くなってなかったらちょっと泣けるけどね。
いくらかけとんねんっていう。
マイクが良くなった分編集コストが下がるといいなっていうことですよね。
そうね。まだ編集してないけどこれからちょっと試してみようかなと思います。
ということで前回からの続きです。今回は
豆腐日本伝来です。
日本伝来。
まずごめんなさい。日本伝来の話をする前に
だいぶ前の話で僕一個言い忘れがあったのでちょっと補足しておきますね。
豆腐シリーズの第3回目かな。
3回目。
竜庵の豆腐発祥伝説の解説を初めてした時に
祖食という人物を挙げているんですよ。
15:03
祖食ね。
豆腐のことについて記述残したよ。こんな人いたよって話をして
別名祖豆腐って言って
豆腐という言葉がついた料理がありますよという意味で
料理業界にそこそこインパクトを与えた人ですよっていう解説をしています。
その時に豆羽豆腐、平たく言うと揚げ豆腐のお下しみたいなやつですね。
豆羽肉っていうのを揚げたんですけど
多分ねピンときてる人少ないと思ったんですよ。
豆羽肉って言っちゃったから
豆羽肉ね。
って感じだったと思うんですけど
日本語読みすると豆羽肉なんだけど
中国語読みした方がみんなピンとくると思うんですけど
トンポーローのことです。
トンポーロー
こっち言えばよかった
これはね
トンポーローは言ってほしかったね
はい、ごめんなさい。
ちょっとね、打足ですけど
ほんとチップスでしかないんですけど
言い忘れたなと思って
祖豆羽さんのあだ名ね
あだ名みたいな感じだったよね
豪ですね
祖食さんのあだ名みたいなのが
祖豆羽
で、豆羽肉、トンポーロー
そうです
ここはね、飛ばしちゃいけなかった
言っとけよって話なんですけど
すいません
ほんとごめんちゃう
最近ちょいちょいあるね
ちょいちょい情報詰め込みすぎて
忘れとるね
そうですね
肝心ないいとこ
はい、ということで
気を取り直して日本に行きます
はい
日本に連来した時期はいつかというとですね
はっきりしてません
はっきりしてない
奈良時代から鎌倉時代のどこか
奈良から鎌倉?
奈良時代が始まったのが710年ですね
なんと立派な平城京ですね
間に平安時代が
ナクヨウグイスで始まりますね
794年
あったね
で、1185年から鎌倉時代になって
1333年
一味散々で覚えたと思いますけど
鎌倉幕府滅亡と
つまり710年から1333年の開きがあるんです
広いな
640年あるんです
640年
1300年前ぐらいから?
600年前?
めっちゃ広くない?
めっちゃ広いんです
もう2倍だ2倍
この間のどこかです
どこか
説がいっぱいありますんで
そうなんだ
ちなみにこれ中国の王朝時代に合わせるとですね
奈良時代っていうのは主に唐です
唐
唐時代ね
平安時代っていうのはまたがってまして
唐の終わり頃中期から間に
五大実国時代っていわゆる戦乱期ですね
を挟んで宗の時代に這いかけるところまで
で鎌倉時代になると
宗も南宗っていってね同じ宗ですけどね
18:00
宗の時代から元
モンゴル帝国ですね
モンゴル帝国
元寇で日本が攻め込まれて
それがきっかけで鎌倉幕府が滅びますので
ああそうなんだっけ
なので中国の歴史で見ても
めっちゃ長いんですよ
唐から元までなんで
ああ
で僕なりにこれどれやって
どの辺がいわゆる事実っぽいところなのかな
っていうのをちょっと考えてみたんですね
まず奈良時代だとして
唐ですよね
でこの時代他の食品とかで言ったら
何があるかっていうと
お茶がブームの時代です
お茶がブーム
中国で
おお中国で
陸羽という人が
760年に茶経というのを書いてですね
茶経
お茶の飲み方とか
