1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 別れた方が良いけど別れたくな..
たばこが象徴していたパンクでロックで退廃的で反骨的なかっこいいイメージを、今もどこか捨てきれていないのは、ある種のトキシック・リレーションシップ(有害な関係)のようだというお話をします。トキシックに因んで、『美と殺戮のすべて』というドキュメンタリー映画も紹介しています。

#リフォーム
#リノベーション
#パンクロック
#美と殺戮のすべて
#コーヒーアンドシガレッツ
#トキシックリレーションシップ
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お聞きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日はですね、私がなかなか別れることができなかった相手の話をしようと思います。
一体寸尺、どんな自己開示を今からするのか、恋愛かっていうね、期待をさせるようなスタートなんですけれど、
私がこの別れられなかった相手っていうのは、実はマルボロライトなんですよね。
私は長らく喫煙者だったんです。タバコをずっと吸ってたんですよね。
実はタバコは好きで好きで、もう全然やめる気がなかったんですよね。
もうやめるぐらいなら、もうどうなってもいいみたいな、これ喫煙者の人よく言うセリフなんですよ。
もう吸うのをやめるぐらいだったら、もう生きてたくないとかね、そういう1か0かみたいなことを大体言うんですけれど、
これは依存症特有の極端な発想というかね、今やめてからはね、よくわかります。
今はもうやめてるんですよね。結局コロナが始まった時にね、やめたんですね、私は。
なぜやめたかっていうと、やっぱりこのマスクがね、マスクの中がやっぱ臭くなるんですよね。
タバコを吸ったりとかした息がね、マスクしてるとね。それもありますし、
あとね、私の家族がですね、本当にタイミングが偶然一致してね、
夫と母とがね、いろいろ病気が相次いでね、病気になったりとかして、
今はおかげさまでも感知してるんですけれどね、そういったこともあってね、
やっぱりちょっともう今ね、自分の身に何かあったら、家族を支えたりできないなっていうのもあって、
もうね、本当に人生の中でね、何度か辞めようとしたことはあったんですけれど、
どうしても辞めれなかったんですよね。それが今回は一応辞めて、
今何年になるんでしょうね、3年ちょっとになるんです、これでもね。
なのでね、さすがに大丈夫かなと今は思って、ようやくちゃんと別れられたかなと思ってるんですよね。
これはね、本当に本当にタバコってね、やっぱりタバコだけじゃないですよね、多分ね。
私は実は全然アルコールは飲めないんですよ。飲むんですけどすごく弱いんですね。
なのでアルコール依存症になることはないと思うんですけれど、
依存症はね、いろんなものありますよね、お酒もタバコもそうですし、
甘いものがやめられないとかね、パチンコがやめられないとかね、いろいろ多分あると思うので、
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私の場合はこれが喫煙だったんですけれど、本当にタバコは好きでですね、
今も私はね、トリガーがあるんですね、こういう依存症ってね。
大抵の時はね、もう今すっかりね、もう吸わなくなって3年とか経ってるんでね、
もうほとんどこの吸いたく、もう吸ってた記憶もね、もう薄れてくるんですよ。
人が吸っててもね、ちょっと臭いなって思ったりとかしますしね、
全然ね、もうその人が吸ってるくらいではタバコが欲しくなったりしないんですけれどね、
私の場合のトリガーは雨なんですよ。雨の日がね、ちょっとこの空気が湿ったようになりますよね。
この湿った空気の中でね、タバコを吸うのがね、めちゃくちゃおいしいんですよ。
タバコを吸ったことない人とかね、タバコが嫌いな人にとっては全く理解ができない話だと思うんですけれど、
なんかね、この合うんですよね。
でね、ちょうどね、なぜこの話を今日してるかっていうと、
美と殺戮のすべてっていうドキュメンタリー映画を見たんですね。
これはですね、ナン・ゴールディンっていうね、アメリカの女性の写真家がいるんですね。
あのすごく有名なね。この人はですね、ちょうど今70代前半の女性で、
でね、ちょうど1970年から80年代のですね、
ドラッグカルチャーとか、ゲイ、サブカルチャー、
あと何でしたっけね、ポストパンクとかニューウェーブとかね、
そういう時代の、主にニューヨークのね、
いろいろナイトシーンをね、切り取ったね、写真をいっぱい撮ってたことで有名な写真家なんですよね。
