バランスシートの重要性
正直FPの本音しか言わないトーク!イエーイ!
どうもみなさん、こんにちは、またはこんばんは。
金融商品を売らず、顧問料だけで稼ぐトップ1パーのコンサルティングFP、
家事と経営コンサル、コーチングも手掛ける個人投資家、
テラでお届けします。
このラジオは金融商品を販売しないからこそ、
各業界や金融機関に忖度なしの正直意見が言える現役FPが
ぶっちゃけ投稿する暇つぶしいコンテンツとなっております。
テラさん、今日もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今日はマサさん回なので、マサさんにも来ていただいてます。
マサさん、今日もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今日はですね、マサさんに何をお話ししてもらおうかな
ということをいつも打ち合わせするんですけれども、
私たちよくテラと家事は、FPというのはPLキャッシュフローばっかりに
注目をしてBSを見ない人が多いよね。
だから、でもBSとPLっていうのはつながってますし、
それを両方見た上で提案をするということが大事だよ
ということをいつも言ってるんですけれども、
結構BS、PLのそれぞれの分析の方法とか、その理解とか、
PLとBSのつながりとかが苦手な人がすごく多いし、
そこがよくわかんないから私たちの話が入ってこないみたいな人もいると思うので。
あと若咲になっちゃってるパターンね。
そうだね。で、マサさんはその道のプロなので、
一度そのマサさんからマサさん流にBSについての解説をしてもらったら
みんな嬉しいんじゃないかなと思うことで、
今日はそれをお願いしたいなと思ってますので、
お金の流れの理解
マサさんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
初心者向けと聞いてるんで、多分皆さんわかりやすくなってます。
初心者向けに喋らせていただこうと思っておりますというところです。
改めまして、マサです。会計士デイリー士やっております。
何回かこのラジオでも喋らせていただいているので、
今回は会計士っぽくBSの話をしたいなと思っておりますというところです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
でですね、皆様の中でBS、日本語にすると対借対償表で覚えられていて、
色ぼけで、よくわからない貸し方借り方とかが出てきてですね、
なんじゃこりゃみたいな話になって、多分そこで行き詰まるみたいなところがあるかと思っておりますので、
基本的にはですね、まずそこの話は全部忘れてください。
今日の話で言うと。
お金の流れで理解した方が、私としてはわかりやすいなと思っているので、
お金の流れで話をしたいなと思っております。よろしくお願いします。
でですね、皆様も実際にやってもらった方がいいんですけれども、
自分の目の前にですね、英語のTを書いてほしいんですね。
そうすると、テーブルのTですけれども、
そのTの右側が入金だと、お金が入ってくる方だというふうに思ってください。
左側が出勤だと思ってください。
これからですね、私、マサがですね、スーパーを始めたいと。
事業主としてですね。
で、その時に、マサスーパーをやるんですけど、
マサスーパーを始めるにあたってですね、まず何が必要になりますかね、かじさん。
お金!
右が入金で左が出勤ね。
はい、皆様是非Tを書いていただいて、右が入金、左が出勤。
で、マサスーパーというところで。
とにかくですね、このラジオもお金に関するところなんですけど、
とかく事業を始めるにはですね、お金がいるんです。
これは皆様わかっていることだと思ってます。
で、じゃあそのお金ってどうやって集めますか、得ますかっていうところで言うと、
てらさんどうですか。
借り入れか、自己資金か、出資か、みたいな。
はい、専門用語のオンパレードです。
すみません、え、なんて言えばいいんですか。
簡単に言うとですね、とっても簡単に言うとですね、
自分で金を出すか他人から借りてくるかのどっちかしかないです。
面白い。
自分で出すことを資本金という言葉を使うんですけれども、
それを自己資金という感じですね。
で、他人から借りてくることを基本的には借り入れと言って、
代表的なのは銀行さんから借りてくるみたいな、
っていう形になります。
そうすると右側に銀行からの借り入れみたいなのとか、
自分で出したお金みたいなのが出てくるという風に思ってください。
じゃあ、お金集めたら、今度、当然ながら、
それを何かに使うのが事業なんですね。
じゃあ、スーパーやるにあたって何が必要になりますかね、かじさん。
店舗。あ、ネットスーパーもあるから、待って、じゃあ、商品。
はい、具体的には。
りんご。具体的すぎる。
いやいや、いいです、いいです。りんご、りんご必要なんですよ。
じゃあ、てらさん、何がいります?
