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2025-12-03 19:38

女性の生き方は道半ば‥という話 #484

女って、優秀でも、美人でも、ブスでも、バカでもダメで、男をいかに上手く操るかで人生が決まってきたんですよねーというお話です。

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サマリー

このエピソードでは、マドモアゼルの独自の生き方と彼女が直面する性差別について語られます。彼女の経験から、女性が優秀であることが社会の期待とは逆に差別を招くことがあると掘り下げられ、動物界における性別による行動の違いについても触れられます。女性の生き方には歴史的な背景があり、特に日本と欧米の違いが強調されています。ジェンダーの問題は未だ解決途上にあり、個々の経験や社会の変化を考慮する必要があります。

マドモアゼルの背景
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日も京都にいて、お友達のマドモアゼルの家にずっといさせてもらっているんですけれども、
このマドモアゼルという人は、本当に教養も知性も意識もめちゃくちゃ高い、本当に聡明な人なんですよね。
大変尊敬しているんですけれども、学歴がイコール、本当の意味で知的というわけではないんですが、
彼女の場合は、中身も質実ともに、本当に本物の人なんですよね。
彼女は、京都の最高峰の大学である京都大学出身者で、その後外務省で勤めたけれども、
外務省の役人の世界が言い訳がさして、とっとと辞めたみたいな、そういうすごい除欠なんですよね。
すごい人で、つまり、初めから勉強ができて、そういう特権階級というか、
そういうところにいたにも関わらず、そこに甘んずることなく、そこから脱して、
普通に民間のまた別の職業を立派に務め上げて、今はのんきな陰居生活を送っているっていう人なんですよね。
そういうとてもアナーキーなところも含めて、そのまま役人としてずっと生きていれば、
どれほどのキャリア官僚になっていったのかなとかって思うので、
そういう安定とか、世間からの評価とかは、彼女にとってはあまり意味がなく、
自分がどうやって自分らしく生きていけるのかということを、より大事にしたというところも、
そういったところも全部含めて、かっこいい人だなと思って、とっても憧れてるんですよね。
性差別の実体験
そんな彼女なんですが、一応、ちょうど今80歳なんで、いろいろ聞いてたんですよ。
毎日毎日、逆盛りしながらお話ししてるんで、
マドモアゼルの時代は、今の私たちよりはるかに男尊女卑で、辛い目にあってるんじゃないかなと思ってね。
どうでしたと、いろいろ女が優秀だっていうことで差別されたり、嫌な目にあったことあるって聞いたら、
一切ないって言われたんですよね。でもびっくりしちゃって、本当?って言うと、
全くないけど、思い出してみると、男からじゃなくて女から差別されたっていうふうに言うんですよね。
まず、一番最初の差別が母親から受けたと言ってました。
母親からは、彼女は子供の頃からめっちゃ勉強できたわけですよね。
勉強も必死こいて勉強しなくても、さらさらできちゃうんですよね。
気がついたら、いつも学校で一番勉強ができる人みたいなポジションにいて、勉強で苦労したことないらしいんですけれど、
ある日、母親に、あんたちょっと優秀じゃ困るって言われたらしいんですよ。
なんでだと言うと、マドモアゼルには弟がいるんですよ。3歳下の弟がいて、
この弟は、このお姉ちゃんほど勉強できなかったらしいんですね。
この弟が見劣りするから、弟が恥をかくから、あんたがそんなに勉強できると弟がかわいそうだというふうに言われたって言うんですよね。
でもこれは割とこの時代としては、それほど珍しくない価値観ですよね。
女よりもやはり男で、特にこの家においては長男がやはり一番引き立てられるべき存在なんですよね。
だからお姉ちゃんよりも弟をもっと引き立ててやんなさいというような母親からのこういう制限が入ってきたっていうのがあったのと、
次は20歳ぐらいの女子大生だった時代に、行きつけの喫茶店のママから、とても彼女はしょっちゅうしょっちゅう言っててね、
