リリアナの過去の謎
お聞きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
続きになります。ベンはですね、この妻のリリアナを殺されたモラレスの家でですね、いろいろ話を聞いたり、アルバムを見せてもらったりとかしていると、ちょっと不審な人物を写真で見つけるんですよね。
この人物は昔からのリリアナの知り合いと思われる人物で、いろんな集合写真に写り込んでいるんですけれども、いつも物思わしげな目でリリアナを見つめている男なんですよね。
この人物は誰なのかということをモラレスに聞くんですよ。この人は誰ですかって言うと、これは誰だったかなって言って、これはあくまでも結婚する前のリリアナのアルバムなので、モラレスは直接知らない人物なんですよね。
誰だったかなって言って、このアルバムってね、昔の本当に写真をペタって、このノリで貼り付けたような紙のアルバムなんですけれども、ここにはこの立義にね、リリアナが生前、誰とどこで、いつごろ撮ったのかっていうことがね、書かれてるんですよね。
これでずっとたどっていくとですね、これは石泥ゴメスという人物だっていう風にね、モラレスが言うんですよね。ここで場面がまた現代に戻ってきてですね、20数年後のこの中年のベンとイレーネがまたカフェでね、コーヒーを飲みながら、このベンのここまで書かれているモラレスとリリアナの小説の原稿をイレーネに見てもらってるんですよね。
っていう風に聞くと、いやちょっとこの写真のシーンはね、ちょっと出来すぎじゃないの?という風にね、イレーネが突っ込むんですよね。そうすると、このベンはですね、いやでもね、目は口ほどに物多いというかね、瞳を見るとね、瞳というのは有名なんだよっていう風に説明するんですよね。
とにかく何かこのリリアナを見つめるゴメスの目つきがね、どうも気になったんだよという風に言うんですよね。ふーんという感じでイレーネは、イレーネはイレーネで、このベンの顔をじっと見つめながらね、なんかこう物思わしげな瞳をしてるんですよね。
でまぁあの私もこの事件のことはすっかりこの20年来ね、あまり思い出すこともなかったんだけども、どうして急にね、このことを小説に書こうと思ったの?っていう風にイレーネが聞くんですよね。そうするとこのベンはですね、いやもうあれからね、まあここいろいろあったよと、僕も結婚したり、離婚したり、恋愛したり、いろいろまあねあって、
だけどね今になって、とても僕は今生きていることが虚しく感じるんだよという風に言うんですよね。そしてどうしてこんなに虚しく感じるのかというと、必ずそれはモラレスのことを思った時にね、ああこれが原因なんだなという風に思ったんだよと。
だからね、あの引退して暇してるぐらいだったらね、あのこのことをちょっともう一度整理してね、自分のために書こうと思ったんだよっていう風にイレーネに説明するんですよね。そこでねイレーネの携帯電話がブルルってなってですね、2人の会話が中断されるんですよね。
でもうベンの方はどうぞどうぞ電話で出ていいよっていう風に促すんですけれども、イレーネは遠慮して、いやあの今あなたとお話し中だからいいわ、後でかけるからって言うんですけども、ベンはね、僕に構わなくていいからっていう風に促すと、これはあのイレーネの夫からの電話で、もしもしあなたって言って、そっと席を立ってですね、夫と話すためにちょっと離れたところに行くんですよね。
でまぁそのイレーネの様子を見ながら、またあのベンの気持ちは過去に戻っていきます。
こうしてですね、ベンはこのモラレスからリリアナのアルバムを見せてもらったことによって、このゴメスという怪しい人物の名前を突き止めるわけですよね。
モラレスの電話調査
この人物をとにかく調査してみようということになるんですよね。
ここで上司のイレーネであったり、さらにその上の上長であったり、あと刑事とかね、いろんな人を巻き込んで、とにかくこのゴメスという人物の背景を洗ってみようということになるんですよね。
