はい、こんにちは。田村陽太です。 今日も一人語り回をしていきたいと思います。
今日のテーマはですね、良い人材が集まる会社の秘密、外堀を埋める採用戦略を語ろうというテーマでお話をしていきたいなと思います。
私たち社労士のお仕事をしていると、中小企業のお客様と触れ合うことが多いんですけれども、
中小企業の採用活動って、大企業に比べて良い人材が集まらないよね、だったりとか、
応募してもらったんだけれども途中で辞めてしまうとか、入社前に辞退されるみたいな企業さんって多かったりするんですよね。
やっぱりその大企業に比べて中小企業って資金力だったりとか人材のところっていうのもやっぱり劣ったりしたりもするので、
むやみやたらに求人をかけて募集するっていうのもやっぱり難しかったりするので、
採用活動ってどうやってやったらいいのかなって悩まれる企業さんって多いと思うんですね。
いろんな活動をしていて、私個人的に思うのは、中小企業の採用活動で一番大事なのっていうのは、外堀を埋めることだと私は思っているんですよね。
つまり自分たちの企業さんが採用したい人材にアプローチをする前に、その人たちの周りにいるだろう関係者たちからの評価を高めることっていうのが効果的な採用活動だと私は思っています。
今日は中小企業がやるべき外堀を埋める採用戦略がなぜ重要なのかについてとか、ポイントについてお話をしていきたいなと思います。
このテーマにしたきっかけなんですけど、私の日課って散歩なんですよね。
おじいちゃんみたいなお話なんですけど、ポッドキャストを聞きながら1時間くらい散歩をして、
いろいろインプットをしながら、こういうことも喋りたいなっていうような頭のリフレッシュをするみたいな時間を設けているんですけど、
歩いていたらこの前面白い看板広告を見つけたんですよね。
建設会社の看板広告なんですけど、そこに書いてあったのが、
重機に乗りたい方はぜひ当社まで連絡を!っていうやつだったんですよね。
重機ってなかなか乗る機会がないんで、面白い看板広告だなっていうふうに思ったのと、
あとは建設会社って画展系っていうイメージがあるので、その看板を見た時、
すごい柔らかい感じでギャップがあっていいなって思いましたね。
あと看板広告って、実際その会社が提供しているサービスを宣伝したりとか、
あとはその会社の採用をしていますよっていうような、
ダイレクトに私たちはこれが欲しいんですってことで宣伝しているわけなんですけど、
重機に乗りたい方はぜひ当社まで!みたいな感じで、
ふわっとしたソフトな情報提供の仕方っていうのがすごい印象に残ったんですよね。
実際その看板を見てその企業さんに働きたいって応募する方って少ないと思うんですけど、
じゃあその他の手段でその企業さんに応募しようかなって思って考えてた人が、
他の方に相談をした時に、他の方って家族であったりとか友人だったりとかに相談した時に、
あそこの企業さんいいと思うよって推薦してくれる方がその看板を見てくれてたら、
採用される方への背中を後押ししてくれるっていう意味でもすごい重要だなっていう風に私は思ったんですよね。
ここの看板広告いいなって思ったんですけども、
やっぱ他にもやっぱりその喫茶店とかも子供たちが職業体験できる喫茶店っていうのが、
豊洲にあったり豊洲とか関西だったら甲子園かなにあったりすると思うんですけど、
喫茶店もそうだと思うんですね。
子供たちの将来の職業体験であったりとかキャリア意識を醸成するために、
喫茶店さんが応援してるっていう意味もあると思うんですけど、
もう一個の理由としては、色んな職業体験のパビリオンに色んな企業のスポンサーさんが出してると思うんですけど、
子供たちの保護者さんがそのスポンサーさんの企業に対してのイメージっていうのをアップしたりとか、
その企業さんに対する何かこう嫌な気持ちだったりとかそういうマイナスなイメージっていうハードルを下げるっていうことで、
子供さんが将来高校生大学生とかになってて就職活動する時に、
保護者がその企業さん良いと思うよって後押ししてくれる意味っていうのもあると思うんですね、私は。
実際高校とか大学とかで就職活動する上で、やっぱりまだまだ自分で何事も決めれるってわけじゃなくて、
保護者の方に相談をしてこの企業に就職したいとか決める方って多いと思うんですよね。
そういった意味でも採用活動する上で、その従業員さんに刺さる情報は何なのかって考えることも大事なんですよね。
そういうことも大事なんですけど、その方以外の関係者の方がどうやったら好印象を持ってくれるかっていうような、
ソフトな情報提供していく、それ以外の魅力ある企業にしていくっていうようなことってやっぱ大事だなっていうのをすごい思わされました。
