1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
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2024-10-23 20:17

時間術の歴史を振り返ってみました #227

日本における、時間術=手帳術の歴史を振り返ってみました。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は時間術の、ちょっとね、ヒストリーを振り返りたいなと思いました。
今ね、中村敦彦さんがね、ボイシーで、時間術のね、また全然、これはディスリー配信なので、テーマは違うんですけれど、
あの、これを、あの、このことをね、おっしゃっていたのを聞いて、そういえば時間術ってね、あの、どういう今まで経緯でね、今に至っているのかなっていうね、
今ってもう本当に、この時間術っていうか、まあ、手帳ですね、どっちかっていうとね、私が今日お話ししようと思っているのはね、この手帳っていうのがある種のもう今、宗教のようにですね、
もう有象無象にね、いろいろいろいろあって、ちょっとね、これ私の中でもね、振り返りたくなりましたので、今日は時間術というか手帳術ですね、
手帳術について、ちょっとお話ししようと思います。はい、えっとね、これ私も、あの、うる覚えで話してますので、違うよっていうのがあったらね、ぜひ教えていただきたいんですけれど、
私がね、やっぱり記憶している限りですと、ことの発端は、やはりバブル世代だったと記憶してるんですよね。で、バブル世代の人たちは急にね、あの、大して忙しくもないはずなのにね、あ、てか忙しかったのかな、
あの、気取った大学生がね、このバブル時代の大学生っていうのは、男の人は肩パッドが入ったね、サテンのね、つるっとしたね、あの、つるっと、なんか、あの、さらっとした素材のね、あの、シャツに、オーバー、オーバーサイズのシャツにね、なんかこう、タックが入ったね、パンツとか履いて、
で、アメカジとかイタカジとか言ってた世代なんですよ。で、髪の毛はね、前髪をちょっと伸ばして、それをね、前から後ろにシャッてこう、かき上げるようなね、そういう髪型をしてたんです。で、今の女優の安藤さくらさんって、名優の方がいらっしゃいますね。で、この人のお父さんの奥田英二っていうね、あの、俳優が当時は、なんか今はね、すごい渋い、重鎮のようなふりしてますけど、
このバブル時代は、すごいチャラい俳優として、まあ活躍されてたんですね。で、この人が前髪をちょっと長めにして、それをシャッてこうね、後ろに、こう、なんか、たら、こう、かき分けるっていうね、このポーズを含めて、この髪型が流行ったんですよ。で、肩パッとギンギンに入ったダブルのスーツ着てね、まあ、あの、なんか、チャラチャラとね、歩いてるような、まあ、ドラマとかによく出てたんですよね。
で、まあ、この世代は、まあ、た、たかだか大学生でね、まだ社会人にもなってないのに、あの、バインダー式のね、システム手帳というものを持ち始めるんですよ。で、このシステム手帳の、あの、歴史っていうのはね、なんか、遡るとね、めちゃくちゃ、実は古くて、もうね、1920年代ぐらいですね、もう戦争の頃に、イギリスのね、あの、陸軍が、あの、編み出したものらしいんですよ。
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いろいろその軍事のね、あの、管理をしたりとか、いろいろこう、ミスとか、あの、漏れとかね、そういったことがないために、いろいろ管理するために、なんか、編み出した、あの、ものらしいんですよ。うん、これ、もっと深掘りすると、もっともっと詳しい歴史が多分出てくるんですけれど、まあ、ちょっと割愛しますね。
で、まあ、このイギリスから発祥した、このシステム手帳っていう考え方が、日本にはですね、1985年頃にドンと入ってくるんですよね。で、これを牽引したのが、ファイロファックスっていう会社とかね、アシュフォードとかね、まあ、こういった会社が、まあ、あの、出てきてですね、この辺多分イギリスの会社なんですよね。
で、この辺りが、あの、ちゃんとね、上等な革張りのね、えー、サイズ的にはね、A5とか、えー、ぐらいのサイズになるんですかね。えー、A5よりもうちょっと小っちゃかったかな、B、B4とかですかね。うん、これぐらいのね、ロック穴のね、穴が、穴で中がリフィルの、あの、中の紙の部分はリフィルで、あの、付け替えができるね、高級な革製のバインダー式の手帳を、みんな持ち歩くようになったんですよ。
で、この中にぎっしりね、えー、ウィークリー、マンスリー、そしていろいろまあ、メモとかノートとかね、あの、ダイヤリーとかね、まあ、いろんなものをバーって挟んで、これがぶっとければぶっといほど、なんかこの人すげえみたいなね、そういう文化があったんですよ。
