1. たべものラジオ 〜食を面白く学ぶ〜
  2. #55(s9-5)【すしと経済(前編)..
2022-02-04 27:09

#55(s9-5)【すしと経済(前編)】グルメブームが発生する条件と経済から見る寿司の発展裏事情(たべものラジオ)

またまた江戸時代。
幕府より経済力を持ち始める庶民と、その背景にある当時の災害や物流、金融政策を中心に、グルメブームに至るまでの話。
00:02
はい、では前回からの続きです。で今回は
前回までのお話の中で、寿司がどういう風に変遷をしていったかというお話をしましたね。
なので今回は時代背景、特に経済に注目をしてグルメブームが成立していったのかと
経済
はい、実際に握り寿司が誕生する前後ですね、早寿司が出てきたあたり
ここは日本の歴史上で見てもまさに庶民におけるグルメブームの到来、初かな
だという風に僕には見えます
グルメブーム
はい
でグルメブームどういう状態になったら起きるんだろうということを僕なりに考えてみました
グルメブームの条件です
でね、これは僕の独断と偏見によるものです
いろいろと読んでいろいろ僕なりに考えてみた結果
この5つぐらいの条件が揃うとどうやらグルメブームがどーんと伸びていくんじゃないかなと
いうことを考えましたのでまずそれをお伝えしますね
はい
まず一つ、食料が潤沢であること
ほう
当然ですね、飢餓状態でグルメブームとかありえないですから
それはないね、まず生きることが先だね
そうですね、ちょっと余裕がないといけません
それと同時に経済的な余裕があること
これも同じくですね、経済的に逼迫している状態ではグルメとか言ってる場合ではございません
はい
あとね、時間的な余裕があること
時間的ね
はい、いかに食べ物が潤沢であっても
今でもそうじゃないですか、めちゃくちゃ忙しいビジネスパーソン
ほう
そんなグルメ楽しんでる余裕がない
そうね、早めに帰る時間がないとね
はい、なんでアフターファイブでちょっと楽しむぐらいの余裕が欲しいですよね
ほう
ということと、あとは4つ目ですね
情報の流通がある程度あること
情報の流通
はい、あっちの店でこれ流行ってるぞとか
あー
最近この村ではこういう食べ物がうまいらしい
こういう情報がないと拡散しないんですよ
確かに
この情報の拡散っていうのは
今であればインターネットとか、またはテレビ
こういったメディアによるものもありますし、書籍もそうですよね
うーん
あとはね、噂話とか
ほう
そういったものも含まれるかなというふうに思ってます
ほう
はい
で、ここまででもある程度グルメブームは起きるかなとは思うんですけど
これをブーストさせるのが5つ目の条件
ほう
市場経済の環境が整っていること
市場経済の環境
はい
もうインフレになったりデフレになったり不安定な状態で
グルメやってる場合じゃないんですよ
情勢もね
はい、精神的なものもあるし
はい
あとは物流だったりとか
金融のシステムですね
うん
これが確立されていないと
なかなか安定してグルメブームが発展していかないと
03:00
ほう、確かに
はい、多分これはね
グルメだけじゃなくて文化面で言ったら
大体そうなるんじゃないかなというふうに
うーん、確かに戦国時代には起こんないよね
そうですね、戦ってますから
戦ってるからね
そんな場合じゃねえぞと
そういうことです
で、今回先に言っときますね
江戸の264年を一気に経済面から見ていくので
結構なボリュームだし
ほう
歴史というよりは経済観点で見ていくと
こういうふうに見えるんだということなので
ほう
ちょっとゆっくりてねに行きます
ほう、ついに食べ物から経済に
ああ、そうね
経済ラジオですね
経済ラジオですね
食べ物経済ラジオでございますね
新しいジャンル
新しいジャンルです
なのでちょっと長くなるかもしれませんが
分かんないことだったらちゃんと質問をしてください
はい
はい、では
江戸時代の始まりから行きましょう
ほう
江戸時代の一番最初に制定された制度の中に