え、在庫以外でってことですか?
そうですね、キャベツとかりんごとか以外でお願いします。
そうですね、なんか店舗構えるとしたら、
建物、住宅、その他、お客さんが入る土地が必要かなと思いますけど。
そうですね、建物ができました、キャベツとか入れました。
じゃあ、それでスーパーは成り立ちますか、かじさん。
いいえ、人が必要だと思います。
Amazon Goがありますよね。
すみません、余計なこと言いました。
いやでも、Amazon Goを入れるんだったら、人の代わりに機械を入れなきゃいけないので、
それを機械を入れるなり、レジに打ちしてくれる方を入れるなり、
品並べる方がいるなりという人がいますよね。
でもそれだけじゃ多分スーパーでできないんですよね、てらさん。
そうですね、スーパーを回すには暗かったら困りますし、
冷やさなきゃいけないし等で、電気代とか水道費がかかると思います。
そうですね、全部腐ってしまいますので、
真っ暗なスーパーには誰も来ませんので、当然ながら水道とか光熱費がかかる。
じゃあ準備がだいぶできてきたという話になった時に、
今度は人を呼ばなきゃいけないですよね。
お客さんを。
そうすると、お客さんを呼ぶには何をしたらいいですか、かじさん。
チラシを作ったり、CMを売ったり、広告宣伝費が必要です。
そうですね、ありがとうございます。
そうやって広告を売って、人が来てくれて、
実際にスーパーに入ってきてくれて、かじさんのリンゴを買ってくれて、
レジで100円ですって言ったら、初めて売り上げになるんですね。
入金が入ります。
今、かじさんとかテラさんが言ってくれたキャベツとかリンゴとか、
建物とか水道光熱費とか人件費とか広告宣伝費とかっていうのは、
基本的には自分が出したお金、または銀行から借りてきたお金から出すんですよね。
なので、さっきTを書いていただいた左側が出金なので、
そこに色々キャベツなりリンゴなり書いていただければというふうに思います。
結局これが事業の流れなんです。
最終的にこれをやって売り上げが入った、リンゴ売れたねっていう話であれば、
リンゴの売り上げっていうのが右側にまた入金なので入ってきます。
で、これを並び替えます。
バランスの概念
具体的にはなんですけれども、
左側で物が残るもの。
例えばキャベツとかリンゴとかですね。
売れなきゃ残りますよね。
あと建物とか重機とかですよね。
これも物として残りますよね。
それを上の方に書いていただいて、
一方で残らないもの。
さっき言ったように水道高熱費は払っちゃったら残らないですし、
人件費もお金払っちゃったら、人は来てくれるかもしれないですけど、
お金払ったら当然来なくなるので、
お金払わなくなったら来なくなるので。
広告宣伝も当然売ったら終わりなので。
そういうのを下に書いてください。
で、物が残るもの。
左側の物が残るものだけを集めたものが、
実はBSの左側になるんです。
さっき言ってた物が残らないもの、使ってしまったもの、
っていうのがPLの左側のコストと呼ばれるものになるんです。
BSの右側っていうのが、先ほどお金を調達するにあたって、
他人から、銀行から借りてくるのか、自分で出すのか、
みたいな話をしたと思うんですけど、それが右側になります。
なのでBS、PLって、実は貸し方、借り方とかで
集計していって難しそうだ、みたいな感じがあるんですけれども、
実はこの流れを表にしたらBSになるんです。
なので左側に残っている物ですね。
物を専門用語で言うと資産と言い、
右側の他人から借りてきた借入金とか、これを負債と言い、
自分で出したお金、ここを準資産と言います。
なのでこれさえわかれば、実はBSってそんなに難しくなくて、
今まで私はすみません、一言も貸し方、借り方とか出していませんので、
あれがあるからわからなくなるという話なんで。
今のお話を考える前に、借りと貸しでどっちだっけから始まるかな。
そこで止まっちゃうんですよ。
私もよくやってたわ、それ。
