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  2. S2E120 ヨガ的映画「PERFECT..
2025-06-30 26:44

S2E120 ヨガ的映画「PERFECT DAYS」

生徒さんが「ヨガ的な映画」ということでおすすめしていただいた「perfect days」という映画について、ヨガ的な視点から感想などをお話ししてみました。

・perfect days ・月 ・宮沢りえ ・障害者 ・別所哲也 ・役所広司 ・清掃員 ・トイレ掃除 ・ルーティン

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サマリー

エピソードでは、映画「パーフェクトデイズ」をテーマに、役所広司が演じる清掃員の日常が描かれています。この映画は、心の成熟や社会的な意義について考えさせられ、ヨガの教えにも通じる内容となっています。映画「パーフェクトデイズ」は、日常のルーティンの中で見つける小さな幸せと心の豊かさを示しています。主人公の平山さんはトイレ掃除をしながら、物質的な豊かさではなく、今あるものを大切にしながら満ち足りた生活を送る様子が印象的です。映画「パーフェクトデイズ」を通じて、幸せの本質や生き方に関する深い考察が展開されます。特に、外的要因ではなく内面の心のあり方が真の幸せに繋がるというメッセージが強調されています。

オープニングとイントロダクション
スピーカー 2
みなさん、おはようございます。YOGA LIFE smsuun ヨガティーチャーのまりこです。
スピーカー 1
夫のけんすけです。
スピーカー 2
この番組では、明日を生きやすくするをテーマに、ヨガの学びを交えた、私たち夫婦の多愛もないトークを、福岡の山小屋よりお届けしています。
スピーカー 1
Om Shanthi 明日を生きやすくするラジオ、オムラジオ始まりました。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
この番組は、学びに情熱を、生き方にヨガを、YOGA LIFE smsuunの提供でお送りいたします。
本日は6月20日金曜日、時刻はお昼の1時前ぐらいです。
昨日のエピソードで、ヨガ業界は奪い合いから強制ということでね。
僕はね、そういう競合というもの、仕事での競合っていうことに対して、なかなかね、以前はそういう強制みたいな感覚。
みんなで協力して盛り上げていきましょう、みたいな感覚を持えなかったっていう話をしたんですけど。
それにお便りをいただきまして、それだけ紹介します。
Shanthi name、あきこあずきなこさん。
ヨガ業界のお話、とても良い学びになりました。
本当に心の成熟は大事ですね。
良いお話をありがとうございました。
ということです。
とてもシンプルなね、短い。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
たまにはね、こういうメッセージが多いですね。
この間もね、僕、マリコさんに話したんですけど、質問がほとんどなんですよね。
もちろんそれも全然何かお役に立てるのであればとは思いますし、ネタとしてね、それは嬉しいんですけど。
なんか僕の最初にこのお便りを始めようと思った時のイメージって、やっぱり本当にラジオ番組。
FMとかAMとかね、そういうラジオ番組でお便りって、昔はたぶん葉書だったと思うんですけど、来るじゃないですか。
で、いつも聞いてますとか、なんかあの話が好きですとか、なんかその思い思いにこうメッセージを送ってくるじゃないですか。
決して質問とかじゃないんですよね。
この番組が学びっていうところにフォーカスしているのもあるので、学びたいっていう意思でね、聞いてる方も多いからっていうことだとは思うんですけど。
そうなんで、ファンレターって自分たちというのはちょっと言いづらいですけど、そういう感覚でね、楽しかったですとかね。
感想でいいですよね。
ちなみになんですけど、このお便りのフォームから送っていただくのも大丈夫ですし、YouTubeとSpotifyの場合はコメントも普通にそのエピソードごとにね、コメント機能がありますので、そこからでも、どちらでも大丈夫です。
心の成熟が大事ですね。本当そうですね。
心が成熟してない人、自分もふけむえなんですけど、まだまだ多いのかなと思いますね。
スピーカー 2
心を成熟させるっていうことを人生の中でね、言われたことないじゃないですか。
スピーカー 1
あまり聞かないよね。
スピーカー 2
仕事とかそういう物理的なこととか、実際どういう行動をするのかとか、そういうことばっかりで、心を成熟させようみたいなのはないからね、教育の中に。
そうですね。
あったらね、違うんでしょうけどね。
スピーカー 1
それはだから、日々の心の在り方とか、そこから来る言動とか、そういったことによって心が成熟していく。
あと学びもそうだと思うんだけど、ことなんで。
