ドラマ『地獄に落ちるわよ』鑑賞と第一印象
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。 今話題のネットフリックスドラマ、「地獄に落ちるわよ」を見ました。
昨日と今日で、全部で9話あったんですけれども、一気見しましたね。 ネタバレはしないように話をするんですけれども、正直ね、まあまあですね。
途中で離脱することなく、最後まで見るという意味で言えば、ちゃんと面白いドラマにはなってたと思います。
細木数子と六星占術の時代背景
これはね、もう皆さんご存知だと思うんですけれども、 占い師の細木和子の電気ドラマなんですよね。
多くの人にとっては、細木和子といえば、六星占術っていうね、占いの編み出した人として有名ですよね。
いっぱい、毎年毎年本が必ず出てですね、今年はこういう運勢だっていうので、これをずっと信じて書い続けている人とか結構いたり。
私はちょうどこれ、だから私は大学生のあたりで大ブレイクしてたんですよね。
だから1980年代の後期ぐらいから、バーッともうベストセラーになって、私の仲良い人の中にもこれすごい信じてる人いっぱいいて、
で、かんなちゃんはね、誕生日何?って聞かれて、いろいろ出してくれたら、かんなちゃんはこれ何人だよ、みたいなね。
確か水星人だったと思います。水星人だからこうだよとかね、いろいろそういうことがあって、火星人とか水星人とか天皇星人とか、
6つの星人で、しかもそれが陽と陰に分かれるので、全部で合計12星人に分かれて、いろんなタイプの人がいて、それぞれの運勢を占うと。
さらに面白かったのが、12年に一度、3年間大作戒というね、もう何をやってもダメな時期が3年来るっていう、これをすごい流行らせた人なんですけれど、
細木数子の人物像と安岡雅宏との関係
まあでもこの辺りのね、占いのメソッドとかは、実は他の占い師のね、あのメソッドを完全にパクって作っていたりとかですね、
あと安岡雅宏というね、あの実はもう日本の聖界の、まあなんていうかな、黒幕というか、という大物の人がいるんですけれど、
この人が一番有名なのは、敗戦の時のね、1945年の8月15日に敗戦して日本が、その時の玉音放送ね。
天皇が、当時の昭和天皇が有名な、耐えがたきを耐えっていうね、あのスピーチの原稿を書いたとされる人ですね。
安岡雅宏はだからもう聖財界、全てのあの、なんていうかな、黒幕というか、黒幕というとなんか悪者みたいに聞こえますけれども、
影で政治家にね、アドバイスしたりとか、いろいろフィクサー的な存在の人ですよね。
こんな大物の、あのこの安岡雅宏をですね、なんていうのかな、この手玉にとってですね、あの細木和子ね。
で、しかも晩年でちょっと認知症が始まっていたんですよね、この安岡雅宏が。
で、そこへ細木が取り入ってですね、で無理やり婚姻届に犯行させてですね、あの二人が夫婦関係っていう規制事実を作っちゃってですね。
で、この安岡雅宏の権威とかね、そういったものを自分のために利用しようとしたんですよね。
で、これはもちろんね、この安岡雅宏の親族がもっての他だということで、法的には二人のあの婚姻関係が無効だというふうにしたんですけれどね。
まあでもことほど左様に細木和子というのはもう、この昭和の戦後の時代を駆け抜けた既大の詐欺師なんですけれども、案外ねその事実は知られてなくて、
相変わらずもうこの人亡くなってもまだこの六世戦術の本はずっと売られ続けているんで、
まあ言ったらデタラメな本がずっと出てベストセラーになっているという状態なんですよね。
ドラマ化への期待と原作『魔女の履歴書』
で、この細木和子の本当の実態をね、どこまで今回のドラマで再現するんだろうということが、とても個人的に注目してたんですよね。
私がね、なぜこの辺りが詳しいかというと、だいぶ前ですね、15年ぐらい前、それぐらい前に出た、
週刊現代のね、この細木和子とは何者かっていうね、本書を暴くっていう連載のコラム、コラムというか記事があったんですよね。
これをまとめた本を私読んでたんですよね。
この本はね、みぞぐちあつしっていうね、ノンフィクションライターの方が書いていて、とても面白い本だったんですけどもね。
これどれぐらい再現するんだろうと思って。
ちなみにこの魔女の履歴書は今もね、普通に売ってますんで、今回ドラマになったんでね、
ちゃんと多分帯をつけて、このネットフリックスのドラマの今回の主演を演じている、なんだっけ誰だっけ、