で、ここにいっぱい付箋とかね、付箋あったかな、この当時。付箋もね、まだね、付箋ってね、結構割と最近なんですよ、あれ。だからバブルのね、1980年代にはまだなかったんじゃないですかね。
ごめんなさい、だから付箋はちょっと割愛です。とにかくね、ここにうわーってね、もうぎっしり紙をね、挟み込んで挟み込んで、大事なものとかいっぱい詰め込んで、このバインダーを小脇に抱えてる男がイケてるっていうね、まあそういう時代があって、はい、だからこの時代はまだね、システム手帳の流行を牽引していたのは男性たちなんですよね。
で、スーパー手帳の仕事術っていうような本がベストセラーになったりとかして、まあとにかくこの参考っていうね、このバブルの頃っていうのはね、3つの高いでね、参考っていうね、高学歴、高身長、高収入の男が最上級の男という評価をつけられてた時代だったので、
まあそのね、俺は参考だっていうアピールとしてもね、この手帳がものを言わせてたっていうね、狂った時代があったんですよね。はい、ここからですね、10年ほど今度経つとね、この手帳の世界ね、このシステム手帳の世界にまた何度かね、いろんなムーブメントがあるんですよね。
いろんな、あの、なんていうかな、仕様が変わっていくっていうね、タイミングがあって、次に来たのがね、1990年代の後半ですね。ここにね、コビー博士っていうね、アメリカ人の実業家が出てくるんですよ。で、この人はね、えーとね、7つの習慣っていうね、もう大大大ベストセラーの、まあこれはビジネス自己啓発本ですよね。
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で、これのね、7つの習慣って本をとにかく、まあベストセラーにした、あの実業家の方なんですよね。で、この人はいろんなこのビジネスでね、成功するために、いろんな7つの習慣が必要だよっていう、いろんなコンセプトをね、打ち出して人気が出た人なんですけれど、この中の特にね、手帳の使い方ですね。
手帳に、まあ自分と約束をするっていうね、そういう、なんていうかな、こう、あの、考えをね、打ち出したんですよね。だから単に時間をね、何時から何時まで、例えばアルバイト、ね、で、このここからここまでは大学の授業があって、とかね、で、何時から何時までデートとかね、そういうただ決まった自分のスケジュールを入れるためだけのね、手帳が
ここでね、自分の中で今週は絶対これを達成するとかね、あの、だからデイリーの、えっと、目標達成、そして、だから1日の中で今日は絶対これをやるっていう約束ですよね。で、この1週間の中ではこれを絶対達成する。で、してはこれが年間、年間のね、目標絶対今年はこれとこれとこれをやり遂げるみたいな、自分との約束ごとを、あの、作ってですね。
で、これをスケジュールの中に落とし込むというね、ある意味、あの、まあ結構画期的っていうかな、うん、まあそういうなんかこう、どう言ったらいいんでしょう、生き方とか、あの、自分の未来ですよね。未来を、あの、手帳の中に落とし込んでいくみたいなね、面白いコンセプトをまあ打ち出した人なんですよね。で、ここがすごくやっぱ受けてですね、このコビー博士の時間術の考え方を取り入れたフランクリン手帳って言うんでしたっけね。
フランクリンプランナーだったかな。この手帳が、これも大ベストセラーになって多くの人がこれを使うようになるんですよね。で、これもやっぱりバインダー式が多かったと思うんですけれど、ここではね、だからもうすごい細かくいろいろ書くことがあるんですよね。
今言ったみたいだから、もう1日1日も自分と約束事があって、しかもね、さらにね、詳しく言うと、あの、ビジネスだけじゃないんですよね。自分の、あの、人生、あの、ライフね、ライフワークバランスっていう言葉が今はありますけど、もうずっとこの1990年代後半から、あの、人生の中で達成したいこと、で、ビジネスで達成したいこととかね。
あと、なんかスピリチュアルとかね、なんかいろいろ3つ4つの、あの、分けた、あの、なんかこうカテゴリーでね、その中でそれぞれ自分がバランスよくやっていかないと、例えばビジネスだけに偏ってたらうまくいかないとかね。逆にその私生活だけが充実しててもダメだとかね。
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全部のバランスが取れてて初めて人っていうのは幸せになれるんだっていうようなね、なんか結構哲学的なことも含めたビジネス自己啓発の人だったんですよね。この人の考えを取り入れた手帳術っていうのもすごくヒットしたんですよ。
