社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』
今回のゲストは、瞳美人プロジェクト主宰でHappy Attendantの尾形瞳さん、そしてAltay Global Tradingの藤井陽斗さんと対談します。
尾形さんは、私の出身大学の東京外国語大学生時代の同期である藤井君の元会社の同僚(先輩)でして、株式会社エー・ピーカンパニー様が運営される魅力的な食材やお酒、地域色豊かな食文化をお届けする飲食店「塚田農場」で、新卒採用担当、店長職、マネジメント職をご担当されていました。そして、藤井さんも同社で国内の店長職、中国の店舗のマネジメント職をご経験されていました。
そしてお二人は、現在田村と同い年の同世代の起業家として多方面に活躍されています。
本日はそんなお二人から、店長職のご経験から今現在お仕事する上で生かされている事や培った考え方や価値観、またどのような経緯で独立されて今のお仕事に行き着いたかの、お二人のキャリアや働き方についてお聞きします。
【ハイライト】
・尾形さん、藤井さんの自己紹介について
・株式会社エー・ピーカンパニーさんに入社されたきっかけや決め手
・来店されるお客様を喜ばせる為に意識・工夫されていた事
・飲食業界での店長職のリアルとは?
・従業員を新規採用する際に重要視していたポイントとは?
・飲食業界の店長職を経験して嬉しかった事や大変だったエピソードとは?
・クレームという挫折を経験して今のお仕事に活かされている事
・サラリーマン経験で培ったもの(精神面、ビジネス面)とは?
・自分が何のためにこの仕事をしているかを問う重要性
・自店舗の従業員や部下同僚の育成、マネジメントする上で大事な事
・相手が何を本当に大事にしているかを知る為には?
・自分が目指す理想的な店長になるために心がけていた事
・尾形さんの事業「瞳美人プロジェクト」の事業概要とネーミングについて
本エピソードの後編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000567512469
尾形瞳さんのSNS、ご連絡先は以下となります!
https://www.instagram.com/hittan0315/
note
https://note.com/hitomi0315/
https://twitter.com/hittan0315
ゲストプロフィール:
尾形瞳さん
株式会社エーピーカンパニーに入社され、塚田農場の国内の様々な店舗にて店長職、マネジメント業務に就かれた後、独立されました。食×教育のお仕事を軸に能力開発のスクール講師、飲食店コンサルティング事業、お酒ブランド会社の立ち上げをご経験されました。そして現在、自身の瞳を心から輝かせ、本来の自分の魅力の気付く為のトーチングサポートセッション「瞳美人プロジェクト」の主宰として、一人でも多くの瞳が輝く世界を今日も創り出すために日々事業に取り組まれています。趣味は、旅行や、美味しいものを食べたり、お祝い事やサプライズをするのも大好き!最近はゴルフとカラオケもします。
藤井陽斗さん
大学在学中に海外バックパッカー、イギリス留学を経験されました。大学卒業後は株式会社エーピーカンパニーに入社され、国内店舗の店長職、中国の店舗でのマネジメント業務をご経験されました。帰国後独立され、主に現在は海外輸出入事業を中心に日々事業に取り組まれています。趣味は、旅行、サッカー、ゴルフ、飲食店巡りです。
◆偶然と直感から始まったキャリア──「人と働く楽しさ」に目覚めた日
尾形瞳さんと藤井陽斗さん、ふたりのキャリアは共に株式会社APカンパニー(塚田農場)から始まりました。尾形さんは高校卒業直後にアルバイトとして入社し、魅力的な社内文化に惹かれ新卒としても入社。一方藤井さんは「人と違う道を選びたい」と飲食業界に飛び込んだ異色の外大生でした。どちらにも共通していたのは、“やりたいこと”よりも“誰と働くか”の直感的な判断がキャリアの方向を決めたという点でした。
◆塚田農場が教えてくれた“人を喜ばせること”の本質
塚田農場では「お客様を感動させる接客」が徹底されており、アルバイトにも“自由に喜ばせていい”という裁量が与えられていました。「500円で何ができるか」を考える日々は、自然と観察力・想像力・ホスピタリティを育てていきました。ただお酒を提供するのではなく、「目の前のお客様に何をしたら一番うれしいか」を日々探り続ける経験が、その後の人材育成やサービス業の価値観の基盤となっていったのです。
◆店長職のリアル──“一緒に働きたいと思えるか”を採用基準に
店長としてのマネジメント経験もふたりの糧となりました。尾形さんは「採用は第一印象で7割が決まる」と語り、素直さ・明るさ・人の魅力を重視した選考を実践。藤井さんは中国勤務時代、文化や表情の違いに戸惑いつつも、“はにかむ瞬間”にその人の本質を見る目を養いました。“人を活かす”という点では共通して、**「相手を知ること」「信頼して任せること」**が何より重要だと実感しています。
◆別れ際に感じた誇り──「自分のやってきたことは間違ってなかった」
尾形さんの店舗を卒業する日に、大勢の仲間やお客様が駆けつけたエピソード。藤井さんが中国店舗を離れる際、スタッフから涙ながらに見送られた体験。“普段は不安ばかりだった店長業”の中で、自分が作ってきた場所が人に喜ばれていたと感じられる瞬間は、自信と誇りにつながる特別な体験でした。逆に、期待に応えられず大きなクレームを受けた経験からも、「諦める勇気」「スタッフを守る責任」を学び、行動を見直すきっかけになったと語ります。
◆独立後の現在──自分らしく生きるために選んだ道
尾形さんは現在「瞳美人プロジェクト」を主宰し、個人の“本来の魅力”を引き出すセッションを提供。外見ではなく“内側から瞳を輝かせる”ことを支援する“トーチング”というスタイルで、多くの人の変化を伴走しています。一方、藤井さんは海外貿易事業を展開中。塚田農場時代に学んだ「人を喜ばせることは仕事の根源」という精神が、今もビジネスの柱になっています。顧客の期待を超える価値を届けたいという意識は、業種が変わっても色褪せません。
◆マネジメントで大切にした「知ること」「寄り添うこと」
ふたりが共通して大切にしていたのは、「一人ひとりをよく知ること」。尾形さんはスタッフのプロフィールや家族構成まで把握し、誕生日などの大切な日に気を配るなど、“人として向き合う”マネジメントを実践していました。藤井さんも「遠すぎず、近すぎず」を意識しながら、店長としての威厳と親しみやすさのバランスを意識していたと振り返ります。
◆“弱さを見せる”ことの大切さ──尊敬と愛着は両立する
尾形さんが印象的に語ったのは、「人は強みで尊敬され、弱みで愛される」という言葉。完璧な店長を演じていた初期の頃から、“できないことを見せる勇気”を持ったことで、スタッフからより信頼されるようになったと話します。“全部自分でやる”スタイルから、“人に任せて共に進む”スタイルへの変化が、自分の時間も仲間の力も活かすきっかけとなりました。
終わりに
300回記念という節目にふさわしい、温かくも学び深い対談でした。「誰と働くか」を軸に選んだ道が、結果としてそれぞれの強みを活かした“今”につながっている。塚田農場という共通の原点から、それぞれのフィールドで人を輝かせるふたりの姿に、多くの読者も勇気をもらえることでしょう。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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