国宅制というのがありますね
ああ、国宅制ね
国宅制のきっかけを作ったと言われてるのが
豊臣秀吉の大公憲事
大公憲事
はい
豊臣政権時代に
日本全国の領地の面積をちゃんと測って
ほうほうほう
米を測るマスはこのマスで統一せよと
はいはい
今までバラバラだったんです
ああ、バラバラだったんだ
秀吉以前はね
へえ
ここで統一させたことによって
公地面積がこのぐらいだから
このぐらいの収穫が見込めるよねということが決まって
うん
この国宅が分かったことで
お前の領地は南万国だと
ああ
ちゃんと全国基準でね
そうですそうです
収入が大体このぐらいだぞということが
見えるようになっていく
ああそうか
国宅は収入になるのか
そういうことですね
国宅の国医師ですね
これは米の量を測る単位で1国というのがありますね
この1国というのは
兵士を1年間1人養うだけの米の量という基準があるので
1万国だったら1万人の兵士が雇えますよと
というのはお米の会でも少し話したかもしれないですね
出てきたね
実はこれが後々
マイナス方向に触れていきます
マイナス方向
実は戦争が終わって平和になりますよね
土地を奪わなくなるので
大名たちの収入は米しかなくなります
米しかなくなるので
生産量を増やそうと思っていろんなことをやるんですね
各大名がそれぞれにですよ
開墾したりとか
治水工事をやって平野を広くして
田んぼにして収穫量を上げようだったりとか
あとは工具の開発をしたりだとか
とにかく1単位
例えば1単で取れる米の量も増やしたいというふうに考えるんですよ
奪い合いがなくなったから
面積が増やせなくなったのか
そうです
ってことは収入を増やすためには
06:01
もう取れる量を増やさないといけないと
そういうことね
ほらねこの時点でもうチグハグ出てませんか
チグハグ
つまり国高制っていうのは
面積あたりでどのぐらいの年貢を納めなさいっていう決まりなんですよ
例えば現代のビジネスにおけると
資本金が1000万円の会社は
このぐらいの納税をしなさいよって決められてるようなもんなんですね
1000万円で100万円の収益だったら
普通だったらそこから何%じゃないですか
100万円の何%じゃないんですよ
全てが資本金で決まってますと
資本金が10億の会社です
不協で500万しか利益出ませんでした
でもお前んとこ10億の資本金あるんだから
1億円納めろよみたいな
そうか不作の都市とかヤバいのか
ヤバいんです
でこれがね生産量が増える政策打ちまくったじゃないですか
増えるんですよ
増えるんだ
収穫量の多い米だけを抜粋して
次の回植えていくようになるんで
どんどんどんどん米の収穫量増えていくんですね
そうするとあれ一刻で前は10取れたのが
20取れるようになったぞ
でも納税する年貢の量は5でいいと
そうすると結果的に15農民の手元残りますよね
余分にね
これでなんと大名たちよりも
農民の方が若干豊かになり始めるきっかけになるんですよ
そうなんだ
だいたいこの開墾とか治水
誰のお金でやってます
大名
大名の手持ち資金です
全部の中からやりくりして出してるわけですよね
そしたら結果的に農民が豊かになっていく
そうかお金の生産めっちゃ増えてるけど
納税の量変わってないから手残りすごい量になってるよね
そうなんですよ
億万長者だねもう
ここでもうちょっとずつ経済的な主役が
上流階級から一般庶民に移り始めるきっかけがここにあるんですね
しかもですよ農民は新しい農業方法を探してきて
二毛作とか始めちゃうんですよ
二毛作
秋に米収穫したら麦植えるとか芋植えるとか
あとは商品作物っていって穀物とか直接生きていくのに必要な野菜じゃない野菜とか
工芸品を作るための材料を作ったりしてそれが副収入になって
だんだん収入が上がっていくというね
まだ上がるんだね
これすごいことが起こって物がどんどん増えていくんですよ
物が増えていく
つまり米が増える野菜が増える
余裕が出てくると漁業やってる人は魚がいっぱい取れる
