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すこしふしぎナイト。この番組では、藤子F不二雄先生の、すこし不思議な物語について、楽しくおしゃべりします。
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回取り上げるのは、権敷無し目かけ付きというお話です。
うん。
これもね、1973年ビッグコミックに掲載っていうことで。
はい。
このフレーズは、何て言うんでしょう。家とかを探すときに、敷金、礼金なしみたいな、そういうフレーズあるじゃないですか。
それのノリですよね。権敷無し目かけ付きっていうの。
目かけ付きって言ってる時点で、ちょっと不気味な感じはするんやけど。
はい。
すっごく真面目な主人公のサラリーマンの、部長さんクラスかな。いい歳の人が、真面目一本で来たと。
うん。
で、その人に心当たりのない女性からの手紙が届くところから始まるわけですけども。
はい。
これは、うん。どんな印象を受けました?この話を読んで。
いや、これはね、もう、なんか、なんだろうな。
まあ、真面目がゆえのっていうか、正直。
まあ、そこもあるのかなっていう。
そう、中身ちょっと今から触れるんですけども、僕思ってるのが、こう、僕男性じゃないですか。で、さぽさん女性じゃないですか。
ああ、はいはいはい。
ちょっとなんか、そこの見解の違いは、見解の違いって言ってまでね、大げさなもんじゃないかもしれんけど、感覚の違いはあるかなとは、ちょっと感じたかな、この話見て。
ああ、そうですかね。
一応ね、じゃあまあ、答え合わせじゃないですけども、中身ちょっと触れていきましょうかね。
はいはいはいはい。
なので、こっから先ね、例のごとく中身触れていきますので、この「見識なし駆けつき」というタイトル、気になった方はね、読んでみたいなっていう方は、ご自身でね、読んでみてください。
というわけで、触れていきましょう。
はい。
はい。主人公の名前が、すでに藤子っぽくてさ。
うん。
ぼくねんじん きよし っていう名前ね。
はい。
ぼくねんじんって、でも今、言わんよね。
うん、そうですね。
わかる? 意味。おもしろみのない人みたいな、まじめ一発で。
そうそうそう。そうですね。はい。
で、まあ、ビジュアル的にも、すごいかたぶつっぽくて。
うん。
で、会社でも、まあ、そこそこの、なんていうんでしょう。地位を気づいてるというか。
うーん。
まじめにやってきて、ちゃんとそこそこの役職についてるような感じのね。
うん。
家でも、エラソボルじゃないけども、まあ、一家の大黒柱的なね。
はいはいはいはい。
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まあ、そういう存在で描かれてる、ぼくねんじんさんなんですけども、そこに、ある女性から手紙が届くと。
うん。
で、「あなたにお会いしてみたいです。」と。
で、「何月何日に新宿のドコドコ公園にいらしてね。」と。
うん。
で、左手に漫画雑誌を持つ。
うん。
で、「噴水の近くに座るっていうのは、お目印です。」みたいなこと書いてあって、「なんだこりゃ。」と。
そう、そう。
でね、お子さんとかにも、「あなたにね、女の人から手紙なんて届くわけないもんね。」みたいな。
はい。
まあ、たちのおるいたずらか、誰かが間違って出してきたのかと。
ぐしゃぐしゃぐしゃっと、もう丸めてゴミ箱に入れて、もう寝るわって言って寝るんやけど。
うん。
拾い上げるんですよね、気になっちゃって。
そうそうそうそうそう。
で、まあ、会社に行くんやけど、なんかぼーっとしててさ、うーんとかえーんとか言って。
うん。
で、「どうしたんですか?」って、まあ社員に言われるから、「いや、何もない。」って言って、まあ会社でも改めてゴミ箱に捨てるわけやけど、その手紙を。
うん。
噂好きの社員がそれをね、拾って、「見て見て、あの型物の部長にこんな手紙が来てるみたいだ。うわ、ほんとかよ。」みたいな。