なので、複式簿記ってすごく精緻にできていて、
すごく使い勝手のいいやり方なんですけれども、
いかんせんあれがですね、海外から入ってきたものなんですね。
英語で話をするとすごくわかりやすくて、
対尺対照表っていうのはですね、英語で言うとバランスシートなんです。
バランスシートって当然ながらバランスしてるシートなんですよね。
何がバランスしてんのって言ったら、今そのTを書いていただいたと思うんですけど、
そのTの左側と右側がバランスしてるからバランスシートなんです。
バランスしないとアンバランスシートになる。
で、テラさんから先ほど話がありましたけど、
入勤だけ考えて出勤を書かなかったとかですね、
そういうことをするとですね、要はバランスしないわけですよ、こいつが。
バランスシートってのは常にバランスしてるので、
右側が増えたら左側も増えるし、
入勤が増えたら出勤側も増えるしっていうような仕組みになってます。
母規の勉強、私もちょっとかじったことがあるんですけど、
その時はバランスしなくて何度も消しゴムを使うみたいな、そんな経験があります。
何かが抜けるんですね。
そうそう、なんでバランスしないんだみたいな。
最終的に今までのまとめをすると、
バランスシートというものは右側で自分がお金を出す、
もしくは誰か銀行から借りてくる。
そのお金を先ほど言ったキャベツなり建物なり水道高熱費とかに使います。
残ったお金ってあるはずなんですね。
要は使わなかったお金です。
使わなかったお金は左側の一番上に現余金という形で残すんです。
現余金も物が残るので。
家計で言ったらこれが貯蓄ですよね。
はい、そうですそうです。
なんでそこまで含めると、
基本的には右側で調達したお金は必ず左側で何かに使われる。
なんでさっき入金と出金という言い方をしたんですけれども、
別の言い方をすれば右側が調達で、
左側が使う用途なんですよね。
現余金まで考えたら、
基本的には何かを調達したものっていうのは必ず何かに使われるよ。
だからバランスするんだよね。
だからバランスシートですっていう話なんです。
具体的に、細かいルールはいっぱいあるんですけれども、
基本的にはこういうところさえ押さえていただければ、
バランスシートっていうのは理解できるかなと思います。
そうだよね。
なんか私が最初に思ったのは、
私はどっちかっていうと、
高校が商業化だったので募金はやってたんですけど、
そこからは別にそんな真剣に募金はやってたわけでもないので、
大人になってFPっていう仕事について、
やっぱりPL、キャッシュフローから入っちゃったんですよ。
でも、なんていうのかな、
BSを家計のパーソナルファイナンスなんで、
家計に関してBSを考えたときに、
なんであんまりBSが重要視されないかって考えたんですけど、
やっぱり借り入れとか資金調達っていう概念が家計だとないじゃないですか。
企業は絶対あるけど。
でも住宅ローンは。
住宅ローンとバランスシートの理解
そうなの。だから住宅ローンは資金調達ではないんだよ。
もうただの負債とか、そういう意識なんだと思うんでね。
一般の人って。
でも先ほどの話から言うと、
住宅ローンも銀行の借り入れで、それで家を買うので。
そういう意味で言うと、
調達が銀行借り入れ、住宅ローンで、
左側の使徒は建物、要は家になるっていう。
でも多分そういう頭の構造みたいなのが多くの一般の人にはしてないし、
だから住宅ローンの金利と右側の資産効率の比較をしたときに、
住宅ローンの金利が安ければ、
繰上げ返済なんかしなくていいってよく言うじゃないですか。
でもそれはこのBSの考え方に基づいた考えなんですけど、
ちゃんとそれがみんなわかってるのかなっていうのはよく思います。
内部流報の定義と意義
なんかFPさんの見るとあれだよね、今の住宅系の相談の場合は、
あれだよね、返せる家計の余力があるのかみたいなことしか見てないよね。
そうそうそう。
