1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 不倫は社会学だ‥という話② #326
2025-03-05 20:13

不倫は社会学だ‥という話② #326

『不倫は誰が悪いと思いますか?』
というご質問がありましたので、考えてみました!

#リフォーム
#リノベーション
#インテリア
#インテリアコーディネーター
#不倫は文化
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サマリー

不倫に関する社会的な見方や評価の変遷について深く考察し、特に過去と現在の価値観の違いに触れながら、不倫が抱える社会問題を論じています。また、近年のセクシャルスキャンダルがどのように人々の受け止め方に影響を与えているかを探っています。日本社会の価値観が変化し、特に男女関係についての厳しさが増していることが指摘されています。出会い系アプリの普及により、女性も婚外恋愛を楽しむ機会が増えている様子が述べられています。

不倫の過去と現在
お聴きの皆さま、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。前回、不倫は社会だというテーマで少しお話ししたんですけれども、
DMで、このテーマがテーマだけに、皆さんの目に留まるコメント欄ではなくて、DMでご質問をいただいたりしています。
もちろん匿名で、なかなかすごい面白い質問をいただいたので、そこから今日はまたその話をしようと思うんですけれども、ご質問者さんというか、この自分のご意見ですよね。
この方は、正直不倫というのは普通というか、人間がこのように性的に、性的関心とか興味とか欲求とかを持っている以上、必然というかしょうがないんじゃないかということをおっしゃっているんですよね。
なのに、昨今の風潮で、すごく他人の不倫とかセックススキャンダルをすごく叩く傾向にあって、
でも、多分この質問者さんも私と年代が近い方で、昔はもうちょっと大らかに受け止めてたんですよね。
ああ、またあの人がやらかしてるなぐらいで、笑って許されてたんですよね。
だから、前回の私の特集でも、不倫という言葉がとにかくすごく強い言葉だなと、男女が特定のステディの関係の人以外と付き合ったり恋愛関係になったりすることに対して、ものすごく強い言葉で言われるようになったなというふうに思ったんですけれど、
とはいえ、この不倫という言葉を使うようになった頃でも、例えば渡辺純一っていう作家がいました。
で、失楽園っていうね、すごい映画になったりドラマになったりして、一大ブームになった、でも失楽園っていう言葉そのものが確か流行語になるぐらい、だからお互いに家庭がある人たちが婚外恋愛をするっていうテーマ、しかも最後確か真珠するっていう話だったと思うんですけれど、
こういった不倫関係をやや純愛というか、結婚よりもよりピュアーな男女関係とか性愛の究極の姿みたいにして美化して描いていた小説なんだと思います。
で、こういったものが流行ったりとかして、必ずしもバッシングではなくて、まあまあみんなあるよねっていうね、やや憧れたりね、そういう風潮があったと思うんですけれど、最近ちょっと目に余るというか、それこそ前回お話ししたベッキーの件も、
社会的影響とメディア
あと東でマサヒロとカラタエリカの不倫もね、あそこまでも社会的に抹殺しちゃったんですよね、一旦はね。今またじわじわと復活してきてるんで良かったなと思ってるんですけれども、
あとは水泳選手のセットダイヤでしたかね、彼なんかも、ちなみに私はこれヨシア氏を言ってるわけじゃないんですよ、ただああいったスキャンダルがあって、CMから卸されたりするぐらいはまあしゃあないなと思うんですよね。
コマーシャルとかっていうのは当然イメージがありますので、良き家庭人っていうイメージでコマーシャルに起用されていたのに、実際は結構やりたい放題外で遊んでましたとわかった以上は、CMから卸されるっていうのは理解ができるんですけれど、その後この人はオリンピックが近かったのに、