で、この後ね、日本においてはですね、佐々木香里さんっていうね、女性のやっぱり実業家で、かなりね、あのいろいろ、あの政治とかね、そういったところにもこう、あの意見を言うようなね、あのかなりあの力がある方が出てきてね。で、この人はいろんなことがあったんですけどね、あのミリオネーゼの手帳術っていうね、本を2000年代ですね、2004年ぐらいかなに出してるんですね。
で、これはこのフランクリンプランナーね、だからコビー博士の7つの習慣におけるフランクリン手帳の考えをもっとね、シンプルにして、しかもね、このバインダー式のあのシステム手帳っていうよりはもうちょっとね、ノート型のね、あのだからリングであの穴が開いててね、そこにリフィールで入れていくっていうよりは普通の見開きバサッと開いて、えっと見開きでね、ウィークリーのね、あのだから1週間があの、なんていうかな、見開き1枚で、
あの見れるっていうね、あの一目で見れるような手帳っていうものをすごくいいっていうことでね、あの進めた人なんです。
英語サイズのノートをバサッと見開きで開くとね、全部ね縦軸の時間軸ね、バーチカルですね、バーチカルのウィークリータイプをこの方は推奨していて、
でもう30分刻みでバーっとメモリがね、あの縦にだーっとあの24時間あって、で大抵ね、あの市販の手帳だとね、ウィークリー、あごめんなさい、バーチカルってね、あの9時から、あの例えば20、あの長くてもね23時ぐらいとかね、しかなかったりするんですけど、この笹木香里さんはね、ちゃんと朝の、なんだ、なんだろう、4時とかね、6時ぐらいからもうあの夜中の、
夜中の何時までとかね、あのかなり24時間に近いだけのメモリがあって、なおかつ土日も、あのなんていうかな、土日って結構ね、あの割愛してる手帳もあるんですよね、土日を上下にね、2つも並べて、土日はもうお休みだから予定を特に書き込まないみたいなね、そういう手帳もあるんですけれど、
土日もしっかりと24時間管理ができる、だから月曜日から日曜日までね、全部あの7日間で全部時間管理が一目でわかるみたいなね、そういう使い方を推奨されていて、私みたいにね、土日が全く関係なく仕事してきた人間には割とね、この考え方はね、すごいしっくりきたんですよね、そしてもう一つ新しかったのが、
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まあこれは7つの週間のコビー博士もある種近いんですけれども、未来のね、自分を予約するっていう考え方を取り入れたんですよね、なのでまだ未確定の予定ね、例えば今年のゴールデンウィークは絶対私は韓国に旅行行くとかっていうね、そういう行きたいと自分の願望がありますよね、それをね、もうさっさと手帳に入れちゃうんですよ、
もう今年の5月の何日から何日はもう韓国旅行みたいなねことを、一応まあ確定してないんでクエッションマークかなんかでね、自分で一応まだ未確定よっていうことはマークとして印はつけとくんですけれど、もうそこにとりあえずもう自分の予定を抑えちゃうんですよね、そうすることによって、これはなんか今年こそは韓国行きたいなーってね、ぼんやり思ってるだけで、ぼんやりしてるよりもね、
遥かに実現する確率が上がるんですよね、自分で手帳に落とし込んで、で、あ、もう5月私も韓国行くんだって思うとね、もう何か月前ぐらいから自分で準備していくじゃないですか、ね、あのどこの飛行機手配してホテルも予約しなきゃとかね、で、あと会社もこの5月には旅行行くからここはきっちり休めるようにね、あのちゃんとスケジュール調整しとこうとかっていう風にどんどんどんどん自分で、
あの、そこのまだ未確定の予定に向かって、自分で何となくもう手帳に落とし込んでしまった以上ね、なんかなんとなくそっちの方に動いていくっていうね、まあそういうことを推奨したりとかしているすごく面白い考え方で、私はね結構このビリオネーゼの手帳術っていうのがね出てきた頃ちょうど、私バリバリワイ社で働いている頃でね、これすごくいいなと思って、あの思ってました。
で、佐々木香里さんは後はね、ウィンウィンとかね、ギブアンドギブとかね、あのいち早く今ね、こういう割ともう当たり前になってきた考え方とかも早くから提唱していた人でしたね。はい。で、この人とね、ほぼ時を同じくして出てきているのが、まあ勝馬和夫さんとかなんですけど、勝馬さんはね別に彼女自身が手帳を作ったというよりは、このコビー博士の7つの習慣とかね、こういったアメリカを中心にした、
いろいろ、何て言うんでしょうね、自己啓発本ですよね。ビジネスの自己啓発本とかの名著をね、いっぱい紹介したりとかして、あのこういう本を読むとね、すごく勉強になるよっていうことを、ご自身のね、あの著書とかでいろいろ紹介されてた功績がありますね。