気に入られたらしいんですよ。あんたかわいいねって言って、学生さんとかって聞かれて、
どこの女子大って言われて、私京都大学の学生ですっていうふうに言うと、このママがね、え?って言うね。
なんか本当にね、2、3歩後ずさりするぐらい驚かれたらしくて、あんた顔はかわいいのに、もったいないわねって言われたらしいんですよね。
これはだから京都大学行っててもったいないってどういうことっていうね。
これはもうだから皆さんお察しの通りですね、女っていうのはね、若くてかわいい顔していて、十分にエロス資本があるのに、そんなに勉強できたって別に大して得することないんじゃないのっていう意味なんですよね。
これもいかにもね、昔の人の考え方ですよね。
というわけでね、このマドモアゼルに関しては、男性からよりも女性からね、こういう差別というのか。
ちなみにね、この喫茶店のママにしても、自分自身のお母さんにしても、全く悪気はないんですよ。
この娘を虐待してるわけでも、もらはらしてるわけでもなくて、当時の価値観としては当たり前のことを言ってるに過ぎないんですよね。
動物界と日本の歴史
だからこのマドモアゼルもね、いちいちこういったやからにね、本気で腹を立てたりとか一切しなくて、ヘイヘイと言ってろみたいな感じだったらしいです。
ここからですね、この話を起点にね、またいろんなジェンダーについてね、マドモアゼルといろんな話をしたんですけれど、
このマドモアゼルの言ってることなんですけれどね、元々ね、元来人間も哺乳類というかね、動物だというふうに考えれば、
動物の世界では、やはりね圧倒的にオスが優しくて、メスはそうでもないって言うんですよね。
これはどういうことかというと、マドモアゼルは猫が大好きで、私は犬を飼ってるんでね、サナダという名前の犬を飼ってるんで、
私もよくわかるんですよ。やはりオス犬は比較的温厚で扱いやすいんですよね。
メス犬とかメス猫っていうのは非常に気まぐれで気分屋で気性が激しくいけずで、自分のことしか考えてないというのが若干あるんですよね。
これは私も女なんで、女の悪口を私が言っても差し支えないと思って、これはあくまでも動物を例えに言ってるんですけど、ちょっとそういうところあるんですよね。
オスは基本的に優しくて、例えばね、このマドモアゼルは今も去年ね、可愛がってた猫が死んでしまってね、可哀想だったんですが、
もう今自分の年からね、また新たに猫を飼ったら猫にも気の毒だし、自分もまたここからね、猫って意外に長生きするから、
とてもじゃないけどね、最後まで見とるだけの、私にも気力体力がないので、もう飼わないって言いながらね、
たまに訪ねてくる野良猫に餌をあげたりとかして、猫をそういう形でめでてるんですよね。
これでね、私も見ててわかるんですけども、猫もね、カップルでよく訪ねてきたりするんですよね。
そうするとね、オス猫は必ずメスのためにね、ご飯を少し残しておいてやって、お前も食べろみたいな感じでね、分けてあげたりとかするらしいです。
メスはもう自分が食べたいだけ食べるみたいなね、あんまりその相手のことを考えたりっていう様子はなかったりとかね、
そういった形で性別によって多少の差があるんだっていう話をしてたんですよ。
これはね、やはり性別に結びついた性質なんですよね。
つまり男は本来ね、野生の世界においてはメスに選ばれなければ継がうことができない性なんですよね。
だからメスに選んでもらうためには優しくメスを敬ったり、立ててあげたり、大事にしてあげたりとかしなきゃいけない性なんですよ。
一方のメスの方はですね、やはり自分の方に繁殖能力がある。
だからより優秀な遺伝子を残していくためには、自分が並いるオスの中から最も優れたオスを選ぶ権利があるという風になってるんですよね。
もちろんこれは色んな動物がいてケースバイケースなんですけどね、でも大まかで言うとそうだと思うんですよ。
現に人間でもですね、今でも割と原始的な暮らしをしているアフリカの部族とか、そういう人たちはやはりね、
たくさんの若い男性の中から、その若い年頃になったね、だからもう子供を産むのに相応しい年齢になったとみなされた女性が自分の結婚相手を見つけるときはですね、
私もドキュメンタリーで見たことあるんですけども、何十人もいる年頃の男性たちをひざまずかせてね、
