社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』  

今回のゲストは、ポッドキャスト「ポッドキャストの研究」のパーソナリティーとして活動されている、桐野美也子さんと対談します。

桐野さんの『ポッドキャストの研究』という番組では、研究論文や国内外のニュースを取りあげて音声配信やポッドキャストに関するトレンドや面白いネタ、またポッドキャスターだったら絶対聞きたい、配信する際の収録環境や、配信の極意等も詳しくお話しされております。

本日はそんな桐野さんから、ポッドキャストを配信されはじめたきっかけや配信してからの達成感や実感、ポッドキャストを配信することで生活に生かされている事、また桐野さんご自身のお仕事や今までのキャリア、ご自身の働き方で大事にしている事についてお話をお伺いします。


【ハイライト】

・桐野さんがポッドキャストを始めたきっかけとは?

・F1というスポーツの魅力と団結感について

・ポッドキャストは『海にボトルを流す活動』論

・孤独との闘いであるポッドキャスト配信を続けられてきた秘訣とは?

・うちが出せる料理はこれがベストと開き直る重要性

・これから音声配信を始めてみようとするリスナーさんへのアドバイス


本エピソードの後編のリンクはこちらです。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000565791755


桐野美也子さんが配信している番組『ポッドキャストの研究 A Study in Podcasting』のリンクはこちらです。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1587561174?uo=2


田村が『ポッドキャストの研究 A Study in Podcasting』にゲスト出演した回はこちらです。

033 - deejay buyout (Guest: Tamura) ポッドキャスターがラジオ局に買い取られる日は来るのかを熱く語る回です。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1587561174?i=1000559893999

034 - stamp costs money (Guest: Tamura) ポッドキャストの収益化について熱く語る回です。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1587561174?i=1000561228622

035 - 30x2.0=15 (Guest: Tamura) ポッドキャストの適切な長さについて熱く語る回です。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1587561174?i=1000562959082


桐野美也子さんが配信しているもう一つの番組『F1ファンになる方法』のリンクはこちらです。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1459194225?uo=2