現代の教育には、まるっきり含まれていないよね。
道徳の時間とかでもしかしたらそういうようなことがあったりするケースもあるかもしれないけどね。
スピーカー 2
会社とかでね、そういう教育、最初にやるじゃないですか、新人研修みたいな。
スピーカー 1
そういう時にはあるのかな、そういう教育、心の教育的な。
すごく少ないとは思うよ。
どっちかっていうとマナー教育とか、そういうのとかね。
前もこの番組でも話しかかりませんけど、新人教育、オリエンテーションとかね、そういうのに。
やっぱりヨガ、アーサナプラクティスだったら太陽礼拝ぐらいでいいと思うんですけど、そういう日々の健康に気づかうための運動ってことでいいと思うんですけど。
プラスして、仕事においても他者に貢献していくっていうような姿勢。
カルマヨガの生き方ですよね。
取り入れるような、そういった教育というか、そういったことを学べる時間があるとね、全然変わるかなって思いますね。
同じ仕事をしてもその向き合い方っていうかね。
秋子あずきな子さん、ありがとうございます。
ありがとうございます。
今日の本題なんですけど、ちょっとね、同じ仕事をするにしてもその向き合い方みたいなことを今言いましたけど、
映画の紹介とテーマ
スピーカー 1
それにもね、ちょっと絡むかなって思うんですけど、今日はとある映画を話題にしたいと思います。
まず映画の名前言うと、パーフェクトデイズ。
スピーカー 2
見ました?
スピーカー 1
見ましたよ。
このパーフェクトデイズって、別所工事。
役所工事。
役所工事。
そう、僕大好きなんですよ。役所工事好きなのに間違えたんかいっていう話ですけど。
スピーカー 2
だいたいいつも間違える。
スピーカー 1
間違えるね。
スピーカー 2
別所徹夜と混じっちゃうんですね。
スピーカー 1
そうなんだよね。役所工事のほうが全然見てるし、なんだろうね、濃いんだろうね、別所徹夜のキャラがね。
あの人も素敵な役者さんですけどね。
役所工事が出演してる主演の映画で、一昨年、2023年公開かな、おそらくの映画だったようなんですけど、
なんで見るきっかけっていうのはあって、このパーフェクトデイズの前にちょっと一個別の映画の話になっちゃうんですけど、
この番組でも前に、障害者とかに対する健常者、僕らの意識みたいなことをちょっと話した回があったんですよね。
あんまり話せることなくて、全然そういうことを僕らは考えられてないですよねっていうことをね、言っただけなんですけど、
その時に宮沢理恵さんが主演の月っていうね、実際に障害者施設であった事件を元にして作られた映画を見ようと思ってるっていう話をしたと思うんですけど、
それを見たんですよね。
見ましたね。
それは僕、もともと気になった映画だったんですけど、生徒さんの中で、障害者の支援学校っていうの。
スピーカー 2
特別支援学校。
スピーカー 1
みたいなところで教員をしている生徒さんがいて、その生徒さんもぜひ見てほしいって言ってたんだよね、お話しした時に。
なので、もともと僕、宮沢理恵好きだし、興味があったっていうのもあって、見ようと思って見たんですよね。
それに関しては、ちょっとあんまりその映画見て、僕はいろんな人に見てほしいなって思いました。
僕らができることってすごく限られてはいると思うんだけど、でもできる、できないとかっていうよりも、やっぱりそこに興味を持つというか、
障害者のことで健常者からしたら、なんていうか、もう全然日常にないわけですよ。
だって、学校のクラスにだって、職場にだって、家庭内にだって、身近にいないっていう人の方がよっぽど、断然多いですから。
そしたら、これはすごく失礼な言い方かもしれないですけど、その存在すら忘れてしまう、そういう人たちがいる。
誰かの助けが必要な人とか、生まれながらにしてそういう苦労。
こういう話するとね、僕も言葉の発し方っていうか、それが合ってるか分からないんで、ちょっとあんまり話がしづらいんですけど。
なので、まず知るってことが必要だと思うので、見てほしいですね。
実話を元にしている話ではある。
その話はいいんですけど、その生徒さんがね、その話をしたときに、パーフェクトデイズっていました?っていう話をしてて。
役所工事が清掃員なんですよね。
スピーカー 2
トイレ掃除のね、専門の、トイレ掃除専門の。
スピーカー 1
都内の公衆便所を回って、1日か半日かわかんないですけど、回る仕事なんですけど、面白かったですよ、みたいな感じで。
スピーカー 2
で、そのときに言った言葉、覚えてる?その人は。
スピーカー 1
ヨガみたいですよって言ったんだ。
そう、ヨガみたいですよっていうか、これヨガだな、ヨガだなって思ったんですよって言ってたんだよね。
スピーカー 2
言ってた。
スピーカー 1
で、まあ内容知らないから、どういうことだろうとはちょっと思ってたんだけど。
で、やっぱり役所工事好きだし、それ聞いてみたいなって思ってたんですよ。
で、これマリコさんいつ見たの?