戸田えりかですね。戸田えりかの帯がついて、多分本屋にまた並んでると思うんですけどね。めっちゃ面白いです。
ただね、これすごい経歴の人なんですよ、細木和子ってね。
いかがわしいにもほどがある人なんですよ。
だからそんなところがね、どれぐらいドラマとして再現されているのかなっていうのが、とにかく見物だったんですが、
キャスティングへの疑問と理想の女優像
だいぶね、よく描かれてましたね。実感としては。
で、まず戸田えりかって割といい女優だと思うし、全然嫌いではないんですけれども、
いやー、ちょっと細木和子ではないんじゃないのって思って、
あの戸田えりかってね、なんかとっても今っぽい人なんですよね。
で、しかも顔が犬顔というか狸顔というか、ちょっと優しい、ちょっとタレ目でね。
なんかやっぱり人懐っこい犬顔の人に見えるんです、私には。
一方、細木和子といえばね、キュッて目がつり上がった、もう見るからにいかがわしい、
もう気象のめちゃくちゃ激しい、そしてなんかもう佇まいからして、
肩着の人間ではないというね、匂いがプンプンとする人なので、
ちょっとね、あの残念ながら、このぱっと見のね、キャストは豪華なんですよ。
この戸田えりかが出てて、伊藤祭里も出てて、生田東真も出てて、
あとですね、石橋錬二が安岡雅宏の役やってましたね。
実在の人物とドラマでの名前
で、あのちなみにこのドラマなんですけれど、これ、まあだから、
実際の人物を描いているドラマではあるんですけれども、
本人の名前で出てるのはね、あの細木和子と、あと島倉千代子ですね。
演歌歌手の島倉千代子、この2人は実名なんですけれど、
それ以外のね、登場人物はちょっとずつ名前を微妙に変えてあるんですよね。
例えば先ほどからお話ししている安岡雅宏は、
このドラマの中でね、石橋錬二が演じてて、安永正隆みたいなね。
あとは、この細木和子の内縁の夫がいるんですけれど、これヤクザなんですけれどね。
で、これが堀尾雅志だったかな、っていうのが本名なんですけれど、
これをね、このドラマの中では生田藤真がめっちゃかっこよく演じてるんですけれど、
堀尾雅志になってたりとかね、ちょっとずつその実際の人物からは名前を変えて、
まあちょっとこの、多少はね、そういうアレンジがありますね。
物語の構造と主人公の視点
なんですけれどね、で、伊藤祭里の役回りは、
この細木和子の電気を、電気というか、細木和子を主人公、モデルにした小説を書くという体で、
で、いろいろ彼女に独占インタビューしたりとかして取材するんですよね。
で、面白い小説を書けるように、いろいろ細木和子に何度も面会して、いろいろ話を聞くっていう設定で、
最初はすごく魅了されるんですよね、細木和子のカリスマ性とか、そしてそのサクセスストーリーですよね。
で、もうまさにこの細木和子という人は、終戦後の日本のそのやけの原の東京から成り上がっていくっていう、
だから日本の戦後史と重なるんですよ。
土屋街とかね、あの闇市みたいなところから這い上がって、貧困の中から這い上がってきたそのサクセスストーリーでもあるんで、
まあこの一端はね、この伊藤祭里ふんするこの小説家は細木和子に魅了されるんですよ。
ですけども、取材を重ねるにつれて徐々に細木和子っていう人が実はヤバい人なんだということに気づいていくっていう構造になってるんですけれど、
ドラマの演出と脚本への評価
あの、いや、なんかね、だからネタバレしないようにしゃべるんですけれどね、
とってもわかりやすくできてて、これはなんていうかもう、ちょっとね、あの親切すぎる設定、なんか設計になってるんですよ、ドラマがね。
ここまで親切に、もうなんかバカでもわかるようにしなくても、もうちょっとね、ちゃんと、
うん、あの、なんていうかな、大人のドラマとして仕上げた方が面白かったんじゃないかなと思ったりね。
で、とにかく話をまた戻すと、戸田恵梨香がね、ちょっともうやっぱり引っかかっちゃって、で夫ともね、ずっと言ってて、これでやっぱちょっと戸田恵梨香じゃないよねって言って、
戸田恵梨香はね、本当にいい女優、ね、あのうまい人なんですけれど、このね、いかがわしい細木和子とは、もうその顔が似てないことはね、
まあしょうがないとして、で、あの演技で寄せていけばいいだけなんですけれども、やっぱりちょっとね、迫力が出ないんですよ。
で、私ね、誰がいいかなって個人的に思ってて、今、今いる女優さんで、細木和子をね、演じられる人って誰がいるかなと思って、なかなかいないんですけれども、