桐野美也子さんのTwitterアカウント(@DrKirino)です。


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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【社労士ラジオ  サニーデーフライデー】
【社労士ラジオ  サニーデーフライデー】 田村陽太です。
この番組は、社会保険労務省として活動する田村が、 普段の侍業という堅いイメージから外れ、
様々な分野で活躍する方や、その道の専門家、 スペシャリストと語るトーク番組です。
本日も素敵なゲストをお呼びしております。
ポッドキャスト、ポッドキャストの研究 パーソナリティーの桐野美也子さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
サニーデーフライデーに来てもらいました。 ありがとうございます。
すごい良い場所ですよね。
そうですね。
ズーム収録なんですけれども、 明るいところで撮れていいですね。
サニーデーですからね、サニーデー。 今日はフライデーじゃないですけどね。
そうですね。何曜日かちょっと言えないですけど。
サニーなことは間違いないです。
とりあえず晴れてて良かったですね。
皆さんよろしくお願いします。
お願いいたします。
桐野さんは、現在ポッドキャストの研究という ポッドキャストを配信していらっしゃいまして、
このポッドキャストの研究というラジオでは、 研究論文とか国内とか国外のニュースを取り上げて、
音声配信であったりとか、ポッドキャストに関するトレンドや、 また最近の面白いネタ、
これはポッドキャスターだったら絶対聞きたいなっていう内容を 常に配信されていらっしゃるポッドキャストです。
ありがとうございます。
桐野さんどうですか? 今日番組の収録ということで来ていただきまして、どんな気持ちでしょうか?
本当に、檻に入れられたファルっていう感じですかね。
周りに人がボワーっているみたいなんだけど、 今からどんな芸をしたらいいんだろう?
ちょっとよくわからないという感じですよね。
そうですよね。
どうしたらいいんだろう?
そうですよね。
これは聞いている皆さんに合わせていろいろ話したいんですけど、
ちょっとさっきも田村さんと話してたんですけど、 誰が聞いているかよくわからないっていう。
そういう感じみたいなんで、皆さんからまたいろいろリアクション欲しいですよね。
そうですね。本当に陰のリスナーさんを前にして、 今から配信していきたいと思っているんですけど、
なぜ桐野さんとの収録に至ったかというと、 桐野さんのポッドキャストの研究で、
リスナーさんのお便りを紹介するっていうところがあって、 そのリスナーさんに対して桐野さんが返答してたんですけれども、
その時に、やっぱりこの番組ってポッドキャスターの方が聞かれてるから、
いつかポッドキャスターの方とコラボ配信するのも面白いよねみたいな話をされてたんですよね。
僕もずっと陰の桐野さんの番組リスナーさんだったんですけど、
桐野さんからの言葉にそれを正直信じて、 僕もコラボ配信できるのかなと思って連絡してみたんですよね。
マシュマロっていうフォームで。
それで桐野さんがポッドキャスト収録一緒にやりましょうかって話で開拓いただいて、
今日今に繋がったということですよね。
番組上の交渉によって番組の交渉で、その交渉過程も放送されてますよね。
すべて放送された上でのやりましょうっていうことなんで、面白いなと思って楽しみにしてきました。
03:02
そうなんですよ。まさかこうやってポッドキャストの収録ができるってその夢にも思わなかったんですけども、
今日は桐野さんから、まさにそのポッドキャストの研究ということで、
そのポッドキャスターにとっての有益なポッドキャストの情報配信の仕方であったりとか、
また桐野さん自身がポッドキャストを配信されたきっかけであったりとか、
配信をし続けてきての達成感とか実感とか、
これからまたポッドキャストを始める方に向けてこういうことがメリットだよみたいな話をしていただきたいなと思ってます。
あとですね私の番組サニーでフライで働き方を考える番組ということで、
この音声配信と働き方ってところがなんかどこかリンクしてるところがあればなっていうところがあって、
桐野さんの働き方とかキャリアについてもちょっとお聞きできたなと思ってます。
わかりました。盛りだくさんでお送りしますって感じですね。
そうですね。ありがとうございます。
ちなみになんですよ桐野さん、今回僕がポッドキャストのオファーをさせてもらったと思うんですけれども、
出てもらったきっかけってどんなところにありますか?
え?どういうこと?それは何?依頼が来たからじゃダメなの?
シンプルでいいみたいな感じですか?受けていただいたみたいな。
