ホイットニーとエイミーの比較
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。先日、ホイットニーヒューストンの生涯をですね、ダイジェストで、私が見ました
【Always Love You】という、ホイットニーヒューストンのドキュメンタリーをベースにですね、お話ししたんですけれども、思いのほか、皆さんからご好評をいただいて、私にとってのご好評というのは、2人以上の人がいいと言ってくれれば、大好評だったという目安になっておりまして、本当にありがとうございます。
で、そんな中でね、非常に興味深かったのがですね、ホイットニーのこの配信を聞いたら、エイミー・ワインハウスのことを思い出したという方がね、複数いらっしゃったんですよね。
あーと思って、同じことを思いつく人が、やはり何人かいらっしゃるっていうのは偶然ではないんだろうなと思ってですね、確かにホイットニーヒューストンとエイミー・ワインハウスには数々の共通点は確かにあるなと思いました。
まずですね、ホイットニーヒューストンは1963年生まれ、なので伊藤陽介さんと同世代というか、ほとんど同い年じゃないでしょうかね。だから意外にね、ボビー・ブラウンっていうね、この彼女の運命の夫だった、ボビーが私と同い年なので、結構年の差のある夫婦だったんだなということが今改めてわかりましたね。
エイミー・ワインハウスの方はですね、ホイットニーから見ると1983年生まれなので20歳若いんですよね。2011年に亡くなってるんですよ、エイミー・ワインハウスね。
ホイットニーの方は2012年に亡くなってるっていうね。だから割と2人の年齢は違うんですけれども、割と同じくらいの夏生まれの人たちでね、2人ともね。死んだ年はエイミーが1年早かったんだなとかね、いろんなことをちょっと今ネットを見ながら見てたんですよね。
ただこの20歳の年の差とか、あともちろんホイットニーはアメリカ人で、エイミーはイギリス人だとかね、いろいろ違いはあるんですけれど、そういう細かな共通点と違うところっていうのを挙げていくというよりはね、私は同じように天才的な歌手である。
そして若い時からですね、ドラッグ中毒であった。そして非常に破天荒な恋愛をしていた。および非常に破滅的な結婚生活をしていたとかね。ちょっとね、その表層的に似たところは確かにあるんですけれども、ホイットニーとエイミー・ワインハウスは全く違う事案だなっていう風にね。
人が違うっていうのはもちろんなんですけど、人だけじゃなくてね、実際に彼らの身に起こった出来事とか、生きていた時代とか、いろいろ彼らが抱えていた問題の質みたいなものが全く違うんじゃないかなという風に思うんですよね。
エイミー・ワインハウスの話をまだからしていこうと思うんですけれども、まずエイミー・ワインハウスはユダヤ系の労働者階級の生まれなんですね。ご両親がね。ユダヤ系って言うとね、とてもお金持ちをイメージして。
実はね、このエイミー・ワインハウスとレディ・ガガですね。この2人は当時まだエイミー・ワインハウスが生きている頃はよく比較されていたんですよね。世代も近いし、なんとなくこのビジュアルも違うようでいて似てませんかね。
国籍も音楽性も違うものの、やはり似たところがあるということで、よく比較された2人なんですけれども、確かにどちらもユダヤ系の背景から出てきてはいるんですよね。
ただレディ・ガガの方はとても裕福な家庭の出身で、対するエイミーの方はですね、普通の労働者階級の生まれなんですよ。ただお父さんの方がですね、以前歌手を目指していたことがあるそうなので、やはりですね、こういう音楽的な素養というのはある程度血筋にはあったようですね。
お母さんの方の兄弟にも音楽をやっていた人がいたりね。だからそんな風に決して裕福な家庭ではないものの、音楽的素養はある程度備わった家庭で生まれ育ちました。
本当に早くからですね、シンガーソングライターとして一生懸命曲を書いたりギターを弾いたりとかして、ずっと歌手を目指している人だったんですよね。ここがちょっと私は違うなと思っているホイットニーヒューストンとの比較なんですけれどね。
