京都の居心地
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
相変わらず京都での左翼生活がですね、続いているんですけれども、もちろん大阪には帰ってくるんですけどね、
京都と大阪と半々ぐらいで、二拠点生活みたいなことに結果的にはなっているんですけれども、
非常にね、京都は居心地がいいなぁと思ってね、実はね、どういう状況になっているのかっていうとね、
仕事以外ですね、マドモアゼルと通称ね、私が呼んでいる、うちの母の友達なんですけれども、
彼女は私も親しく、かわいがってもらっていて、私の今では大切な友達にもなっているんですけれどもね、
この人のうちに厄介になっているんですけれど、食べさせてもらっているんですよね。
でも毎日、もちろん朝は私はすぐ現場に出かけていくんで、まだマドモアゼルは寝ている間に家を出て、
そのまま外でモーニング食べてですね、仕事して、現場にずっといるというわけでもないんで、
あちこち行って京都市役所行ったり、いろいろ京都の他の場所行ったりね、ショールーム行ったり、
街並みでね、この京町屋がどういうふうにできているかとかっていうことをね、リアルに歩き回って、
こういうのって市課長って言うんですよね、市場調査というんですかね、見たりとかしたり、
あと、自分がパソコンでノマドワークっていうんですかね、そういうのができる場所っていくつか私確保してるんでね、
そういったところでデスクワーク的なことも事務所に戻らなくてもできるような場所をいくつか見つけて、
そこで仕事したりとかね、気ままな京都での仕事兼、ほとんど遊んでるようなもんですよね。
お前ちゃんと仕事してんのかっていうぐらいね、
マドマーゼルに食べさせてもらってるのっていうのはどういうことかっていうと、
とにかくしばらく滞在させてもらうんでね、ただじゃ悪いじゃないですか、だけども一切気にするなと言われているので、
完全にですね、居候というかね、ひもというか、本当に何もしないでね、居させてもらってるんですよね。
マドモアゼルとの交流
夕方仕事終わって、ただいまって帰ってきたら、おかえりって言ってね、
めっちゃ料理上手なんで、このマドマーゼルがね、おいしい料理作ってですね、
お酒飲んでね、夜中の2時か3時ぐらいまでずっと、
うだうだ、頭のいい人といろんな話をしたりとかっていうね、
もう本当にね、学生時代に戻ったかのような生活をしてるんですよね。
で、なんて言うんですかね、このマドマーゼルって80歳なんですけど、
ちょっと段階の世代よりちょい上ぐらいですね、もう1,2歳ぐらい上ぐらいの世代なんですけど、
この世代の人らしいというか、非常にね、気概があるというか、
1歳ね、そうやって自分の、このマドマーゼルから見ると私は2回りぐらい年下の、
娘と言ってもね、だって母の友達なわけなんで、娘の年ぐらいになるわけじゃないですか。
で、マドマーゼルも一度も結婚したことがない、独身主義の人なんですけども、
娘と言ってもね、いいような年の私とか、あと若い友達が多いんですよね。
この人こういう、なんて言うかな、開けた知的な、刺激的な人なんでね、
若い人からもすごく慕われるんですよね。
私以外にもね、こういう、私ぐらいか私より下ぐらいの若い友達とかね、ファンの人がいっぱいいるんですよね。
だから結構こうやって80歳でね、一人暮らししてるんですけど、全然寂しくないんですよ。
入れ替わり立ち替わり、いろんな人が訪ねてくるし、
私を含めてね、こういう若い人たちからも慕われてるんで、非常にマドマーゼルからすればね、刺激的な老後を送ってるんだと思うんですよね。
で、こうやって、だから一切お金は受け取ってくれませんけども、
あんたがまたね、いずれ自分が、なんて言うかな、その私ぐらいになったら、
逆に若い人たちに同じことしてやればいいじゃんっていうようなね、