1年間が世界大会に出られなくされたんですよね。これはちょっとやりすぎなんじゃないのって正直思ったんですよね。
こんなスポーツ選手の世界っていうのはピークとかいろいろメリハリがあるじゃないですか。大事な時期にこのような私的なプライベートでの問題で競技自体からも自粛させられるっていうのはちょっとやりすぎなんじゃないかなと思ったんですよね。
これは例えばですよ、本当に彼が犯罪を犯したっていうならこれは別です。これはもう何かとんでもない女性に暴行を振るったとか、何か薬物をやったとか、正直日本で今犯罪とされているようなことを、あと今カジノとかもそうですよね。
オンラインカジノですかね。ああいったものもやはり今日本ではこれは法律の中では罪とされていることなので、こういったことに手を出してしまった人がある程度競技からも止め出されたりするのは、これはしょうがないなと思うんですけれど。
単に瀬戸田彩があの時やってたのは、不特定多数の女性と外で、結婚外で定期的に会ってたっていう、ただそれだけのことだったんですよね。
それで彼自身の選手生命の一番大切な時期に、大切な試合に出られなくさせられたっていうのは、何かちょっと不気味に感じたんですよね。
東出雅博と唐田恵梨香の不倫も、これも別にスキャンダルとして、それは私が子供の頃から、週刊誌とかワイドショーとかがこういったネタに飛びつくのは普通なんですよ。
これは、これ自体も良くないって言われたりする風潮がありますけれども、これは別に私は有名勢だっていうつもりはないですが、これは視聴率も上がるし、実際週刊誌も売れました。
下世話ですけれど、人間がこういったことに、こういうことを最近、例えば悪く言う人たちがいますね。下世話だ、人様のそういったことに、あれこれ言うのはおかしいって言って、一部の自分が味方したい芸能人とかをかばう意味もあると思うんですけれど、
こういったこと自体を報道することさえも良くないことだっていう風に言う人も一部出てきてますけど、これはすごいナンセンスだなと思うんですよね。だって悪いけど見てるでしょって話なんですよ。全く興味ない人いますかっていう。
あの時一番人気がある俳優の一人だった東田正宏ね。あの人が他に不倫してたっていうのは誰でも興味あったんじゃないでしょうかね。瀬戸大亜君もみんな興味あったと思うんですよね。だからみんな全く興味がない人が下世話なことを、週刊誌とかそういったところが文春報とか言って報道するのはどうか、いかがなものかっていうのは分かるんですけど、
大半の人はね、人間って私も含めて下世話なんで、うおーとかってやっぱ思うじゃないですか。その人の心が動くことをやはりその取材、報道したりするっていうのは、これは仕方がないと思うんですよね。問題はね、その騒ぎ方にあるんですよ。
家族と価値観の変化
こんなふうにボコボコにして、いろんな人たちの社会的キャリアとか選手生命とかそういうものまで全部根こそぎね、ぶっ潰すぐらい制裁を与えるっていうほど悪いことなんでしょうかっていうことなんですよね。
このDMくださった人なんかは、極論で言うと一夫多妻制を復活させてもいいんじゃないかっていうことをおっしゃってて、これはね、私も実は一夫多妻っていうとね、ちょっとやはり議論を呼ぶんで、私はね、多夫多妻制でいいんじゃないかなって思ったりはしてるんですよね。
ただ、これはやはりね、家族っていうものを維持させていくのには不都合なんですよね。いつ帰ってくるか分からないお父さんやお母さんがいる家庭ではね、やはりその責任を持って子どもを育てていくっていうことが全うできないんでね。
だからここはある程度、そこに規制が生じるのは仕方ないのかなと思ったりはするんですけれど、この家族の在り方自体もですね、割と最近のことなんですよね。こういうふうにお父さんとお母さんが対になって子どもを育てていくっていう、この家族の共同作業みたいなものっていうのは割と最近の上に、
私が子どもだった頃、だから私の親が私を育てた時とですね、今の40代の人たちの子どもの育て方とか結婚の在り方っていうのはだいぶ変わっているというふうに思うんですよね。
例えば私の祖父母の時代を見ると、多子多産なんですよね。たくさん子どもを産んで、そのうちの半分ぐらいはね、この当時、昔はまだ医学が発達してなかったので亡くなるみたいなね。