ホイットニーの方はですね、あくまでも歌を歌う人なんですよね。お父さんがゴスペル協会の博士さんで、お母さんが歌手っていうね、そういう育ちの上に親戚とかね、母親も有名な歌手で、おばさんとかいとことかいろんなところに音楽的素養のある人がたくさんいるんですよね。
だからとても音楽的に豊かな素養の血筋から出てきた上に、あくまでも歌手を目指して英才教育を受けるんですよね。ホイットニーの方はね。一方のエイミー・ワイハウスは早くから信じられないぐらい歌が上手い子供だったそうですね。
本当に初めから、もうビリー・ホリデーの生まれ変わりかって言われるぐらい、白人なんですけれどものすごく低い、のぶ遠い、血を這うような声なんですよ。
ビリー・ホリデーはもちろん黒人女性なんでね。そういう人と比較されるぐらい、すごくね、地声が渋いね。大人の低い、黒人を思わせるような、はすきな、生態が強い声をしてるんですよね。
だからもうみんなから歌が上手いと言われて、出てくるんですけれども、彼女自身はですね、歌手としてだけではなくて、やはりね、自分で作詞も作曲もやる人なんですよ。ここがホイットニーとは決定的に違うところなんですよね。
ホイットニーは与えられた楽曲を歌うという人だったんですよね。で、エイミーは自分で作詞作曲をするというのがまず大きく違うんですよ。
ちなみにですね、ホイットニーと同じ時代を生きていたマライア・キャリー。彼女も一応シンガーソングライターなんですよ。でもね、ここが同じシンガーソングライターであったり、歌をね、他人の楽曲を歌っているっていう違いだけじゃなくて、やはりこの世代が全然違うなって思うのが、
やはりホイットニー・ヒューストンとかマライア・キャリーが活躍していた時代っていうのは、スターらしくね、キラキラした曲を歌うっていうね、なんかそういう感じなんですよ。
なんとなくそのリアリティのある歌を歌うというよりは、わーっと歌が上手い人がね、声量の大きい人がすごく信じられないような歌唱力で、スケールの大きな歌を歌って、ミュージックビデオとかもゴージャスな作りになっていてっていうね、そういう時代だったんですが、
もうこのエイミー・ワイハウスが出てくる頃にはですね、全くね、この音楽の種類が変わってきてるんですよね。その単にR&Bだとか、そういうネオソウルだとかっていう、そういうその音楽の種類だけじゃなくて、歌手がもっとね、リアルな等身大の歌を歌う時代になってるんですよね。
ホイットニーとかマライアが前世紀だった頃とは違って、もっと若者らしい、生々しい、リアルな悩み事とか恋の悩みとか、息づらさみたいなものを歌うみたいなね、そういう風にね、そもそもの音楽とか、ソングライティングみたいなものの意味合いが変わってきてる時代に出てきてるんですよ。
その中で、エイミー・ワイハウスっていう人がこれほど愛されて、しかもいまだにこの人の曲は、いまだにダウンロードのランキングで常にトップに入ってくるらしいですね。だからもうだいぶ2011年になくなってるんで、もう14、5年も経ってるんですけれども、今でも彼女の曲は愛され続けてるっていうのはね、
エイミーの歌と影響
ホイットニーとかマライアが愛されているのとはまた別の意味で、やっぱり若い女性たちの等身大の悩みとかね、そういったことをとても生々しく歌った人だったんじゃないかなというふうに思うんですよね。
その歌の内容っていうのがですね、例えば一番有名な曲はバックインブラックっていう曲なんですけれども、これはね、ブラックっていうのはあの薬物中毒の因果だそうですね。バックインブラックっていうことはですね、また私は役中に逆戻りよっていう意味なんですよね。
で、これなんでこういうことになったかっていうと、ある男に対するその失恋の歌なんですよ、これはね。これはね、全て彼女が実際に体験している痛み、苦しみを全て歌にしてるんですよね、この人はね。
だからこのバックインブラックはまた結局私はせっかく薬物を断とうとしているのにね、また薬物中毒に舞い戻ってしまったと。その理由というのが、あなたが私を捨てて別の女のところに行ってしまったからっていうね、そういう歌なんですよね。