このドキュメンタリーはすごくね、今年の話題作だったんですよね。
すごく見たいなと思って見てきたんですけれど、
本当に良くてですね、ぜひもし機会があれば見ていただけたらなと思うんですけどね。
内容はね、もう簡単に言うと、このね、ナンゴールディンさんは、
もちろん写真家で、なんですけど、今ね、このオピオイド危機を訴える、
何でしょうね、この団体をね、作っていて、
そこでね、いろいろこのオピオイドの汚染を告発する社会活動家みたいな運動をしてるんですね。
その運動の、どういう運動してるかっていうのをね、追ってるドキュメンタリーなんですよね。
今現在のこの活動と、そして彼女の若い頃からのね、
写真家としてのいろんなキャリアをね、
行ったり来たりしながら見せるっていうね、すごくうまい構成の映画だったんですよね。
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このオピオイド危機って何かっていうと、
これね、もう信じられないことなんですけど、
アメリカにね、もし今旅行しててですね、私がポテッド、何か骨折するとかね、
怪我をするとかするとしますよね。そうするとね、すぐ医者に運ばれて、
痛み止めとして処方される薬がいくつかあるんですけれど、
この中にね、このオピウムって、つまりアヘンですね、
アヘンの成分が入った痛み止めを処方されるんですよ。
これのせいでね、もうすごい数の人口の人が、
映画では50万人って言ってましたね。
50万人ぐらいの人がね、これね、死んでる数です、これは。
オピオイド中毒で、死んでる、1年間の死んでる人の数がこれぐらいで、
だから中毒とかね、今現在苦しんでる人入れたらもっとの数になってますよね。
このナンゴールディンさんは、自分自身がやはり病気か怪我をした時に、
このオピオイドが入った薬を処方されて、これで中毒になっちゃったんですよね。
なんとか彼女の場合は運良くですね、これをなんとか克服したんですよね。
死にかけたんですけどね。
なんですけど多くの人はですね、知らず知らずのうちに、
この薬のせいで依存症になって、
結局オーバードーズっていうね、たくさん取りすぎたりとかして死んだりとかね、
中毒で気が狂っちゃったりとかね、
いろんな社会的なすごい問題になってるんですよね。
実はマイケル・ジャクソンとかね、プリンスとか、
私がね、青春時代のスターだった人たちもですね、
これが原因で亡くなってるんですよね。
マイケルの場合は、コンサートのね、ステージで髪の毛をね、
あの人、ちょっと整髪料ね、今で言うワックスとかオイルとか、
その整髪料つけてたら、そこにバーンとスモークとかね、
ステージの装置としてね、花火みたいなのをバーッと打ち上げてたら、
それがね、髪の毛に着火してしまって、髪が燃えるっていうね、
すごい事故が起こったんですよね。
これでね、頭をね、すごい大火傷してるんですね。
これが本当にずっとマイケルはね、生涯これに苦しめられてですね、
この火傷の痛みを緩和させるために、このオピオイドが入った薬を
ずっと服用したせいで、依存症になったと言われていますね。
最後ね、死んだ時も、本当はね、この薬をそんな飲みすぎているのでね、
普通に言ったらこの薬を処方してもらえないはずなんですけれど、
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これがないとね、多分寝れなくなっているし、
もうね、何もできないという状況なので、自分で主治医を雇ってですね、
この人に薬を処方してもらって、飲み続けてた結果、
最後多分それで亡くなっているらしいんですね。
で、プリンスも元の原因が何でなのか分からないんですけど、
同じようにね、やっぱりこの痛み止めとして、もしくはこの睡眠薬として、
このオピオイド入りの薬をずっと飲み続けてたせいで、
ある日突然、全然元気でまだまだ活躍、キャリアとしては活躍してたのに、
ぽつっと亡くなったんですよね。
こんな感じでですね、すごい社会問題になっているんですよね。
話を戻すとですね、このナン・ゴールディンさんは、
自分自身がこの危ない目に遭ったということと、
それと彼女はこの70年代、80年代の自分の青春時代に、
いっぱいね、この自分のゲイの友達とかね、周りのいろんなアーティストとかがですね、
この当時っていうのはね、エイズがね、まだ不治の病で、原因が分からないし、
もうかかってしまったら治らない病気で、死んでしまう病気だったんですよね。
これでね、たくさんたくさん友達とかをね、亡くしている人なんですよね。
なので、やっぱりもうこれはっていうことでね、
またね、もう70過ぎて、もう十分に社会的な名声のある人なんですけどね、
