2022-05-18 13:32

第19回『鳥取発信の執筆家×起業家のイッポとは? ゲスト:NPO法人鹿の助スポーツクラブ代表理事 谷口一真さん(前編)』

本日は、鳥取市の旧気高郡地域内全13箇所の体育施設の指定管理業務を受託し、運営されているNPO法人鹿の助スポーツクラブの代表理事を務める谷口一真さんにお話を聞きます。


今回で記念すべき10人目のゲストとなりました。谷口さんは同じ高校の同級生という幼なじみで、最近イッポラボのお仕事上でも沢山お付き合いがあります。谷口さんが代表をされるNPO法人鹿の助スポーツクラブさんは、鳥取県内のNPO法人の中でもとてもユニークな事業をされています。

今回はそんな谷口さんをゲストとしてお呼びし、谷口さんの「イッポ」をお聞きします。


【ハイライト】

・谷口さんのイッポとは?

・20代で『あなたはどうしたい?』と問われた事で考え直した価値観について

・大学時代で映画監督を目指されていたエピソード

・高校の文化祭で映像を流していた経験を振り返ってみて

・鳥取に帰ってきて公務員試験勉強をしていての気づき


ゲスト:谷口一真さん

鳥取県鳥取市のご出身。現在34歳。趣味は文章を書くことで、鳥取のローカル新聞(日本海新聞)に1年間寄稿したこともある。現在は「鳥取文芸」という毎年秋に発行される文芸誌からの要望を受けて記事を執筆中。

社会人になりまもない頃、NPO法人ETIC.のGathering(イベント)に参加して全国各地から集まった起業家と交流する機会があった。その場で参加者とコミュニケーションする中で、「自分は何がしたいのか?自分には何ができるのか?」を考えることとなり、改めて自分の人生、仕事について考えることになった。今振り返るとこれがIPPOになっている。


NPO法人鹿の助スポーツクラブ様のリンクはこちらです。

http://shikanosukesc.com/


~お知らせ~

私たちイッポラボ合同会社は、子供たちの第一歩や一歩一歩の成長を後押し出来る商品やサービスを提供しています。

この番組は、私達の身の回りの方々をゲストとしてお呼びし、人生を変えた第一歩や原点をお聞きし、リスナーの皆様や将来の子供たちの成長を「声」からサポートするラジオです。

時には、イッポイッポ成長する子供たちの子育てや日々の仕事をパパ・ママとして両立している弊社の運営メンバー同士で、身近な「子育て」に関するテーマを取り上げ、ざっくばらんに語り合います。


イッポラボのイッポは「第一歩」から来ています。この番組では、第一歩を「原点」「原体験」と読み解いて、これまでの皆さんの人生で最も影響を与えたこと・経験について、お話しいただきます。番組リスナーには、皆さんの話を聞いて「こんな人もいるんだ」「こんな生き方もあるんだ」という気づきを得てもらえたらと思っています。


メインパーソナリティー:

田中大一 (イッポラボ合同会社代表)

鳥取県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業後、東京外国語大学大学院に進学し、国際協力専攻を修了。

日本の政府開発援助(ODA)プロジェクトのマネジメント業務に就き、東南アジア、中央アメリカ、アフリカの国々に小学校などの教育施設を建設する案件を担当した後、インテリア家具の商品開発、大手広告代理店の営業を経て、2018年にイッポラボ合同会社を創業。鳥取県を拠点に、木製玩具を中心とした子どもの成長に役立つ商品作りや運動スクール運営等の「教育関連事業」や、発展途上国の子どもたちの学習能力が向上するよう、子どもたちに学習道具を提供する「国際協力活動」の二つの軸で事業に取り組む。