あの、高岡早貴だったら、あの、ああいう高岡早貴のあのなんかこう異様な色気とか、なんかこう怪しい、なんか一筋縄ではいかない、なんかただならぬ、
なんかこう、もう一度なんかあの人に取り込まれたら、もうなんかこうずぶずぶと底なし沼にハマっていくような、なんか怪しい色気があるじゃないですか。
高岡早貴とかがね、やったらすっげーハマったかもしれないなと思ったりしたんですよね。
時代考証と特殊メイク・CG
で、ちなみにこの戸田恵梨香がね、この若い女子高生の頃から、もう晩年のあのおばさんになってからの細木和子を一貫して演じるんですよ。
で、さすが今のドラマで、あの当時の廃線のやけの原の東京のね、あのこういう何ていうかな景色とか、
あとだんだんだんだん高度、あの経済成長でどんどんどんどん、あの日本がだんだんだんだんこう盛り上がっていってる時の銀座の夜景とかね、
あと古い車とか、いろいろね、あの昭和の時代をなかなか上手にあの再現はしてるなと思いましたけれども、
あの面白かったのがね、この戸田恵梨香のその細木和子の若い時をちゃんとね、これ多分CG使ってわざと若くしてるんですよ。
で、普通だったら特殊メイクとかで若返らしたり、あのふけさしたりするんですけども、
わざわざね、CG使ってちょっとほっぺを、っていうのがね、戸田恵梨香ってめっちゃ細いんですよね。
すごい細いんで、げっそりしてるんで、この若い時はちょっとほっぺたがぷっくりした若々しい感じに、あのなんか画像加工してるんですよね。
その割にはですね、年取ってその、あのね、よく私たちがテレビで見てる細木和子になっていくところは、なんか割とね、しょぼいあのメイクなんですよ。
別にここはなんかCGとか、そういうなAIの画像加工とかではなくてですね、あの普通のただメイクでふけメイクをしているだけで出てくるんですよね。
で、このあたりが、いやーと、やっぱり細木和子のあの迫力、恐ろしいような、なんか異様な、ただならぬ、そのある種、悪のカリスマみたいなね。
そういう感じの迫力がね、やっぱ出てないなーと思ったりして、ちょっとそれが残念だったかなーっていうこととか、
ヤクザ役のキャスティングと昭和の再現性
あとこの生田東真とか、あと杉本徹太とかね、あのこのあたりがヤクザの役やってるんですけれど、なんかちょっとね、迫力ないなーと思って。
うーん、で、うちあの昨日夫と一緒に見てたんですけど、夫とかね、やっぱVシネマとかね、あのヤクザものとか大好きなんで、いっぱい見てるんですけれど、
なんかね、あのアウトレイジとかね、あのたけしの、アウトレイジとかに出てるような、ああいうヤクザ役がすっげーハマる、あの辺の俳優さんとかもうちょっと連れてこれなかったのかなーとかね、言って話してたんですけどね。
生田東真はすごいセクシーで良かったんですけれど、明らかにね、昭和のヤクザにこういうタイプの人いないよーと思って。
なんか昭和っていう時代をね、再現するのって、昭和って言ってもそんな前じゃないのに、意外に難しいなーと思って。この戸田恵梨香の顔、顔作り自体もね、やっぱ昭和の顔じゃないんですよね。
昭和ってなんなんでしょうね、ドロドロ、ギトギト、ネトネトっていうかね、油切った感じっていうのがどうしてもね、出てこないなーと思って。
細木数子の「女ヤクザ」的側面
あとはその、本当はもっといかがわしい人物なんで、細木和子ってね、もっと本当に悪いことばっかりやってて。
で、有名な話として、これネタバレって言っても、これはよく知られたことなんで、一応ここだけはちょっとネタバレをすると、細木和子はある時期、縁科科室の島倉千代子に不眠不休で働かせて、火災が狭くってそれを全部応慮してたっていうことをやってる人なんですよね。
で、島倉千代子は、すごい悪い、あれは誰だったかな、ドラマの中でちょっとアレンジしてましたけど、とにかく悪い人に騙されて、知らない間に借金を背負わされたんですよね。
で、もうダメだと、もう破滅だと思ってたところを救済者のフリをして近づいてですね、一緒に協力するから借金を返して、また元のようにスターになりましょうみたいなんで、協力者っていうフリをして、実は島倉千代子に借金を返済させるようにして、めちゃくちゃ働かせて、全部財産を奪ってるっていう、まさにヤクザ。