ちょっとした作法みたいなこととか
抹茶の前身みたいなものが出てきて
それが中国との
僧侶の間でブームになって
そのブームになってるところに空海が行って
空海がお茶飲んでいいねって
っていう時代感
あったねお茶シリーズで
ありましたよね
中国がお茶ブームだったってあったね
それが日本で言うと奈良時代ぐらい
ですから始まって
その終わり頃のところに空海が行って
拾ってくるみたいな感じです
で平安時代って言ったらもう
唐だから遣唐使の時代ですね
奈良時代から始まってますけど
遣唐使の終わり頃です
もし遣唐使で言ったとしたら
時代背景を考えても
前期は考えにくいだろうなと思うんですね
前々回ぐらいに
唐の時代の民間から
東風が発症したんじゃないかっていう話を
元にするならば
唐の中期頃以降の話なので
奈良時代さすがに早すぎねえかなとは思うんですよね
ちょっとね
平安時代794年以降になると
空海の時代になってくるので
ぼちぼち可能性あるんだけど
ただ戦乱期
中国がね
五大十国時代って揉めてる時代に
そんな海を渡った向こうとの
繋がりってどうなんだろうな
安定してねえんじゃないかなっていう気がするんですよ
というのも
遣唐使は唐が滅亡するタイミングで
終わるんです一回
唐が滅亡する時代?
唐が滅びて
五大十国という戦乱期に入ってくるので
遣唐使は当然唐がないから
ああそうか唐の名前ついてるもんね
なくなっちゃうんで遣唐使はなくなっちゃいます
この時代のいわゆる遣唐使っていうのは
超高貿易って言って
日本側が唐に対して
完全なる過信とは言わないけど
過信のような振る舞いをして
そうしたらそのお礼として
何か返してくれます見継いでくれたもの以上のものを返しますよ
21:00
っていうのが超高貿易の基本スタイルなんですね
唐の方がパワーが強いので
日本が10やったら10に返してくれるみたいな
そういう貿易スタイルをやってるわけなんですね
これが戦乱期に入ったら当然できなくなる
頂点がないので
鎌倉時代に入ってくると
平安の終わりくらいからか
唐という大きな帝国ができて
再び中国が統一されるわけですよね
この時代になると超高貿易ではなく
超高貿易ではなく
民間貿易に変わるんですよ
民間同士ってこと?
そう
なのでこの時代は日曹貿易に
名前が変わってるんです
ああ
遣隋使遣唐使は
唐や隋に派遣する使いっていう言葉なんですよね
新しいシリーズでその解説してもらったわ
日曹貿易っていうのはあくまでも
貿易なんですよ
ある種の対等な立場でね
日曹貿易で言ったら
荘と国と
日本とあと
どこだ
小国かな朝鮮半島と
この3つをぐるぐるぐるぐる回って
貿易をするみたいなことが盛んになる時代です
はあ
でこの日曹貿易に乗っかって
その貿易船にお坊さんが乗って
海外に行って
荘に行って
勉強して帰ってくるみたいなこともあるし
うーん
物が行ったり来たりするので
いろんな文化が改めて日本に
入り直してくるという時期でもあります
はい
これは第一シーズンの
味噌汁の時にちょろっと出てきましたけど
日曹貿易で民間交流が盛んになったことで
すり鉢が再輸入することになりますね
ああ日曹貿易
古代の超古代になると
今でギザギザのついてない
ヤゲンみたいなすり鉢だったのが
日曹貿易の時代に
今の筋の入ったすり鉢に変わる
言ってたね
結果味噌をペースト状にすることが
できるようになったので
味噌汁ができましたよみたいな話
という時代です大体
そのぐらいなんだ
この辺のどっかで入ってきたんだけど
ほぼ確実に言えるだろうことは
現物を持ち帰ってくることは
まあねえだろうなと思います
現物?