一方ですね、このベンたちの動きとは別に、妻のリリアナを殺されたモラレス本人もですね、このゴメスという人物のことが気になって、
このゴメスの自宅と思われるところに電話をかけるんですよね。
調査のふりをしてね、電話して、もしもし、こちらはゴメスさんのお宅ですか?というふうに電話をして、電話口にはどうやらおばあさんの声がするんですよね。もしもしって言ってね。
こちらはね、市議会議員の事務所、事務局のものです、みたいな感じでね、名前を偽ってモラレスが電話して、息子さんはいらっしゃいますか?というふうに聞くと、息子はもうここには住んでおりませんというふうにね、お母さんらしき人が答えるんですよ。
どちらに息子さんはいらっしゃるんですか?というと、もうずっとずっとここからは遠い都会の方に引っ越しましたというふうに言われるんで、ちょっとがっかりするんですけれども、そうするとお母さんの方がですね、どういった要件で息子に電話をしてくれてるんですか?というふうに聞かれて、そこでモラレスはですね、実はこちらは市議会の事務局になるんですけれども、
息子さんにぴったりな仕事があるので、ぜひご紹介しようと思って電話しましたっていうふうにね、嘘をつくんですよね。そうするとお母さんは、あら、どんな仕事ですか?というふうに聞いて、今息子は建設現場の方で働いていますっていうふうに言うんですよ。職人をどうやらやってるようなんですよね。
一生懸命ね、このモラレスはこんな仕事で、とても息子さんに向いた仕事だと思うんでっていうので、あれこれ嘘を並べるんですけれども、あら、それはなんかとても良さそうですねって言ってお母さんがちょっと興味を惹かれるんですよね。
ところで、どうしてうちの息子にね、そんな美味しい旨みのある仕事を紹介してくれようと思って電話してきてくれたんですか?っていうふうにお母さんに聞かれて、ちょっとモラレスはですね、いや、あのーって言って、ちょっとね、なんて言ったものかという感じで、で、はたとですね、あなたはリリアナという人をご存知ですか?っていうふうに聞くと、
あーそういえば、あのうちの息子のお友達のあのリリアナですよねっていうふうにお母さんが思い至るんですよね。で、あのうちの子は確かにリリアナのことが大好きでしたよって言って、昔からの幼馴染で、いつもリリアナの後ろをかけてたわよねっていうふうに言われるんですよ。
つまり、このゴメスという男はですね、リリアナの昔からの幼馴染というか、あの昔からの地元の友達だということがわかるんですよね。でもここに至って、モラレスはもうだんだんだんだん涙が抑えられなくなってですね、お母さんがいろいろ喋ってるんですよ。
昔からゴメスはね、リリアナが好きでね、どうしてるの?リリアナ元気にしてるの?とかっていろいろ聞かれて、ついにですね、モラレスはもう耐えきれなくなって、もう涙が抑えられなくなってですね、あれこれあのこのゴメスの母親がね、あれこれ尋ねてきているのもかまわずガチャッと電話を切って、わーっと泣き出してしまうんですね。
ゴメスの捜査と困難
一方ですね、このベンの方は、いよいよね、みんなを巻き込んで、このゴメスの調査をしようと思うんですけれど、なんとなくね、みんなあんまり協力的じゃないんですよね。
この上司のイレーネにしても、さらにその冗長にあたるハンジさんになるんですかね。ハンジとかもね、もういいじゃんって、あの外国人の職人が犯人だったんじゃないの?とかって、もうなんか虫返すことないだろうって言って、ベンをね、あんまりもうこんなしょうもない事件に関わらなくていいよみたいな、この合間殺人事件のことをあまりね、重要視してないんですよね。
あまりもう首を突っ込みたがらないというか、すごく消極的なんですよ。これにね、合を煮やしたベンがですね、もうどうしたもんかと思って、でもどうしてもね、調査員としての勘が働いて、必ず犯人をあげられるんじゃないかということと、妻を殺されて苦しんでいるモラレスの顔が浮かんでね、どうしてもね、諦められないんですね。