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

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【イッポラボ合同会社の商品ご紹介コーナー】

現役の歯科医師監修・イッポラボが開発したお子様の口の発達にも役立つ離乳食スプーン「歯並びまっすぐスプーン(子ども用、大人用2本セット)」のリンクはこちらです。

https://ippolab.official.ec/items/48034359


模様をヒントに自然とひらがなが身につく新感覚のひらがな学習ツール「ひらがながすきになるカード」のリンクはこちらです。

https://ippolab.official.ec/items/43699332


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わっついは一歩、あなたの原点を教えてください。
この番組は、一歩ラボ合同会社の提供でお送りいたします。
こんにちは、一歩ラボの田中です。
今日も鳥取県からお届けしています。
今回はですね、記念すべき10人目のゲストになりますが、
この方とはですね、最近仕事上のお付き合いもあるんですけど、
実は同じ高校に通っていた幼馴染でもあります。
こんな方にゲストに来ていただきました。
ではご紹介します。
NPO法人鹿の助スポーツクラブ代表理事の谷口一真さんです。
一真さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今日はちょっとね、夜の時間帯に収録してますが、
ちょうどさっきね、子供をね、貸し付けてきたところだということで、
ぜひパパの活動をしてらっしゃると。
もうギャン泣きでしたね。
ギャン泣きです。
ギャン泣きでした。
20分くらい抱っこしてましたね。
ああ、そうなんだ。何ヶ月になったんだっけ?
ちょうど11ヶ月ですね。
夜泣きはまだまだ続くのかな?
最近結構長く寝るようにはなってくれたんですけど、
ああ、そうなんだ。
それでもやっぱり夜中起きて、自宅だといいんですけどね、
アパートとかだとやっぱり上の階の人とかに、隣の部屋の人とかにちょっと申し訳なくなる。
そのあたり、子育てを鳥取頑張っていただきたいなと思います。
鳥取県とのつながりが強い一真さん、ぜひそのあたりもコメントしていただければと思いますが、
そんなカズマさんに今日来てもらったんですけど、
まず簡単にカズマさんに自己紹介をお願いしてもいいですか?
はい、わかりました。
鳥取生まれで、今は地元の鹿野町っていうところがあるんですけど、
そこでNPO法人の代表をしてます。
仕事内容的には鳥取市さんの体育施設とかスポーツ施設の管理をさせていただいてまして、
それの傍ら中学校の体育にも手伝ってもらっている部活動の代わりの受け皿作りというか、
今ご存知の方もいると思うんですけど、
先生方の働き方改革っていうところで部活動をどんどん学校から切り離していこうという動きが進んでまして、
それの代わりの受け皿が作れないかということで鳥取市さんからお話をいただいて、
今、そういった指導者さんの確保だったりとか、
学校の部活動がなくなっても子どもたちがどこかでスポーツとか文化の体験ができるような場所づくりみたいなこともしてたりします。
あとはいろんなスポーツイベントだったり地域おこしイベントみたいなこともさせていただいたり、
自分のところでこのクラブというか女子野球のクラブなんかも立ち上げをして、
それの事務局とかもしてたりするというような、実にNPOらしい活動をしております。
ありがとうございます。僕の中では鳥取市にあるNPOさんの中でも結構ユニークな活動をされてて、
鳥取市西部の桁川青屋市下のこの3つのエリアの施設管理、結構規模がすごいんですよね。
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場所の数も13でしたっけ、13施設。
こんだけの施設を管理してる団体って鳥取県内でも数えるぐらいしかないんじゃないかなと思うんですけど、
それぐらいの規模感で仕事してるんだなっていうのは日々僕も感じてますが。
正気の沙汰ではないです。
正気の沙汰ではないです。
正気の沙汰ではないです。絶対やめたほうがいいです。
まあでも行政からしてもそれだけの規模感のことをお願いできるところって多分そんな多くないから相当助かってるんじゃないですか、きっと。