スピーカー 2
えっとね、一昨日?
スピーカー 1
あ、もう最近ってこと?
スピーカー 2
最近。
スピーカー 1
まず一言申したいのは、そういうの勝手に見るよね。
スピーカー 2
いや、我慢できなくて間違ってた。
スピーカー 1
僕は結構マリコさんに誘うんですよ。
そういうね、あの、なんていうか、共通のところで話題になった映画とか、これいつ見ようかみたいな話で見ようよみたいな話するんですけど。
でね、それを偶然にも、さみ先生がスレッツで話題に挙げてたんですよ。
そうそう。
ってことは、それ見て見たってこと?
そう。
ああ、そういうことね。
だから、誘えようって言いました。
スピーカー 2
我慢できなくて見ちゃった。
なかなかね、一緒にゆっくり見る時間があんまりないもので。
スピーカー 1
いやいやいや。
スピーカー 2
いやいやいや。
スピーカー 1
いやいや、誘ってもなかなかタイミングがなかったならわかるけど、もう衝動的に見たくて見ちゃったわけでしょ?
まあね。
まあまあ、いいんですけど。
でね、さみ先生のスレッツでね、それが話題になったんですよ。
なんて書いたかっていうと、最初の冒頭だけ紹介しますけど、平山さん、これ平山さんっていうのは役所工事主役主人公ですね。
平山さんの規則正しい生活に共感あるいは憧れるヨーガプラクティショナーは多いのではないでしょうか?って書いてあったんですね。
はい。
そうで、そのやっぱりヨーガの話になってると思って。
で、まる子さんもその辺も含めて気になってすぐ見たんでしょうけど。
で、その映画についてね、今日話したいなって思ったんですよ。
映画からの学び
スピーカー 1
で、先にお伝えしておくと、まあ当然これネタバレになるので、これから見ようと思っててネタバレしたくないっていう人はまあ聞かないほうがいいですね。
まあ見てから聞いてもらったらいいと思います。
でもまあ、あの別にね、そのサスペンスでもね、なんでもないんで、別にネタバレしてもそんなに関係ないかなって思うんですけどね。
はい。
で、そのさみ先生の投稿にまる子さんコメントしてましたね。
そう。
まあ一言で言うと、絶賛というか感動しましたみたいな感じだったけど、どうでしたか?その感想というか、まあなんでもいいんですけど、まず初感を。
スピーカー 2
いや、よくぞこの映画作ってくれたと思ったんですよ。
ありがとうって。
スピーカー 1
どういうふうに?