はい。
こう、会社で噂になってると。
で、そこに待ち合わせのことが書いてあるから、「え、行くのかな?」って、「いや、行くわけないわよ。いやいや、もしかしたら行くかもしれないぞ。」ってことでも、持ちきりになってて。
はい。
で、退勤時間が来たときに、「公園に行くのなら右と、まっすぐ帰るなら左だ。」と。
うん。
後姿をこっそり見られて、「どっちに行くんだ?どっちに行くんだ?」って言ったら、左に行くわけですよ。
うん。
駅に向かって行くとね。なんだと、やっぱり真面目な部長だなみたいなところでね。
うん。
主人公が駅まで行くんですけど、そのまま電車に乗ってね、まっすぐ家に帰るのかと思いきや、ワイテンでね、漫画雑誌を買って、公園に向かうわけですよね。
うん。
目印ですよ。その女性の言ってきた。
はい。
で、主人公この中では、一応、なんていうか、理屈があって、こんな手紙を出してきたやつの顔を見てやりたいと。
うん。
それがまあ、行動原理なわけですよね。
うんうんうん。
で、到着しますと、公園に。
で、何かわの顔をしながら、私何も知らないですよ、みたいな顔をしながら、左手にその漫画雑誌を持って、噴水の近くに腰掛けると。
はい。
で、なんか近くに女の人座ったなと思ったら、こうそうそう押し出したりとかね。
そうそうそうそう。
手に持ってる漫画雑誌、これ目印やからと思ったら、ちょっとこう不自然にいきなり体操とか始めて、アピールしたりとかね、して。
で、話しかけた女の人が別人やったりとかで、明らかにこの意識しちゃってるのがわかるんですよ。
うん。
で、「いや、違う人やったか。」と。
うん。
やっぱりいたずらだったんかなと思って、振り返ると、主人公のほかにも同じぐらいのまあ、歳の人で、
はい。
漫画雑誌持ったおっちゃんたちがいっぱいいるわけですよね。
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なんだこりゃと。
はい。
うん。
でも、やっぱりいたずらだったかということで、まあ、怒って帰るとね。
うん。
で、次の日だったかな。まあ、しばらくしてたか、ちょっと忘れちゃったんだけど。
うん。
また手紙が届くわけですよ。
はい。
で、その手紙の内容っていうのが、「豪華なマンションが建ちます。」みたいなのかな。
うん。
あなただけに、なんかそういうあなただけにとか書いてる。うちら詩よく入るけど、うちにもさ。
うーん。
あなただけにお知らせしますと。
空き地のここに新しいマンションが建ちますって言って、それをまあ、見に行くわけですよ。
はい。セカンドハウスとか書いてありましたね。
そうそうそうそう。セカンドハウスっていう書き方してるけど、まあ、言ったら家族、家庭以外に自分の家を持ちませんかっていう、まあ、そういうことですよね。
うん。
だから、この牧年陣にすると、そういうのってけしからんというか、家庭があるのに、妻も子供もあるのに、まあ、そういう価値観を持ってるんやけど、でも、見に行っちゃうわけですね。
で、見に行って、あれ、こんなところにそんな建物建ってないぞっていうことで、やっぱりいたずらかということで、帰ろうとするんやけど、そこに呼び止められると。
うん。
ある男に。
はい。
見るからに怪しい男がね、お待ちしておりましたよと。
うん。
まあ、事務所的なところに連れて行かれて。
うん。
で、話っていうのはどういうことだって聞いたら、あなたに夢をおりに来ましたと言うわけです、この男は。
うん。
怪しい。怪しいぞ。
うん。めちゃくちゃ怪しい。
で、話をよくよく聞いてみると、さっきのセカンドハウスの話と、その前にあった女性から届いた話っていうのが、この男の仕業であることがわかるわけですね。
うん。
で、2度もそんないたずらのたがみを出すっていうのは、どういうことだよって怒られるんやけど、いやいや、待ってくださいよ、旦那と。
うん。
私、見てましたよと。
うん。
あなた、2回とも来たでしょ?