あともう一つ有名なのがリハーブっていうね、リハビリテーション、薬物中毒患者が行くリハビリ施設ですよね。これをやゆっている歌がリハーブで、これもめちゃくちゃめちゃくちゃヒットしましたね。
これはもうね、私のお父さんが言うにはね、私はどうやらもうその薬物中毒者だと、なのでちゃんとリハブ、リハビリ施設に入りなさいって言うけど絶対嫌だよみたいな、そういう歌なんですよね。
だから本当にね、その生々しい自分の恋愛の苦しみ、そしてこういう薬物中毒のね、そういうなんていうかな、辛い気持ちとかね、そういったことをね、切々と歌っているのがほとんどなんですよ。
Amy Winehouseの歌はね、それを信じられないぐらいのぶとい、このね、すごい声でね、歌い上げるんですよね。今これ、私も久しぶりにね、彼女の曲はいつも私は自分のスポティファイにね、プレイリストで入ってるんですけれども、なかなかね、パンチがあるんで、Amy Winehouseの曲っていうのはね、私体力があるときしか聞けないんですよ。
やっぱりとても重たい曲ですよね。どれもね、あの魂がもうなんていうかな、込められているんでね、軽く聞けないんですよね。だからすごい人だったなぁと思いますけれどね。
でね、何が言いたいかというと、この人はこうやってね、いろいろ自分の実体験を全て歌にしてたんですけれど、ここで彼女にはホイットニー・ヒューストンにとってのボビー・ブラウンのようにですね、やはり運命の男がいるんですよね。
ただ、ここらへんの関係性もホイットニーとはちょっと違うんでね、そこちょっと今から詳しくお話しようと思うんですけれど、このね、Amyには非常にね、ファム・ファタルの逆バージョンですよね。
ファム・ファタルっていうのは運命の女っていうね、フランスの言い方なんですけど、運命を狂わされるほど、自分にとって影響力がある女性のことをね、そういうふうに言うんですよね。
主にフランス映画とかではファム・ファタルものっていうと、ちょっと悪女と出会って男が破滅していくっていう話が多いんですが、今回の場合はですね、オム・ファタルになるんですかね。だから運命の男なんですけれど、この男のために破滅していくっていうね。
エイミーの恋愛と影響
何があったかっていうと、非常にイケメンのね、ちょっとあの、エイミーから見ると年上の男の人と激しい恋に落ちるんですが、この辺りをね私詳しく知ったのは、エイミーっていうね、あのこれね何年だったかな。
2015年にアカデミー賞をね、受賞したエイミー・ワイハウスのドキュメンタリーがあるんですよね。これもね、素晴らしいドキュメンタリーで、今これはね、多分アマプラでちょっと課金しないといけないと思うんですけれども、おそらく見れると思うんです。
これはね、いろいろ、このホイットニーもそうなんですけれどね、いろいろドキュメンタリーが出てるんですよ。ただね、かもなく不可もなくね、さらっとね、よくこの本人を知らない人がさらっと、あ、こんな人だったんだって言ってね、知るようなドキュメンタリーも数多く出てるんですよ。
でもですね、このホイットニーのオールウェイズラブユーとかね、このエイミー・ワイハウスのエイミーっていうドキュメンタリーとかは、もっとね、やはり核心に触れていくっていうんですかね、タブーを恐れず、場合によっては家族から訴えられるようなね、かなり核心に触れるような内容に迫っている秀逸なドキュメンタリーなんですよね。
だからこの辺をね、ちょっと違うものを見るとね、あれ?っていうね、面白くないなって思うこともあると思うんですが、このエイミーはね、間違いなくすごくいいドキュメンタリーでしたね。
これは結局、エイミー・ワイハウスの裏にですね、この男ありっていうね、そういう内容だったんですよね。
結局ね、このエイミー・ワイハウスはね、先ほど言ったちょっと4歳ぐらい年上のすごいイケメンの、この人一応ね、自称ミュージシャンっていうか、音楽プロデューサーみたいなことをしてたらしいんですけど、本当に大したことないクズ男だと思うんですよね。
顔だけいい、顔だけ良くて、多分セックスとかも上手なんでしょうね。