そうですよね。もちろん最初依頼いただいた時にもちろん嬉しかったですし、
まずサニーでフライでさんを聞いてみるじゃないですか。
そうするとこういうノリの番組なんだっていうので、ちょっと全然違うじゃんみたいなね。
そこがまず面白いっていう。
違うところと一緒にやると色々また価格反応も起きたりするかもしれないし、
お話しても違うっていうことが一番大事なんで。
お互いあるあるで盛り上がってもしょうがないじゃないですか。
だからお互いそんな風なんだみたいな。
違うのってすごい面白いなと思って。
やっぱすごいポジティブでしたよ。
本当ですか?どちらかというとサニーでフライでって明るい感じというかね、
結構わちゃわちゃお話しするみたいな感じの番組ですけど。
そうですね。すごい明るい感じで。
全然うちがもういいんだったらこっち用だからさ。
もう全然違うから。
いやいやいや。
すごい。だから僕から絶対オファーはしないなと思ったんですよね。
だからね、もしね。
もし今日僕が色んな人と話してみようと思ってて、
これで田村さんの番組聞いて、
これは一緒に行って多分行かないなっていうところから来たっていうのが、
これが一番面白かったんで。
これ今日はいいものになるんじゃないですか。
すごい融合というか、
どういう感じで番組が仕上がっていくかってわからないところもありますけど、
ぜひこの1時間で試してみましょう。
お願いします。
ありがとうございます。
最初になんですけど、
サニーレイフライデーのリスナーさん、
桐野さんの番組まだまだ見たことないよって方がいるかもしれないので、
桐野さんの自己紹介をしていただけるとありがたいです。
そうですよね。
はい。
さっきご紹介いただいて、
桐野宮子と言いますけどもよろしくお願いします。
さっきからポッドキャストの研究っていうね、
あの番組についてご紹介いただいてて、
これまずポッドキャストでやってる番組一つですね。
ポッドキャストの研究と。
それともう一個、
全然ちょっとジャンル違うんですけど、
スポーツのF1っていう、
F1ってわかります?
06:00
F1ってなんかもう早い車がピョンピョン走るみたいなイメージですね。
そう、早い車がピンピン走ってるイメージのスポーツですよね。
F1の番組もやってて、
そっちの方が最初なんですけど、
F1ファンになる方法っていう番組をやってまして、
文字通り本当にF1ファンになる方法なんで、
本当に緩いファンの方からなんか聞いていただけるみたいな、
そんなやつやってまして、
この2つを今軸にやってるっていう感じですよね。
なので、自己紹介っていうと、
難しいところなんですけど、
番組的にはこの2つね、
ポッドキャストの研究っていうのと、
F1ファンになる方法っていう2つのポッドキャストを配信してますっていう感じかな。
仕事は大学で教えてますんで、
キャリア的には、
研究者っていうか教員っていうか、
そんな感じでやってますね。
皆さんの興味を引いたらいいんですけど。
そんな感じの自己紹介です。
ありがとうございます。
F1ファンになる方法のポッドキャスト聞いたんですけど、
最初の方の紹介で、
F1大学の講師もやってますみたいな話があったんですけど、
あれ、F1大学ってあるんですか?
ないでしょうね、それはね。
あるのかなみたいな。
あったらすごいいいんですね。
昼食したいなと思いますけど。
ないんで、ないです。
ただの大学ですね、残念ながらね。
あ、そうだですね。
F1大学の教授もやってますみたいな話したので、
どこにあるのかなってすごい気になったんですけど、
ありがとうございます。
自己紹介いただきまして、
先ほどから木井野さんに何個か質問を持ってきましたので、
お答えいただきたいなというところがあるんですけども、
そもそも木井野さん、
ポッドキャストの研究っていう番組されてるかと思うんですけど、
このポッドキャストを始められたきっかけってどんなところにあるんですか?
きっかけ?
はい。
いや、これみんなあるんですか?きっかけ。
逆にどうなのかっていう。
逆にあるんですか?他のゲストの方とか田村さんもですけど、
きっかけって言ったらこれっていうのがズバッとある感じですよ。
そうですね。僕の場合はラジオパーソナリティになりたくて、
なるほど、なるほど。
ラジオ局にオーディションでめちゃめちゃ申し込んでたんですけど、
受からなくて、じゃあパーソナリティになるためには自分で番組配信しよう。
それで後からラジオ局に買い取ってもらうみたいなモチベーションで
2年前から始めたっていう感じなんですけど。
なるほど、なるほど、なるほど。そういう感じですね。
はい。
なんだろう、きっかけが、
本当にしょうもない話なんですけど、
なんでしょうか。
全然プロにとかそういう話じゃなくて、
時をちょっと遡るんですけど、
またちょっと後で話に出るかもしれないですけど、
2008年とか7年とかね、それぐらいの時期に
