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2024-07-14 11:06

なぜメディアで恋愛は推奨されなくなったのでしょうか?【後編】 #131

春木先生のVoicy『リカレント教室チャンネル』にて、取り上げられた東京女子大学の問いプロジェクトについて検証します。
テーマ課題は問いNo.6
「なぜメディアで恋愛は推奨され、恋愛しないことは推奨されないのでしょうか。」
https://www.twcu.ac.jp/main/topics/2024/r08ji8000000puu5-img/006_TJ.jpg

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日も、トンジョクエッションにおけるメディアと恋愛の関係性です。このテーマについてお話しします。
前回は、トンジョクエッションの質問がやや古いのではないかということと、恋愛における主に女性たちの意識が変わってきたということを、ディズニープリンセスの歴史をたどっていくことでご説明しました。
その続きの話になるんですけれど、結局、常に恋愛というものは、民意を動かすために結構利用されてきたなということを、改めて自分で話しながら思い至りました。
これが最も顕著に動いて、なおかつすごく効果を発揮したのが、この1985年から95年というバブルの時期だったのかなと思うんですよね。
この時期は、車一つ売るのにも、旅行一つ促すのにも、恋愛というものをセット売りにすることによって、より訴求力を発揮させようという裏があったと思うんですよね。
車というものを売るために、車を買うと例えば女性にモテますよとかね、いろいろ女の人に自慢もできるし、いい車に乗っていれば女の子たちからモテるし、いろんなところに遊びに行けるよみたいなね、そういったモテる男っていうね、恋愛における勝者になるためには車っていうのは必須アイテムですよという擦り込みをすることによって、
より車をたくさん売るっていうね、あとはその例えばスキーをね、スキーというレジャーにたくさんの人に来てもらいたいと思った時にですね、恋愛をすごくね、まだ恋愛の関心ごとが高い年代の若い人たちに訴求するためにですね、ここでいろんな出会いがあるかもしれないよっていうことを匂わすような、
この私をスキーに連れてってというような映画を公開してみたりですね、それによってだーっと若い人がみんなスキーに出ていくみたいなね、そういったことがいろいろうまく恋愛を促すことによって、いろんな世の中がね、うまく循環していくみたいなことが起こっていたんだと思うんですよね。
あと同じようなことがですね、ディズニープリンセスで例えたのがね、まさにそうなんですけれど、ディズニーのこのプリンセスものの原型となっている、昔から伝わるアンデルセンとかね、グリムドアとかこういったところの、もともとのこのグーアですよね。
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ここの話がまさに、メディアによる恋愛の利用というものの典型例だと思うんですよね。
例えば、美女と野獣という話がありますよね。この美女と野獣っていうのは、結局、獣の姿をした権力を持っている男に、この女性がミツグというか、トツグというか、ここに差し出されてですね、
この心を閉ざしている、この獣の心をこちらに向かせてね、最終的にはもう結婚するっていう話ですよね。これもどうしてこういう話が誕生したかっていうのがですね、結局、この獣とか、これに類する話がいっぱいあるんですよね。
カエルの王子とかね、カエルの王子はカエルのところに咄嗟されるんですよね。で、なんだよみたいな、その自分が結婚した相手がカエルかよみたいに思って、みんなバカにしてるんですけれど、一人の心優しい王女様が、結局このカエルの王子を大事にしたら、実はこれが魔法によってカエルの姿に変えさせられていた美しい王子でしたみたいなね。
こういった話は結構他にもあって、これは何を意味しているかというと、やはりそれほど女性のね、若い女性から見て魅力的ではない権力者。
例えば、すごく年の差があるね。だから20歳前後の若い女性から見てですね、40とか50とかね、こういう当時は性略結婚が当たり前だった時代なので、当然これぐらいの年の差がある男のところに咄嗟されるってことはいくらでもあったと思うんですよね。