そこで、この同僚のパブロという男がいるんですよね。このパブロっていうのは、とてもね、有能そうな人なんですけれど、なぜかね、いつも汚いデスクで、なんか事務作業をしながら、とても酒が好きみたいでね、いつもこの裁判所のそばのバーに入り浸ってるんですよね。
で、ベンはですね、このパブロに声をかけに、またこのバーに行ってですね、おめえはもう、あの、まあ、給料日前でね、こうやっていつもつけで酒ばっか飲んでて、奥さんにもね、愛想をつかされかけてて、いろいろやばい状況だろうと。
で、ここでちょっとうまい話に乗ってくれないかっていうね、当面の酒は俺がご馳走してやるから協力しないかっていうことで、一緒に調査に協力してほしいっていうことを案に言うんですよね。
で、パブロはですね、もう酒が大好きなんで、わかったということで、協力することになって、二人は共に、このゴメスのね、怪しい人物、リリアナの幼馴染の男を調査することになるんです。
で、まずはこの二人はね、このゴメスの実家というか、母親が暮らしている家の方に行くんですね。で、家のそばのね、路上に車を止めてじっと様子を見ていると、このゴメスのお母さんがですね、犬を連れて散歩に出かけていくんですよ。
で、この隙にそっと、このベンがね、これ本当はダメですよね、こういうのね、うんですけど、家の方にそっと入っていってですね、で、いろいろね、あの、家宅捜査というかね、勝手にね、家の中いろいろ荒らすんですよ。
で、そうするとね、あの、このさすがにこのパブロね、酔っ払いのパブロが、ちょっとやばいんじゃないのと、ね、捜査令状もないのに勝手にそのお母さんの家の中入って、うん、まずいよって言って、まあ、あの、言うんですけれど、いや、もう、と、とにかくやってみようということで、そっと二人で家の中入ってですね、いろいろ戸棚の中とか、えーと、クローゼットの中とか、いろいろ探しているとですね、手紙が出てくるんですよ。
で、これが、あの、どうやらお母さん宛に息子が書いている手紙が出てきます。
ただですね、この手紙が封筒がないので、住所がわからないんですよね。で、内容もですね、あまり具体性がないんですよね。
あの、どこで何をしてるとか、そういったことはなくて、まあ、とりあえず元気だとか、あの、お母さん心配しないでとか、まあ、そんなようなことしか書いてないんですよ。
ところがね、あの、そんなのをいろいろ調べているうちにですね、このお母さんがもう犬を連れて帰ってきちゃうんですよね。犬はね、この赤の他人が家の中に入り込んでいるのに、匂いで分かるのか、もうワンワンワンワンってもうけたたましく泣き叫んでるんで、慌てて、まあ、この二人はこの家を後にするんですよね。
で、あの、とにかくね、車の中で、いろいろ二人は、まあ、今後どうしていこうかっていうことでね、相談しながら、で、実は本当は持ってきちゃダメなのに、その息子がね、お母さん宛に書いた手紙を、あの、ちゃっかりね、このお母さんの家から持ち出してきてるんですよね。
で、これをとにかく解析しようというふうにパブロが言うんですよ。で、なんとか俺が、えー、この今、手紙をね、いろいろこう、わりと、あの、誰に読まれても、あの、ばれないように、なんか注意深く書かれてはいるけど、よーくこれもね、解析すれば、何かヒントが出てくるかもしれないから、とにかく、ちょっと調べてみようよっていうことでね、まあ、この手紙を持ち帰って、で、いよいよ二人は、まあ、調査をしてるんですけれども、そこでですね、イレーネが、あの、二人を呼び出しに来て、
とにかく、ちょっとあなたたち、あの、ハンジがお呼びだから、来てちょうだいっていうことで、で、まあ、この情状の、さらに情状ですね、の、このハンジのところに行くとですね、お前らもう勝手に、あの、その、ゴメスの、あの、実家のね、お母さんの家に、あの、行って、勝手に堅く捜査したっていうのは本当かっていうふうにね、問い詰められるんですよ。で、えらい話がバレるのが早いなと思ってね。