うちのおじいちゃんで10人兄弟だったらしいんですけれども、実際残ってたのは6人だったそうですね。だからそんな感じで、バースコントロールっていう概念も当時日本はまだなかったと思うんで、どんどんとにかく妊娠すればどんどん産むっていう。
たくさんいて、たくさんみんな亡くなっていくみたいなね、そういう社会だったわけで、すごく大家族で住んでるわけですね。お父さんとお母さんとおじいちゃんおばあちゃんもいて、おじいさんおばあさんも一緒にいたりとかいう感じで大家族で住んでいて、兄弟もそのように多いんで、上の子どもが新たに生まれてくる下の子どもの面倒をね、両親を手伝ってみたりとかね。
そういう感じでものすごく大人数で家族を回していたっていう社会だったんですよね。それがちょうど今の段階の世代が子どもだったあたりから戦後ですよね。戦後から各家族政策になっていって、子どもは2人までになり、
狭い団地みたいなところで、お父さんとお母さんと子ども2人の4人家族で暮らすみたいな家族のユニットに変わっていき、このあたりになってくるとお父さんはサラリーマンで企業選手として外で働き、もう24時間戦えますかの世界でほとんど家に帰ってこない。
代わりにお母さんが全部家にいて専業主婦で家事と子どもの面倒等を全部見るみたいな、そういう社会になっていってるんですよね。だからここから今は夫婦共働き、共働きで今はライフワークバランスの時代なのでそんなに24時間戦わなくてよくなった代わりに全部家族の中で分担を2人がやるっていう風になったわけですよね。
このあたりの家族というか子どもの育て方とかそういったことがもしかしたら価値観に影響してるのかもしれませんね。
だから私が子どもだった頃の各家族でお父さんがほとんど家にいないっていうね、お母さんが専業主婦で家にいるっていう頃の時代はある程度男性のそういった外での恋愛活動は多めに見るっていうか多めに見ざるを得ないっていうのがあったと思います。
それと完全に男性と女性の役割が分かれていたのでね、そこに関してはもう経済を回していくため、家族を養っていくためにおいてはある程度女性が忍耐していたっていうこともあるでしょうし、別に好きで受け入れたわけじゃないにせよ、
そうやって需要されていたのが、今はもう完全に夫婦がある程度平等で子育ても家事も仕事、外での労働もある程度平等にやるためにはですね、あんまりよそ見するようなパートナーでは困るということで、ここまでちょっとバッシングされるような社会になったのか、そこはちょっとわからないんですよ。
ただ今の3,40代の人たちがそんなに芸能人とかいろんなことに関心があるようにも思わないので、バッシングしている人たちっていうのがどの層なのかっていうことですよね。
価値観の変化
ただ全体的な世論というか、私程度のネットリテラシーの人でも漠然と見えてくる世論を眺めてみると、やっぱり2,30年前に比べてはるかにこういった男女のことに関して厳しい価値観になってきているということは肌感覚で感じるのでね。
それがなぜなのかっていうところまでちょっともちろん私はわからないんですが、こんな感じで家族のありようとか変わってきていることも理由の一つかもしれません。
あと以前ベラ坊の話をしたときにNHKの大河ドラマで、当時の男女がもちろんいつの時代も男性により自由度がある社会ではあるんですけれど、江戸時代は女性もとても大らかに性を楽しめていたっていうね、そういう時代だったらしいんですよね。
ある程度だから奥さんも定衆の目を盗んでよろしくやってたみたいなね、そういった話はすごくたくさんあるので、のびのびやってたっていう時代があって、今ものすごくこういうふうに保守的で、人間のそういう自然な欲求みたいなものをむしろ良くないことっていうかなというふうにちょっと断ずるような感じになっている反面ですね。
実際はですね、この出会い系アプリとかそういったものの発達によってものすごく簡単に男女が出会いやすくなっているんです。私が若かった時に比べてね。なので実際にはですね、婚外恋愛を楽しんでいる人は、私が若かった時はやはり男性に多かったんですよね。
