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2020-12-17 07:20

#217 恋愛的な何かを語る

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恋愛的な何かを語るとき、大きく3つの要素がある。「ときめき」「快楽」「パートナーシップ」である。補足しようと思ったが、読んで字の如く。説明の必要はなさそうだ。現在の日本社会ではこれら3つをオールインワンにしたものを「恋愛」と呼ぶ場合が多い。オールインワン以外の切り口で語ると不謹慎な人間としてレッテルを貼られるだけだ。内心好き勝手に思い、目に見える部分だけ誠実ぶっている人も多いのではないだろうか。/サイコパスのラジオは、サイコパスがサイコパスの視点で語るラジオです。斜め上の視点に触れたり、サイコパスについての理解を深めるきっかけとなることを目的としています。/番組の感想や質問は、ハッシュタグ「#サイコパスのラジオ」をつけて、ぜひTwitterでつぶやいていただけると嬉しいです!今後の番組の参考にさせていただきます。/パーソナリティ:うえみずゆうき https://note.com/y_uemizu/

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、恋愛的な何かを語る、という話をしたいと思っています。
恋愛話を語るときには、大体大きく3つの要素が含まれています。
1つはトキメキ、1つは快楽、1つはパートナーシップですね。
結婚とか、恋愛とかセックスみたいな置き換え方をしてもよかったんですけども、
必ずしもそれと一致するとは限らないという意味で、
もうちょっと要素というか、トキメキ、快楽、パートナーシップという言い方をさせていただいております。
この3つをね、オールインワンにして恋愛とかいう感じで呼ぶ場合が日本では多いんですけども、
さらにオールインワンじゃない切り口で語っちゃうと、
すごい不謹慎な人間としてレペルを放ってしまうことで、
本音はみんなちょっと、本音とたてまえみたいなところで対応しているような感じがしますので、
僕は今日はね、ざっくりとね、本音で話していきたいなというふうに思います。
誠実ぶっている人が多いよねということなんですけども、
オールインワンって本当ですか?という話なんですよね。
例えば芸能人が不倫して回すみたいな話ってしょっちゅう流れますよね。
じゃあ芸能人だけかっていうとそんなことはなくて、
結構周りの人が不倫して回すみたいな話もよく聞くし、浮気して回すみたいな話もよく聞くし。
結局オールインワンという幻想を一応みんな持っておきながら、
実はそれぞれ3つの要素を行き来している、行き来してないにしても行き来するような心の動きをしているんじゃないかなというふうに思うんですね。
今のは直接浮気しました、不倫しましたって話なんだけども、それだけが全てではなくて、
例えばよくある奥様がジャニーズファンで、嵐のファンで相場君にキャーキャー言っていると決めてますよね。
性的なことはやらないにしても、実際にデートをしないにしても心は完全に相場君に奪われてますよね。
ということはオールインワンではないと。いわゆるパートナーシップと夫とか彼氏とやっているのであれば快楽とパートナーシップ部分は担保されているんだけども、
ときめきの部分は相場君が担保しちゃっているのでオールインワンじゃないですよねと。
いわゆるデジタル上の存在じゃないけど、画面越しの人に心が動くとかいうことが、
例えば浮気じゃない浮気だ不倫だみたいな話とは言いたいわけではなくて、
この要素の中で言うと3つの要素があるにもかかわらずその1つは完全に奪われているよねということなんですよね。
もっと言うと男性なんかが例えばAVを見ると、そうするとときめきと快楽の部分は映像の向こう側に奪われているわけじゃないですか。
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パートナーシップは例えば妻とあるかもしれないけども、結局浮気とか不倫じゃないにカウントされないかもしれないけども、
ときめきや快楽というのは別のところで振ってますよねということですよね。
という感じで結局オールインワンってめちゃくちゃまやかしなんじゃないかということですね。
もちろんだから好き勝手行動してパートナーシップを破壊していいかというとそうではないと僕は思うので、
別に好き勝手やりましょうというお話ではないですよ。
僕が言いたいのはこの3つのオールインワンで語ることが果たして本当に恋愛行進国になり下がっていくんじゃないかというのが僕のある種危惧しているところですね。
この3つの要素で考えると面白いのは、例えば結婚を考えてみると、結婚というのは一般的にはパートナーシップの部分、
広い意味でのパートナーシップですね。生活を共にするとか人生を共にするとか家計を一緒にして家計を共にするとか感じで人生のパートナーとしてやっていくというパートナーシップの部分があると思うんですけども、
それだけじゃなくて例えば結婚を考えてだからセックスができるとか、あとは好きな人と結婚したいということがあればときめきと結婚が連動したりしますよね。
という感じで、理想的なのは、いわゆるお花畑圏的な話でいくと、3つがオールインワンで揃って結婚するというのが一番王道な感じがしますけども、
意外と年収高い人だったらいいやということで、いわゆるパートナーシップだけで結婚する人とか、他の部分ですね、顔がかっこいいから結婚したらとか、ときめきで結婚してるじゃんみたいなこととかね。
オールインワンでは限らないよねって話なんです、結婚一つとってもね。
セックスもまたそうで、セックスといえば快楽のイメージが強すぎますけども、必ずしも快楽のためだけじゃなくて、
例えばセックスしないとパートナーシップが保てないと、拒否しちゃうと関係が悪くなっちゃうから、
本当は気持ちよくないけどもセックスに応じてますみたいな話とかってよくね、記事とかで見ますけども、
そんな感じでね、パートナーシップのためのセックスがあったりとか、好きだからセックスしたいみたいな、
気持ちいいかどうかじゃなくて、好きな人とセックスしたいみたいな感じで、ときめきでセックスしてる人もいるわけじゃないですか。
もちろんオールインワンでセックスしてる人もいるということで、結局セックスとか結婚とか付き合うとか、
何でもいいんだけど、映画を観に行くでもいい、食事に行くでもいい。
そういう1コマをとっても、その3つのパラメーターがどんな風に振ってるかってことが、
実は恋愛を語る上で重要なんじゃないかなと思ってるんですね。
そんな解像度の高いことを言っちゃうと、
じゃあ、結果としてみんな違ってみんないいみたいな話になっちゃうんですよね。
例えば、パートナーシップは気づけないけどもむちゃくちゃときめく人がいたりとか、
全然ときめかないんだけどパートナーシップが気づける人がいたりとかってことで、
いろんな要素で人を見れるようになってしまうので、ある種いろんな切り口で恋愛を語ることができると。
確かにパートナーシップっていう意味で言うと、この人はほぼこうだけどとか、
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ときめきっていう意味ではこの人はほぼこうだけどとか、
快楽っていう意味では性的に興奮するかとかもあるかもしれないし、
実際に気持ちいいかとかもあるかもしれないけども、
そういう風にパラメーターで見ていくと、いろんなものがもっと、
1か0かとか10か0かみたいな話じゃなくて、
もうちょっと解像度高く語っていけるんじゃないかなと思います。
その上でね、選んだポジションでみんな生活をやっていくと思いますので、
さっきも言ったように好き勝手やればいいよって話はないんですけども、
その認識を持つってことはすごく重要で、
自分の心の変化とか、自分がどのように対象を評価しているのかってこととかを、
もっと解像度高く持つことによって、
もっと恋愛っていうのは面白いものになるんじゃないかなという風に思うんですね。
恋愛トークがすごい解像度が荒くてつまんないなと思う。
今日この頃でございます。
解像度高い恋愛トークができると面白いなと思います。
そんなお友達ができれば、なかなか楽しいかなと思う。
今日この頃でございました。
本日は以上でございます。またお会いしましょう。さよなら。
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