うん。
女性への関心度。
それから、家庭から離れたいっていう気持ち。
はい。
そして、経済的なね、ゆとりと。
うん。
あなたは、すべての条件をクリアされたのです。
うん。
なので、夢をかえませんか?ということで、いろんな女性の写真を出されてね、この子なんていいですよ、みたいな家庭的で、とか、この子は情熱的でっていうことで言ったら、
めかけって、さっき出てきたじゃないですか。
はい。
めかけさんって、あんまり今もちょっと言わない言葉かもしれないけど、言ったら、セカンドワイフってやつですよね。
うん。
家庭がある男性に対して、家庭の外で、なんていうの?うまいことが見当たらないんやけど。
うん。
そういう女性を圧戦してる男だったっていうことが、多くあるんですよ。
はい。
管理売春も、手の込んできたもんだな、とか言って言うんやけど。
うん。
で、こうぶつくさ言いながら、あれ?お客さん、さっきからその写真よく見てますけど、この子が好みですか?みたいなことで、こうドキッとしたりね。
はい。
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いやいやいや、そんなことはない、とかね。
うん。
そんなことはないぞ、とか言うんやけど。
うん。
主人公個人的には、それはけしからんことであるので、私には妻も子もあるので、ということで断るんやけど。
うん。
鍵をポケットにグッと押し込まれて、今度の火曜日ねって、その場を去るわけですよ、その男も。
はい。
だから、行くとも行かないとも返事はしないまま、いつもの生活に戻っていくと。
はい。
主人公ね。
うん。
あ、その前にこんな話があったな。
男としゃべってるときに、こんなことはけしからんと。
私が、周りからなんて呼ばれてるか知ってるかと。
うんうんうん。
真面目で、一本筋の通った男で、責任感があって、言われてるんだって言ったら、
お客さん、それってバカにされて言われてるんじゃないですかって、言われてる言葉を全部ひっくり返して伝えてくるわけですよね。
面白みのない、男として魅力のない、ゆとりのない人間って、それあなた言われてるんじゃないですか、みたいな、ちょっと痛いとこう疲れるっていうシーンもあってさ。
うんうんうん。
自分は、それでずっと来て、いいと思ってたんやけど、周りからは、もしかしたら冷やかしで言われてたかもしれないっていうところもちょっと揺さぶってくるわけですよね、この男は。
はい。
で、いつもの家庭に帰って、真面目な部長というか、家の中では、どっしりと構えた大黒柱で、っていう生活を本人は続けてるつもりなんやけど、やっぱり気になるわけですよね。
うんうんうん。
おい、今日って火曜日だったよな、みたいなことを何回も聞いたりとか。
はい。
あんたさっきも聞いたでしょ、どうしたのと。
いやいや、なんでもない、なんでもない。
で、出かけてくるよとか言って、そこでも言ってるわけですよ。
よし、じゃあ、こんなけしからんことを考える女の顔を見に行ってやると。
うん。
わしがガツンと一言言ってやるって言いながら、もう完全にもうここまで来ると呼んでる側もさ、こうもっともらしいことを言いながら、自分ねっていうことを正当化してるのがわかるわけですよね。
はい、そうですね。
ねえ。
で、渡された鍵のところに行くと、パパ、おかえりなさいって言って、その女の子がいきなりもう飛びついてくると、お風呂にする?ご飯にする?って言って。
はい。
疲れたから休んでいくみたいなことをお茶入れてくれたりとか、いやいや、ちょっと落ち着きなさいって、慌てて、とりあえずそこに座りなさい言いながら、座ってね。
うん。
もう君こんなことして、私には妻も子供もいるんだぞって、いやわかってるわよって、だからめかけさんなんでしょって、女の子が言うわけですよ。
私に何か悪いことあったんなら言ってちょうだい。
うん。
いけないことしたらすぐにぶってちょうだいと。
うん。