ニコニコ動画っていうサービスが始まって、
で、ニコニコ動画っていうところが今もまだありますけど、
当時はもう本当無法地帯で、
無法地帯。
無法地帯でもう著作権ではほぼブラックみたいな、
あらゆるネットのアンダーグラウンドが集ってるみたいな、
そういう場所だったんですよ。
僕そこでまず動画を上げてたんですよ。
要するに著作権的にブラックな動画を、
要するに既に出ている動画を再編集して出すみたいなね。
09:00
そういうアンダーグラウンドな活動をやってたんですよ。
で、途中で、これしかしなんかこう、
他人の著作物を切って貼ったりしてすら面白いけど、
なんか先がないよなーっていうね。
なんかニコニコ動画でやってることってすごいクリエイティブだと思うんだけど、
かといって他人の著作物を切り刻んで、
何か作品を作ってるっていうのは、
一面では非常にブラックじゃないですか。
そうですね。
これはなーって思ってた時に、
これ自分の声をネタにすればいいんじゃないのかと。
自分の声なら誰の迷惑もかからないし、
自分の声を素材にしてコンテンツを作ればいいんじゃないのかと。
そこでのこのポッドキャストなんですよね。
だからクリエイティブ方面からですね、
誰にも迷惑のかからない素材っていうところで、
これはもう自分のトークを取ってね、
それを編集して出すっていうのは、
言ってみればニコニコ動画では他人の著作物を勝手に切って貼って、
自分の作品ですみたいに出してたやつを、
自分の声を使って作ればいいじゃないかと。
かといって顔を出すほどではないから、これでいいだろうと。
ということで、そういう作るっていう方から、
ちょうど当時ポッドキャストが流行り始めてたっていうか、
最初のブームだったんで、
プラットフォームを整いつつあったから、
ポッドキャストやってみよう。
だからニコニコ動画にも出してましたよ、最初しばらく。
自分の音声をですか?
音声だけをね、静止画に音声だけ載せて、
何年か出してたと思います。
あれですね、ポッドキャストが始まったのがだいたい2005年で、
本当に最初の出来立ての時から、
桐野さんずっと配信されてるって感じですよね?
そういう感じですよね。
ちなみにどんな内容を配信されたんですか?最初の方って。
そうですよね、ずっとネタはF1なんですよ。
そうなんですか?
国際的なスポーツっていうか、
グローバルなスポーツとして、
すごいF1にも興味があって、
F1の話したいなと思って、ずっとF1のことやってましたね。
桐野さんは今までずっとこのF1が趣味というか、
観戦されてきて、
それだと自分で配信できるかなみたいなんですか?
そうですよね。
やっぱり周りにあんまりファンがいるかというと、
そういるわけでもなくて、
ネットで同じファンと繋がるっていうのはすごい、
確かにそれもモチベーションだったかもしれないですね。
ファンを発掘するっていうかね、
こんなにいたんだみたいなのはすごい面白かったかな。
めちゃくちゃコアな感じしますよね、F1というとね。
なんかね、野球とかサッカー並みにいるかというと、
そんな感じでもないんで、
みんなもだから多分自己紹介で最初に、
F1が好きですって言う人多分いないと思うんですよ。
本当にF1が好きな人も多分言わないと思うんですよ。
そこは様子見で、
ちょっとスポーツって誤魔化したり、
ちょっとオモネって野球って言ったりとかして、
なんかちょっと誤魔化しておいて、
仲良くなってきた時にチラッとグッズとか見て、
あれ?もしかして?
そういう感じだと思うんだよね。
なるほど。
そこはネットはバッと出していけるんで、
12:02
良いメディアだったんですね、ネットっていうのはね、すごく。
なるほど。
ちょっとF1のファンになる方法のポッドキャスト聞いてて、
すごい印象的だったのが、
F1って結構ヨーロッパとか中東とかで皆さんやられてるじゃないですか、レースを。
反暴期になると、
そのテレビ観戦にみんなかじりつくので、
大体時差があるので、
日本で言う朝の3時とか4時ぐらいからF1レースがやると。
F1ファンにとってはその時期っていうのはすごい出不足になるから、
みんな一緒に頑張りましょうねみたいな話してて、
すごいなんか団結感みたいなのがあるんだなと思いましたね。
まあ確かにそうですよね。
深夜3時から何で起きて見てるんだろうっていう時期があったよね。
そうなんですか。
僕最近寝ちゃうんですけど、
もう録画でいいやっていうので寝ちゃうんですけど、
でも見てる人たちはやっぱり一体感ありますよね。
それもやっぱりネットがあるからですよね、
Twitterとかなんかそういうところでみんなハッシュタグで呟いてると、
世界中でみんな同じ時間に見てるわけだから、
日本でももちろん。
やっぱその一体感も生で見るっていうのは絶対あると思いますね。
確かにそういうやっぱり臨場感っていうところも、
テレビで見るときに伝わってきますからね。