そうだと思います。事故なく今までの上が、2018年度からこの施設管理はスタートしたので、5年目になるのか。
ですけど、本当に今までよく死者なく、大きな事故なくやってこれたなと、神々の助けのおかげだと思います。
本当に良かったなと思うんですけど。
神奈川くん、この番組はですね、「わっついは一歩、あなたの原点を教えてください」という名前なんですけど、
ゲストの方にはですね、人生に影響を与えた原点や現体験についてお話しいただいています。
神奈川くんにとっての一歩は何でしょうか。
人生を何かっていうのはちょっと難しいところなんですけど、今の仕事をする影というかだったり、
自分の職業感というか仕事感みたいなところを引いた人生観につながってくるんだと思うんですが、
一番影響を受けたのは、前職で同じく鳥取にある学生人材バンクっていうNPOで働いてまして、
今のバンクアップっていう名前に改称したんですけど、そこで働いてた時に東京にあるNPOのエティックっていうちょっとおしゃれなNPOがあってですね、
エティックさん。
そういう社会企業とかそういう海外ではかなり大手というか有名なところなんですけど、
そこがギャザリングっていうイベントを定期的にされてまして、
地のごとここみんなで集まろうよみたいな話なんですけど、
全国の社会的な活動をしている団体というかの人たちが一同に東京のエティックのところに集まって、
みんなで集合研修をしたりとか交流をしたりとかっていうことをするイベントがあってですね、
その学生人材バンク、前所属してた学生人材バンクっていうのもそこに結構深く関わってたので、
僕はその勤めてる時にそこに行かせてもらってというか東京に出張させてもらってそれに参加をしたんですけど、
皆さんと参加されてた方々と、皆さんもちろん初めましての方ばっかりで、
全国の本当に北海道から沖縄まで活動されてる方々がいて、
そういう方々とお話をしてると楽しそうに仕事をされてたんですよね。
自分の仕事について自分のやってることについて思いを持ってて、
自分の人生と仕事っていうものの方向性がちゃんと一致するというか、
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日々すごくやりがいを持ち、かつ課題感を持ちつつというか、
そういう成長意欲みたいなものを持つつつ、皆さん楽しそうに自分のことを語られるのがあって、
それにすごく僕自身が驚いたというか、
それまでは仕事っていうのはお金をもらって我慢をして、
なんとか生活費をいやいや稼ぐもんだっていう、
そういう仕事感というか人生感があったので、
そういうものとは対極にある人たちなんだなっていうことを感じて、
こういう人たちのように仕事っていうものを捉えられるような、
その仕事っていうものを通じて、
何かその自分の中の人生のテーマみたいなものに取り組む方がすげえいいなっていうのを、
その時に感じまして、
そこからかなり考え方というか向き合い方が変わったなっていうのは思います。
エティックのギャザリングに参加して、
そこで日本全国から来た人と会話をする中で、
自分のやりたいことにチャレンジすべきだみたいな、
そういう気持ちになったっていう感じなのかな。
そうですね。
結構その研修というか、
エティックの中でよく言われるのは、
あなたはどうしたいの?っていうリクルート的なことをよく言われる。
ありそう、リクルートで。
要はいろいろ課題もあるし、
あなたの会社の事情もあるし、
あなたの個人的な何か、
プライベートなこともあるかもしれないけど、
結局あなたどうしたいの?っていう話に最終的に行き着いて、
そういうことって普通の会社って言ったら変ですけど、
あんまり問われることはないじゃないですか。
ただその仕事をやってって言われて、
それがうまくこなせるようになるっていうのがベースにあるので、
私の意見なんて特に聞かれてないというか。
でもここでは常に、いくら社会的にとか、
目の前にあってこれを解決すればみんなが幸せになるようにみたいな、
そういうべき論というか、
建前見たところでは粘れないっていう。
それに取り組んだとしても、
あなた自身のテーマとそれが寄り添ってなければ、
あなたは途中でそれを投げ出してしまうんじゃないの?みたいな。
そういうような覚悟というか、
そういうのはすごく感じるところがありました。
エティックのギャザリングを受けて、
自分って何ができるんだろうみたいな、
自分ってどうしたいんだろうみたいなことに、