月々の支払いが、月々の収入で耐えられるのかぐらいしか見てないイメージがあるよね。
そうなんだよね。
安いから遠藤金利で借りて早く繰上げ返済をするみたいな、
そういう一つ覚えみたいな感じになってる気がする。
って思いますよね。
ではここから皆さんに重要なお知らせが私たちからあります。
この度なんとですね、正直FPラジオのコミュニティを発足させることになりました。
発足はラジオリスナー同士の交流が目的となっています。
これまでは私たちからの一方通行の発信でしたが、
そうではなく相互に絡める場所を作ろうと思いました。
活動の内容としてはクローズドであるからこその活動を中心にしていきたいと思います。
例えば家事の雑談とか相談コーナーだったりとか、
テラが最近気になっているニュースやネタを投稿させていただいて、
それを読み見ずに皆さんに議論や話し合いをしていただくとか、
あとはリアルの交流飲み会なんかもあるかもしれませんし、
テラの参加者向けのセミナーなんかももしかしたらあるかもしれません。
毎回ラジオの配信にLINEグループのリンクを貼っていますので、
そこから皆さんのご参加をお待ちしております。
マッサさん一個だけちょっと話題じゃないですけど、
テーマをちょっと提供したいなと思ってるんですけど大丈夫ですか?
はい、どうぞ。
一旦このバランスシートの諸々お話していただいて、
右と左がバランスするっていう話だったと思うんですけど、
政治的にいろいろ今内部流法がって言われてるじゃないですか。
内部流法ってどういうもので、
それはバランスシート上何に変わってんだっていうのを
ちょっと簡単に説明していただけると、
内部流法っていうと、
溜め込んでるお金だと思ってる人がいっぱいいると思うんで、
その辺りをちょっと。
流動なのか固定なのかみたいな話かな?
ニオンは通ずるのか。
内部流法という話で言うと、
バランスシート上は基本的にはですね、
事業というのは安く買って高く売って、
その差額が利益となって自分のものになるんですよね。
今の話を数字に置き換えるとわかりやすくて、
カジさんが90円でリンゴを買ってきました。
これを100円でスーパーで売りました。
120円がいいです。
120円で売りました。
値上げが入りました。
120円で売りました。
そうすると、120円-90円で30円が儲けです。
という形になるんですね。
この30円というのを、
基本的には自分のものになるわけですよ。
一旦はこのバランスシートの中で言うと、
右側の自分のものという話になるので、
自己資金である純資産のところに入るんです。
ここまでは別に、
もう買ったね、それが自分のものだね。
例えば最初に100円お金を出してましたと言ったら、
これは資本金として100円入りまして、
さっき30円もう買ったので利益30円出ましたと言ったら、
これは利益常用金という形で30円。
だから合計130円が純資産になるんですね。
ここから、この130円のうち、
このもう買った30円を何に使うかという話があるわけです。
やり方は3つぐらいあります。
1個は、もう買ったんだから、
俺に金返せや。
これを配当と呼びます。
いきなりそう仕方出ましたね。
銀行よりも先に出てきましたね。
自分勝手な金だという話からすると、
自分が30円もう買ったんだから、
自分の口座に30円入れて、
自分で勝手に使いたいと。
これも1個のやり方ですよね。
これを専門用語では配当と言います。
もう1つは、スーパーを拡張したいと。
例えばAmazon Goを入れてですね。
人件費を削ろうと。
人件費を削る、自動化するという話なんですけれども、
Amazon Go、いいねみたいな感じで、
より話題になってお客さんが来てくれるかもしれない。
先ほど寺さんが言われたように、
人件費が削れるねみたいな話もあるので、
そっちのケースもあるかもしれない。
これが設備投資というものですね。
もう1つが、将来何があるかわからないから、
とりあえず取っておこうと。