商品作物を作るから工芸品みたいなものが増えてきますよね
ここで一つ大事なポイントを言います
現代でも通じる経済の基本
全体的な経済をうまく成り立たせるためには
世の中に出回ってるものの全体量と対になってるのがお金ですよね
この量のバランスがちょうどいいバランス
ちょうどいいバランスを保ってないと経済ってうまく回らないんですよ
09:02
お金の方が増えすぎるとどうなりますか
えっとデフレだっけ
ハイパーインフレーションが起きますよね
お金の価値の暴落か
そういうことですよ
お金の方が多くなっちゃいます
逆に物の方が多くてお金が少ないとデフレーションが起きますよね
というバランスが大事なのに
この時点でもう一つ構造的欠陥を抱えてるのが江戸時代なんですね
これを説明するとまず徳川家が持っている収入源
ここがすごいんですよ
普通今の中央政権型の政府って全国から調税するじゃないですか
1億人以上から調税しますよね今ね
違うんですよ徳川幕府って
違うんだ
徳川幕府の直轄領からしか年貢やってこないんですよ
え直轄領だけ
意味わかんないでしょ
意味わかんない
日本全国の国高全部でね
江戸初期はだいたい3000万国くらいあるんですよ
3000万国
徳川家よりは全部の大名の国高ですね
うち徳川家の直轄領は400万国もちろん大名としては最大ですよ
ですけど徳川家が手に入れることができる収入源は
この400万国からやってくる年貢のみなんですよ
10%ちょいってことだよ全体の少な
これで全国の経済政策をやらなきゃいけない
どういう状況それ
うわってなるわけですよね
でこの時点で日本の通貨として日本人が作った貨幣
あんまりちゃんと成立されてないんですよ
ああそうなんだ
あるんですよそれ以前にも
あるんですけどあまり出回ってなくて
実は中国から輸入で買ってきた銅銭
あれをお金として使ってることもあったりとか
銀の塊そのものだったりとか
なんで貨幣と言いながら管理貨幣制度になってないんですよ全然
でね徳川家もバカじゃないんですよ
一番最初の大名の配置が上がる時にね
石山銀山とか佐渡金山とかああいうのを全部直活量に
全部これは俺徳川家のもんだって直活量に変えちゃうんですよ
でめちゃくちゃ金山銀山の開発するんですね
でめちゃくちゃ小判作るんですよ
そうなんだ
財宝貯め込んで
で三大家光のあたりには1100万両という
膨大な天文学的な額の金銀を蓄えるんですよ
1100万両すごい金額だね
これがあればものと貨幣のバランスが取れるぞと
ああ
そこまで家光が考えてたかどうかわかんないですけど
三大将軍家光めちゃくちゃ金使うんす
そうなんだ
まず静岡の久納山にあった
家康のお墓である久納山当将軍
あれ日光に移しますよね
移してたね
そこで50万両ぐらい一気に消しております
50万両かかったのあれすごい
サクッとぶっ飛ぶんですよ
えそもそも1両って大金だよね100万とかの大金じゃないの
12:00
そう直接直すと1両20万とか50万とかいろいろ言われるんですけど
その時の物価だったりとか物流 だったりとかいろいろ考えていくと
もっともっと価値があるように 感じますけどね
これねすごいんですよこの後 朝廷に大名行列徳川家光が越見に行く
とかパレードですよ儀式儀式徳川家 からも朝廷に嫁入りとかしてます
んで会いに行くとかって言って で徳川家の財力とか権力を示す
ためにパレードして京都まで行く わけですよここで一気に10万両
20万両消しとんだりとかねいろん なことやるわけですよ
すごいね
これ1100万両あったんですけど
4代目家綱の時代に遺産相続で どのぐらいお金残っちゃうと思います
どのぐらい半分ぐらい
そうなんですよ500万両まで 減るんですよ
でねこの時点で大事件が起き るんです金山銀山ほとんど掘り
尽くしてんの 枯渇しちゃうんだ
はいだからもう1600年代半ばに
いく時点で総資産のうちの約半分 使っちゃってるこれであと200年
以上やんなきゃいけないの
そうだね増えることないもん ね
