1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 自分の最強の敵は自分⁈ #381
2025-05-20 14:49

自分の最強の敵は自分⁈ #381

映画『サブスタンス』、最高でした♪
ぜひ、劇場での鑑賞をオススメします。

▽映画『サブスタンス』
https://youtu.be/q4Z5v2M7Ae4?si=aPs02uXyJmXx-g5o

#リフォーム
#リノベーション
#インテリア
#インテリアコーディネーター
#老いるショック
#サブスタンス
#デミ・ムーア
#ドッペルゲンガー
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6566a0d64db2e7bbf594a948

サマリー

ポッドキャストでは、デミー・ムーア主演の映画「ザ・サブスタンス」が取り上げられ、その魅力や印象について話されています。映画はホラーコメディであり、驚きと笑いが共存する点が強調されています。また、このエピソードでは映画『ザ・サブスタンス』における女性の若さと美しさを取り戻すテーマについて語られ、特にドッペルゲンガーの概念が紹介されています。さらに、女性が製作したこの映画はサブカルチャーにおける重要性や、女性のオタク文化についても言及されています。

デミー・ムーアのキャリア
お聴きの皆さま、お運んばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
えー、来ましたー!というね、あのめちゃくちゃ楽しみにしていた映画をついに日本に来ましたのでね、見てまいりましたが、面白かったですね。
期待を遥かに上回るぐらい面白かったです。はい、その映画とは、ザ・サブスタンスっていうね、これはサブスタンスっていうのは物質っていう意味になるんですけれども、
主演は私たち青春期の頃の大スターであるデミー・ムーアーなんですよね。
デミー・ムーアーは、同じくトム・クルーズのミッション・インポッシブルの最終回になると言われているやつをやっていて、これも早く見に行かなきゃいけないんですが、
トム・クルーズとか、こういったね、この同じぐらいの世代の人たちがね、束になって人気が出てきた頃の青春スターの一人だったんですね。
このデミー・ムーアーは、すごく綺麗というよりはすごい可愛いんですが、なんか結構ガッチリしてて、ほっそりスリムで、金髪、壁眼というタイプじゃなくて黒髪で、
瞳の色もちょっと濃い色で、日本人なんかにもすごく親近感を持ちやすい女優さんだったんですね。
いろいろ青春映画、戦闘エルモスファイアーとかね、いろいろ出てたんですが、特に大ヒットしたのがゴーストっていうね、日本のタイトルはゴースト、ニューヨークの幻っていう映画だったかな。
これが90年の映画で、この時はですね、デミー・ムーアーは黒髪のロングヘアで、まさにその当時日本でもワンレンボディコンっていうね、ファッションスタイルが流行ってたんですけれど、
このデミー・ムーアーも黒髪のロングヘアーでね、すごい素敵だったんですが、このね、トレードマークだった黒髪のロングヘアーをバッサリ切って、ベリーショートにして、
すごいボーイッシュなスタイルにしてね、メイクもほとんどしてないみたいなね、すっぴんみたいなメイクで、
白いタンクトップに上にね、オーバーオールっていうね、デニムのこの上下つながっているパンツがありますよね。
あれを着て、ろくろを回しながらこの陶芸しているっていうね、陶芸作家っていう確か設定だったんですよね。
この映画の中で、パトリック・スウェイジっていうね、この俳優さんは確か、割と若くに死んでしまったんですけれど、
同じくね、この時代にダーティーダンシングっていうね、すっごいヒットした青春映画があったんですよ。
ここですごいね、セクシーなダンスをして、人気があった俳優さんと夫婦役をね、共演して、
とにかく伝説的な大ヒット映画だったんですね。私は全然好きな映画ではないんですけれども、
これはこのパトリック・スウェイジふんする夫がですね、このラブラブでね、ものすごく愛し合っている夫婦だったのに、
死んでしまってですね、これ確か殺されるかなんかだったんですよね。
霊になって、夫の死に嘆き悲しんでいる妻を励ましたりとか、
あとその要するに自分を殺した犯人が、このデミ・ムーアふんする妻のことも狙っているんですよね。
なんとかこの妻を助けるために幽霊になってしまった自分が奮闘するっていうね、
ラブ・ロマンスの映画だったんですよ。でも大大大ヒットして、