豆腐そのもの
ああそれは難しいだろうね
なるでしょ
2,3日で腐るに
そうだろうね
生物みたいなもんだからね
そうなんですそうなんです
なので可能性としては
文献書持か人
中国に渡った僧侶たちが
向こうの寺院で食べられてる
精進料理を習って
その作り方を日本に持ち帰った
もしくはその日藻貿易船に乗った
現地の豆腐職人さんが日本に来て
日本人として帰化した
どちらからだろうなと
これどっちかはさっぱり分かりません
時代も分からないので
平安時代期だったら
24:00
帰化の可能性も結構あるかなとは思うんですけど
まあ全州が持ち込まれた鎌倉時代と思うと
主に僧侶かなっていう気がしてますよね
これ前回聞いていただくと分かるんですけどね
精進料理と全州の繋がりがあるんで
僧侶が向こうで精進料理を習って
修行ですから
これが入ってくるという感じかなと
僕は勝手に思ってますけどね
前回の話からいくと
その流れの方が確実性は高そうだけどね
ただ忘れないでくださいね
前回の話は一応エビデンスに立脚はしてるものの
僕の妄想話なので
繋ぎ合わせの部分は完全妄想だもんね
正解ではないですか
ただ流れ的には大筋こんなもんだろうとは思ってますけど
とにかく全州の影響はかなり大きいわけですよ
全州分かりますよね
名前はね
座禅をメインとして
瞑想をメインとした
禅だけにね
まあそうですね
名前はついてるけど俺座禅のイメージだけど
そうなんですよ
座って禅ですから
立禅っていうのもあるんですけどねちなみにね
立禅?
立ってやる禅っていうのも
立って禅を組むの?
ありますあります
どういうことやね
座ってやるから座禅で立ってやるから立禅って
言うらしいですよ
へえ
それは全州の和尚さんに教えてもらった話なんで
あそうなんだ
詳しくないですけど
立禅は初めて聞いたわ
まあ主に瞑想ですね
修行と瞑想によってっていうのですね
この全州の始まりとされてるのが
だいぶ前に出てきたダルマ大使
ああダルマ大使
中国じゃなくてインドか
ベルシア地方だろうと言われてる謎の人物
ああダルマみたいな人
ダルマみたいな人が増えた
ダルマ大使は元にダルマが出てきた
いやなんか顔があって
見た目がダルマに見えるような
そうそうそう
背恰好してたっていう話でしょ
見た目がね
見た目がねそう
似てる人ってあってるじゃん
ああね
前にチラッとダルマ大使が持ち込んだ文化が
豆腐に移ったんじゃねえかみたいな話
ちょっとだけ説出したと思うんですよ
覚えてます?
ふんわり
ふんわり 北方民族じゃなくて
実はダルマ大使の出身地であるペルシアもしくはインドの
乳製品文化が中国に行って
そこで豆腐に変化してったんじゃねえかっていう説があると
ああはいはいはい
で僕もそう思うし
結構本でもいやそれは毎粒だろうみたいな書き方してる本もあるんですよね
うーん
じゃあなんでダルマ大使が持ってきた説が出たのかなっていうのを
考えたときに
禅宗と豆腐の紐付けを考えると
ここでくっつけた可能性あるなってちょっと思った
ここで?
うん
だって禅宗の始まりがダルマ大使でしょ
ああ
禅宗の中で主に発展した精進料理でしょ
精進料理のある意味の主役が豆腐でしょ
繋がる可能性はあるよね
27:00
確かにね一緒の出どころだね
そういう可能性はあると思います
で禅宗を日本に持ち込んだ人物
一人はお茶を持ってきた人ですね
お茶を持ってきた人
はい誰だか覚えてますか
お茶を日本で広めた人
長崎に上陸した人?