なんでもするからって、もうとりあえずもうとにかく献身的で、否定をしないんですね、主人公のこと、この女の子は。
はい。
ぎょって抱きつかれて、言ったらもうスタンバイOKな状態ですよ、服も脱いでるし。
うん。
いやもう男と女が愛情もなしにこんなことをしてはならんとか言うけど、ひどい愛情がないなんて、私はあなたのことこんなに好きになっちゃったのよとか言いながら、もうわけわからんくなって、もうバーっと帰って出てきちゃうわけですね。
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はい。
でも、ああもう大変だったと、もう家に帰ろうと、もう絶対もけしからんこんなことは絶対にやってもならんのだっていうことでね、言いながらこうぶつぶつ言いながら帰るんやけど、途中で待てよと考えて、
家に帰ったときに待ってる奥さんの姿と、今さっき会ってきたおめかけさん希望のね、女の子の献身的で天真爛漫な姿を、頭ん中に2つ思い浮かべて、天秤にかけ出すんですよね、ロゴとか。
はい。
本当に、あの子は自分のことを思ってくれていたのではないかと、世の中には一目惚れということもあるし、みたいなことを言いながら、だんだんだんだんぐらついててさ。
で、もしかしたら、わしは乙女の純粋な心を踏みにじったのかもしれんって言いながら、こう慌てて帰って謝ろうとするわけですけども、セカンドハウスに着いたときにね、玄関からその扉越しに聞こえてくるのが、さっきの女の子ですよね。
たまきちゃったよ、あの親父って。言われたとおり、せよらしくふるまって、話聞いてやったのにさ、みたいなことで、悪態ついてるねんね。明らかに営業やったことが、これでわかるんやけど、そんなこと言わずに、さっきの怪しい男も、セカンドハウスの中にいるのがわかって、明日はこの男が来るから、明日は頑張るんだぞ、みたいなことで、次の客を話してるわけですね。
でも、それ聞いて、ぼうぜんとして、主人公は何かを思いながら、家に帰っていくと。
あ、そうそう。ほんで、帰り際に、まがさしたとしか思えない。ふんっ、めかけなんて。って言いながら帰っていって、最後のコマではね、休日にね、まだちっちゃい子供と絵本読んであげてるね、パパの姿が映って。
で、その時に読んでる本が、イソップ童話のすっぱいぶどうというお話でね、そのぶどうに手が届かないとわかると、キツネは、ふんっ、あんなすっぱいぶどうなんか、と言って帰っていきましたとさ、って言ってるんやけどさ、これが最後のセリフなんですよね。
これ、どうよって思うよね、なんか。
まあ、そうですね。
これさ、ぼくのね、これ読んでるの感覚やけど、ぼくねんじんっていう人が名前のさ、ストーリー、ほんとにまっすぐ来たんでしょう、今までも、これからも、行くんでしょう、まっすぐね。
だけど、ひとつのは、ゆさぶりがかかるわけですよね、この話の中では。
家庭で奥さん以外の女の人のお誘いが来るっていうのと、家以外の場所でね、書体を持って過ごしませんかっていう誘惑が来ると。
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で、その度に、やっぱりこの、いけないこととわかりながらも、ひかれてしまって、こう、様子見に行ったりとかしてるってのはわかるんやけど、これ性格なんでしょうね。
あの、いちいち、正当化してるんですよ、自分のやってること。
あー、そうですね。
ね、わしはこうこう、こういう理由があるから、行くんだっていうのをね、自分に聞かせたり、ときには人に言ったりしながらね。
でも、このさ、あの、あっせんしてきたあやしい男の言うとおり、適性があるわけですね、この人には。
女性に興味があって、家庭から離れたいと思っていて、経済的なゆとりもあって。
ほんで、まわりから言われてるのも、それって、おもしろみのない男って言われてるんじゃないですかって言われるとかいうところもあるし、
この最後の一言ね、「ふん、あんなすっぱい武道なんて。」と言って、さって行きましたとさって言ってんねんけど、