でこのね、お前なんとかとかいう甘いラブソングと一緒に、このデミ・ムーアがね、
白いタンクトップにオーバーオール着て、ろくろを回している背後からね、
パトリック・スウェイジが上半身裸で彼女と一緒にこのね、ろくろを回しながらだんだんイチャイチャ、
エロエロになっていくっていうね、すごいセクシーなシーンが有名になっている映画で、
これでね、もうみんなこの当時ね、私もこれアメリカにいたんですけれど、
白いタンクトップにこのオーバーオール着るっていうね、で髪の毛はベリーショートにしてっていうのが、
すんごい流行って、そんなような格好したりしてましたね。
この映画ですごく有名なスターになったにもかかわらず、
ここの中ね、青春アイドル女優みたいなところに留まらないだけの野心がある、
ガッツのある女優さんだったんですよね。
この後彼女は、ブルース・ウィリスね、大ハードシリーズでおなじみのアクションスターである、
ブルース・ウィリスとね、割と歳の差混合してですね、この人との間に3人の娘さんも産んで、
しっかり結婚し、育児もして、いろいろね、ちゃんとやりつつも、
同時にスターとしてもね、野心的にいろんな役に挑戦するんですよね。
ものすごくね、バキバキに体を鍛えて、マッチョにして、
G.I.JANEという映画で、このG.I.ジョーっていう有名なキャラクターがいますね。
映画の内容と特徴
アメリカ兵で、アンダーですよね。
これの女版ということでね、G.I.JANEっていうので、髪の毛をスキンヘッドに反り上げて、
体もマッチョにめっちゃ仕上げて、厳しい軍事訓練を受けて、
立派な兵隊になっていくっていうね、映画に果敢に挑戦したりとか、
あとは、マイケル・ダグラスと共演した映画だったと思うんですけれど、
悪役にもね、果敢に挑戦したんですよね。
すごくセクシーな女エグゼクティブが、男性にセクハラするっていうね、
この映画をやったのってね、1994年とかなんですね、今調べると。
こんな早い段階から、逆セクハラね、だから女の方が加害をするっていうね、
すごく現代的なテーマで、かつピークで人気がある時に、
果敢にもね、こういう悪役に挑戦したりとかっていうね、
ものすごく責めてるキャリアの人なんですよね。
だから割とめちゃくちゃ大好きっていうわけでもなかったんですけど、
今思うとね、ものすごくとんがった、かっこいい女優さんだったなと思うんですよね。
さらにね、まだまだいろいろあってですね、この人はだから、
私生活ではブルース・ウィリスと結婚して、3人の女の子を産むんですが、
その後ですね、もう年の差がね、いくつぐらいかな、20近く年下の
アシュトン・カッチャーっていうね、俳優さんと恋愛関係になってですね、
で、ブルース・ウィリスとは離婚して、若い男性と再婚するっていうね、
そういう生き方そのものもね、せめせめの人なんですよね。
で、現在このデミ・ムーアは62歳ということで、ちょうどね、伊藤陽介さんと同い年ですね。
すごい人なんですよ。だからいろんな意味で、
あの、なんていうかな、こう時代を先を行ってるようなタイプの女の人だったんですよ。
ただね、なんかちょっとね、コマーシャル的というかね、
すごくね、売れるためには何でもするっていう、ちょっとダーティーなイメージもあって、
それほどその当時、私がデミ・ムーアをすごく評価してたかというと、そうでもなかったんですが、
この人がですね、この60歳過ぎてから、久しぶりにカンバックしてきた映画が、
このザ・サブスタンスっていう映画なんですよね。
もうめちゃくちゃ、めちゃくちゃ面白かったです。
でね、これどうしようかな、語り部解説するか、今ね、またすごく知事に乱れてるんですけれど、
でもね、この映画、とても面白くて、とてもおすすめであると同時に、
まあまあグロい映画なんですよ。正直ね、これはサスペンスではなくて、ホラー映画なんですね。
ただ、ホラーなんですけれど、私はずっと爆笑しました。
とにかくね、怖いと同時に、めちゃくちゃ笑える映画でもあるんですよね。
ホラーコメディなんですよ。
映画のその後の解説
だから、多分ね、見に行けない人も多数いるかもしれないので、
ちょっとホラー解説をしようかなと思います。
でも、この映画のいかに魅力的かっていうね、今日はちょっとそういう宣伝を込めて、
第1回目はちょっと概要をお話ししている感じです。
で、これね、このデミー・ムーアーが主演なんですけれども、概要はよくある設定です。
だんだんもう中年になってきて、女優としてのエロス資本が枯渇しかけている女優さんがですね、
自分の長年やっていた長寿番組から卸されると、クビになるっていうところから始まるんですよね。