男性が独身の若い女性と恋愛してるっていうのが多かったんですけど、今はね、おそらく両方やってるんですよ。両方やってるって、だから寄婚女性で子供がいるような人も割と外で楽しく婚外恋愛を楽しめるような出会いのチャンスが増えたことによって、女性にもそういう不倫をできるチャンスが増えたと。
いうようになっているはずなんですよね。だから割とオープンじゃないんですよね。見えないところで、だって実際ね、このスタンドFMでもこの不倫をね、ぜひ皆さん婚外恋愛で生き生きね、諦めないで生き生きやりましょうみたいなね、コンテンツを出されているパーソナリティさん何人もいらっしゃるんですよ。
ちゃんと家では夫と子供にちゃんと尽くしながらもですね、時々自分の女性としての自分を諦めないみたいなね、そういったコンテンツを出されている人すごくたくさんいらっしゃって、ものすごくね、こんだけいるっていうことは需要があるっていうことなんだなと思ってね、すごく興味を持って、実は横から見てたんですよね。
だから今のほうが実は割と一歩一歩性じゃなくて多夫多妻性になってきているのかもしれません。でも表ではちゃんとこの家族というものをしっかりと割り切ってやるみたいなね、そういうふうになってきているのかもしれません。
だからね、欧米とか世界と比べて日本はこういったことはすごく多分視するので見えにくいんですけれど、多分ね、家族の価値観とか恋愛の価値観とか性に対する価値観とかっていうのはね、かなり変わってきているような、実はね、把握していないだけで実はすごく変わってきているんじゃないかなっていうのも興味深いですよね。
とにかく不倫は悪か悪じゃないかと言ったらもちろん悪じゃないと思います。だから結局食い合わせがすごく悪いんですよね。
父親だったり母親だったりっていう親がすごく人間味があるっていうことが食い合わせが悪いんですよね、なぜかね。でもそれが昔の方が需要してたんですよ。私なんかもうめちゃくちゃ需要せざるを得ませんでした。
母は私の母であると同時に一人の人間であり一人の女なわけですよね。一人の女がやはり恋愛を望んだり、いろんな男性と出会って外で私の母であるのとは違う一面を持っているってことは、これは仕方がないと思ってたんですよね。
私の父親も同じく、他に女性ができて私たちを置いて出て行ってしまったっていうのは、それは私と母にとってはひどいことをしたんですけれど、だからといって別に父が人でなしだということにはならないと思いますね。
これは彼がやっぱり幼かったりとか、結婚したタイミングとかいろんな諸々があると思います。だからこういったことがいいことか悪いことかっていうことじゃなくて、家庭人として母であり父であるということと、それと同時に恋愛を楽しみたいっていうね、本来人間に備わっているそういう欲求を、家庭を優先させると犠牲にしているっていうことになるわけですよね。
だから難しいですよね。だから本質的には家庭がすごく向いている人もいるんですよ。恋愛に全く興味がなくて、むしろ狭い自分のユニットの中で自分の役割をきっちり全うするっていうことに喜びと生き甲斐を感じる人たちももちろんたくさんいるので、どっちが正解とかっていうことはないんですけれど、
ただ多くの人にとって家庭をうまく維持していくっていうことと、やはり恋愛のドキドキとかワクワクとかスリルとかね、そういったものを味わいたいっていう欲求は全く食い合わせが悪くてうまく両立しえないっていうことに問題があるんですよね。
時々、やはり普段はちゃんと家庭をしっかり、家庭での自分の役割をしっかりやってるんだけれども、時折ね、やはり女の顔とか男の顔っていうものが出てくることをこんなに断罪する社会っていうのはちょっと違うんじゃないかなと思ったりしますね。
はい、というわけで、また不倫というか、家庭と恋愛の関係性とか、そういった話はものすごく個人的に興味もあるので、また皆さん何か思うことがあればコメントください。
またこの話はシリーズ不倫ということで続けていけたらなと思います。はい、それではごきげんよう。
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