これを現預金として持っておこう。
これが最後で内部流報なんです。
その3つぐらいある選択肢の中で、
最終的に自分にも返しません、
投資もしません、持っておきましょう、
みたいな話が内部流報。
内部流報って右に出てくる話ですよね。
資金調達。
ただ先ほど言ったように、バランスシートなので、
右に出たら必ず左に行く。
今の話だと、内部流報というのは、
利益から税金とか引いたり、
あと配当とか引いた後に、
要は儲けってことだと思うんですよ。
その会社で出た。
内部流報が厚いっていうことは、
儲かってるビジネスやってる会社だよねってことを
判的に言ってると思ってるんですね。
これが内部流報をなくすというか、
内部流報を貯めていかんってことは、
儲けられないビジネスをやれっていうふうに聞こえるわけですよ。
投資家から見ると。
その可能性を聞こえちゃうことが多くて、
内部流報って難しい言葉だなって思って、
僕はいつもこれは見てるんだけど。
先ほど言われたように、
テラさんが言われた内部流報というのを、
右側の純資産が増えたっていうことを焦点に当てれば、
儲かってるビジネスであればあるほど、
内部流報は増えていくんですね。
だって儲かるんだから。
でも、内部流報はいかんって言ってる時の
実は内部流報の定義は、
左側なんだよね。
先ほど私が言ったように、
投資をするのか、内部流報をするのかっていう選択肢がある中で、
金あるのに投資しないで、
現余金ばっかりで持ってたら、
それは次に儲かる利益も儲かんなくなっちゃうじゃんと。
投資家からしてみたら、
Amazon Goを入れて利益出してくれよって思ってんのに、
なんでやんねんだよっていうのが、
内部流報はけしからんっていう話になるわけですね。
多分その内部流報の定義が違う。
おっしゃる通りだと思ってて、
今の話で言うと、
右側だけで言うと内部流報って、
今みたいな定義になっちゃうわけですよ。
左側で言うと、
今の言い換えると、
おそらく現余金を貯め込むなに近いイメージなんですよね。
人件費と内部流報の関係
そういうふうになんで言わないんだろうって思っちゃうっていうか。
現余金を貯め込むなっていうのが正しくて、
これ投資家サイドの話からするとですね、
自分で金出す以外にも、
例えば上場会社とかであれば、
いろんな方から株券を買っていただいて、
お金を投資していただいてるわけですね。
それが正直AFPでもよく出てくる、
任意差とかで株が出てくる。
その辺はもう寺さん、かねさんにお任せしますけど。
当然ながら、
ここでもよく出てきますけど、
投資家というのはリターンを求めるわけですよね。
自分が100投資したならば、
せめて8%、10%ぐらいはリターンが欲しいね、
という話があるわけです。
この10%を設けるためには、
基本的には現余金で持たれていたら、
リターンは発生しないわけですよ。
ROEが響くんで。
ビジネスは基本、
投資し続けないと、
儲かり続けることは難しいんです。
特にブーカの時代と呼ばれていて、
どんどん変化していって、
情報も蔓延しているので、
さっきみたいなAmazon Goみたいな話も、
マサスーパーがやって、
すげえ儲かったらしいぞみたいなのが、
隣のスーパーに響くと、
多分入れるんですよ。
消費者からすると、
隣のイオンスーパーでも、
Amazon Goを始めたみたいよ、
みたいな話になって、
お客さんが来なくなるわけですよ。
だからAmazon Goを入れたからといって、
今年は儲かったかもしれないけど、
来年は儲かるっていうのは正直わからない。
だから次の手を打ち続けないと、
なかなか儲け続けるのは難しいよね。
だから投資家からしてみたら、
もう儲かった金は持ってんじゃねえと。
次の投資に使えと。
っていうのが、
最終的には内部流報なんかすんじゃねえ。
同感。
内部流報するぐらいだったら、
投資家に金返せ。
俺が別の投資先探すから。
これが専門用語でいうと、
自己株を買うっていう話になるんですけれども。