ヤクザなんですよ、細木家族ってね。女ヤクザなんですよ。そういういろいろ悪いことをやってたんですけれども、そこはね、一応描いてたんですが、それ以外にもめっちゃいろいろやってることはあんまり描かれてなかったのと、老いたちとかね、その辺ももっとドロドロしてるんですが、その辺もちょっとそんなに描いてなかったかなっていう。
昭和ドラマとリアリティの比較
まあでも、見る分にはね、面白いドラマだったとは思います。だからね、この前だと全裸監督ですよね。ネットフリックスがいろいろ手がける昭和を題材にしたドラマ。
めっちゃお金かけて、それなりにその当時の時代を再現したりとかして、それなりにうまくやってるんですけどね、やっぱり実際にね、昭和に出てた映画とかね、人形物とか、そういうものの迫力とかによってはなかなか遠く及ばないなっていうのが実感ですね。
まだまだ私は大阪にずっといたので、大阪とかもあの頃まだ私が子供で、子供だった私でもね、なんかあの頃のヒリヒリするような感じ。あとヤクザとかも神戸とかね、大阪とかいっぱいいましたんでね、あの迫力とか、ああいうこと思い出すと、やっぱり幾多遠間じゃないだろうとか思ったりね。
『アウトレイジ』とカセリョウの演技
なんかいろいろ思ったりします。で、改めてね、アウトレイジとかって、やっぱすごい映画だったよねっていう、なんかドラマから話がそれてですね、アウトレイジは、なんかあのドラマで、例えばですね、カセリョウっていう俳優いるじゃないですか、スッとしたイケメンの俳優ですけどね、この人すごく若く見えますけど、
あ、そうだこの人ってあれですよ、それこそあの細木家族を演じているこの戸田えりかと共演してスペックっていうドラマやってましたよね。うん、でとにかくこのカセリョウってね、確かアウトレイジ、たけしのアウトレイジに出るまでってね、悪役とかやったことなかったと思うんですよ。
すごいだって爽やかイケメンですからね、そのパッと見は。ですけどアウトレイジの時の、あの異常に頭のいい、なんていうかな、こう頭脳型ヤクザのあの役のあの怖さとかすごかったよねとか言ってて、だからねたけし、あれねキャスティング、もちろんそのちゃんとキャスティング担当の人いたのかもしれませんが、たけしってやっぱりすごいよねっていうカセリョウのなんか危険な、危険ななんかこう
やばい感じっていうんですかね、役者としてのなんかこう、なんかこう悪役も演じられるこの人なんか毒みたいなものちゃんと見分けてたのかなと思って、だからあのアウトレイジ出てからってこの人はだからいろんな善人の役もやるし、なんだっけ、いろいろやるんですけどやっぱりあのアウトレイジの時の凄みってすごかったですよね。
だからなんかこういう、なんかたけしのね、なんかこうやっぱ神秘感ってすげーなーなんて改めてね、だからヤクザ映画って結構ねあの人気のコンテンツなんですけども、それなりにね難しいですよねやっぱ、あの説得力がないと、この人本当にヤクザっぽいよねとかって思わせないとダメですからね。
特にこのヤクザも、ヤクザが好きな一定のファン層っていますからね、なんか昨日あの夫とかね、いやこんなヤクザおらんわーみたいな、そんなことわかるって見てましたね。
何より細木家族とか本当女ヤクザなんで、ちょっとねトダエリカでは上品すぎましたね。高岡崎、高岡崎ですよ。これもしこのドラマが流行ってですね、映画版も作ろうとかになったら高岡崎にやってもらいたいなーと思ったりしました。
細木数子の人生観とドラマの結末
はい、というわけでね、あの別にディスってません。それなりに面白いです。地獄に落ちるわよ。
あとね最後に、私がこのドラマの中ですごく好きだったところを一つ言います。これは伊藤祭里ちゃん演じるこの細木家族の電気小説を書くためにね、いろいろ取材してて、最後に出来上がった原稿を細木家族に見てもらうんですよ。
どうですかって言ったら、細木家族がですねこれ読んで面白かったわよって言うんですよね。でもこれはあのあんたの小説が面白いからじゃないんだよと、私の人生が面白いから面白いんだよって言うんですよ。
いやーかっこいいなーと思いました。あの細木家族がかっこいいというよりは、いや自分の人生が面白いからね、面白い小説になるんだよって言える人生ってすごいですよね。
なんかね、やっぱりあのなんて言うんでしょうね、やっぱ昭和を駆け抜けた一人の悪人ではあるんですけれども、まあそれなりのね大きなあの人物だなというふうに思いますよね。
はいというわけで、これで終わります。よかったらネットフリックス地獄に落ちるわよご覧ください。はいそれではごきげんよう。