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2024-07-15 17:54

女4人が集まる日曜日のブランチは下ネタ全開 #132

女性のためのエンタメ史上、もっとも画期的なドラマだったSATCについて語ります。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
昨日まで、はるき先生のリカレント教育で取り上げられました、トンジョクエッションの恋愛テーマについて、2回に分けてお話をしました。
そこから、メディアにおける恋愛の中でも、女性の消費者及び女性の視聴者に向けて、いろいろ作られた恋愛テーマのコンテンツのお話をしたいと思ったのです。
前回、はるき先生のテーマの中では、ディズニープリンセスたちのいろいろ価値観の変換でご説明したのですが、そこから話を続けたくなったのです。
それが決定的なあるドラマがありまして、これを境に大きく恋愛ドラマみたいなものが変わったんじゃないかなというふうに思っています。
これはごめんなさい、私日本のドラマって本当に詳しくなくて、ちょこちょこ見てるものはあるんですけれど、いわゆるゲツクとか、キムタクとかが出て話題になってたようなタイプの、ああいうドラマをあまり見てないんですよね。
どうしてもアメリカとかで話題になったものが話の中心になってしまうので、聞かれている方の中にはちょっとよくわからないという人もいるかもしれないんですけれど、
今から話をするこのドラマは大半の人は多分知っているか、少なくとも見てなかったとしても聞いたことあるんじゃないかなと思います。
それはSATCでございます。
これはセックス&ザ・シティの略なんですよね。
SATCでね、うさぎさんとコラボしたの伊藤陽介さんのRTWとかね、今度のFTLでしたっけ?
こういうのもね、SATCからの影響かと思ったりとかね、勝手にしたりしてるんですけれど、
結局このドラマはですね、HBOっていうアメリカのケーブルチャンネルなんですよね。
だから日本で言うとワウワウみたいな、こういうベッドでお金を払って入るテレビ局なんですよね。
ここが制作したドラマっていうのは本当にすごいドラマがいっぱいあってですね、もうドラマ史に残るような、
もう今後何十年経ってもね、ずっと語り継がれるようなドラマがいっぱい生み出されてるんですよね。
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ここに三千と輝く名作の一つとして、このSATCはこれからも存在し続けると思うんですけれど、
これの何がすごかったかっていうと、この一応ケーブルテレビとはいえですね、
通常のお茶の間というかね、普通のアダルト、夜の深夜枠とかでもない、
あとそのネットフリックスとかね、まだそういう時代じゃないので、通常のテレビの電波でですね、
これほどセキュララに女性たちがセックスの話をするっていうね、これはもうめちゃくちゃ画期的だったと思うんですよね。
これはこのドラマによって、女性たちがほとんど男性と変わらないことを考えている、思考している、
どういうふうに生きているかっていうことをね、ここまでセキュララに描いたドラマは、
これの後にはいろいろそれに類似したものはできていると思うんですけれど、
これほど効果的に、これほどみんなからも熱烈に支持されて出てきたドラマはおそらくないと思うんですよね。
このドラマは、そもそもですね、普通にコラム、新聞の記事から派生した話なんですよね。
だから物語ではなくて、ドキュメンタリーというか、ルポルタージュというかね、そういったところからできた話なんですよね。
それというのは、女も男と同じようにね、恋愛感情とかそういったものを介さずね、
セックスが楽しめるでしょうかという問いかけから、社会実験をするわけですよね。この記者がね、キャンディス・ブシュネルさんだったかな。
この方がですね、まだ30代の頃にですね、いろんな男性と恋愛感情抜きでね、
セックスをしたりとかっていうことはできるのかっていうことプラス、このニューヨークっていうね、大都会で男性とね、まともな、
良識のある男性と出会うことがいかに難しいかっていうね、こういうデート事情とか、そういったことをね、非常におしゃれに、
軽快に書いたコラムが原作なんですよね。これをドラマ化したんですけれど、なので当初はね、本当にそういう内容なんですよね。
4人の女性たちが出てくるんですけれど、この人たちが夜な夜なナンパしたりとか、バーで知り合ったりとか、いろんなシチュエーションでいろんな男の人と出会うんだけれども、
見た目はイケメンだったけれど変な人がいたとかね、なんか変わった性癖の人がいたとか、そういったことをちょっとね、ブラックユーモアっぽく描いているドラマだったんですけれど、
これは回を重ねるごとにどんどんどんどん、やっぱりキャラクター自体がね、グルーヴしてきて、それぞれに4人の全く別の個性の女性たちがね、ちゃんと動いてきてですね、