そういう、なんかこう昔の人のいいところっていうのがあるんですよね。
だから何もかも昔のものがパワハラ、モラハラ、セクハラで、男尊女卑でって言って、
何もかも昔のものが悪いことばかりだったかというと、そうじゃないですからね。
やはり昔の人が持っていたいう、なんて言うんでしょうね、
うん、なんか太っ腹なところとかね、若い人を自分たちが引き立ててあげようとかね、
そういう気概みたいなものって今すっかりなくなってますよね。
今私自身が、この若い人に何かそこまでしてやろうって気が多分ないですしね。
だからそれはね、昔の人のいいところだなと思ったりしますね。
昔の、私が若かった時の上司とかにも、そういうね、いろいろご馳走してくれる、
その会社の経費とかじゃなくてですよ。
ちゃんと社長の、上司のポケットマネーで何かご馳走してくれたりとかね、
いろいろその仕事の場でも、いろいろ楽しいとこね、
高級なレストランにわざと連れてってくれたりとかして、
それ変な意味じゃないですからね。
何人も若い子同時に連れてってくれたりして、こういうちゃんと一流のものをちゃんと見とけよと。
でね、こういう一流のレストランや一流のホテルや、
一流の場所を見て、ちゃんとどういうインテリアなのかとかね、
どういう照明計画なのかとか、ちゃんと見る。
こうやって遊びながら、これも勉強なんだぞみたいなことを教えてくれるようなね、
そういう上司ってまだいましたよね、昔はね。
だからこの窓回せるにもちょっとそういうところがあってですね、
とても今そうやって快適にさせてもらっているんですよね。
だからある意味ね、こうやって私ばっかりが厄介になっているようなんですけれども、
彼女の方から見ればですね、こうやって時々二回り以上下の若い人と喋っていることが、
逆にこの彼女の刺激にもなっていたりする部分もあるのかなと思って、
そういう意味じゃある意味、このギブアンドテイクというか、
音楽の楽しみ
これはウィンウィンというかね、今の言葉で言うと、
そういう風になっていたらいいなと思いながらね、楽しく過ごしているんです。
でまぁね、聞き寄りによってはお前何やってんだとね、仕事しないで、
何やってんだという感じなんですけど、
久しぶりになんかもうこんな風に自由に、
なんていうかな、気ままに過ごさせてもらっているっていうのは、
ちょっと本当に学生の時以来なかったですよね。
ずっともう仕事するようになってから、もうずっと仕事とかね、
あと結婚している時には、私も専業主婦時代がありましたから短かったですけどね、
とか、うちの祖父母が病気で終わった時には、
介護とかね、いろいろ病院通いを往復したりとかね、
家族のために時間を過ごしていた時期もありましたしね。
ですけども、ここ20何年ぐらいは、ずっともうただただ仕事に明け暮れてきたかなっていうのはありますよね。
その中で忙しい仕事をしながら、自分の日常っていうかね、
また結婚したりとかして、家のことをやったりとかね、
いろいろやりながら、今みたいにのんきにね、
食って飲んで寝て、あとその合間に窓も混ぜるみたいな、
もう自分よりはるか、私が幼稚園児で相手はもう学者ぐらいのね、
それぐらいの知的レベルとか教養レベルとかが、
はるか自分よりも上の人といろんな話をしているっていうことの楽しさとか刺激とかっていうのは、
もう本当に久しく味わってなかったことなんでね、
とても今貴重な時間を過ごしているなというふうに思いますね。
でね、とにかくこうやって京都にいるんで、
仕事以外のところっていうのは、自分が今自分の家から離れて、
誰の世話もする必要ないので、こうやってのんびり過ごしているんでね、
映画見に行ったり、あとこっちでライブとかも結構行っててですね、
ちょっと以前にお伝えした音ボケビーバーのライブも京都で見に行ったり、
この間はですね、豆腐ビーツっていうね、これはなんて言ったらいいんですかね、