これ、あきらかに主人公のこの後悔の念なんですよね。
あの、女の子のところに行っておけばというふうに思いながらも、何やろ、この後悔というかどっちかっていうと、負け惜しみ的なところあるから、どうだい、こういう人。
まあ、なんか、まあ、でも気持ちはわからなくもないですけどね、私とか。
ああ、やっぱり。
なんていうんですか、こう、結構、まっすぐこうやってきて、誘惑に目がくらむってことは、まあ、あるじゃないですか、人間誰しも。
わかるわかる。
っていう感じに思っちゃうから、まあまあまあ、話的には、別にそういうタイミングもあるだろうなっていう気はしますけどね、結構。
超やっぱり大人ないきなり、なんか、女性の視点というか。
いやまあ、でも、あの、言い訳するのはよくないよっていう感はありますけどね。
そうやね、だから、そう、僕もさ、こんなこと言いながらさ、こう、誘惑されたらそっちになびく可能性は全然あるわけやからね。
なんていうんですか、その、結構、やっぱ、こう、叱ってやらない、いかんから会いに行くとか、もう、思うんやった、もう行けばいいじゃん。
やっぱり女の男、生きてーって、よくない?みたいな。
いや、あのね、男にはね、こう、プライドと理由がいるんですよ、行動に。
まあまあ、わかりますけどね、そういう気持ちは。
いや、でもわかるよ、あの、さっぱさんが言ってくれた通りさ、これ誰にでも全然起こるよね、と思うし。
そうそうそうそう。
あの、誘惑に、やっぱりなびくっていう部分は、人間が絶対持ってるからさ、欲望とかもあるしさ、
これ、うまくいけば、ね、あの、どっかのタイミングでね、判断をしていれば、
うん。
ほんとにおめかけさんと一緒にね、こう、毎週1日だけでも、こう、甘いひと時を過ごせたかもしれないじゃないですか、この人。
はいはいはい、そうですね。
なんか、せめられないよね。
あの、そんな言い方を、僕はさっきはしたけども。
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うーん。
うーん。
これまたおもしろいのがさ、そこに需要があると思ってビジネスやってる、こういう男がいるっていうのも、なんかちょっと生々しさがあるというかさ。
まあ、それはそうですね、ほんとに。
ね。だから、欲望のあるところに、やっぱりお金が動くのよ、世の中。
うーん。
だって、管理賠償みたいな言い方もあったけど、ぶっちゃけそうじゃないですか。
女の子も、自分の体差し出して、男の人からお金もらうっていうことを納得してやってるわけやから。
そうですね。
まあ、もしかしたら、この結末は、この僕年人さんにとっては、悔しいかもしれへんけど、まあ、ハッピーエンドというか、ベストエンドだったんかな。
うーん、かもしれないですね。
って感じはしますわ。
うーん。
まあ、いかんくてよかったんじゃない?
うーん、まあ、それはそうなんじゃないかなと思いますね。
失おうのもあっただろうからね。
うーん。
ね。じゃあ、まじめにね、やってる人たくさんいると思うんですけど、もしかしたら、もうちょっと自分の欲望に素直に生きてもいいかもしれないし。
うーん。
でも、守るべきはね、今まで築いてきた地位やったり家族やったりするのかもしれないし。
まあ、それはもうその人の選択ですよね、そのときの。
ね。そう、ほんとほんと。見識なし、見かけつきっていうね。
うーん。
いやー、短編はさ、1話で終わるので。
うーん。
読後のちょっと飲み込めない感じとかっていうのを、このままね、このままこう持ち越していかないといけないっていうね。
うんうんうん。
読んでる側にも、ちょっと試練を与えられてる感じはあるんやけど。
うーん。
うーん、なんか人間のなんていうか、欲求、欲望、それからね、抗えない感覚みたいなところをえぐられたような感覚になるお話でしたね、なんか。
そうですね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。