エグい状態
やばいね
これでもう金銀の量決ま ってるじゃないですかだからお金
の量増やせないんですよねもう デフレになるしかない状態でこの
時家光が鎖国政策を取りますよね 外国と貿易すんなとこれは何を
してるかっていうと主に日本が 外国物資を買ってたんですよオルトガル
とかオランダとか中国大陸から ねそうすると何が出てくるかっていう
と金や銀が出てきますよね困った ことに金銀って日本の流通貨幣
じゃないですかまたこれデフレの 原因になるんですよだから鎖国
してるんです
ああそういうことなんだ
ただこの時点で当時の日本は東洋
一とも言われるぐらいの超軍事 大国なんですよね
へえ軍事大国
はい1600年代当時スペイン が無敵艦隊を持って太陽の静ま
の国とか言ってる時代ですよね あのスペインですら日本に鎖国
って言われたらしょうがねえな 鎖国があってお前とおうと喧嘩
するとめんどくせえからなって 言って従ってくれてたぐらいの
軍事力があったからまだ鎖国という のが成立してるんですこれが初期
の背景ですねここからまた江戸 でパート2ですよ今度は大事件
が起きます1657年日本史上最悪とも 言われる大火事が起きます明暦
の大火これで江戸城が焼け落ちます 江戸中がほとんど焼け野原のような
状態になります火事ですねすごい ですよ
相当でかいんだね
死者10万人です 当時の江戸の人口が50万人です
から 想像してください現在の東京都民
15:04
の25%が焼ける 300万人ぐらいの死者が出る
ということヤバイよね とんでもないことですよこれが
明暦の大火ですここですごいこと やるんですよこの時復興資金徳川
県が全負担するんです当然です けど自分の直轄力ですからいろいろ
と爆発で問題は出たんでしょう けどもこの時に将軍の義理の弟
原違いの弟である星名正幸っていう 人が陣頭式をとっていてもううる
せえ全部喰らわけろ全部出せもう どんどん復興支援に当てろ貝雨
もかき出しをやれ商人たちや農民 たちが困ってるから金くれてやれ
江戸城の再建資金そんなもの後 回しだ天守閣なんかなくったって
いいんだ男気ですよねもう緊急 措置をとってぐわって復興に振り
抜くんですよねそしたらかっき づくんですよ江戸の町民たちが
そうなんだ もう江戸のお殿様はすごい
ということになって一気に復興 の急が高まっていきますここまで
の段階で何が起こってるか金が どんどんどんどん市場に落ちて
いってますよねだから若干デフレ 解消していってんすよ
そういうことか これでバランス取ってるん
ですねこの火事のおかげで何が 起こったか復興するためには人
がいないと何も作れないですよね 日本全国のいろんなところから
湘南は家がつかなきゃいけない けど次南方とか行く場所がなかった
り土地がなかったりするじゃない ですかなんでもうどんどん江戸
に出てくるんですよ大工になって 建物をガンガン作ったりとか大工
だけじゃないですよね壁をやれる 人がいなきゃいけない砂も取って
くる人がいなきゃいけない運ぶ 人がいなきゃいけないってやたら
と人が集まってきて江戸人口が 一気に急増するんですよこれで
大消費地が形成されていくんですね 復興バブルみたいなもんだ
ね そういうことですしかもこれ
と同時に上方大阪や京都でもちょっと したバブルが起きてくるんですね
これは物資が足りないんですよ 江戸でということは上方商人から
すれば江戸に物さえ運べば必ず 売れる状態しかも地元よりも江戸
の方が高く売れるんですよね 楊 まあ物ないからね
そうだからこれで大阪商人 めちゃくちゃ儲けるんですよね
商売人だね ほらどんどんどんどん庶民
の方が力持ち始めましたね経済 的なこの裏で1670年これ許可書
載ってるんですけど日書海戦という ね海戦ってのはわかります日書
海戦回る船って書くんですけど 海運物流やってる人たちですよね
この時代に同時に幕府の手小入れ でもって海運の航路が確立されて
18:03
いくんですよ これ何でかっていうと徳川幕府