こういう女性を見て、決して若くもなく性的な魅力もない男性であってもね、実はこういう人は内面は美しいね。内面を持っていたりね、若い女性にとってすごく理解があって優しいパートナーになり得ますよみたいなね、そういう教訓話としてこういうものが作られている側面があるんですよね。
なので、決して見た目が美しくない男と結婚させられたとしてもね、諦めないでくださいと、実はこれがカエル王子は実は立派なハンサムな王子様かもしれないし、美女と野獣の野獣も実はこれもまた素晴らしい立派なハンサムな男かもしれませんよっていうね、
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こういう話の政略結婚に向けてですね、女性たちのモチベーションが下がらないようにするためのメディア戦略だったという側面があるんですよね。
ということで考えるならば、いつもですね、ラブロマンスっていうのは、そういうふうに常にメディアからいいように利用されて、恋愛っていうものの訴求力のおかげでね、若い人たちがこれにうまく乗せられるというか煽られるという側面はね、今も昔もずっとあったんだろうなと思うんですよね。
話を進めていくとですね、この恋愛というものを使ってね、いろんなものを訴求していくっていうね、そういう恋愛そのものにそこまでの影響力が現代はなくなってきたというだけのことだと思うんですよね。
だから何もこの恋愛っていう、例えば車ね買ったら女の子にモテますよとかね、これを持っていればめっちゃ男子からモテるよとかね、そういうようなことをいくらメディアが煽ったとしてもね、今の現代の人たちっていうのはそこまでそれに乗っかっていかないということなだけで、相変わらずですね、恋愛というコンテンツそのものが終わったのかというと、
決してそうではないわけですよね。これもハルキ先生との対談で、じゃあこういうふうにね、恋愛というコンテンツがここまでそれほど流行らなくなったということは、恋愛そのものもオアコンなんだろうかっていうね、そういう議論もちょこっとあったんですけれど、
人間というものが存在している限り、恋愛そのものが完全に関心ごとからなくなっていくということはないと思うんですよね。今も昔みたいにね、全員が日本中とか世界中が見てるみたいなね、そういう大ヒット作ね、タイタニックみたいなね、ああいう大ヒット作生まれないかもしれませんけれど、
相変わらず恋愛コンテンツで人気があるものっていっぱいあるわけですよね。今流行っているバチェラーシリーズのリアリティ番組であったり、あと何年かに1回やってくるあの反流のね、ドラマで特大ヒットするものが出てきますよね。
こういうの見ててもですね、やっぱり恋愛というものが相変わらずみんなの関心ごとであるっていうことには変わってはないと思うんですよね。ただ昔ほど、みんながみんなこれに飛びつくとか、あとはこの女性が主にこの恋愛っていうジャンルをね、喜ぶというか、女性の関心ごとが主に恋愛にあるっていう思い込みはなくなってきたのかなと。
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いうことで考えるならば、どんどん正常になってきてるなというふうに私は感じます。というわけでね、恋愛っていうのは主に消費を促すためであったり、結婚とかね、そういったことを訴求するためにね、よく切り口として使われてきたという側面があるけれども、これが通用しなくなったというだけのことですよと。
通用しなくなったからといって、別に恋愛そのものがなくなるとかね、おはこんだとかいうことには繋がらないというお話をさせていただきました。
というわけでね、長くなったんですけれど、トンジョクエッションにおけるね、私の一つの考えはあらかた話ができたかなと思います。
皆さんはどういうふうにこの質問を見て思われたでしょうか。
面白いですよね。この質問がいい質問か悪い質問かということはさておき、こういったことを一つのきっかけにね、何かこういろいろ考えてみたり深掘りしたりするっていうのはね、なかなかに面白いことだなと思うし、
それを他の人とね、いろいろ対談することによってね、私はこう思いますとか、いや僕はこういうところこういうふうに思ったよとかね、そういった話をお互いにぶつけ合って広げていくっていうね、議論するっていうね、ディスカッションの楽しさっていうのをね、改めて実感する機会になりました。
またね、こういう面白いテーマがあればね、どんどん乗っかっていこうかなと思います。はい、では今日はこれで終わります。ごきげんよう。
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