真ん中で女性がどれにしようかなーっていう感じで選んで、最も自分のメガネに飾った男を一人チョイスするっていう風になってるんですよ。
でも選ばれた男はもう涙を流して感極まって泣いているというね、そういうのを見たことがあります。
だから動物界というかね、原始的な世界においてはやはり女性の方にイニシアティブがあるんですよね。
ちょっとこれを日本の歴史に置き換えてみると、日本は欧米とかに比べるとやはりね、
女性が代々比較的強かった社会を割と長らく形成してきたんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
例えば、アマテラス大神っていうね、日本の神様は女性の神様ですしね。
欧米はゼウスとか男の神ですよね。だからちょっとその辺がね、違うんですよね。
さらに大まかな歴史を紐解いていくと、太古の社会では、濃厚社会で、そこでは男女を共に働き、
みんなで共同体でお互いを助け合いながら群れを形成していたんですけれども、徐々に歴史というか社会が成熟していくというか進化していく中でね、
徐々に格差とか貧富の差とかそういったものが出てきたことにより、各家族同士というか群れ同士というのか派閥同士というのかが競争相手というか敵対する間柄になってきて、
そこからはいかに自分たちがより有利な形で生き残っていくのか、および自分たちのテリトリーを守っていくのか、安全に生きていくため、
およびその敵対する相手を倒して、あわよくばその敵のテリトリーや富も全て自分たちの中に取り込んでいくにはというふうにね、
だんだんそういう戦闘的な社会に変化していくわけですよね。共同体からそういうの競争社会に変わっていく中で徐々にこの戦闘というフェーズになった時には、
これは女性の特性ではなく男性がこういったことは得意なんですよね。より競争意識が強く戦闘的で体力もある男性たちがこういったことに向いているわけですよ。
なので男性を頂点というか男性を中心としたこういうより強い安全な派閥を作っていくっていう社会においてはですね、やはり男性が中心になってきたっていう背景があるわけですよね。
男性が表向きの祭りごとというか政治や戦闘やいろんなことを外向きのことをやる代わりに女性は男性のサポート役に徹すると裏方を支えていくというふうに完全に役割分担ができるようになり、
ここが日本と欧米はかなり差があってですね、同じように男性が主体の社会であっても欧米は遥かに女性が虐げられていたんですよ。女性は家畜と同じ扱いで男たちの財産の一部みたいな扱いなんですよね。
ジェンダーの歴史と現状
人間扱いはもう花からしてなくて、財産もしくは家畜というか奴隷ですよね。そういった扱いだったんでね、より欧米における女性の受けてきた差別っていうのはもう壮絶なものだったので、ウーマンズリブとか社会運動とかっていうのはより日本よりも激しい形で起こったんですよね。
一方の日本はもちろん男尊女卑なんですが、ただ欧米と比較するとね、遥かに女性の権利、権限は守られてきてるんですよね。
男たちが主体になって表向きのことは司っているんですけれど、女性は女性で内側のことっていうのはかなり女が主体となって動かす余地があったんですよね。
どっちが良い悪いっていうわけじゃないんですけど、その社会の成り立ちっていうのがちょっと違うんですよね。
というわけでね、日本の場合は同じ男尊女卑でも女性の権利もね、とても守られてきたんでね、ただ男性たちを立てて、男性たちが祭りごとに専念できるように裏方でしっかり男性たちをサポートするっていうことさえしていればね、
より安全で強い群れに所属するというポジションにいられるので、女にとっても得なわけですよ。強い男の群れの中にいるということがね。
そういう歴史がね、つらつらと続いてきたためにですね、やはりこのマドモアゼルが今80のマドモアゼルの上の世代とかっていうのはガチガチにそういうふうに思ってますよね。
せっかくね、若くて可愛いエロス資本を持った女の子がそんな中途半端に勉強できたってね、
そんなことより強い優秀な男の人のサポート役に徹して、より安全で楽な人生を歩んだ方が得なんじゃないのっていうのが強烈に持ってるわけですよね。