スピーカー 2
なんか全部表してくれたじゃないけど、自分が日頃思ってるようなこととか。
スピーカー 1
どういうこと?それは。
スピーカー 2
それはやっぱりその、今あるもので満足して幸せを感じる毎日。
なんかその物質的な豊かさとか、そういうもので幸せを感じるんじゃなく、自分にもうほんと主張最小限のものに囲まれて生活をして、仕事も。
自分がなんていうんだろうな、トイレ掃除っていう掃除の仕事が、たぶん周りの人から見たら、ちょっと見下されるような仕事かもしれないけど、本人はすごくこう満足して、幸せを感じて、毎日過ごしている。
ああいうちょっとこう悟り切ったじゃないけれども、なんかそういう雰囲気を見せてくれてる映画かなと思って。
何が大事なのかとか。
トイレ掃除と日常のルーティン
スピーカー 1
まず、たぶん聞いてる人はよくわかんないところがあると思うんで、簡単に説明すると、その平山さんっていうね、トイレ掃除のお仕事をしてる人が、毎日まるっきり同じルーティン。
朝起きて、布団をこういうふうにたたんで、植物、観葉植物、観葉植物とは言わないか。
スピーカー 2
ちょっとポンサイチックな。
スピーカー 1
植物に切り拭きで水をあげて、歯磨きをしてとか、そういう同じルーティン、毎日同じルーティンをして、家を出て、家のすぐそこにある自販機でコーヒー一本買って、車に乗り込んで、コーヒーを一口飲んで、エンジンかけて出発して。
で、同じルーティンで同じトイレを回って、同じように掃除をして。
で、帰ってきたらお風呂に行って、毎日同じ銭湯に行くんだよね。
で、それが終わったら食堂に行って、食事を、多分同じメニューを食べてるのかなと思うけど。
食堂行って、で、帰ってきて読書をして、で、また寝てっていう、もう本当に地味なルーティンを過ごしているような人なんだよね。
おそらくお給料もそんなにいいお給料ではないから、贅沢もできないし、いろんなところを物を買ったりとか遊びに行ったりとかするわけでもない。
本当に地味な生活ではあるけれども、今自分にあるものに目を向けて、そこに幸せを感じてきているってことかな。
あれかな、その価値観の部分を生徒さんもそうだし、さみし先生も描画的っていうような捉え方をしたのかね。
そういう、だから樽を知るっていうのが一番わかりやすいかな、一言で言うと、そういう生活。
スピーカー 2
で、やっぱり同じことを繰り返して、多分普通の人は何がそんなつまらない人生みたいな目で多分見ちゃうと思うんですけど。
スピーカー 1
そうね、全く波のない生活だよね、基本的にはね。
スピーカー 2
だけど、全く同じように見えて、実はちょっとずつ違うっていうか、同じ流れの中にいろんな感動があったり、その日、昨日とは違う何かの感動があったりとか、
出会いがあったりとか、人との関わり方、こういうやつだと思ってたのに、こんなとこあるんだ、なんかいいなって思ったりとか、
そういうちょっとした小さな幸せがいっぱいちばめられていて、なんかすごいほっこりしましたね。
感情の揺れと完璧な日々
スピーカー 1
それはあれだよね、やっぱり小さな変化っていうのは、外の世界で起きてることではあるんだけども、
多分、自分が何もそこに興味を持ったりとか、変化の少ない中で何か変化を見つけていくっていうような作業をしなければ、多分見過ごしてしまうようなことばかりだと思うんだよね。
だから、それをね、感じられる心自体が豊かですよね、っていうことだよね。
スピーカー 2
そうですね、ほんとそう。
スピーカー 1
でもなんか、映画の中で僕が気になったのは、これはどういうことなんだろうって、メッセージっていうかね、って思ったのは、声を荒げる場面が想像もつかないようなシーンじゃないですか。
平山さんが声をちょっとどどどど鳴るみたいなシーンがあって、あのシーンは平山さんから想像つかないじゃない?
あそこはどういう描写っていうかさ、何だと思う?
スピーカー 2
それは人間だから誰だってそういうことあるよね。だけど、ヨガも一緒じゃないですか。感情がなくなるわけじゃない。そういうふうに怒ったりする。みんな怒ったりするけど、じゃあその後どう行動するかとか、そういう部分が大事。
だから平山さんだって別に仏様じゃないんだから、そういうことだってあるよっていう、普通の人間だよっていう描写じゃないんでしょうか。
スピーカー 1
それともう一つ、そこは多分見てる人がどう捉えるかっていうシーンだと思うんですよ。僕が今言ったように、これどういうことなんだろうっていうね。
それともう一つ同じように気になった点っていうのがあって、やっぱり最後のシーンがすごく印象的で、これはもうちょっと詳しく話すときりがないんですけど、
やっぱりさっきのバイトの件、他のバイトのスタッフが辞めちゃってっていうのと同じように、自分の過去とかに絡んで、見打ちだね。見打ちのことで心を揺さぶられる件があって、それがもう本当に最後の方のシーンなんだけど、
最後に、いつものルーティンに戻って通勤する中で、ニコニコしたりとか泣きそうな顔をしたりするようなシーンがあったじゃないですか。本当になんとも言えないその表情っていうかさ。
スピーカー 2
運転しながら泣いてるシーンね。
スピーカー 1
そうそう。泣き、涙がポロって出てたかどうかは僕は覚えてないけど、泣きそうになったりとか、でもニコニコしたりとかしてたよね。
すごく、いろんな感情が入り混じったような表情をしてたように見えたんだけど、あれはどう思いましたか?