キッツアニアは子供がいるんですけど、いつか活かせたいな、活かせたいなと思いつつもなかなかいけてないので、
私はそういう目線でキッツアニアさんを見てるんですけど、
ぜひ実際体験してみて、やっぱそうだったなとか、それ以外にも魅力あったなとかね、
そういうところもぜひいつか3人くらいでレポしたいなと私は思っています。
話は脱線していたんですけども、元に戻りまして、中小企業がやるべき外堀を埋める採用戦略がなぜ重要なのかっていう点についてお話をしていきたいなと思います。
大きく3つあると思っていまして、
まず一つ目が採用したい人材の周りの関係者がどう評価してくれるかによって、これから応募したいなって人の意思決定を左右すると私は思っているんですよね。
先ほどお話ししましたけども、仕事を探す方だけがその企業さんを応募するときに、この企業いいなって判断するわけじゃないんですよね。
特に若い方だったら、定職とか新しい挑戦を考えるときに親族であったりとか、あとは事務の友人であったりとか、会社関係の元同僚とかそういう方に相談すると思うんですけども、
相談したときにその方が、あの会社働きやすいよみたいなとか、前ちょっと取引あったけどすごいいい会社さんだったよとか、知り合いが働いてるけどなんかいいって言ってましたよとかね、
そういうふうな口コミがあると、あ、いいんだなぁと思って、実際ちょっと応募するのに迷ってたけども、ちょっと応募してみようかなって、安心して応募するようなアクションにつながると思うんですよね。
企業さんのイメージがいいと、実際その企業さんに応募しない方であっても応募してみたらと背中を押してくれる可能性が高くなるので、外掘りを埋める採用戦略っていうのはやっぱ大事だなと私は思っています。
2つ目としては、そもそもその求職者、仕事を探す方にとって企業の面接とか採用活動に関して応募するっていうのは、とても大きな心理的なハードルなんだよっていう話なんですよね。
僕も定職が今まで、定職というか仕事を変えたのが2回あるんで、自分自身もすごく分かるんですけど、実際自分が入った会社を抜け出して新しい会社に面接に応募することって大きな決断なんですよね。
普段やってる習慣だったりルーティーンから抜け出して新しい挑戦をするっていうわけなんで、心理的ストレスってやっぱデカかったりするんですよね。
それは希望はありますよ。新しいことに挑戦できるとか、新しい世界が待ってるっていう意味でもワクワクはするんですけど、新しいことをやらなきゃいけないっていう心理的ストレスってめちゃくちゃデカいんですよね。
ただ単に定職活動をする上で面接に行くっていうのは、今の仕事を続けながらやったりもしたりするので、やっぱ大変だったりするんですよ。
でもやっぱり他の会社さん、他の方からあの会社さんいいよっていうようなことを言われると、定職活動するのめんどくさいなと思ってた方も背中を押されて、ちょっとじゃあ応募してみようかなっていうような背中を押されたりとかすると思うんで、
できるだけこの求職者の方の何か新しい行動を起こすときのハードルを下げる上でも外部からいいように思われるようなイメージを作っていくってことは私は重要だと思っています。
3つ目としては、その採用に直接関係ない第三者の評価こそ企業の本当の良さが伝わると私は思ってるんですよね。
これどういうことかというと、企業さん自身が採用したい方に対して求人票を作ったりすると思うんですけど、そこに会社の良い面とか求用以外のこんなところが魅力ですよって書くと思うんですけど、
仕事探す側にとっては本当にそうなんだろうなって思うかもしれないけど、いやこれって良い情報書いてあるけど本当なの?みたいな感じでやっぱ疑心暗鬼に思ってしまう方っていると思うんですよ。
仕事探す側の人がその企業さんが本当に大丈夫なのかなっていうようなバイアスかかっている状態がやっぱ避けられないと思うんですけど、
そういう採用に全く関係ない第三者の方がその企業さんいいと思うよっていうような後押しをしてくれることっていうのが、
その企業さんが本当にいいんだなっていう本当の企業さんの良さを際立たせると私は思ってるんですよね。
例えばさっきの看板広告もそうですけど、実際にその企業さんに応募したいんだよねって相談した時に、
あの企業さん結構地元でも評判いいし結構安定してる会社さんらしいよみたいな感じで、
ちょっとでもその会社さんについて後押ししてくれる方が知っていれば本当にいいんだなっていう風にして思ってくれるし、
その企業さんに応募しようっていうような背中を後押ししてくれる要素って強まると思うんですよね。
理解関係がない、本当に知らない、全くその企業さんについて知らない第三者の方が、
その企業さんいいと思いますよって言ってる評価こそが、
その企業さんって本当にいいんだなって思ってくれるし、
