2020-05-17 11:56

第25回【対談】中小企業の生産性向上と社労士の関わり方~のれん分け・独立支援制度~

2020年は働き方改革元年。生産性向上の波が中小企業に押し寄せていますが、社労士としての中小企業への新しい支援の仕方を模索するべく、組織マネジメント専門の社労士と対話しました。 


【ハイライト】

・中小企業の生産性向上での課題

・生産性向上の限界を乗り越えるための秘策

・採用、定着だけでない退職等の企業の出口支援について

・のれん分けや別法人戦略は中小企業規模で可能?


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】
この番組は、国内・海外問わず、放浪が大好きな国際派社労士DJのポッドキャットです。
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社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】
DJの田村洋太です。
この番組は、社会保険労務士として活動する田村が、普段の侍用という堅いイメージから外れ、
様々な分野で活躍する方や、その道の専門家、スペシャリストと語るトーク番組です。
本日も素敵なゲストをお呼びしております。私からご紹介させていただきます。
会社内の組織マネジメントをご専門とし、多くの企業の経営の参謀として、
日々コンサルティング業務でご活躍の社会保険労務士の太田さんです。
太田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いいたします。
今日はですね、私のトークテーマということで、ちょっとお話を持ってきましたけれども、
コロナウイルスで話が忘れ去っているところもあると思うんですけれども、
2020年4月は働き方改革元年と言われている年でして、
そうですね、はい。
社動士としての役割というか、もともと幅広いイメージで、退職後の支援というかね、
そういうところをいくのもいいのかなって僕は思って、
中小企業の時間外労働の上限規制であったりとか、
派遣業の同一労働同一賃金とか、色々と動いているわけですけれども、
働き方改革、大企業、中小企業どちらも色々と着手している中で、
僕は社会保険労務者、中小企業と関わることが多いと思います。
中小企業の働き方改革ということで、上げられるのは生産性の向上とか、
日々の業務を何か効率化できないかとか、
あとは最低賃金が毎年上がっているので、
今やってる従業員さんのやってることをIT化したりとか機械化、機械に任せたりとかして、
空いてる時間で売り上げに貢献できるような仕事を任せていきたいんじゃないかな、
していかなきゃいけないかとか、そういうのがあると思うんですけれども、
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結構業務改善助成金とか、勤務間インターバル助成金とかで、
生産性向上を上げたいということで、興味持たれる会社さん多いんですけれども、
よくよく企業さんが考えた中で、やっぱりうちには合わないのかな、
みたいな声とかも聞くことがよくありまして、
理由としては、もともと機械化するとかIT化するとか言って、
生産性向上するような土台ができたとしても、
その従業員さんにどのような仕事を、空いた時間をどういう業務に与えたらいいかが分からない、
早々分からない企業さんとか、
今までよりももっと生産性の高い仕事ができるようになった従業員さんがいたとしても、
これに対する対価としての給料を払える会社さんが中小企業なので少ないと。
だから生産性向上しても結局会社の体力が追いついていかないんじゃないかな、みたいな企業さんがあって、
なかなかそういう生産性向上に取り組まれないような会社さんも多いっていうふうに聞くんですよね。
考えると、
最近社会保険労務士が中小企業と関わるっていうのが、
会社と従業員さんの間を取り持って円滑な関係を築くっていうところがあると思うんですけども、
今後やっぱり時給最低賃金が上がっていって、
それに対して売り上げを上げていかなきゃいけない中で、
従業員さんのアウトプットというか売り上げに貢献するような成果を出さなきゃいけないと思うんだけど、
そういうところってなかなか支援するのが結構限界に近づいてくるんじゃないかなって僕最近思ってまして、
一つ僕がちょっと思いつきで考えているのは、
数ある中小企業とか、小さいレーサー企業だったりとか、大企業より中小企業、いろんな企業あると思うんですけど、
中には従業員さんに対してはやっぱり優しく扱ってくれる企業もあれば、
一コマというか、お給料払ってるのから仕事知りなさいよみたいな軽く扱ってる企業もあると思うんですけども、
そういう中小企業さんたちをこの際、社老子の力で自然淘汰するというかですね、
例えばすごい能力が高い従業員さんがいて、
だけどそういう冷裁のような中小企業でくすぶってるような従業員さんも多分中にはいると思うんですよね。