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どんどんこの物語自体が深みを増していって、非常に面白い話になっていくんですけれども、スタートとしては、そういう本当にどっちかというとニューヨークの下ネタ事情、
バイ女性の目線みたいなね、そういう話だったわけですよね。なんですけれど、これだからね、結局だから本当の真剣な恋愛になったり、最終的には結婚したりとかね、子供を作ったりとかっていうもどんどん深い人間関係を構築していく話になっていきますし、
あとこの4人の友情とかね、そういったものを横軸にしながら、縦軸として男性とのいろんな出会いと別れ、そういったものが描かれていく話ではあるんですけれど、ここで描かれているものは、じゃあ恋愛がテーマかっていうと、私は違うように思うんですよね。
これは、もちろん恋愛も描かれているんですけれど、初めてね、この4人の非常に魅力のあるね、セクシーで男性たちにちゃんとモテる女性たちなんだけれども、中身的にはですね、これを見た人はね、結構男の人はね、結構二手に分かれてましたね。
彼女とか奥さんがこれにハマって横で見るっていうね、ケースで見させられている男性がね、結構いたと思うんですけれど、これを見てね、結構面白がれる人が、本当に数割しかいなかったと思うんですよね。
大半の男性はこれに多分嫌悪感を感じたと思うんですよね。この嫌悪感の正体は、多分ね、自分たちとほとんど変わらない人種なんだってことがね、分かっちゃったからだと思うんですよね。
つまり、女は女でちゃんと性欲もあるし、そしてその、なんていうのかな、この恋愛感情を開催させずに、男とただその場限りのセックスをして、後腐れなく遊びたいとかいう願望であったり、
あとその、結婚する時には非常に計算高くね、相手をその家柄とかね、どういう職業に就いているかとか、そういったことで見極めたりっていうね、非常に打算的なことも、もう生々しく見せているわけですよ。
これは女同士のね、当事者にしてみたら全部当たり前のことかもしれないんですけれど、こんなにね、あけっぴろげに見せてくれたドラマは多分初めてっていうかね、映画も含めて全くなかったと思うんですよね。
で、実はだから多分女同士で仲良かったとしても、意外に性的な話って女同士ってしてないんですよ。
昨日、彼氏との悩み事とかね、なかなか今付き合っている人が結婚しようって言ってくれないとかね、そういう相談はね、すごく女子同士ってしてると思うんですけれど、性的な話ってね、ほとんど多分、今は変わってきてるかもしれないですよ。
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だけど、少なくとも私が若かった頃に、女同士でこういうね、明けすけにね、このセックス&ダシティのこの4人がしてるみたいに、こんなに明けすけに男の品定めみたいなことをする話はね、多分誰もしてないと思うんですよ。
で、おそらくね、欧米の女性にしてもね、日本人よりは話してると思うけれども、ここまで明けすけに話してるかなと思うんですよ。
昨日のデートどうだった?まあまあとかね、彼セックス良かった?いやちょっといまいち相性良くなかったとかね、この程度までだったらギリ話してるかもしれませんけど、もうこの4人はね、もっとすごい話をするわけですよ。
これはね、やっぱりちょっと男性からしたらすごい嫌悪感があったと思うけれども、まあでも男同士ってこれやってるじゃないですか。
あの女はこうだった?だった?とかね、すごい顔は可愛いけど寝てみたら良くなかったとか、こういう話って男同士は多分結構してると思うんですけれど、女同士はね、ほとんどしてなかったんですよね。
なので、このドラマの、だからある意味ね、リアリティがないところ、その女同士がここまで明けすけに性的な話をしなかったのが、このドラマをきっかけにできるようになったというね、あのブレイクスルーしてくれたドラマでもあったと思うんですね。
女がだから下ネタはするし、なおかつすごいキャリア志向でですね、もうやっぱり一番大事なのは自分のキャリアなんですよね。
このキャリアが最優先の中で、余暇として恋愛を楽しんだり、セックスするパートナーを選んだりっていうね、
いたって独身の男性たちがしてきたようなことと全く同じことを女性がしている。
それもすごくスタイリッシュにおしゃれにね、もう稼いでる給料の半分はもうこのファッションに使ってるのかっていうね、ここら辺はある種ちょっとリアリティはないのかもしれないですけれど、
まあでもね、ちょっと先を行く人生観っていうんですかね、ライフスタイルを提示してくれたドラマだったんですよね。
このドラマを実際に作っている人たちがどういう人だったかというと、これはプロデューサーも監督もみんなゲイなんですよ。
ゲイの男性たちが主導してるんですけれど、実際のこのテレビドラマの中で、いろいろ作られているストーリーですね、脚本というかエピソードは全て女性たちの実体験。