なのでね、これは良い悪いではなくて、今の現代の価値観でいけば、もう全部間違ってるおかしいってことになっちゃうんでしょうが、個々の個人個人の人権だとか自由だっていうことよりも、
群れとか派閥とか、強いてはこの国自体がね、いかに効率よく回っていくかっていうことを優先していくわけなのでね、集団でいるわけなんでね。
なので、そういうふうになんとなく役割分担ができてきた歴史があるっていうことなので、これは良い悪いとかではなく、そういうものだったっていう認識で受け止めるべきですよね。
それが今こういうふうにどんどん、今の社会には適応しなくなってきているので、みんな男も女も意識を急激に変えなければいけなくて、ある種のアイデンティティロスみたいなことになってるのかなと思ったりしますね。
なのでね、こういう良い悪いとか何が正しい間違ってるっていうことではなくて、ジェンダーの問題はね、社会がどういうふうに変換していったかっていうことでね、その時その時で考えていかなきゃいけないのかなと思うんですよね。
こういう変革の時期には、自分たちの親の世代とは全然違う価値観を構築しなければいけないのでね、それは大変だと思うんですが、
ここはね、昔の人たちがおかしいんだ、狂ってるんだ、男尊女卑でうんちゃらっていうことではなく、もうちょっと俯瞰してみる必要がありますね。
個々の経験と社会の変化
現実にそういうふうにしてこの歴史が綿々とね、営みを続けてきたっていうことがあるのでね、良い悪いではなくて、このようにして成り立ってきたんだっていうことですよね。
またマドモアゼルの話に戻って、だから男性たちからの差別よりも女性からのそういう制限というかね、
あんたそんなに勉強できてどうすんの的な扱いを受けたっていう話なんですけれども、じゃあこの男性たちからあまり差別を受けなかったっていうのはなぜなのかっていうのがね、
私なんかが今まで生きてきたのとあまりにも違う体験で、しかも私より二回りも上のマドモアゼルの時代っていうのは今よりさらにもっと保守的な時代だったと思うんでね、
なんでなんだろうっていうところをいろいろまた改めて二人で話しながら検証したんですけれど、やはりね本当にトップオブザトップというか真のエリートになるとね、
もうここに到達できる人ってほんの一握りしかいないわけなので、そこに到達した人に関してはね、もう男女差っていうよりはその個々の能力を見るっていうところがあるのかなと思って聞いてました。
ただねこれがこのマドモアゼルがですね、これだけ優秀でこれだけの学歴があるにも関わらず、私が今まで働いてきたような二流三流の会社とかね、
霊災企業に入ったらこれはまたちょっと違う話になってくるんですよね。
もうそんなもうバカ田大学とかしか出てないような人たちが大量にいる中にですね、これぐらい優秀で学歴のある女性が入ってしまったら、それはねとんでもない目に合うと思うんですよね。
だから私なんかみたいなねこのマドモアゼルと違って、もう血を這うようなあの底辺人生を送ってきた人間はね、それはもう自分大したエロス資本がないにも関わらず、
もうエロス資本を駆使してですね、でも必死でこの男性社会の中で変に浮かないように目立たないようにサバイバルするしかなかったっていうのがあってですね。
だから優秀な人っていうのはちょっと見えてる世界が違うんだなと思ってね、羨ましくも思ったり、でも逆にエリートにはエリートのね大変さがあるんだろうなと思ったりね。
だって輝かしいキャリアでね外務省に入ってたの辞めたっていうのは、やはりよほどのね、あるんだろうなと思ったんですよね。
こんな霊災企業に勤めてる私には計り知れない世界がねそこにあるんだなぁなんて思って聞いておりました。
とにかくねこのジェンダーの問題っていうのはね、時代まだまだ道半ばということなんですよね。
100年前はこんなもんなんですよ。女なんていうのは、そんな勉強できたってどうすんだっていうね。男を上手く立てて、より楽で安全な道を行った方がいいんじゃないのっていうねこともあったり。
まあいろいろですよね。というわけで特に答えはないんですけれども、なかなかねこうやってね年長の、頭のいい人と喋ってるといろいろ学びが大きいなということで今日は終わろうと思います。ごきげんよう。
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