時代は19世紀、イギリスのロンドンで広まった牛乳産業。牛乳は健康のために主に子供に与えられてきたが、そこには明るい産業革命時代とは程遠い暗い闇が存在した。ペストが流行った時代を経たこの頃にはコレラ、鉛糖などが更に拍車をかけていく・・・
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サマリー
白い毒薬とは、乳製品を指す。都会にある牛舎では、狭いスペースで牛が飼育され、環境は不潔だ。牛は穀物やビールの残り物を与えられ、病気に苦しんでいる。1800年代初頭、都会と田舎の牛の飼育環境は同様で、衛生観念がなかった。牛乳は水増しされ、衛生上の問題も発生していた。江戸時代には水増しが行われ、甘味料も使われていた。白い毒薬の被害者は子供と老人で、政治的な影響によりミルクの規制が進まず、衛生基準が満たされていない環境で販売されていた。政治家、ロバート・ハートリーは、牛乳の健康利用について指摘し、子供が主な被害者だと断言している。古代からのミルクの植物化を知恵とし、現代の問題について考える。