ここでたまたまですね、若返りの薬のようなものを手にすることになって、若い自分が出てくるっていうね、
大きく言うとそういう話なんですよ。
でもね、これよくある設定で、割と最近ですと韓国のアニメ映画があって、
成形水っていう、これもめちゃくちゃ面白い映画でオススメだったんですが、
これは別に年をとっているわけじゃないけれども、太っててブサイクな主人公が成形水っていうね、水を手に入れて、
もう見違えるような美女に変身することによって起こるホラー映画だったんですね。
この映画にほとんどコンセプト一緒なんじゃないのと思って見に行ったらですね、
もちろんね、入り口はそうなんですよね。
あまり美しくなくなってきた女性が若さと美しさを手に入れようとするっていう話なので、
似たコンセプトではあるんですけれども、もっとね、いろんな意味で深い映画でした。
これはね、ドッペルゲンガーものでもあるんですよね。
ドッペルゲンガーっていうのは、昔からある概念で、
自分の、もう一人の自分というか、自分には分身がいるっていう考え方なんですよね。
つまり、自分の中には、今生きている自分以外にもっといい自分、自分とは違う自分がいるみたいな、
そういうね、ちょっとすごく抽象的なんですけれども、そういう概念が昔からあって、
それをベースにした小説とかはいっぱいあるんですよね。
あと妄想とかね、今まで過去にいろんな有名な人たちいますけれどもね、
例えば芥川龍之介とかね、日本で言うと、こういった人たちも自分にはもう一人の自分がいるみたいなね、
そういった、なんか幻覚というか、妄想を持っていたりとかね、するっていうことも伝えられたりするんですよね。
一番有名なドッペルゲンガーものっていうと、やはり誰だ、
ロシアのドストエフスキーっていう作家が書いている二重人格っていう小説がありますね。
これは二重人格って訳されてますけれど、実際は分身というか、自分の中のもう一人の自分みたいな意味になるんですよね。
すごく恐ろしいんですよ。
つまり、今自分は自分だと思ってるけれども、もっとより良い自分がいるかもしれないっていう妄想に取り憑かれて、
自分で自分に嫉妬したり、自分で自分を消そうとしたり、
要するに自分よりもっと優れた自分が、自分が寝てる前に活躍したりとかね、
知らないうちに自分の例えば、奥さんとか仲良い友達を奪ってたりとかっていうね、妄想に取り憑かれていくんですよ。
どんどん理性を失っていくっていうね、ちょっと異常な、一言では説明しにくい概念がトッペルゲンガーなんですよね。
今回のこのザ・サブスタンスっていう映画は、まさにそういうことを描いている映画なんですね。
単に女性が若さを失っていき、美貌と若さを取り返したいというね、
終年の物語っていう以上の深いテーマが隠されているっていうこととか、
あとですね、この映画は今回、脚本も監督も、あとこの映画を出資している人もみんな女性で作った映画なんですよね。
ただ、ここまで女性で作ったのにも関わらず、かなりグロいしエロいし、きもい映画になってるんですよね。
しかもいろんな、今まで過去の映画に対するオマージュが捧げられている、映画オタクにはたまらない一本にもなってるんですよね。
サブカルっていうのは、私もサブカルが大好きなサブカル人間ですけれども、
絵としてね、男性の、今まで独占してきた分野なんです、サブカルっていうのはね。
サブカルのオタクとか、権威になっている人ってほとんどが男性ですし、
女性っていうのはあまりこういったオタク気質が薄いとかね、一つのことにずっとこだわって極めていくっていうことが弱いと思われてるんですよね。
女の人って気が散りやすいし、広く浅くとか、そういうふうなものの方が得意っていうね、家事をしながら仕事もしたり、育児もしたり、
あっちもこっちもやってみたいな、器用貧乏みたいなのが女性の特性だっていうふうに思われている節があるんですけれど、そんなことはないんですよね。
女性にもオタクがいるし、一つのことしかできない不器用な人がいるし、
まさにね、そういう映画オタクの人が集団になって作り上げた映画がこのサブスタンスだったっていうところでもね、
快挙だと思うんですよね。よくぞここまで変なグロい映画をね、女だけで作ってくれたなっていう、映画オタクとしてはそういった喜びもありました。
はい、というわけでね、ぜひこの映画オススメなんですけれども、ちょっと次回からはこれを映画解説、おなじみの語り部解説でね、連載していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。
14:49

コメント

スクロール