の直轄地って近隣に固まってないん ですよね
そうなの 楊 江戸は当然じゃないですか
京都も大阪もありますよねあちこち にあるんですよ静岡も天領って
いって直轄地ありますし金山銀山 なんか佐渡とかさあちこちに飛ん
でますよねそれぞれのところから 年号を集めないとほら復興資金
で金使いまくってるんで収入とに わけ順滑に集めないとまずいじゃない
ですか 確かに
楊 なんでこれで日書海船っていう のを使って天領直轄地と江戸を
つなぐ物流ルートを作っていくん ですね
海使ったんだね 楊 ただこれはもう徳川家の権力家
なんで商人が勝手に使えるような 物流ではないんですけどこれは
一応物流網が少しずつ整っていく とここでですすげえことをやる
人が出てくるんです経済回り始め たけど物がボンボンどんどん江戸
に送られてきて今度デフレになり かねないぐらいの物が集まります
よね 集まりすぎちゃったんだ
楊 集まりすぎちゃったんですよ ここで天才の環状武行小木原重秀
っていう人が出てくるんですね あんまり教科書でも語られない
人なんですけどこの人すげえこと 言うんです幕府がこれは価値が
あると決めれさえすれば瓦礫で あってもそれは貨幣として流通
するものだってこれすごくない ですか
楊 幕府が認めれば金になる何でも お金の代わりとして認めることが
できると これって我々にはとても馴染み
深いことなんですよだって紙っきり ですよ1万円札でも日本という国
が担保しているから1万円と信用 して流通してるわけですよねそれ
までは金そのものに価値がある から貨幣の価値を担保してたこの
現代の管理貨幣制度に通じる概念 をこの時点で言ってるのが小木原
重秀という人ですね これが元禄時代なんですけど元禄
貨幣元禄小判ってちょっと有名 ですけどね
そうなんだ 元禄に懐中って言って小判
を改めて作り直すことを言うんですけど 元禄小判を作りますこれは小判
2枚を集めてきて3枚に作り替える 金の元禄量を減らす
減らしてね希釈してると そうそう小判自体の金として
の価値は下がるんだけどこれは 幕府が一両一両だってこれで流通
するわけですよねそうすると余分 が出るじゃないですか2枚集めて
きて3枚作って1枚は全部懐に入れ られますからねこれ信用レジって
経済用語で言うらしいんですけど これでもうマイナスまで引きかけ
た幕府の金貨銀貨の財政がまた プラス500万両ポーンって増える
んですよ 500万両も増えるの
一気に すごいね
天才 どういう集め方したんだ
21:00
でこれがまた復興資金として 使われることで市場に出回って
いって緩やかなインフレーション が発生します
インフレーション 緩やかなインフレーション
のことをリフレーションと経済 用語で言うそうなんですけど
ああそうなんだ 実はこれちょっと前までは
僕も知らなかったんですけどこれが インフレを誘発してるからあまり
良い政策ではなくて快悪悪中とか 言ってね
小判を悪化を作るという意味で あまり良くないとされてたんですけど
よくよく調べていってみたらどう やら物価の年間上昇率が3%程度
今目指してるとこだ それそれそれ達成してるのこの
人 天才
3%の成長率が一番経済としては 安定して回っていくって言われてる
指標だもんね現代においても そうなんですだから元禄文化
で神方ですね金持ちたちが芸能 活動に勤しむほどの余裕を持って
行くんですよ ああそういうことか
すごくないこれ その経済政策がなかったら
デフレのままだったらそんなこと できないもんね
そうなんですそしてもう一 つすごいことがあってリフレーション
が起きているということは内部 流法要は炭素貯金をしてるとお金
の価値どんどん相対的に下がって っちゃうじゃないですか大阪の
商売やってる人たちはその辺敏感 なんでこれずっと持ってると3年
後くらいには小判の価値にめべり してんじゃんこれ持ってても損
だなって思ったら官の人たちどんどん 投資に回し始めるんですよまた
経済流通よくなるんですね そうだね投資に回して流通量