この男にね、エイミー・ワイハウスはメロメロにされていてですね、どんなに酷い目にあっても彼を好きでいることをやめられないんですよね。
この彼によって、おそらくドラッグに溺れていったみたいなんです。
エイミー・ワイハウスのね、このドキュメンタリー見ていただくとね、だいたいだから彼女の反省がね、全部わかるようになってるんですけれど、もともとね、この人もとても奔放な女性だったようなんですね。
全然ね、真面目な、とにかく一生懸命音楽を書いて歌ってっていうね、すごく真面目な人なんですが、
すごくね、そういう意味では発展家というかね、恋愛関係なんかにはものすごく積極的な女性だったようなんです。
この元夫ね、とんでもないクズ男なんですけれど、この人はね、だからエイミー・ワイハウスはね、子供の頃に性的被害を受けたんじゃないかって疑ったことがあるっていう、とても興味深いことを言ってましたね。
まさにホイットニーヒューストの実に起こったことなんですけれど、ただエイミーの場合はそういったことは一切なかったというふうに本人は言っていたそうなんですね。
だからこの男からすると意外だったというふうに言ってるんですよ。だからそれぐらい要するに幼少期に性的被害を受けている人っていうのはやはり性的に奔放になるっていう傾向があると言われていて、
だからてっきりあまりにもこのエイミーが発展家なので、ちょっとそういうふうに思ったけど違ったみたいなことを言ってたのがね、とても興味深かったんですけれど、
まあだからとても男性経験とかね、性的経験はとても多い人だったと思うんですが、
そんなエイミーですけれども、ドランクとかね、アルコール中毒とか、そしてこの男とかね、彼女にはいろんな依存症があるんです。
虚食症の影響
だけどもこのドキュメンタリーでやはりとてもショッキングだった、知られざる事実があって、
彼女はね、結局このドランク、酒、男以外にね、さらに命を縮める悪い習慣があったんですね。
それは虚食症だったんです。虚食症というかね、食べて、もともと彼女のデビュー当時とかね、若い頃の、彼女27で死んでるんで、若いままいなくなった人なんですけれど、
本当に二十歳前後の頃のエイミーの写真を見ていただきたいんですけれど、とてもかわいいんですよ。
ちょっとぷっくりしてね。なので年相応の可愛い女の子なんです。
だからその私たちがよく見慣れている、有名になってからのエイミーっていうのはすごく痩せてて、
ビーハイブヘアーって言われる髪の毛を高く盛り上げたポニーテールの変形版みたいなね、すごい髪型してるじゃないですか。
あのスタイルじゃなくてね、ごくごく普通のロングヘアを普通に下ろしている、ごく普通の女の子だった時代がもちろんあるわけですね。
この頃は割と普通の体型してるんですよ。年相応の、痩せてはないけれども健康的なね、体つきの女性だったんですよ。
ただ本人はとても太りやすい体質であることを気にしていたんですよね。
このドキュメンタリーの中でも無邪気に、もう私ね、食べると太っちゃうのよーとかって当たり前のことを言ったりしてね、かわいいんですよね。
でもところがね、ある時から気になることを言い出すんですよね。
これ全部ね、だからいつかこの子が多分有名な人になると思って、ずっとね、この当時仲良かった親友であり、兼その後マネージャーになるね、
友達がずっと記録映像を撮ってるんですよ。これは貴重ですよね。
後に大スターになる人の、こういうまだ無名の頃の記録映像っていうのは、本当に貴重な歴史的資料ですよね。
とにかくね、ある時からAmyはね、私ね、すごい大発明を思いついちゃったって言うんですよね。
それはね、つまり好きなだけ食べるのと、欲望のままに好きなだけ食べても太らない魔法の方法を見つけちゃったとかって言ってるんですよね。
これはつまり、好きなだけ食べた後、トイレに行って指を喉に突っ込んで全部吐くというね、虚職症にある症状ですよね。
これをね、ある時から繰り返すようになるんですよ。
これがね、もしかしたら一番、Amy Winehouseの寿命を縮めることになったんじゃないかなというふうに思いました。
はい、というわけでね、今日はここまでにして、続きはまた次回といたします。ごきげんよう。