伝わってくるんでね。
ありがとうございます。
ちなみにそのポッドキャストの研究を始められたのは、
どんな企画であったんですか。
これは何だったかな。
ポッドキャストのことをポッドキャストで喋るっていう企画なんですよね。
それこそ2008年ぐらいからポッドキャストやってるけど、
あんまり今までポッドキャスト自体については考えたことがなかったなと。
自分自身がですね。
ポッドキャストはすごいツールとしても、
メディアとしても非常に優れているとは思うんですけど、
かといって他のメディアと比べてどうなのかなとか、
あと最近日本の雑誌でポッドキャストが熱いみたいなのよく見るんですけど、
ありますよね。
あるんで、そうなのみたいな。
何が来てるの今この波っていうのがあって、
逆にどんな波来てるのっていうのもわからなくて、
今じゃあちょっと波も来てるって言うなら、
自分の今までのポッドキャスターとしてのキャリアとか関心もあるから、
それを踏まえて今ポッドキャストがいっぱいどういう状況になっているのかっていうのを
ちょっと勉強してみようと。
でも一人で勉強してるとつまらないから、
それを常にアウトプットする場があればモチベーションになるし、
たまらさんみたいな人も引っかかってくるわけですよ。
そうですね。
これも友達作りじゃないですけど、
自分が勉強するモチベーションの一つとして、
アウトプットするっていう場として始めてみようというのでやってみたんですね。
なるほど。
桐野さんがポッドキャスト聞いてると、
本当に自身で調べられてやってるっていうのも伝わってくるんですけど、
本当にその場で疑問に思ったことはその場で調べるみたいなこともされてますよね。
桐野さんが物を取りに行ったりとか、今調べてみようとかってやってるじゃないですか。
本当に等身大で研究されたことを自分で配信されてるっていうのが、
すごい伝わってきてすごい面白いですよね。
いや、もっと台本作れよとかね。
15:00
ちゃんとリサーチしとけよとか思う人いると思うんですけど、
もういいや、そういう人はと思って。
いいよいいよ、そういう人はラジオ聞いてみたいな。
こっちは一人でやってるんだからもういいじゃんみたいな。
そういう気分で最近はやってますね。
そうなったんですね。
いやでもすごいリスナーとしてはすごい面白いので、
これからもずっと配信を続けていただけたらと思うんですけども。
ありがとうございます。
ちなみになんですけど、2005年とか2008年とかそれぐらいからずっと
ポッドキャストを続けられてると思うんですけど、
やってきての達成感とか実感ってなんか湧いてることってありますか?
いや逆にこれもみんなそんなのあんのって聞いてみたいよね。
これはでもね田村さんね。
なんでしょうか。
ポッドキャストやってて、やってる側としてね、
なんかすごいなんか井戸に水流してるっていうか、
海にかな、海に音を流すって感じかな。
なんかこう何かどこかにこれがたどり着いていたり、
誰かの口に入ったり耳に入ったりっていうのはそういうことあるんだろうけど、
いまいちその実感が湧かないっていうか、
なんか粛々とその活動を続けるみたいな、
なんかそういうとこないです?
ありますね。
自分としては職人的にずっと配信するんですけど、
本当にリスナーさんに届いてるのかなみたいな、
まさにその海に瓶を投げてるみたいな印象ですよね。
海にボトル流すみたいな。
これがいずれ太平洋を渡ってアメリカの西海岸に着くんじゃないかみたいな。
ねえ、なんかそんなようなことをイメージしながらやってるから、
あんまりだから実感っていうのはないですよね。
すごいわかりやすい例えですよね。
例え話大好きなんだけど。
実感っていうのは本当ない。
実感があるとすると、
今日はうまく喋れたとかね。
今日のエピソードの出来はいいわとかね。
本当自分の中で完結するレベルの実感。
っていうのはやっぱりこう、
そういうこと最初起こったみたいに、
作品を作るみたいなところから入ってるから、
今日はいい感じいい感じみたいな、
今日のマイクの音声いいとこで撮れたわみたいな、
そういう本当にミクロな実感ね。
っていうのがあるけど、
でもそれは何か得たからといって
満足するっていうようなものでもないよね、別にね。
撮ってるっていうか配信してるっていう実感でしかないから、
でも目に見えんもんだし、
本当その作業ですよね、手元のね。
その実感はあります。それはあります。
確かにそのポッドキャストって
自分自身で配信するからだんだんうまくなってきますし、
自分なりの達成感っていうのはありますよね、確かにね。
ありますよね。
これ他人にはどうでもいいんですよね、本当。
確かに。
どうでもいいんですよ。
いやこのマイクのマイナス12dBでちょうどよかったなーみたいな、
先週15は絞りすぎたわーみたいなこと、
本当聞いてる人どうでもいいと思うんで、
もう本当自分の中の話でしかないですね。