シンガーソングライターでもあり、DJでもあり、音楽プロデューサーでもあるっていうね、
とても多彩なものすごい才能のある人がいるんですよね。
この人は神戸出身の男性のアーティストなんですけどもね、すごい好きでね。
この人のライブもこの間京都であって、見に行ってめっちゃ良かったですね。
ノリノリで、もうみんな若い人ばっかりでしたけど、
ただね、この豆腐ビーツのような音楽っていうのは、
やはりね、私が若い頃に聴いてた音楽の延長線上にあるんですよ。
だから今この80歳のマドモアゼルがですね、今富士風にめっちゃハマってるんですけども、
富士風以外でもですね、いろいろ私が知らなかった、今すごい人気があるね、
他の日本人のアーティストとかもね、全部マドモアゼルが教えてくれてですね、
これいいわよとか言ってね、いろいろ聴かせてもらって、確かになかなかいいなと思うんですが、
この彼らの音楽とかもね、全部私が大好きだったね。
私の青春時代の80年代とか90年代の音楽が、今のね、この20代30代の若い人たちが影響を受けている音楽なんですよ。
これね、すごい懐かしく聞こえるんですよね。
だから富士風って今一番だから、今一番売れてる人の一人。
この人の音楽がなぜか私にとってはとても懐かしく聞こえるのは、
つまり富士風が影響を受けている音楽っていうのが、私が若い時にね、
私が中学や高校の時にとても好きで聴いていた、マイケルジャクソンとかね、
例えばそういった音楽に影響を受けている。
それだけじゃないんですけどね、富士風はいろんな音楽に影響を受けて、いろんな要素があるんですけど、
そのどの音楽も私にとってはとても聞きなじみがある音楽ばっかりなわけなんですよね。
これがね、とても面白いなと思って。
同じこと、このTofubeatsの、これワンマンライブだったんですけどね、
この人は全部自分で曲も作詞も全部やるんですけども、
全部機械で作るんですよね。
だから生の楽器とかじゃなくて、全部なんていうんですかね、
私もこういうの詳しくないんですけど、
昔で言うシンセサイザー的なもので、今も全部デジタルで、
関西人の音楽と文化
なんていうかな、この音楽のすべての処理ができますよね。
このコンピューターと連携してね。
ただ彼の音楽のルーツ自体はですね、
ヒップホップであったり、R&Bであったり、テクノであったりするわけですよね。
だからとても私にとっては懐かしい音楽なんですよね。
このライブ、ワンマンライブで全部自分で機械で音出して、
時々歌って、全部ノリノリの打ち込み系のビートなんですけどもね。
そこでね、ネイビスっていうね、若いこの人たちは同じだから、
このトーフビーツと同じ世代の、
ヒップホップというかラップの二人組なんですけど、
めっちゃ良くて、すっかりファンになっちゃって、
かっこいいとか思ってね。
ネイビスの音楽も早速ダウンロードしたりとかしてね、
今毎日楽しく聴いてるんですけどね。
いろいろ長々と喋ってるんですけども、
先日ね、京都で行った音ボケビーバーは、
4人組の女性のバンドで、こっちはどっちかっていうとパンクバンドなんですけどね。
オアシスのね、前座をやったっていう彼女たちはまだ20代ですね。
関西人の自信とプライド
この人たちもね、全員関西人なんですよね。
メインボーカルの女の子が京都で、
あと大阪都、滋賀都、大阪都っていう感じでね。
みんな関西人ですよ。
豆腐ビーツが神戸の人でね。
ネイビスっていうラップの二人組も神戸の人たちで、
神戸の同じ身内で多分出てきて、
お互いに曲一緒にコラボしたりしてるんだと思うんですけどね。
だからね、関西圏すげえなと思ったりしてね。
で、なんだかんだ言って藤風だって岡山の人ですよね。
だから関西と言っちゃっていいのかどうかわかんないですけど、
関西に近いですよね。
でね、ちょっと話がそれるんですけどね。