そう長崎に最初にね
その後お寺でお茶を植えてさ
明永聖人にこれ植えたらいいよって言った人いたじゃないですか
空海のじゃなくて
じゃなくて種持ってきた人
臨済宗の
流れは覚えてる
流れは覚えてる
ほんとクイズなんだよね
なんて宗
人の名は難しいね
英才
英才
まあ陽才とも読みますけど
英才禅師ですね
あの医学者の人か
医学者というか
医者のそっか
大阪みんな医者だったみたいな
医者というか医学の知識のある方々ですね
全般的にですね
英才もその一人です
でもう一人
鎌倉時代の初期で
もう一人有名な方がいるんですよ
この有名な人は道元
総統宗の階層ですね
総統宗
日本の鎌倉仏教の中の一つの総統宗
ざくっと鎌倉仏教6宗言っときますね
この区分に関してはいろいろと
そんな区分は良くねえだろっていう人いるんですけど
一応鎌倉時代に日本の庶民に広がった仏教
っていう意味合いで使ってますんで
ざっくり言いますね
今言った臨済宗と総統宗が前宗ですね
これ以外に浄土宗浄土新宗日蓮宗
北経宗か4つ全部合わせて6
浄土宗と浄土新宗って違うんだね
一応別ですね
これ別物になります
最初に言った浄土宗浄土新宗
北経宗ちょっと微妙なんだけどあと日蓮宗
この3つは確実にいわゆる信仰宗教ですね
信仰宗教
日本で新たに生まれた宗派です
北経宗は北経教をもとにしてるので
解釈が違うんで新宗とも言えるし
もともとあったよねみたいな言い方もできるし
っていう感じです
それは全部中国から来るの?
浄土宗浄土新宗日蓮宗は日本発祥です
天台宗で勉強した坊さんが独立して
自分の宗派立ち上げた感じ
前宗である臨済宗と総統宗は
もともと中国に臨済宗と総統宗あります
完全なる輸入品です
全く同じ名前なんだ
全く同じで全くもらってきたやつなので
まんまコピーじゃないけどまんま輸入なんだ
まんま輸入なんで
天済が階祖とか道元が階祖って言い方されますけど
日本における始まりの人であって
30:01
宗派としてのもとはこの二人ではなくて
もっと古い時代にもともと中国にあった
勉強して帰ってきて
それを日本にも伝えたっていう感じなんですよ
この二人が日本に前宗を持ち込んだ時に
すごく重要な概念があってですね
それが精進料理なんですよ
そうなんだ
これ前回言いましたね
道教と一緒になってというか
道教というよりは引用語行節と一緒になって
みたいな感じなんですけど
食事に関わること全ての行為
分かります?
育てる準備する作る食べる片付ける
そこまで?
これらすべての食に関わる行為が
修行である
そういう捉え方なんだ
食を通して己を見つめる行為
っていう捉え方をしてるんですね
仏教っていうのは
己とは何かを突き詰める
哲学的な思想なんで
己とは何かを知るためには
己とは己以外の何ものでないものっていう
意味分かります?
ABCDってあったら
Aって何ですか?
BCD以外のものがAだよっていう
説明の仕方なんですよ
ああそっか
自己を認識するためには周りを
周りから見つめた自分じゃないと分からない
そう
比較しないといけないってことか
そういうことです
デカルトみたいに我思う我ありじゃなくて
周りがあって周りを完璧に認識したら
意外なものが自分であるっていう
これすごい乱暴な説明なんだよ
本当に仏教やってる方からしたら怒られるかもしれないけど
ざっくりそんなイメージなんですね
その延長上にある
精進料理の
食と禅の関係でいくと
目の前にある食べ物であったりとか
作る人と食べる人って別の人間がいて
野菜を育てる人と別の人がいてっていう
世界との
世界自然とかね
社会との関わりを通して
大事項を認識していくっていうものらしいんですよ
しかも自分以外のその他っていうのは
もう行為とか
全ての人も含めて全部なんだ
デカルト 全部みたいですね
これに関して
曹洞宗の道元は書籍を残してますね
超有名なところで2冊
超有名だってあれですよ
曹洞宗の中だけの話ですよ
一般には全く知られてないと思いますけど
2冊一応ご紹介してますね
天座教訓
天は何だろう
経典の天の字
天座教訓?