そういう実感。
だから達成感はないですよね、だからね。
達成感はない。
これはこれから始める人に言っておきたいですね。
達成感、あるのかそんなものはと。
18:01
でも強いて言えばこういうふうに田村さんから連絡いただいたりとか、
なんか人と人がつながったときね、
これはボトルが届いたんだということですよね。
海辺まで行ってボトルを拾って中を開けて、
そこに書いてあるメールアドレスに
メールを出してくる人がこの世にいたんだっていう、
この達成感、
別にこれが達成したいわけっていうか、
これが最終ゴールじゃないですけど、
ある種達成感ですよね、いいね気持ちいいねみたいな。
それはありますね、そういうのはね。
それはやっぱりキリノさんが、
僕がこう瓶を開けたくなるような配信をされてるから開けて、
ちゃんとアドレスにメールをしようみたいなところが
なんか秘訣があった感じじゃないですかね、番組の。
いやーないですよ、ないない。
それはね、田村さんの側にあると思うんです、それは。
そうですか。
普通の人はね、ボトルが海辺に落ちててもね、
まず拾わないですからね。
そうですか。
仮に拾っても、それは町内会の清掃みたいなもんでね。
捨てましょう、はい不念物、はい捨てましょうみたいな。
そういう可能性はあるけど、
拾って中開けてみるか。
これはリスナーさん側の気持ちですよね。
それはもうこっちのじゃないと。
確かに僕もでも瓶の中の手紙を見てアドレスで送るじゃないですか。
本当に届くんだっていうびっくりもありますけどね。
本当にポッドキャスターが帰ってきたみたいな。
これすごいなって思いますけどね。
確かにね、だからやっぱり出す人です。
出す側の勇気ですよそれは。
そうなんですかね。
詐欺じゃないかなとかね。
びっくりでインチキじゃないのかなみたいな。
思っても出してみるかっていうその勇気が一番すごいんじゃないですか。
そうなんですよね。
それを確かめるためにも、
なんで僕が出演して出てくれたんですかってきっかけをいつも聞いてるんですけど、
本当にそれはありがたいですよね。出てくれてっていうか皆さん本当にありがたいです。
やっぱりそういうのあるかも。
私が出したものに対して返事が来て、
さらにそれやっぱ嬉しいじゃないですか。
ありがとうございます。
もう一個だけ質問したいんですけど、
ポッドキャスターってずっと配信してて、
孤独な作業というかね、
自分自身との戦いみたいなのがあるじゃないですか。
今までキーノさんがポッドキャストの配信を続けてこられた秘訣ってどのとこにあるんですか。
そうですね。
目標を外に置かないってことじゃない。
自分の中で要するに、
なんていうの、完結してるからじゃない。
いいものできたなっていうのもそうだし、
今日喋りたいこと喋れたなとかね。
よしオッケーみたいな。
それを出すっていうのはもちろんあるんですけど、
配信するっていうのはあるんですけど、
そこで変な話ね。
リスナーからもとにかくジャンジャンお便りが来るはずだと思って配信しちゃうと、
来ないじゃないですか。
来ないです。全然来ないです。
これは皆さん言っておきたいんですけど、本当に来ないですよ。
来ないです。
アンカーでもスポティファイでも何でもいいんですけど、
配信したら100万人が聞いてくれるんじゃないかとかね。
10万人がとか、
そこまでいかなくても5000人ぐらいはみたいな。
聞いてくれないですから。
聞かないですね。
聞かないですよ。聞かないですから、
そういう外に何かモチベーションの源を持っておくと、
21:00
多分折れると思うんですよ。
分かんない。それでもやっぱり、
すごく心の強い人は頑張れると思うんですけど、
3年でも5年でも下積みできるぞっていうね、
闇の中でも真っ直ぐ走れるっていう人は多分いけると思うんですよ。
僕そこまで強い人間じゃないんで、
多分そういう目標を持ってたら多分折れると思うんですよ。
でもそれでも何か続いてきたっていうのは、
多分どっかで、
分かんない。最初はでも夢見てたかもしれない。
いろんな人からもガンガン来るんじゃないか。
オファーがバンバン来るとかね。
思ってたかもしれないけど、あるときそれはないんだと。
そこで辞める人もいますよね。ポッドキャストね。
それは目的によっては辞める可能性がありますよね。
でもそこであくまで、
本当最初ニコニコ動画だったって言いましたけど、
あくまである程度の納得のいくクオリティのものを
作り続けていくっていう。
さっき田村さんがおっしゃってた言葉を使えば職人的な。
とりあえず、一定のクオリティを作っていくっていうことに
気持ちよさを感じれるっていう、
すごい内向的なところが続いてきた理由じゃないですか。
確かにそうですよね。
自分に目標を決めて、それに対して
達成した!今日は良かった!みたいな。
そこが原動力になっているのもありますよね。
相当しかもその基準が甘いっていう。