彼女たちの意見とか経験とかをもとに全て話が作られていたそうなんですよね。
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なので、これはだから完全な脚色ではなくて、当時本当に大都会で暮らしているキャリア女性たちのリアルをドラマの中に詰め込んでいるんですよね。
さらにそこにちょっと進歩的な、さすがに日曜日のブランチ、ブランチっていうのは休日の日に朝と昼、兼用の食事のことなんですけれど、ここで必ずこの4人はどんなに忙しくても集まって緊急報告をし合うんですよね。
ここでもう、要するにまだ朝というか午前中の10時とか11時に集まっているのに、もう早速このテーブルで下ネタ全開で話ししてるんですよね。
こういったことは現実でもドラマの世界の中でもありえないシチュエーションなんですけれど、でもね、これは本当に奇跡的な何かをかくてるというかね、やっぱりゲイの人の進歩的というか面白い男性の感性とね、ある意味非常にこのユニセックスな感受性を持っているんでね、このゲイの人っていうのは。
こういう人たちと実際の女性たちが体験しているリアルな体験とかね、合体してこういう非常に新しいライフスタイルを提示してくれるドラマになったわけですよね。
非常に面白いのがですね、このSATCの4人が主人公なんですけれど、その中でもこのキャリーっていうね、女の人の視点で描かれているので、彼女が一番の主人公なんですよね。
このキャリーっていう女の人は本当に面倒くさい女で、あのめちゃめちゃ恋愛体質なんですよね。
彼女はとにかく常に恋をしてなきゃダメな人で、4人出てくるんですけど、唯一彼女だけなんですよ、これは。残りの3人はすごいリアリストなんですよね。
なんですけど、このキャリーだけはもうとにかくいつも恋に恋してなきゃダメな、伊藤陽介さんみたいなタイプの人なんですよね。
この人は物語の中で何度も真剣な恋愛をしたり、最終的には結婚もしたりするんですけど、その相手とですね、ちょっとでもこの恋愛の感度が落ちてくると嫌になっちゃう人なんですよね。
この人はすごく痛い目を見るんですよ。ずっとこのドラマの中でね。
こういった恋愛体質であることへの制裁っていうんですかね。別にそこがこのドラマのテーマじゃないんですけれど、なんとなく夢見る夢子っていうか、恋に恋するっていうことの、そういったことに対しても非常に的厳しいところもね、すごい痛快なんですよね。
だから、今まで女性に好まれると思われてきた、素敵な男が、主人公の女の人に惚れてくれて、いろいろした問題あるんだけれど、ライバルもいたりするんだけれど、最終的にゴールインするみたいな、単純なラブストーリーではなくてね。
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こういうもっとリアルな生々しい、そしてあんまり恋愛史上主義みたいなものに対するね、ちゃんと継承をならしているようなところもね、このSATCのいいところだったなと思うんですよね。
なんとなくね、今まで夢見がちだった女性たちっていうんですかね、実際本当のリアルな女性たちが夢見がちだったわけじゃなくて、そう思われていた。そういうなんとか女にはとりあえずこういうエンタメを与えとけば喜ぶだろうって思われたような節があったんですけれど、
より複雑で、よりダークで、下世話で、そういったね、だから男と全く変わらない生き物だっていうことをね、すごく楽しくね、スタイリッシュに見せてくれたこのSATCのね、メディアっていうかエンタメとしての功績はやっぱりすごい大きかったと思うんですよね。
このSATCでさえね、今の時代のね、ポリティカルコレクトネス、ポリコレの観点から見たらね、もうやや古臭くなってきている部分もね、あるんですよね。
そういったいろんな、今の時代の観点から見れば、よくなかったところをいろいろ是正してね、今新しい、このSATCのメンバーがアラカン世代になってね、また集合しているドラマが新しく作られているんですけれど、ちょっとね、かつてのSATCみたいな刺激的なドラマにはなってないんですけれど、
まあでもね、まあこれはこれでいいかなって、またあの4人がね、見れるって意味で私はそれなりに楽しく見てるんですけれど、まあでもね、当時この20年前にこれが出てきたっていうのはめちゃめちゃでかくて、
このね、やっぱりbefore SATC、after SATCっていうぐらいね、エンタメの女性たちを主体にしたエンタメとしてはね、ガラッと変わったような気がするんですよね。
というわけで、まああのね、ちょっとまとめが難しいんですけれど、このSATCというね、このドラマがもたらしたね、あの女性にまつわるエンタメにおけるね功績っていうのはめちゃめちゃでかかったんじゃないかというお話をね、今日はさせていただきました。はい、今日はこれで終わります。ごきげんよう。
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