あれはやっぱり感動じゃないですか。湧き上がる感情。豊かだなっていう感じじゃないですか。
スピーカー 2
平山さんが?
うん。豊かな心を表してるのかなって。ただぼーっと、淡々と、何も考えずに生きてんじゃないよっていう。
なんかそういう、よく言うじゃないですか、修行僧に対してそんな何の楽しみもない毎日、何が幸せなのって多分みんな見てるけど、
それと同じように、そういう淡々とした同じルーティーンの質素な生活してたとしても、心はこんなに豊かっていうか、それを表現してるのかなと。
言葉にすると、そういう感じかなと思うんですけど、難しいよね。
スピーカー 1
難しいと思うよ。
スピーカー 2
私はそういうふうに見た。
スピーカー 1
僕は不思議って思いました。見てましたけどね、正直言うとね。
でも、いろんな感情が分け起こってんのかなって思った。
で、最後に僕が考えたことっていうのが、そのタイトル、Perfect Daysってこれどういう意図でつけたのかなって思ってね。
例えば、日々のルーティーン、彼の生き方、仕事ぶりっていうのは、ある意味完璧な日々を送ってると思うんで、毎日同じように。
病単位とかそういう話ではないんだけども、でも本当に乱れることのない完璧なルーティーンっていうかさ。
そういう意味でつけたのかなって思ったんだけど、でもさっき言ったように、そうやって乱れたりする、感情で揺さぶられたりとかね、そういうのもあるから。
さっきね、そういう人であっても、まりこさんがそう言ったかわかんないけど、人間だから完璧じゃないところだってあるみたいな話もしたでしょ。
そういうシーンもやっぱりあるわけで、Perfect Daysってどういうことだったのかなって思った。
スピーカー 2
やっぱりその目に見える部分、人が理解できる範囲の部分のパーフェクトではなくて、自分の心がやっぱり満たされている、満たされているっていうことが、パーフェクトっていう意味なのかな。
って思うけどね。
スピーカー 1
それはね、聞いてる皆さんもぜひ見た方は自分で考えてほしいし、見てない方は見てから考えてほしいなって思うんだけど、
僕が思ったのは、これもよくベイダーの勉強会とかで出てくるような話、ちょっとそれをちゃんと僕今話せるかでは自信ないけども、
そういうふうに完璧なルーティンの日々を送って、起伏のないようなこと、ないようなリズムで生活していて、心も満たされている。
さっき言ったように、いろんなことを感じられる豊かな心があるような感じで生きていると。
それも一見完璧にも見えるかもしれないし、パーフェクトデイズなのかもしれないけども、そうじゃなくて、
そんな中でもそういう心が揺さぶられたりとか、怒ってしまったりとか、そういった完璧じゃないこともあるんだけども、
でもそういう全て、それも起こるべくして起こっていることだったりとか、
完璧な日々を送ろうとしている中に完璧にさせてもらえないことが起こることも全部ひっくるめて、この世の中が完璧に出来上がってきているっていうような、
ベーダーの言葉で言うとイーシュワラみたいな話になってくるんだけど、っていうふうに僕は捉えたんだよね。
そういうのも全部ひっくるめて完璧な世界が出来ている。だからバランスが取れているっていうことだと思うんだけど。
あとはそうだな、まる子さんにほとんど話してもらったけど、なんか僕が感じたのはなんだろうな、
さっきね、まる子さんが他人から見ればつまらない、職業もそういうなんでそんな仕事っていうふうに言われたりとか、
あとはもう日々の生活自体、楽しみがどこにもなくないみたいに一見思える。
で、まあ仮にそれがSNSだったら、ほんと映えない生活じゃないですか。映えない日々ですよね、わかりやすく言うと。
そう、だからそのどっちがいいとか、あえてそういう、僕は今さみし先生が書いてあったようにね、
ヨガをする人だったら憧れるような生活なんじゃないかっていうふうに書いてて、まる子さんもそうだんだと思うんだよね。
で、僕もそういう感覚もちろんあるんですよ。ああいう起伏の少ない穏やかな生活っていうかね、
何かにすぐに心を奪われないような自分の軸があって、小さな幸せを見つけるような生活で憧れるっていうのはあるけども、
でもそもそもどっちがいいとかどれがいいってことではなくて、なんかうまく話せないな。
まあいいや、ちょっとさっき言おうと思ったことと違う気もするんだけど、
まあだから何かプラスアルファがあったからといって、幸せになったりとか満たされるっていうことじゃないってことですよね。