そういう人たちを、会社としては多分この能力の高い従業員さんを雇用し続けるのは難しいから、
お給料面でも難しいし、キャリアアップ面でも難しいので、
例えば乗り上げだったりとか、独立の支援制度、社長の人脈を教えていって、
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その社長さん、その能力高い従業員さんが独立するとか、
違う企業に転職するとかして、企業に留まるんじゃなくて、
中小企業さん、もっと能力のある人たちが例えば経営者になったりとか、
働きがいのあるような企業さんに行って、
もっと企業の売り上げを上げていただけるような雇用だけじゃなくて、
そういう人材の支援みたいな。
小会社を作ってあげて、そこの社長に据えるみたいなこと?
そうそう、そういうのもある。
そういう支援とか、退職支援っていうのかな、
どうしても採用とか募集とか定着を、
この前の太田さんと喋った時の定着支援とかもすごく大事だと思うんだけど、
最終的に辞めるっていうのは、自分で自己都合で辞める人もいれば、
これからキャリアアップしたいっていうのは止められないじゃん。
そういうところも、小会社を作らせるとか、
退職後の支援とか、退職してからも、
例えば社同士としても、その退職後の先の支援っていうのも、
言ったら雇用だから、支援可能性もあるので、
そういうところの退職後の支援とかも、
もっと力をいただく方がいいんじゃないかなって、
僕最近思ってまして、ちょっと話が長くなっちゃったんですけど、
どう思われますかね。
よく結構出てくる話なのかなっていうふうに思いました。
私も前職はメーカーで働いてたんですけど、
ある結構大きいメーカー、本当に何万人も働くようなグローバル企業の中で、
そこの一人の営業マンが、
新しい分野を作っていこうとした時に、
その人が結局、子会社を作ってそこの社長となって始めた会社に、
僕は勤めてたんで、
まさしく僕、前職はそのパターンで出来上がった会社に勤めてましたね。
前職の会社の組織風度は、
前職の会社の組織風度は、
本当に元々あった何万人規模の大きいメーカーの組織風度をそのまんま引き継いでて、
社内ルールみたいなのはほぼ一緒。
ただ、作ってる商品だけ違うみたいな会社に勤めてました。
子会社の社長さんっていうのは、
同じ従業員として働くよりかは独立したいっていう、
思考があってさせたのか、
元々あった会社の社長が、
この従業員さんは社長に据えた方が伸びると思った方になったのか、
どういう感じで。
そっちそっち。
親会社の社長が勧めたんだと思う。
そうなんだ。
それ面白いよね、そういうのもね。
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中小企業は無理に雇用し続けるんじゃなくて、
子会社にさせるってことは、
元会社がちゃんとしたブランディングがないとできないと思うんだけど、
そういう道としても、
一経営者として見るというか、
雇用するだけじゃなくて、
独立させるっていうのも何て言うんだかな。
会社の、結局相対的には結構、
自分たちの会社を外から底上げするっていうか、
そういうのも大事なのかなって、
そうだね、結局、
独立することになった人と、
元々の親会社の社長が、
何をしたいかなんだろうけどね。
逆に手放したくないって言ってくる社長もいるんだろうなっていう風に思うし、
さっさと正直手放したいみたいな、
自分たちの会社を外から出して、
独立して一人でやってほしいって思ってる人もいるだろうし、
その中で、
その二人の両方とも幸せになれる道を一緒に考えてあげるっていうのは、
結構重要な役割かなとは思いますね。
大沢が頂くのも大企業だからさ、
ある程度その、何て言うの?
大沢が頂くのも大企業だからさ、
大沢が頂くのも大企業だからさ、
元会社が大企業になっていくまでの道のりってさ、
中小企業だと結構果てしなく、
長い年月がかかるし、
優秀なところはガッていくかもしれないけど、
優秀じゃない企業とかっていきなりそこまで持ってくるって難しかったりするよね。
そうだね。
でも少人数規模でも全然あるんじゃない?
僕、お客さんで、
10人くらいの人が、
お客さんで、
従業員規模4人だけど、
従業員1人独立させて、
このコロナウイルスの影響で、
ホテルに、
軽症者の方をホテルに泊まらせて、
そこで治療するみたいなのを今やってるじゃん。
で、ホテルの、
使った後消毒する業者がいるらしいのよ。
その会社作るみたいなことをやってる社長は知り合いでいるよ。
5人の会社だけどね、もともと。
お金とかも資金調達っていうか、
支援もしてくれるの?社長さんが。
するんだと思う。
そういうの大事だよね。
シャローシラピオ サニーレイフライデー
DJの田村洋太でした。
それでは次回も、リスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
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