最初は知らばっくれてるんですけれども、ちゃっかりですね、もうこのお母さんが、え、この自分のね、この家の前に泊まっている、この車主と、え、車番とね、そういうの全部控えて、怪しい車が、え、私の家を見張ってますということで、まあ、通報してたんですよね。
うん、というわけで、あの、ベンとこのパブルの調査はあっけなく、あの、情状のハンジの耳に入ってしまって、お前らも勝手なことすんなと、俺の指示を守って、余計な、あの、首を突っ込むんじゃないっていうふうに怒られちゃうんですよね。
事件の調査と出会い
で、もうイレーネからもですね、あんたも私をすっ飛ばして、何勝手な調査やってんのということで、で、ハンジから私も怒られるじゃないのと、もうこの人はだから、ちょうど中間管理職の立場になるわけですよね。
で、まあ、最初めっちゃ怒ってたんですけれども、まあ、最終的にハンジを丸め込んでですね、で、まあ、なんとかもうこの件はもう不問に伏すと、ね、あなたたちの、にも処罰はないということでね、ハンジにはうまく私が話をつけるから、もうこの件のことは忘れなさいと、ね、この本件はもう解決したとみなして、あなたたちはもうこれ以上波風立てないようにということで、イレーネは、まあ、あの、ベンに注意するんですよね。
というわけでですね、まあ、この事件は本当はベンとしてはもっと深追いしたいんですけれども、まあ、この裁判所の判断としてはですね、もうこれ以上この事件に首を突っ込むなと、もうこれ以上調査するなと言われて、まあ、あの、ベンとしてはもうなすすべがないという状況になったんですよね。
で、一方ですね、ある時ベンが何気なく、まあ、駅を、あの、鉄道のね、駅を通りかかった時にですね、えー、ベンチで、あの、この妻のリリアナを失ったモラレスが、えー、ベンチに座ってコーヒー飲んでるのを見かけるんですよ。
で、「あ、モラレスさん?」って言って声をかけると、はってこのモラレスが、あの、あの、気が付いてですね、「あ、あ、あの、調査員のあのベンさんですね。どうもどうも、あの、ご無沙汰してます。」っていう感じで、あの、二人は握手して、「覚えてますよね?」って言って、「もちろんですよ。」って言って挨拶をして、で、ところで、「こんな駅で何されてるんですか?」っていう風にベンがこのモラレスに声をかけると、「あ、今日と、あの、今日火曜日ですよね。火曜日と木曜日はいつもこの駅にいることにしてるんですよ。」っていうんですよ。
で、「えっと、ベンはどういう意味ですか?」っていう感じで、ずっとこのモラレスの顔を見つめると、モラレスはですね、ずっとね、仕事の帰りに、必ずね、こうして駅のベンチで犯人を待ってるんですよ。という風に言うんですよね。
で、あの、火曜日と木曜日はこの駅。で、しかも月ごとに、あの、場所をわざと変えて、交代させて、必ずいつかね、このゴメス、犯人と思われるこのゴメスは必ずここを通ると思ってね、ずっと、えっと、見張ってるんですよと。
で、ところで、あの、刑事さんや、あの、ね、裁判所の方はちゃんと今も、あの、これ事件が起こってから約1年になりますけど、ちゃんと調査してくれてるんでしょうね。っていう風に、ま、あの、モラレスが聞くんですよね。で、ベンはね、「いやぁ、もちろんですとも。」って言ってね、あの、ごまかすようにして、あの、答えるんですけども、実は、ね、あの、今お話ししたようにですね、もう裁判所としては、あと警察の方もですね、もうこの事件に関しては一切調査をしようという気はないんですよね。