相当自分を甘やかしてるっていうところも秘訣かもしれないですね。
本当ですか?
自分の中でハードル上げすぎちゃってる人は
出せないと思うんですよね。またそれはそれで。
確かにそうですね。
それもやっぱりちょっと辛いじゃないですか。
何回でも3回でも4回でも撮り直してね。
ダメだ!これじゃダメだ!とかやってたら
もう本当に配信できないから。
ある程度ちょっといい加減じゃないとできないと思うんですよね。
確かにそうですね。
金野さんのポッドキャストは一番最初の頃だったと思うんですけど
最初の頃は金野さんも結構編集をしてたんだけども
ある時音声編集をやめてそのまま一本取りでいくみたいな話をされてたんですけど
そういうある程度自分らの基準を低くするっていうのは
すごい大事なことかもしれないですよね。
最初の頃は本当に編集の鬼だよね。
本当に何千分割じゃないですけど
アーとかエーも全部切るし
とにかく編集してて仕上げてたんですけど
前はっていう
もういいやなっていう感じになったっていうのも
今続けてられる理由かもしれないです。
ありがとうございます。
次の質問なんですけど
金野さん自身がリスナーさんにとって面白いポッドキャストを作るために
何か心がけてることって何かありますか?
なるほどね。
それはね、それはやっぱり言ったらリスナーさんの責任だと思うんですよね。
こっちはベストのものを出してますと
もちろん時間とかお金を使えばもっといいものをできるかもしれないけれども
現状の自分の生活の中で出せる
一応ベストのものを出せるつもりですと
それでいいでしょうと。
うちの店はこれ以上おいしいものは出せないんですと。
お客さん来ますよね。
24:01
食べておいしくないわっていう人も一人いますよ。
それはしょうがない。
それはもうちょっと高級なレストラン行ってもらうしかないですよ。
うちのこの裏通りにある街角のタベログ3.5ぐらいのお店では
これがもう限界なんですよ。
原価的にもね。
お客あしらいとしてもね。
これ食べておいしいじゃん。また来るわって言ってくれると
入れるしかないですよ。客としてね。
わかりやすいですよ。たとえがね。すごい。
だからこっちは最大頑張ってますっていう。
もうこれ以上はちょっと無理ですと。
そこで変にお客さんの声聞くと辛くなってくると思うんですよ。
絶対いるじゃん。絶対さ。
うなぎにはもうちょっと参照がかかってた方がいいとか。
兄ちゃんも自分でかけてよみたいな。
そうですね。
たくあんじゃなくて福神漬けがいいとかさ。
みんな多分言うと思うんだけど、それに合わせてね。
お店が工夫していくとさ、10種類ぐらい前に漬物が並んでて
そういう店が出来上がるわけじゃない。
大変でしょ。
そうですね。
そんなお客さんの声聞くの。
だからお客さんが面白いと思ってくれるポッドキャストをみたいな。
もちろん面白いと思ってほしいですよ。
でもそれは自分の中で、これは面白いでしょうと。
ここでこれがギリギリですと思う。クオリティとは。
これで聞いてくださいと。
で、それを楽しんでくれる人が来るのを待つと。
それぐらいじゃない。
確かにそうですね。今聞いてすごく共感したんですけど。
僕はサニーレイフライデーでいろんな方にインタビューする番組やってるんですけど
聞いてくれる方からたまにこの質問も聞きたかったなみたいなこと言われるんですけど
僕はでもその時はあの時あれが精一杯であれしか聞けなかったので
あれしか出せないんだよみたいな。そんなこと言われてもみたいなめっちゃ思うんですよね。
自分で聞けよって言えばいいんですよ。
あなたがあの人にアポ取って番組撮りなさいよって言ったらいいんですよ。
そこでリスナーにこっちが悪かったですと
ちょっと今度皆さんからも質問を応募してやりたいと思いますとか言い出すと
だんだん辛くなってくるからさもうこっちが。
ですよね。
それは無理しない方がいい。
確かにそうですね。そういうのがやっぱ大事なのかもしれないですね配信的には。
その程度は緩くやるっていうかそういうことも大事な気がするなーっていう。
いやすごい良いこと聞きました。ありがとうございます。
聞いてる人すげーこいつ心差し低いなーとか思ってるんだろうなーって。
いやいや今こういう収録されてますけど実際ポッドキャストの研究を聞いたら本当にすごい真面目にされてます。
真面目にというかしっかりされたらポッドキャストなのでぜひ聞いてほしいですねリスナーさんも。
無理はしない方がいい。
わかりました。ありがとうございます。
次の質問なんですけどこのサニーデイフライディのリスナーさんも常に日頃聞く側なんですけど今後配信してみたいって方が多分いらっしゃると思うんですよ。
キリノさんポッドキャストの研究でも結構配信の仕方とかこういう風にいつもやってますよ収録環境とこうしてますよって話しされてるかと思うんですけど。