もう一度戦うということでですね、
この薬を作っている製薬会社をですね、訴える社会運動を始めるんですよね。
これの活動の状況をドキュメンタリーにしている映画だったんですね。
本当にいい映画だったんですけど、
彼女ね、だからもう要はパンクなんですよね。パンク女性なんですよ。
でもめちゃくちゃかっこよくて、70過ぎててもね、本当に今でもかっこいい女性なんですよ。
片手にタバコでやっぱりつまんでね、挟んでね、吸ってるんですよね。
オピオイド中毒とかになっているのにタバコかよと思う人もいるかもしれないんですけれど、
やっぱりね、このタバコっていうのはね、
このもう百害あって一利なしなのはね、分かっているんですよ。
もう体にいいことは一つもない上に、これを吸うことによって周囲にいる人たちにまで害を及ぼすので、
何もいいことがないのはもう百も承知なんです。
なんですけどね、やっぱりこの当時ね、やっぱりタバコっていうのは一つのね、
やっぱりステートメントっていうんですかね、
この自分の生きる姿勢みたいなものを見せる、
あの象徴的なね、シンボルだったような部分があるんですよね。
だからその反骨心とかね、やっぱり不良的なね、
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自分はもう社会には迎合しないとかね、
いろんなその社会的メッセージをね、このタバコを加えるということでですね、
ちょっと表すようなね、非常に青臭いというんですかね、
若い手段ではあるんですけれども、
そういうやっぱり一つのね、ファッションアイテムっていう部分もあるんですよね。
ファッションアイテムって言ってももっとちゃんとイデオロギーがあるファッションですよね。
なのでね、やっぱり私の中にはね、やっぱりちょっと一部ね、
そういうものがね、やっぱり憧れみたいなものがね、
当時あって、やっぱり手を出してしまったっていうところもね、あるんですよね。
当時ですね、私がもうかっこいいなと思って憧れてたような人っていうのはね、
みんなやっぱりタバコを吸う人が多かったんですよ。
あとタバコのね、これも良くないことなんですけどね、
実は喫煙室で多くのね、大切なことが決められてたってご存知ですかね。
あのね、当時はね、やっぱり喫煙室があって、
もっと前は普通に事務所の机でね、タバコ吸えてたんですけども、
ある時からさすがにそれはダメになって、
喫煙室に場所を移すんですけどね、
そこにね、男性たちはみんな1時間に1回とか、
下手したらもう30分に1回とかしょっちゅうタバコ吸いに行って、
でも結構大事な、あのね、いろんな仕事の取り決めとかね、
そういったことをね、喫煙室で話したりしてるんですよね。
で、私なんかもずっとこの男ばっかりの職場で、
女でね、そこに混ざって仕事したりしてたので、
そうやってね、この男の人たちからね、
あの、なんていうのかな、置き置いてきぼりにならないためにもですね、
やっぱりそうやってね、男の人たちが密会してる場所って言ったらね、
言い方は変なんですけど、そういった場所にね、
やっぱり自分も身を置く必要があったっていうところもあって、
もうなおさらね、タバコっていうのは手放せないアイテムだったんですよね。
で、まあそんなこともあって、なんですけどね、
やっぱりさすがにね、どんどんどんどん、
あの、タバコを吸える場所も減っていったりとか、
でも、当時ね、だって私が本当に吸い始めた頃って、
タバコって200円ぐらいじゃなかったですかね。
それがね、もうどんどんどんどん上がっていって、
400円、500円、600円、今っていくらでしたっけね。
すごいんですよね。
いっぺんにね、1000円とかにしてくれたらやめるのにとかね、
よく言ってたんですけど、たぶんね、やめないんですよ。
本数減らしてでもね、たぶん、やめれない人がほとんどだと思うんですよね。
なのでこういうのって金額じゃないんですよね。
とにかくですね、ずっとね、だんだん吸いづらいし、
喫煙できる場所を探すこと自体がストレスですよね。
キョロキョロキョロキョロして、
2時間、3時間の打ち合わせとか終わった後にね、
タバコを吸う場所を見つけたりっていうのも大変だし、
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車の中とかで吸ってもね、体に匂いがつきますよね。
密室で吸うとね。
そうするとお客様に会ったりする仕事なんで、
それもどうなのかなとか、どんどんどんどんね、やっぱり吸いづらくなっては来ていて、
それでもね、頑張って吸い続けてたんですけども、
いやもうさすがにちょっともうやっぱりやめた方がいいなっていうのがね、
一度あったんですね、それがね。