タイムパフォーマンスね。だからまだこの頃タイパとは言いませんでしたけど、タイパコスパを上げていきましょうみたいなことはね、かなり早くから勝馬さんはいろんなね、自己啓発本を紹介しつつね、あの提唱されていたっていうのがあります。
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あとはね、私はね全然使ったことないんですけど、ほぼ日手帳ですよね。糸井重里さんってコピーライターの方が編み出された手帳。これも大ヒットして今もずっと続いてますよね。これはどっちかというと、1日1日雑記帳みたいにいろいろ思ったこととか、気づきとかね、あのスケッチとか何でも書き込める、まあそういった手帳ですよね。
このあたりがね、だから日本における大体の手帳とか時間術における大きな動きがあったところのメインの人とか事象だったかなと思うんですよね。
でね、ここからね、このあたりがまあだから大体手帳の完成形はほぼこのあたりでできてるわけですよね。ほぼ日手帳とか、私が今言った佐々木香里さんのアクションプランナーっておっしゃってるんですね、この人はね。
アクションをもう、だから行動をプランしていくっていうね、あのコンセプトでね、アクションプランナーとかこのあたり大体完成形が出てるんだけれど、いまだに手帳ってもう無造無造にあるじゃないですか。で今なんか人気が出てきた有名人とかまで手帳作ったりとかしますよね。だから手帳ビジネスっていうのはやっぱ売れるんだなぁと思ってね。
今こうパッと本屋さんとか入って見てみてもね、この庵美香の美容手帳みたいなとかね、あと占いの人とかね、もうありとあらゆる手帳があって、だから金運を上げていきますみたいな風水占い系の手帳から、あと何だろう、なんかいろいろあるんですよ。
これね、走りはね、やっぱり風水の有名な占い師とかがね、やっぱ風水ダイアリーとかね、この辺を流行らせ出したりとか、あともう一個はね、マーマーマガジンってね、あったんですよ。
これはね、ハットリミレイさんっていうね、この人が編集者でね、結構マクロビオティックとかオーガニックな暮らしとか、自然に優しいとかね、そういう割と自然環境を大事にして生きていきましょう的なね、
ちょっとどっちかというと左翼的な方で、この人が出してた、かなりマニアックな雑誌の編集者だったんですよ。この人が作っている、この人のあとヒエトリソックスとかね、こういうのも流行らせてた人ですね。
この人とかが出している雑誌、手帳もすごく割と流行ってたと思います。今も出てるかどうかちょっとごめんなさい、まだ確認してないんですけれど、だからね、私が言いたいのはこの辺りからね、だんだんね、この枝分かれしてくるんですよ。
手帳っていうのはあくまでもビジネスとかね、私はできる人だっていうね、まずは男性から流行りが始まって、徐々にね、女性も社会進出するようになって、女性もシステム手帳とかね、こういうビジネス手帳を使いこなしながら、仕事とか、自分のプライベートとかをうまくタイムマネージしていかなきゃいけないっていう風になったので、需要が高まっていったんですけれど、そこからどんどんどんどんね、
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枝葉が分かれていって、こういう占いとかね、市の生き方的なね、なんかちょっとややね、やっぱりキラっぽい要素が入ってくるものに、だんだんだんだんね、やっぱり枝葉が分かれてくるっていうか、増えてきてる感じはするんですよね。
だから、まあね、そんな感じです。でもこれだけたくさんね、有象無象にあってもまだ出てくるということは、儲かるんでしょうね、この手帳ビジネスはね。だからね、面白いなと思って。
まあでもそもそもはね、この24時間、365日っていうね、すべての人が平等に与えられている時間をどういうふうにうまく活用していくかっていうね、それを手助けしてくれるものとして、手帳というものが発展していっていて、今やね、iPhoneとかね、スマホがあって、デジタルで時間も上手に管理はできるんですけれど、
手書きによって、目で、視覚で、より自分で手で書きながら、来年の今頃はこういうことしてたいなとかね、今頃は起業したいなとか、そういう未来の自分をプランニングするみたいな発想がね、やや今のこの自分業とか、きらっぽえの要素とちょっと結びつくところがあって、ちょっとね、この中村さんのセンサーに引っかかってくるところがあるのかなと思います。
だけど、40年前は普通に自分はできるやつなんだぜ、みたいなね、ビジネスツールとして派生したものがね、今となってはきらっぽえの一つの道具になってきたっていうね、面白いですよね。手帳にも歴史ありということでね、ちょっといろいろ懐かしく思い出してみました。はい、ごきげんよう。
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