あれでしょ、
内部流報で言うと、
賃金をあげるために、
政治家とかがよく言ってるのは、
賃金余金貯めないで、
人件費もうちょっと上げてやれよ。
そういうことですか。
人件費上げるのは、
働いてる人のモチベーションを上げるとか、
最終的には、
政治家って、
今度も衆院選あるじゃないですか。
落ちればただの人なんです。
その賃金を上げてくれた人に交換を持つじゃないですか。
わかりやすく。
岸田さん、上げたのに下ろされちゃいましたね。
あれはちょっとね、やり方が下手だったんだと思います。
言い方悪いですけど。
なので、基本的には、
自分にお金をくれた人に交換を持つっていうのは、
豊臣秀吉の時代から変わらない話なんですよね。
自分の飯を恵んでくれた人についていくというのは、
戦国時代から変わってませんもんので。
なので、政治家からすると、
最終的には自分がまた通りたい。
そのためには、
人の賃金が上がったでしょって言いたい。
そしたら企業に、
人件費、賃金アップさせてねっていうところですかね。
ある種人気取りに近い。
一応インフレさせなきゃいけないからっていうのはもちろんあるんで、
賃上げはしたほうがいいと思うんですけど。
そのたんびに内部流報側、内部流報側っていうのは、
若干ずれたように聞こえるんですよね。
内部流報はさっき言ってたように、
利益が出てからの配当とかも、
税金払った後に残るやつなんで。
利益が出る前の話じゃん。
人件費、企業を増やして、
じゃあ利益残すなよって話なんですよね。
ビジネス上。
そうだよね。
そこもまた今考え方がちょっと変わってきてて、
人的資本とか人材投資とかっていう話が出てきてると思うんですけれども、
今までその人件費っていうのはコストだって考えてたんですよね。
バランシーって残っていかないですからね。
残っていかないんで、
コストだっていう風に考えていったんですけれども、
いやいやいや、
人が結局売り上げを生むんでしょ。
だったらそれも立派な持ち物、資産じゃん。
バランスシートの変化について
だからその人件費を上げるっていうのは、
さっきのAmazon Goみたいに人に投資をして、
人のレベルアップを図るもの。
そのレベルアップした人がモチベーション高く働いてくれることによって、
来年もっと売り上げを上げてくれるでしょう。
だから人に投資してね。
実はこの5年か10年ぐらいの間に、
この人件費の定義が実は変わってるんですよ。
なのでさっきの話で言うと、
利益を生む、売上げを生むためのコストだったんですけど、
今はその儲けたものを投資する、
投資先の1個になってるんですよ。
これでもあれですね、
バランスシートがでもあれですね、
表現しきれないですね。
いわゆる企業のM&Aの時には、
ノレンみたいな話になるじゃないですか。
その会社の持ってる取引先の人だったり、
ネットワークだったり、
従業員だったりとか、
ブランド力だったりっていうのは、
ノレンとして評価されますけど、
今、母会みたいな感じですもんね。
今の人材みたいな。
そうなんですよ。
これが実は会計の限界を今表してて、
財務情報と非財務情報っていう話があるんですけれども、
1980年ぐらいは、
実はですね、
時価総額の8割は、
このバランスシートの財務情報から成り立っていたんですね。
要は投資家というのは、
このバランスシートPLを見て、
この会社儲かりそうだって言って、
株を買ってたんですよ。
ただ、今の世の中って、
GAFA M見ていただいてもわかるんですけど、
実はほとんど資産持ってないんですよね、彼ら。
IT系もほとんどないですもんね。
そうなんですよ。
なんですけど、
すさまじい時価総額がついてるじゃないですか。
あれっていうのは、
結局、収益を生む源泉というのは、
目に見える有形のもの、
要はバランスシートで表せるものじゃないもの、
無形のものから発生してるんだっていうのが、
今8割はそこから発生してるんだっていう考え方になってるんですね。