まあタルを知るみたいな話と結局同じになってしまうけど、今ここにあるものとかそういったものの中に、
幸せの本質
スピーカー 1
さっきの話で言えばその美しいものを見出せる心っていうか、それを見る心があればそれが幸せなんだよ。
それで幸せなんだよって。で、そういうどれだけそう思えるかってことですよね。
平山さんの生活と、例えば仮にね、いろんな人に慕われて、いろんなところへ行って、いろんな人に感謝されて、
ちやほやされる、ちやほやって言うとなんかもうあえて悪く言ってるように聞こえてしまうけど、こう賞賛されるような仕事をして、
で、別に贅沢はしないにしても、それなりに欲しいものが手に入るような経済的な居高さとか人間関係とかいろんなものがある人と、
どっちが幸せだと思いますかって言ったら、やっぱり今言った方が幸せだってみんな思うと思うんですよ。
だけどそうではなくて、置かれた状況の中で、どれだけそういった今あるものに美しいものを見る心があるかどうかで幸せは決まるんだなっていう。
だからもうこれはトラップですよね、言ったら。
見誤りやすい。
やっぱり外側から得るものが自分を幸せにしてもらえるって思いやすいって。
スピーカー 2
本当の幸せはどんな状況になっても、ずっと幸せって思えてるのが幸せですよね。
失ったら怖いからっていうのがあると、幸せじゃないもんね。
スピーカー 1
まあそうね、難しいと思いますよ、現実問題に。
じゃあ手足失ったらみたいな話も同じじゃないですか、実際。
手足がなくたってそれは幸せって思えたら幸せなんですよとか、決して不幸せなことじゃないんですよっていう理論なんだけども。
確かにそうかもしれないんだけど、でもじゃあ事故で手足を失ったら、それは言葉が合ってるの分かんないけども、やっぱり不幸なことだと思うんですよ。
だけどそれでも幸せに感じられる心っていう話を今してるんだけど、それは本当に簡単なことじゃないと思うんですね。
だけど本質的にはそうだってことですよね。
なんでかって言ったら、結局キリがないからってことですよね。逆に外側のものを求めてたらってこと。
だから今持ってるものじゃなくて何かが幸せにしてくれるって思ったら、結局その先もまた幸せにしてくれるものを探し続けることになるからですね。
それもまたヨガの言葉で言えばサムサラってことになると思うんですけど、キリのないことをずっと繰り返していかなきゃいけない。
それは幸せじゃないですよねってことですよね。
映画を通じた気づき
スピーカー 1
あの映画を見て、こんなヨガに結びつけて話す人がどこまでいるか分かりませんけど、本当そういうふうなことを感じさせてもらう映画ではありましたね。
スピーカー 2
影踏みするところあるじゃないですか、あのシーン大好きだった。
そう?俺はあんま好きじゃない。
本当すごく愛を感じましたね。
スピーカー 1
ヘアムさんの?
はい。
それは分かるんだけど、僕の心が汚れてるからそう思うのかもしれないけど、ひらやまさんって下手したら話しかけても何も答えないぐらい寡黙っていうか、感じのキャラクターじゃない?
スピーカー 2
基本的に。
スピーカー 1
だけどあそこでいきなりほらほらみたいな突然、あそこまでやったらちょっと狂ザメじゃないけど、そういうシーンではあった僕にとっては。
スピーカー 2
へーそうですか。
スピーカー 1
純粋じゃないんですよ僕は。
そうかもしれません。
この辺も見たらね、分かると思うんで、ぜひ興味があったら見てみてください。
あとね、何を得るかは皆さん次第じゃないかなと思うんで、よかったら見てみてください。
今日は映画パーフェクトデイズにちなんでね、生き方とか価値観とか幸せってことについてお話ししてみました。
ここらとこで終わりにしたいと思います。
ホームラジではお便りを募集しております。
番組へのご意見、ご感想、リクエスト、ご質問などをぜひお気軽にお寄せください。
番組トップやエピソードの下の方に載せている専用フォーム、またはSNSのDMでも大丈夫です。
SpotifyやYouTubeをご利用の方はエピソードに直接コメントもできますので、そちらもお気軽にご利用ください。
皆様からのお便りをお待ちしております。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。
スピーカー 2
それでは今日も一日皆さんが心穏やかに過ごせますように。
スピーカー 1
せーの、ナマステ。
26:44

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