よくね、大阪っていうかね、関西人がどこ行ってもね。
例えば有名な関西のお笑いの人が東京とかに進出しても、
関西弁直さないじゃないですか。直さない人多いですよね。
あれなんでなんだろうっていうことをね。
よく関東の人に言われたりして。
だから要するに関西人はすごく東京に対してね。
すごい敵対心っていうか、ライバル心っていうかね。
いうのを持ってますよねっていうことを言われたりするんですけどね。
どうなんだろうなぁと思ってね。
でなんか、うーんとか思ってたんですけどね。
今回この色々京都でね、左翼ライフを楽しんで、
久しぶりにね、この若い時以来ですからこんなにしょっちゅう音楽聞きに行ったりね、
映画見に行ったりとかってもうすっかりこんなことなかなかできなくなってたんでね。
でちょっと色々こういうふうに見ていて、
あ、違うなって思ったんですよね。
だから関西人がなぜそのどこに行ってもね、標準語に直さないのかとかね。
そういう問題がその関東に対するライバル心だとか、
その敵対心だとか、そういうことではないっていうことをね、はっきり思ったんですよね。
これ何かって言うとね、あの関西人ってね、
あのコンプレックスがないんですよ、全く。
全くないんですよ、はっきり言って。
だからね、その闘争心とか、その関東に対してすごいライバル心あるよねっていうのは、
これはコンプレックスからきますよね。
なんか東京に負けてるとか思われたくないとか、東京に対してすごいその劣等感があるからその敵対心を持つんだっていう
ネガティブな意味合いになるじゃないですか。
違うんですよね。あの関西人はね全くコンプレックスがないんですよ。
だからなんで俺らがそんなそっちで合わせなあかんねんみたいなのが、
それをね偉そうにしてるとか敵対心じゃなくても、本当にね髪型なんですよねやっぱり。
髪型って髪型落語の上っていうね、上の方っていう髪型なんですよね。
だって奈良も京都もかつての都でしょ。
大阪だってまあね、小田信長で豊臣秀吉がここを日本の拠点にしようって思ってた場所ですよ。
だからね、どう考えてもねその関西人には、
もうそのなんていうかな、この少なくともこの数百年分
そのコンプレックスの芽みたいなものはね遺伝子の中にないはずなんですよ。
だからその突然ね、これねいつからだったんですかね。
これマドモアゼルと話してて教えてもらったんですよ。
あんたなーって標準語が生まれたのは何でか知ってるかって言われて。
で、なんでなんでって言って聞いたらですね、これはNHKがね作ったって言うんですよ。
NHKがね、だから最初の日本でのテレビ局ですね。
この日本の国営放送ですよ。
でここでアナウンサーを育成しなければいけないわけですね。
でそのアナウンサーに聞き取りやすく、
そして彼らが話しやすい言葉を作ったっていう意味での標準語なんですよ。
だからこれを標準的に全国で使いましょうって意味の標準じゃなくて、
例えば一言で関東って言ってもものすごい広いわけですよ。
関東っていうのはね。
それこそ東京一つ見たってですね、
だからなんていうかなこの下町並と、
なんていうかなその違うじゃないですか。
この場所によってね。
世田谷辺りの人の東京弁と、
下町の東京弁と、
あとこの例えば横浜辺りの神奈川の人の言葉って全然違うじゃないですか。
だから全くすごく大阪とか京都とか奈良とかと比べて、
やっぱり東京っていうのはすごい広いんでね。
東京っていうか関東自体がね広いので、
いろんな方言があったわけですよ。
それをいろんな方言が混ざっては聞き取りにくい。
しかもいろんなところからアナウンサーが全国から集まってくるわけですよね、
アナウンサーとして。
その人たちの言語を統一させて訓練させるという意味で、
一番聞き取りやすくて、
しかも彼らが発音しやすい、発声しやすい言語っていうのを統一して、
それは標準語というもので、