で、それが心苦しくて、こうやってね、あの、根気よくモラレスは、駅で犯人をね、探しているというのに、自分たちはもう何もしてないということがとても心苦しくてですね、で、もういたたまれなくなって、裁判所に戻ってですね、で、自分のオフィスを、ま、漁って、そういえば、あの、このね、容疑者ゴメスの、あの、母親の家から盗み出した、この息子が母親に当てて書いた手紙はどこ行ったかなっていう感じで探すと、どこにも見当たらないんですよね。
で、ま、また、あの、パブロ、ね、あの、同僚のパブロを、あの、パブロどこにいるっていう風に、あの、部下に聞くと、あ、パブロさんはまたバーにいますよって言われて、で、またこの裁判所のそばのね、バーの方に、あの、パブロを探しに行くと、えー、なんとこの、ね、あの、容疑者ゴメスの母親の手紙ね、のところから盗んできた手紙をずっとね、見ながら酒飲んでるんですよ、パブロがね。
で、お前何やってんだ大事な証拠って言ったら、いや、実は、だからこれ調査やめろって上司から言われたんですが、なんとパブロはね、地道にこの手紙の解析を続けてたんですね。で、ま、とにかくお前、あの、落ち着けって言って座れって言って、ベンを向かい側の席に座らせて、で、自分の分析結果と、ま、この見解をね、話し始めるんですよね、酒飲みながらね。
で、なあ、ベンよと、あの、結局このゴメスという男をね、あの、俺たちがどうして捕まえられないかっていうとなって、あの、ま、あの、とんでもない盲点をね、俺たちは見過ごしてたんだって言うんですよね。
で、これはつまり人間っていうのは、えー、ま、どんなに、あの、隠れようと思っても、自分の本質的な部分っていうのは絶対にごまかすことはできないんだっていう風にね、パブロは言うんですよね。
でもベンはね、なんのこっちゃっていう感じでね、はぁーっていう感じで聞いてるんですけれども、つまりお前はいつだってイレーネのことを考えてるだろうと。
で、例えば俺も、どんだけ妻から愛想つかされても、ね、給料日前に金がなくなっても、こうやっていつでもバーに入り浸ってるだろうと。
なんでだと思うと、つまりね、人間はどんなに、ま、あの、何かね、犯罪を犯して逃げたり隠れたりしていても、本質的に自分っていうものを、あの、だから自分じゃないものにごまかしたりとかね、あの、身分を偽ったりとかしたとしても、自分の好きなものを、あの、隠したりすることはできないんだよっていう風に言うんですよね。
で、まあとにかくじゃあこの手紙に戻ろうって言って、で、このね、ゴメスが母親にあてた手紙をね、この一枚一枚こう、あの、このバーに来ている常連さんに見せるんですよ。で、これお前どう思うって言って、この2行目の、あの、この言葉どう思うっていう風に言ってね。
で、この2人にとっては、あの、なんか抽象的な、あの、何のことかよくわからない、具体的なことは何も書いてないような手紙に思えたんですけれども、いろいろね、あの、野球選手の名前がいっぱい出てきてるんですよね。で、それにパブルは気づくわけですよ。
で、例えば手紙の中に母さんと俺はまるでカケフとバースだみたいなね、野球選手の名前でいちいち、あの、お母さんと自分の関係性を書いてきたりとか、で、他の場面でもいろんな野球選手の名前がどうも書かれてるってことがわかるんですよ。
だから2人はね、もともとこのパブルとベンにとってはね、野球を大して好きじゃない2人にしてみたら、何が書かれてるのかよくわからなかったんですけれども、これをね、よーく解析してみると、実は野球のことがいっぱい書かれてるってことがわかるんですよね。
つまり、この容疑者ゴメスという人物は、野球が好きなんだっていうことがね、手紙から伺えるっていうことをパブルは発見したわけなんですよね。
だからこのゴメスは、もう住所やね、家や、もうなんなら恋人や、もう名前も何もかも書いてるだろうけれども、ただ一つ大好きな情熱を持っているものだけは変えられないんだよと。
だからあいつを見つけようと思ったら、野球場に行けば会えるはずだっていうふうに言うんですよね。
はい、というわけで今日はここまでにして、続きは次回といたします。ごきげんよう。