で、そうすると、
BSPLだけの財務情報だと、
わかんねーよっていう話になってきて、
非財務情報というのが、
最近脚光を浴びてる。
これが人的資本会議だったりとか、
サステナビリティ会議だったりとか、
そういうところまでやらないと、
結局その8割部分が全然わかんねーよっていう話になるので、
で、結局8割部分がわかんないと、
投資できるか、投資するかどうかの判断ができないので、
それじゃ困るよねって言うんで、
そちら側の非財務情報のところが、
今どんどんどんどん拡張されてってる。
っていうのが、今の会計業界の現状っていう感じですね。
投資家の視点と評価の変化
評価でも非常に難しいですよね、それ。
人の価値の評価。
先ほど言ったように、
財務情報っていうのは数字で見えるので、
わかりやすいんですよ。
なんですけど、非財務って言ってるので、
非財務って言われた瞬間に定量化が難しいっていうのは、
わかるはずなんですよね。
そうなんですよね。
わかりやすいのが、今マサさんが言ってくれた、
昔柄の重工長代型企業みたいので、
大体資産、固定産多いんですよね。
工場持ったり製造業だったりっていうと、
大体PBRっていう、
純資産に対していくらみたいな値段がついてんの?
みたいな指標があるんですけど、
大体1位超えたらいいよね、
みたいな感じだったりするんですよ、昔ながらのって。
最近のIT系とか、
そういうソフトウェアがメインの会社って、
今言った固定資産ってほぼ持ってなくて、
っていうとPBR4とか5とかザラなんですよ。
ゴロゴロしてるんで。
昔だとそれ割高だって言われてたけど、
もう当たり前っていうか。
もう評価軸がだいぶ変わってますよね、本当に。
なるほど。
結局PBRを構成する、
Pは株価なんですけど、
Bがさっき言った財務情報なんですよね。
ただ財務情報は2割しか構成しませんって言ってるので、
要はそのPBR自体が、
指標としてちょっとおかしくなってきてるっていう話なんですよね。
でも結構これ重要な投資指標なんで、
今でも使うっていうか、
参考には絶対する指標なんですよ、最低限。
東証も一応PBR1倍以上に誠意っていう話は、
プライムスタンダードに対して指標は出してますし、
そのPBRをどう向上させていくのかみたいなところも、
助成会社には指導はしているので、
PBRは今直近でいうとすごく重要な指標の1個にはなっているんですけれども、
一方でそのPBRが2割しか表現してないっていうのも、
押さえとかないと難しいっていうところなんですよね。
なるほど。
すごい面白かったけど、
すごい聞きながら思ってたのは、
結局最後めっちゃ難しい話してるんじゃないっていう。
途中からそれ思ってて、僕が悪かったなと思って。
せっかく今日は初心者向けにやろうと思って。
でも前半の話は本当に初心者向けになったと思うので、
後半はそれじゃ物足りなかった人には面白い話だったかなっていう風に思います。
だいぶ流歩があって、ニュースを見ると目にすると思うから。
わかるわかる。だから良かったと思うよ。
じゃあちょっと、まささん今日は次があるってことなんで、
もっと聞きたかったけど、このぐらいにしたいなっていう風に思いますので、
まささんありがとうございました。
ありがとうございました。
もし足りなかったら次回もお願いします。
僕が途中追加しちゃったから。すいません。
じゃあ今日のラジオはそろそろ終わりのお時間とさせていただきます。
今日はここまで聞いてくれてありがとうございました。
このラジオは毎週木曜日に更新をしております。
私たちエックス旧ツイッターのアカウントを持っていて、
正直HPラジオというアカウントを持っています。
そちらでこのエピソードを聞いての感想やご意見、
それからリクエストなんかもお待ちしておりますので、
エックスのフォローの方もよろしくお願いいたします。
それでは今週も正直に生きていきましょう。バイバイ。
ありがとうございました。