それを作ったのがNHKだっていう話をね、
窓混ぜるから聞いたんで、びっくりしたんですよね。
そういう意味だったのかと思って。
だから、つまりね、東京っていうのは結局いろんな田舎から何やら館やら、
寄せ集めの集団でしかなくてね。
当然もちろん関西からも東京の方行ってますしね。
いろんな寄せ集めのごったりの場所であって、
むしろ正直ね、だからこれすごく賛否というかね、
すごく反感を買う意見かもしれませんけど、
正直言って私は関東にいる人のほうこそ、
非常にコンプレックスを強く感じる場合が多々あります。
歴史と音楽の関わり
今までもね。別に全員という意味じゃなくて。
私がわりと東京で気が合うなと思う人たちっていうのは、
例えば下町の人とか大好きでしたね。
っていうかはっきり言って、Y社なんですけども、
Y社ってあれ、本社が秋葉原とかね、
そういった場所だったんで、やはりどっちかというと下町なんですよね。
下町の江戸っ子と言われる人たちが結構多くてですね。
すごい大好きでした。
だから、トラさんじゃないですけど、
下町なまりっていうのは、私はとても懐かしくて、
とても大好きで、今でも江戸っ子の人っていうのは
すごい大好きなんですよね。男女ともにね。
ちょっと話をまた関西に戻すと。
大阪や京都や神戸や奈良や、
神戸の歴史ってそんなに長くはないかもしれませんけど、
つまり関西圏っていうのは昔から関西なんで、
もう全然ここに何か田舎から人が集まってきたとか、
そうではなくて、もともとここに都があった場所なんだっていうね。
俺らはこうやってやってきたんだみたいなのがどっか多分あって、
コンプレックスがないんだっていうことに
ちょっとふと思い立ったんですよね。
これは京都にせよ、大阪にせよ、神戸にせよ、
多分どこもそうなんですよ。
みんなね、自分の別に生まれ育った場所を愛してるかまでは分からないですけど、
何も自分の生まれ育った場所に対するコンプレックスは
少なくともないからこそ、どこに行っても自分が
行った場所で無理に合わせようって気がないんですよね。
だから例えばダルビッシュとかがアメリカ行っても相変わらず
関西弁で喋ってますよね。
この間スタイフでライブされてるのちょっとたまたま聞いたんですけど、
やっぱり関西弁で喋ってるなとかって思って、
どこ行っても抜けないんですよ。
それはコンプレックスがあって関東に対して腹立たしい思いがあるから
どこ行っても関西弁を通してるわけではないんですよ。
逆なんですよ。
なんで俺らがそっちに合わせなあかんねんっていうのは
上から目線なんですよね、どっちかっていうとね。
そんなことをちょっと思ったりとかして、やはり関西っていうのは
なかなか面白いところだなって思ったりしました。
だから歴史があるんですよね。
だからそこに対するプライドというものがね、
全く私なんか別に特に自分が大阪出身だっていうことに
何のプライドも逆に正直大阪なんか特に好きでもないですしね。
でも大阪の悪口をよその人に言われたらめっちゃムカつくんで
やっぱりそれはそれなりに思いみたいなものがあるんだろうなと思ったりもして
だから関西っていうのはそういうとこなんですよね。
だからちょっとあまりまとまりのない話をしましたけども
京都が楽しいっていうことでした。
というわけでね、話をまた豆腐ビーツに戻すんですけども
本当に良かったですね。
あとですね、今マドモアゼルとこうやって毎日過ごしてて
マドモアゼルは自分が若い時に大好きだった音楽とかもね
私に教えてくれて酒飲みながら音楽聴いたりとかもさせてくれるんですけどね
彼女の世代なんていうのはこのモダンジャズが流行った世代なんですよね
モダンジャズっていうのはもともとはニューオーリンズあたりから出てきた
わりと賑やかで楽しい楽体っていうんですかね
バンド演奏だったものがもっと小編成でね
ピアノとトランペットとサクスフォンドみたいなね
