社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』
今回のゲストは、続編で、東京外国語大学マレーシア語専攻卒業生の白沢大河さんと対談します。
白沢さんは私の母校である東京外国語大学外国語学部東南アジア課程マレーシア語専攻で勉強していた同期です。大学卒業後今現在は某市役所の公務員として働かれています。
本日はご出身である東京外大での学生生活や培った考え方や価値観、また大学を卒業されてからどのような経緯で今のお仕事に行き着いたかのキャリアや働き方で大事にしている事について是非ともお話をお伺い出来ればと思い、ゲストにお呼びさせて頂きました。
また、今回もサプライズゲストで、以前も出演いただきました東京外国語大学OBのAltay Global Tradingの藤井陽斗さんをお呼びしております。
【ハイライト】
・今後の白沢さんのお仕事の野望について
・SDGsに貢献する為の食品ロス削減の取り組みを考える
・太陽が明るいうちから飲むことの背徳感を語る
・公務員の仕事って忙しい?
・就業時間内に仕事を終わらせるためのコツとは?
・就職が人生の全てじゃない論
・日々の単調な仕事を楽しく考えるためのメソッド
・趣味を熱く語るためにはどうしたらよいか?
・自分の趣味を発掘する上で重要な事とは?
・食わず嫌いせずなんでも挑戦してみよう!
・自分が出来る事を増やすために何が重要か?
・大学では部活動やサークルをするべきか論
・大学違えば勉強の大変さも違うんです!
・東京外大の留年事情について
・上司攻略法は〇〇と△△にあり
・相手に関心や興味を持つために重要な事とは?
本エピソードの前編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000578845355
番組で紹介した夜明あおいさんのTwitterアカウント(@yoga_akeru)です。
白沢さんが所属するヨコハマブルーマリンオーケストラのリンクはこちらです。
https://yokohamamarineorch.wixsite.com/main
12月に鎌倉でオーケストラの定期演奏会を行うそうです!現在管楽器メンバー募集中とのことです!
ゲストプロフィール:
白沢大河さん
1989年長野県生まれ。ショパンに似ているとよく言われる。大学時代はオーケストラ部のチェロをご担当。大学在学中に休学してマレーシアのUKM(Universiti Kebangsaan Malaysia)に留学。
大学卒業後は某市の公務員として勤務。白沢さんを外国人に例えると、楽天的と言われるブラジル人。好きなものは、アイドル、映画、お酒、特撮ヒーロー、サンリオ、アメコミ、漫画、読書、音楽、ロボット、大阪、太陽の塔。
働き方のモチベーションは「明るいうちに飲むビール」
白沢大河さんの働き方の原動力は「太陽が出ているうちに飲むビール」。これは冗談のようでいて、実は彼なりの“働く意味”の表れです。フレックスタイム制を活用し、早朝から勤務することで、夕方には退勤。池袋のコンセプトカフェで推しのアイドルに癒される時間が待っています。映画好きとしては、公開初日に鑑賞。自分の趣味を起点にした生活リズムが、前向きに仕事へ向かう活力を生んでいるのです。
公務員の仕事も“企画力”でおもしろくする
現在はごみ減量や食品ロス削減など、環境系の啓発を担当。「ライブハウス×アイドル×エコイベント」構想を描くなど、公務員らしからぬ柔軟なアイデアで動いています。上司には「YouTubeで宇宙キャラをPRに使いたい」と提案し、実現。環境問題に興味のない層にも楽しく届ける努力が光ります。働く中で「できない」を「どうやったらできる?」に変えるこの姿勢が、行政の現場において希少な価値を生んでいます。
仕事と生活を両立するための“無理しない力”
日々の業務をこなすうえでのスタンスは「無理せず手を抜くときは抜く」「ヤバそうなら人に頼る」。完璧を求めすぎないことで、心身のバランスを取りながら働いています。「やらかしたら公務員は報道される」というリアルなプレッシャーがある一方で、白沢さんは「気楽さ」と「責任感」の絶妙なバランスを保っているのが特徴。何でも自分で抱えず、周囲と協力して乗り越える姿勢は、特に若い世代にとって学ぶべきポイントです。
就活に失敗しても「死なない」|“たまたま”が道を開くキャリア観
5回生の1月にようやく始めた就活では大手企業に内定するも、「やっぱり違う」と感じて辞退。その後、公務員試験の勉強に切り替え、短期間で合格した白沢さん。「別に就職に失敗しても死なない」「公務員はジョブローテでやりたいことが見つかるかも」と語るその姿勢は、現代の就活生にとって大きな救いとなるはずです。浪人や失敗の経験が心のしなやかさを育て、「強い心というより、しぶとさ」が彼の芯の強さに繋がっています。
趣味は“語れなくていい”|自分が楽しければそれでOK
アイドル、特撮、映画、アメコミ、サンリオ、オーケストラ……。趣味が多彩な白沢さんですが、「他人に語れなくてもいい、自分が楽しいかどうかが一番」と話します。たとえ浅くても、触れてみて楽しかったらそれが趣味になる。趣味探しに悩む人へのアドバイスとして、「探そうとしない」「何でも一回やってみる」が彼の持論。趣味は“競うもの”でも“証明するもの”でもなく、“自分の心を動かすもの”。その考え方が非常に軽やかで魅力的です。
「できること」は後からついてくる|挑戦し続ける姿勢がスキルになる
啓発業務の一環で、自らデザインしたチラシが「業者かと思った」と褒められるまでに。最初は下手だったけど、練習しているうちに得意になっていったというエピソードは、「できること」は努力と興味から生まれることを物語っています。目の前のことを“楽しみに変える力”がある白沢さんだからこそ、新しいことにも臆せずチャレンジできるのでしょう。
上司との関係は“愛想笑いと声の大きさ”
最後に語られたのは、職場での人間関係の築き方。「愛想笑いとリアクションが大事」「興味なくても声を大きくするだけで好感度が上がる」といった極意(?)は、ユーモアを交えながらも、実は対人スキルの本質を突いています。真剣すぎない柔らかいコミュニケーションこそが、上下関係を円滑にする秘訣。公共の場でも“キャラクター力”が発揮されているようです。
白沢大河さんが語る働き方・趣味・キャリアは、全体を通して「構えすぎない」ことの大切さを教えてくれます。「就活失敗しても死なない」「趣味は他人に語れなくてもOK」「できることは後からついてくる」。こうした“脱力型の名言”が、現代を生きる若い世代の肩の力を抜いてくれるはずです。やりたいことをやりたいように、でもしっかり仕事はこなす。そんな“明るいうちに飲むビール”のような人生も、悪くないのではないでしょうか。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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