曹洞 っていう本があるんですよ
1237年
これはね文字はいいか
中身は料理を作る人の心構えについて
説いてあります
そんな本を書いてるの?
曹洞 レシピは持ってないですよ
33:00
あとね食事と向き合うことがとっても大事だよ
修行の意味でとっても大事だよってことを語ってる本
これは道元本人が書いてますね
あともう一冊
1246年9年後ですね
不粛反法という本を書いてます
不粛反法
曹洞 これは今度ね
作る方じゃなくて食べる側の人の心構え
どのようにその食と向き合うのか
みたいなことも書いてあるし
あと結構細かな作法みたいなね
ことも書いてて
本当細かくて器の取り扱いどうしたらいいとか
箸はこのように扱ったらいいよとか
そういうところまで言及されてる本
めちゃくちゃ食中心に本作ってるんだね
そうなんです
そのぐらい全集
特に曹洞集はより顕著だって言われてますけど
食を通して修行に繋げていくっていう
これ余談ですけどだから
曹洞集の総本山である永平寺
ゴマドフで有名ですよね
曹洞集で永平寺に修行に行かれた方々で
何割かの人たちはめちゃくちゃ料理詳しいですよ
曹洞集の方って店来ると
あれだもんね結構知ってるよねやっぱね
知ってます
自分で作ったとかもあるしね
聞いた話だと
あれ修行中料理作るんで
ああそういうことね
結構あれですよ不織帆法なんか
僕皿読みしかできなかったですけど
むずいんで
むずすぎてちょっと無理なんですけど
食べるときなんかの作法で
作法つってもね
いわゆるマナーガイドじゃなくて
修行のための作法ですから
面白かったのが
箸を毎回置くんですよ
毎回置く?
一つのお椀に煮物が入ってるとするじゃないですか
それを口に入れますよね
咀嚼してる間は
お椀と箸一回全部置くんですよ
へえ
でもぐもぐすること
飲み込むこと味わうことに全集中する
はあ
修行なんで
そうこれ一食食べるのめちゃくちゃ時間かりそうだね
食べることも修行
そうか修行だから別に時間とか関係ないんだ
瞑想全集ですからね
瞑想の一環として
世界を捉える一環としてやってる
はあ
ちなみにこれが今の日本料理の
基礎的な部分になってくるんですよだんだんと
この天座教区の中に出てくるんですけど
ゴミですね
ゴミ
酸っぱい甘いしょっぱい辛い苦いか
はいはいはい
このゴミの概念っていうのはここから出てきます日本で
ここからっていうのは
この全集の中からこのゴミという概念が
料理業界にピックアップして立食されていくっていうか
全集からなんだ
そうなんです
元々そのゴミの概念は中国にもっと古くからあったらしいんですね
五行節なんで五つに分けるから何でも
ああなんだっけ
恩明寺
恩明寺のはい
木化土金水
36:00
逆に分かんないけど
木 火 土 金 水化
ああそうやって言うんだ木化土金水って言ってた
木化土金水
木化土金水
木が火でね木で
で火が火で土で土ですよね
地図は見たことあるけど読み方初めて知ったわ
木化土金水
そうやって読んだ
今でも神経治療とかで用いられる概念影響ありますよね
これが全集を通して日本に入ってきたと
それ以前からもちろんあるんですけど
仏教と融合した状態で日本に入ってきて
イコール料理と融合した状態で書籍化されたのも
日本の中では一番最初というふうに言われています
ちなみに余談ですけどこれお茶の史実聞くとわかるんですけど
この五味と五臓お腹の中ですね心臓とか肝臓とかあるんですよね
を一対一でリンクさせた考え方でのもちろんあって
その中で日本人は苦味が足りてないから心臓が弱いよ
だからこの苦味なるお茶飲むといいよって書いたのが
英才の喫茶養生記
あったね
どっちも禅宗と食っていう観点から入ってきてる感じなんですね
ということで前半このぐらいにしていきますか