で、頑張ってね、ちゃんと禁煙外来って、
ちゃんとね、内科のそういうクリニックとか行くとね、
ちゃんと処方してくれるんです。
あの、禁煙用の薬とか。
あと、ニコチンパッチですね。
体にニコチンを含んだシールみたいなね、
バンドエイドみたいなものがあるんですね。
これ、皮膚からニコチンを少量ずつ摂取して、
禁断症状が起こらないようにするやつなんですよね。
私ね、1回目の禁煙挑戦の時は、
このニコチンパッチにしたんですよ。
体に薬入れるのはちょっとなぁと思ったし、薬弱いんですよね。
で、ニコチンパッチで挑戦したらですね、
ニコチンパッチ貼ったまま煙草吸ってたんで、
これダメだと思って、全然効かないわと思ってですね。
で、もうそのまま結局禁煙に失敗したんですよね。
で、何度やってもね、禁断症状が起こるんですよね。
で、もう震えてくるんですよ、だんだん体がカタカタカタって。
で、もう油汗出てきたりとかしてね、
本当にやばいんですよね、やっぱりこういう禁断症状ってね。
でも、もうね、ちょっとヒステリーみたいになってね、
誰か、誰か、タバコ、タバコ、みたいなね。
で、1本吸ったらフーってね、落ち着くんですけど、
すごい自己嫌悪になって、あ、またダメだったと思って、
せっかくね、その高いね、500円以上するようなタバコを1パック買って、
そこから1本吸って、一瞬ホッとするんですけども、
2口目にはもう自己嫌悪になって、
で、結局このせっかく買った箱をまた捨てて、
うん、なんですけど、また、またこのね、あの発作が起こるんですよね。
っていうことのね、繰り返しを何度かあって、
結局、まあ挫折してたんですよね。
なんですけど、このついにね、このコロナの時に、
もう1回挑戦して、まあ一応タバコを、
今度はね、ちゃんと薬を服用しました。
これはね、毎日薬飲むんですよ。
あの、1ヶ月間のね、こう、あの、何て言うんでしょうか、
カレンダーみたいなね、あの、1から30までね、
ちゃんと錠剤がこう、カプセルの中、あの、こう、何て言うんでしょうかね、
あの、ピルみたいにね、あの、順番に飲むようにね、
あの、1枚のシートの中に、1から30までね、
毎日飲んでいけるように、あの、薬がまあ、あるんですね。
で、それをまあ、飲んでいって、
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徐々に、その薬を飲み続けている間に、
もう、あの、タバコをね、受け付けれなくなるように、
もう、人工的にする薬なんですよね。
で、この薬を飲みながらタバコを吸うと、
本当におえって、気持ち悪くなるっていう風にできているんですよ。
で、私はね、あの、おえっとはならないけれども、
このやっぱ薬にね、あの、体が弱い体質なので、
もう、この薬自体でね、あの、胃の調子が悪くなって、
で、もう、なんていうかな、その、結局、やっぱりもう、
薬を飲んでいるということで、しんどくなっちゃって、
逆にね、それでやめれたんですよね。
だから、タバコが欲しくなくなるというよりは、
もう、薬を飲んでいてしんどくなって、
もう、必然的にそれでもタバコを吸うような気持ちじゃなくなって、
だから、まあ、ある意味薬が効いていることになるのかな、これは。
うん、とにかくそれでようやくタバコを、まあ、やめれたんですよね。
まあ、ダラダラとなんかね、あの、何の話してるんだっていう感じなんですけども、
まあ、要はですね、このタバコっていうのは、立ちが悪くてですね、
非常にかっこよくて、で、ね、あの、何かね、こう、
うん、私たちに、こう、私たちって私だよね、うん、
あの、何かこうね、こう、夢、夢を見させてくれるような部分があるんですけれど、
まあ、体にももちろん良くないですしね、
あの、周りにも良くないしね、うん、なので、別れた方がいいのにね、
あの、なぜか、こう、好きになってね、
あの、で、いざ付き合ってしまったら、自分にとって悪いって分かってるのに、
もう全然別れられない恋人みたいなね、
あの、ちょっとそういうところがあるなという話でした。
はい、あの、でもね、この美と殺戮の、
あの、なんだ、今、タイトルは美と殺戮の全てっていうね、
あの、ドキュメンタリーはね、本当に面白い映画だったので、
あの、タバコとね、何の関係があったんだっていう話なんですけど、
ね、あの、70過ぎてもね、あの、タバコ吸ってね、
あの、パンクな生き方してる女の人見てね、かっこいいな、
あ、タバコってやっぱり懐かしいなっていう気持ちで、
ちょっと今日はそれをテーマに話してみました。
尻滅裂で失礼いたしました。
それでは、ごきげんよう。
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