その企業さんって本当にいいんだなって思ってくれた方が、
その企業さんに応募しようって気持ちが伝わるので、
その求職者さんの信頼感を高める要素につながると思うんで、
私はこの大事だなと思ってます。
外掘りを埋める採用戦略って何したらいいのっていう話なんですけど、
第三者になり得る方っていうのはどういう人かっていうのを考えたときに、
具体的にやるべきことはこんなことがあるかなって私は思うんですけど、
一つ目は企業さん自身の内部環境ですね。
企業の内部の環境を良くしていくってことは大事ですよね。
そこの企業さんで働く社員さんがもし今後辞めたとしても、
その辞めた方が、私はキャリアアップのために辞めたけども、
企業さん良かったよっていうようなことを宣伝してくれるように、
企業の中を良くしていくっていうのはやっぱ大事ですよね。
あと二つ目は地域だったりとか、
取引先さんとの良い関係を築いていくっていうのはやっぱ大事ですよね。
さっきの看板広告だけじゃなくて、
地域の何かお祭りだったりとか催しだったりとか、
そういうときに自社の社員だけじゃなくて、
地元の方との触れ合いを作っておく。
あの企業さんって何か良いよねっていうような形で評判を高めておくってことは、
外掘りを埋める採用戦略にも重要だと私は思っています。
本日のテーマはですね、
良い人材が集まる会社の秘密、外掘りを埋める採用戦略を語ろうというテーマでお話をしていきました。
やっぱり何事も採用活動でも、
自社のサービス商品をお客さんに販売するときもそうなんですけど、
だからもうペルソナを決めろとかって言うじゃないですか。
本当に自分たちの会社の商品サービスが欲しい方の属性だったりとか、
どういうことが欲しいのかっていうのを具体的にイメージしろみたいなことって言われると思うんですけど、
それも大事なんですけど、
実際その買う方が本当に100%その企業さんを見て、
いいなと思って判断して、
購入に至ってるかっていうと、
そういうところって実際は少ないわけで、
それを購入しようと思ったときに、
それを判断してくれる要素は何なのかっていうのを、
SNSを見たりとか、インターネットで検索したりとか、
人に聞いたりとか、
他の方に自分が判断する前に、
いろんな方の情報を収集して決めるっていうのが多いと思うんですよね。
会社が、一行の会社が採用活動をしていくにあたっても、
自社に来てもらいたい採用職者の方が、
どういう方がいいのかなっていうのを考えるのもそうなんですけど、
手前のその企業さんの良さっていうのを、
多くの人に知ってもらおうっていう活動をすることの方が、
やっぱり私は大事なのかなっていうのは思ってますね。
実際その企業に応募したいっていう方の、
後押しをしてくれる機会がなかったとしても、
その企業さんが地元の人だったりとか、
多くの人と触れ合う機会が作れたっていうのは、
絶対的なメリットであるわけなので、
外堀を埋められなかったとしても、
企業さんと一般の人々との触れ合いを作っていくっていう意味でも、
どうやって企業の魅力が伝わるかっていうのを意識して、
採用活動をしていくっていうのは、
すごい大事かなと私は思ってますね。
一時的なつけ焼き場で求人票を作って、
面接でもいい顔をして採用できるっていうのは、
できるかもしれないけど、
採用はできるかもしれないけど、
実際その後定着するかっていうのは難しかったりもするので、
やっぱり何事もそうなんですけど、
出口よりも入り口。
そうしてはいけない方を採用してしまうのも良くないと思いますし、
採用すべき方を採用すれば、
その後会社に入った後も、
スキル以外の人間性であったりとか、
会社の社風に合った人材っていうのは、
長く定着しやすいと私は思っているので、
前もって採用前から、
等身大の会社さんを見せていくというか、
会社の魅力を自分たちができる範囲で、
会社の魅力を多くの人に伝えていくっていうのを、
していくっていうのは大事だと思っています。
喫茶店さんみたいな大きなスポンサーとなって、
専念をしていくっていうことじゃなくて、
日々できることってあると思うんですよ。
例えば私たちみたいに、日々SNSを活用したりとか、
あとはブログを作成したりとかすること。
何でもいいと思うんですけど、
自分たちの会社を、
こんな会社だよっていうのを見てもらって、
いいなって思ってくれる方を徐々に増やしていくっていうのを、
やっていくことっていうのはやっぱり大事だと思うので、
そういうのがいつか、
その企業さんに応募したいという方の、
周りの第三者の方の評価を高めることによって、
採用活動がうまくいくと私は思っていますので、
ぜひ皆さんも、
外掘りを埋める採用戦略を実践していただけたらいいなと思いまして、
今回は配信させていただきました。