すごい小編成のグループで合奏するようなスタイルになって
しかもとてもクールでセクシーで
ちょっとおしゃれな音楽になったのがモダンジャズでね
代表的なのはジョン・コルトレーンとかね
マイルス・デイビスとかになるんだと思うんですけども
そういった音楽が大好きだったということでね
そういう音楽を聴かせてくれたりとかですね
あとクラシックでもグレン・グールドが大好きだったとかね
グレン・グールドって非常に個性的なピアニストで
クラシックの曲を演奏するんですけれど
ちょっととても独自の解釈をして
今思うとね
クラシックをジャズにアレンジして
弾いたりっていうのは結構ありますよね今もね
モーツァルト・イン・ジャズとか
そういったのが流行ってますけどね
そういったのの先駆けみたいな人だったなと思うんですけど
このグレン・グールドが大好きだったんだよって言ってね
そういった曲聴かせてくれたりとかね
して音楽はいいですよね
やはりねこうやって古いものをね
影響を受けて若い人がそれを影響を受けて
それをまた独自にアレンジして
またその音楽を作っていくっていうことでね
これをパクリという風に言う人もいるかもしれませんが
そうじゃないんですよね
やっぱいいものは
とてもいいものは
やはりねその後
やはり廃れてなくなっていくものもあるわけなんでね
廃れてなくならないのはやはりそれだけ影響力があって
いいものだからこそ若い人が何年も経ってから掘り起こしてきてですね
富士風くんみたいな人とかトフビーツみたいな人が
2,30年経ってこれかっこいいじゃんみたいなんで
古い音楽を自分たちの音楽に取り入れて
また若い人たちにそれを継承していくっていうね
すごいいいことだなと思ってね
例えばこの間オアシスが来てて
私は正直オアシス世代じゃないんで
そんなに私には響いてはなかったんですけども
ただ私の会社の社長の岡田なんかも
ドンピシャのオアシス世代で
もう大好きだったみたいなんですよね
この間来た東京ライブももちろん応募したけど
落ちたら抽選に外れたから行けなかったって言ってましたけど
ちょうど先日珍しく私の今やってる京マチアの現場を見に来てくれたんですよね
社長がね
その後一緒にお昼食べてて
結構おしゃれなね
それこそ京マチアをリノベしたおしゃれな
そういうカフェに行ってご飯食べたんですけど
そこで音楽が
ビートルズがかかったんですよね
ビートルズって
オアシスの曲が私に刺さらないことの一つがね
ビートルズにそっくりすぎるんですよね
それはもうオアシスは自他ともに
ビートルズオタクで
ビートルズが大大大好きだってことを
公言してるバンドなんでね
それでいいんですよ
だから自分たちはもう
ビートルズにもろ影響を受けたバンドです
っていうことをちゃんとカミングアウトしてるバンドで
改めてビートルズ聞いたら
やっぱオアシスそのものだよねと思って
それ言ったらそうですよと
これはもうオアシスはビートルズの現代版なんですよと
うちの岡田社長もあっさり言ってましたよね
なのでね本当に
息が長く残るものっていうのはね
必ず20年ぐらいのサイクルで
また若い世代が引き継いでいくみたいなね
ことがあるんだろうなぁなんて思ってね
なんか面白いなと思ってね
そんな話をしてました
今年はこの豆腐ビーツ行って
いよいよ土曜日ですね
明後日はライムスターの
ライブに行きますっていうね
これが多分私の今年の
ライブ見に行くという意味ではね
これが今年最後かなと思うんですけどね
非常に楽しみですね
だからライムスターは
日本のヒップホップにおける草分け的というか
縦役者ですよね
ヒップホップを日本に根付かせたっていうね
功労者でもあり今も現役でね
バリバリにいい音楽をやり続けている
かっこいい人たちということでね
今から非常に楽しみだということで
今日はこれで終わろうと思います
ごきげんよう