初めてその20代半ばでというか、向き合うことになって、
その時に自分って今何もないじゃんとか、
自分できることって何があるんだろうみたいなことから、
いろんな地元での活動というか。
一番最初は映画の上映会をやったんですけど、
映画の上映会。
地元の高齢者の人、
高齢者って言っても80歳以上向けの上映会をやろうみたいな感じで、
すごい古い白黒の映画を、
近所の公民館で上映をして、
みんなにお年寄りにチラシ作って配って回って、
来てもらってっていうのをそこで初めてやって、
というのが僕は大学の時に映画サークルにいたので、
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そうなんだっけ。
そうなんです。
映画の上映会だったらできるかなってところで始めて、
そこからいろいろ手を出して、
結果今の仕事もつながってるなって感じはあるので、
一番原点っていうとそのギャザリングでの出会いから、
自分って何ができるんだろうから、
やってるうちにいろんなものが見えてきて、
やってみようみたいな感じになってると。
そうなのね。
鹿島君も東京の大学に行ったじゃない。
はい。
その時には特にこれやりたいとかっていう夢とか目標とかはなかった感じなんですか。
東京に行ってた時は映画監督になろうとしてたんです。
そうなん。もともと映画は好きだったんだ。
映画を作るのは好きだったんですよね。
見るのは好きなんですけど、
そんなにいわゆるシネフィルと呼ばれる人たちのように、
年間1000本見ますみたいな、そういう類ではないんですけど、
それも遡ると一緒に通ってた高校が新学校だったので、
みんなは大学に行くよねみたいな雰囲気があって、
あなたはどの大学に行きたいのって国公立限定だよみたいな感じで、
別にやりたいこともないしなみたいな、
どんどん受験は迫ってくるしっていう時に、
何か目標を定めないと頑張れないよねっていう、
志望校も決まらないしっていうので、
その時に映画監督になろうという仮設定をして、
それの原点を言うとまた文化祭で、
クラウスの面白い映像みたいなのを撮って流してたっていうところが原点にあって、
あれ作るの面白かったなとかみんなの反応が良かったなとかっていうのを持って、
映画監督になろうと思って大学受験して、
大学に入って映画サークルに入って映画をずっと作ってて、
その後に大きい映画祭で流れることになって、
そこに出展した監督たちの交流会みたいなのが映画祭の中で、
そこでみんなめちゃめちゃ人生かけているというか。
このイメージある映画監督って。
それ見た時にはもうとてもこの人たちのような温度感では僕は入れられないわみたいな。
好きだったけどさすがに仕事にはできないかなって。
できない、ここまで狂えないっていう感じがあって、
そこが結構大きな挫折というか、
この先どうするのっていうのを大学5年の時に思うみたいな。
これまでは映画っていう時空みたいなのがあったけど、
それが一気になくなっちゃったんだ。
そこでまた自分を見失ってしまったみたいな感じなの。
この状態で鳥取に帰ってきたんだよね。
ですね。鳥取に帰る時に仕事がないなと思ってたので、鳥取はイメージとして。
なので公務員試験とりあえず受けようみたいな感じで勉強して、
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その勉強している中で公務員受けるってことは地域のためにっていうことを面接で言わなきゃいけないって。
それをいろいろ考えてはいたんですけど、
ただそれって全然経験に基づいたものはなくて、
あるべき論だけ喋ってるみたいな感じの状態だったんです。
公務員とはあるべきだみたいな。
そういう存在になるべきだと。
その後に人材バンク、学生人材バンクの代表の方に出会って、
そこで働き始めて、ギャザリングとかに出て、
すごい仕事って楽しい、もっとやりたい、今の仕事楽しい、もっとやりたいって思った時に、
その公務員の合格通知が来て、
ああ、そうなんだ。
で、結局公務員をやってみようってことになり、
人材バンクを辞めて、1年間働いてたんですけど公務員で。
あ、公務員時代もあったんだ。1年間だけ。
やっぱり前の職場がいいなと思って1年で辞めて、
出戻りをして働いた間に今の法人を立ち上げて、
二足のわらじだったんです、最初は。
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