が増えたほうがもちろん金のその ものの価値もその場で消費される
しリターンもあるし これで経済が活性化していく
と物の動きが経済が活性化する っていうのは物とお金の量じゃなくて
スピードじゃないですかぐるぐる 回りますよね時代のスピードが
速くなるでみんな活気づいて元気 になってくるこのスピード感に
合わせて登場したのが早寿司 ちょうどこのタイミングなんですよ
ああそうなんだ だから直結してるというより
はその時のムードとかね雰囲気 がファスト化してく潮流を生んでいる
ところにやっぱり早寿司っていう のが来るのかなって
ああ時間に追われ始めた 人たちもやっぱ商売が早く周り
をなったからその分食事も早く 取らなきゃいけないっていうところ
も出てきたよね そうなんですねこれでね
ここまでの段階でグルメブーム の条件のうち食料が潤沢である
ことちょっと手に入り始めました ね経済的な余裕はもう散々言って
ますから出てきましたよね市場 経済の環境でいうところの大消費
値も江戸にでき始めましたよね 物流も日書海戦である程度下地
ができましたよねまだ完成して ませんけど年3%のリフレで景気
も良くなってますよね時間的余裕 がまだないんですよ
24:00
確かに ところが次第に庶民は時間的
余裕を持つようになります忙し すぎて1から10まで生活活動やって
らんないんですよ この当時の生活活動って現代人
と違いますからねまず洗濯機ある わけないじゃないですか炊飯器
1から10まで全部自分でやってたん ですよね味噌とか下手すりゃ酒
とか自家製が当たり前ですんで そこまで自家製だったんだ
それは無理だな やってらんないんですよこの
頃から特に江戸ではもう一気に アウト送信が始めますから買って
くる布も買ってくるんじゃなくて 仕立ててもらった服を買ってくる
そういう時代に残念と移行して くるんですねそうすると生きすぎて
時間的余裕ができるんですよ分業 化進みますから
分業化効率化が進むと はいそして髪型でお金持ち
の人たちが文化に明け暮れるよう になっていろんな文化が発生した
っていう話をちょっとしましたよね これが思わぬ余波を生んでなんと
情報の流通のきっかけになって くるんですね
情報の流通
はいこの当時の情報の流通 というのは基本本と噂話で江戸
の庶民は暇なんで時間的余裕でき ちゃったんでもう噂話だけなんですよ
暇になると噂話が回るっていう
あそこでなんかうなぎの面白い ことやってる店があるぜとかっていう
ので好評が広まっちゃったりとか だから花火とかああいうイベント
をやってやるんですけど同時に髪型 で書籍が始まるんですよ印刷されて
くものは始めはものすごく固いん ですね教養和歌とかお茶とかそう
いった教養の面で始まっていくん ですけど少なくとも印刷物という
版画ですけどね印刷物というもの が髪型でちょろっと出始める頃
です
へえこの頃からなんだね
はいちょろっとねそして 時代が下って新井白石八大将軍
吉宗それから王家越前の神忠助 頼む置き継ぐとこういうふうに
時代が変遷をしていくわけです というところで一気に行くつもり
でしたけどゆっくり解説してたら 彼これ30分近いっすけど
そうなんでもう30分なんで あらまたシリーズ伸びるパターン
かしらこれ
第5話にして二分割
あらやっちゃったね
やっちゃったねでもここが わかんないとだって次死ぬでしょ
僕今すっごい楽しい
経済の話ですからね
好きなんだねきっとね
しかも食と経済ね面白い ところだよね
じゃあ一回切ります
そうだねこの辺でたまには 20分台ぐらいがあったほうがいいん
じゃないかなっていつも40分とか 行くんで
編集大変だしねはいじゃあ ごめんなさい次回に続くのじゃ
はいじゃあこの辺で終わり たいと思いますありがとうございました
27:03
ありがとうございました
27:09

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