そんな感じで初心者の方がこの音声配信したらいいのかっていうこの進め方流れみたいなのをちょっと簡単にでもいいので教えていただけるとありがたいです。
今やってない人がやってみようっていう最初みたいな感じなのかな。
これからみたいな。
27:00
やっぱりまずそのモチベーションはすごい素敵だと思うんでとにかくやっぱり録音してみるっていうのは大事だと思うんですよ。
やっぱり一番一般的に普通の人が一番最初にハードルを感じるのは自分の声が許せないっていうことだと思うんですよ。
わかりますそれ。
普通の人って自分の声を1回マイクを通したりとかして客観的に聞かないから100%自分が普段聞いてる自分の声と違う声がするじゃないですか。
まずそれを許すってことですよね。
それは機材を買うとか企画を考えるとかその前に1回やっといたほうがいい。
iPhoneとかスマホの1台あれば録音できるじゃん今ボイスレコーダーで。
だからそれで1回録ってみて5分くらい例えば自己紹介でもいいじゃないですか。
今日の天気でもいいし。
1回誰かに向けて喋ってるっていう手のやつをラジオのDJの真似でいいですよね。
そういうのを1回5分くらい録ってみてそれを聞けるかってことですよね自分でね。
これをやってみると意外といけるわっていうんだったらもうその先は大海原が待ってますし。
もうちょっとなかなかこれはなれないなっていうんだったらブログの方がいいかもしれないし。
YouTuberとか別の方がいいかもしれないし。
やっぱなんか最初自分の声聞いてみたらどうかなと思うんだけどこれどうですかね。
いやでもすごい桐野さんのおっしゃったことすごい僕も実感してて。
最初第1回とか第2回とか聞き直してもなんか自分の声ってすごい口癖もすごいですし。
口癖めっちゃ言ってるわっていうのを多分これ普段でもめっちゃ言ってるんだろうなーみたいなすごい気づくんですよね。
なんか普段見たくないものを見せられるって感じするじゃないですか。
そうですね。
高校生の時とかに先生の口癖数えてカウントしたりとかしてこの先生が何回得たっていうか調べようみたいな。
やってました。
そういうすごい意識の低い学生でしたけど。
それをなんか自分でやっちゃうってすごい辛いですよね。
またえーとかまたーとか言ってるなーとかこのアクセントおかしいなーとかね。
でもやっぱりそれはなんかねまあいっかっていう方面に解決していくべきだと思うんですけど。
やっぱ早めに最初1回聞いておくといいかなーみたいな感情するんだけど。
まあ慣れますけどね。
そうですね慣れますよね確かに。
慣れますよ。
この口癖直そうとしてもう直んないんですよね結局ねもうダメだと思って。
もうそれを味だと思ってもらえるということですよね。
そうですよね。ありがとうございます。
じゃあその音声をスマホで収録して実際配信するじゃないですか。
配信ってやっぱアンカーとかの方がやりやすいんですけどどれを使ったら一番やりやすく皆さん配信できますかね。
そうですね。
細かいことを言わなければ今はアンカーが一番楽っぽいですよね。
まあ標準でスポティファイには流せますしちょっと手間かかりますけどアップルとかねグーグルとかamazonとかにもまあ出せますから。
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まあ今のとこアンカーが今はアンカーが一番いいんじゃないかなって気がしますけどね。
そうですよねBGMとかつけられたりとかしてなんかラジオっぽいですもんね。
そうそうそうそうそういうなんか編集機能も備わっているからいいですよねアンカーね。
BGMなかったりすると自分の声って聞くに絶えない感じの番組なりますけどBGMつけるとそれっぽくなるんですよねなんか不思議と。
例えばサニーデイ・フライデーはBGM入ってますよね
そうですね入ってますね
入ってますよね
えらいなと思って
本当ですか
僕はもう入れるのやめたっていうか
もうめんどくさいからいいやと思って
入れてないんですけど
BGMも入ってる
でもあれは自分の声をちょっと
和らげる効果があるんですね
そうですよね
リズムもあるから
ちょっと聞きやすくなりますよね
なりますね
サニーデイ・フライデーのリスナーさんも
ぜひポッドキャストをこれを聞いて
配信して欲しいですね皆さんも
そうですね
だから撮ってみて
それをアンカーでBGMを載せてみたら
多分ラジオっぽくなりますよね
それっぽくなりますよね
なりますなります
いいと思います
ありがとうございます
いかがでしたでしょうか
次回もこのお話の続編をお送りいたします
魅力的なお話たっぷりです
お楽しみに
シャローシュラジオサニーデイ・フライデー
DJの田村洋太でした
それでは次回もリスナーの皆様の
お耳にかかれることを楽しみにしております
今日も気をつけて
いってらっしゃい
31:46

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