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2024-07-07 13:06

#14📕読書感想|「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏み出すとき

『「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏み出すとき』

心理カウンセラーとして不登校の子供たちと50年以上向き合ってきた内田良子さんの書籍の感想です。

・1歳8ヶ月の子でも話せばわかる
 子どもたちの言いたいことに耳を傾けて言語化する、相談員として大切
・16歳の少年の話
 目の前の子供たちを信頼する大切さ
 社会の偏見や誤解が追い詰めている現実
・不登校をめぐる歴史(親の責任だった時代)

・いろんな偏見や価値観が、子や親を追い詰めている
・目の前の子供たちを信頼し、耳を傾ける大切さ
・居場所を見つけること

▷文章派の方はこちら!
音声をAIを使ってnote化してみました!
https://note.com/agrilife2030/n/n0cbc21061699

▷紹介した書籍
「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏み出すとき
(ニューロダイバーシティの教科書)

▷ おあさんのnote「不登校の歴史」
https://note.com/oa_oa/n/nf9e04fd374b1
▷ おあさんの内田良子さんの講演会に行ってきました配信
https://stand.fm/episodes/668219e822b2b6aa041f8d21
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https://stand.fm/channels/63bf7be57655e00c1cf01f30

サマリー

今回は心理カウンセラーの内田良子さんの書籍「不登校・ひきこもりの子どもが一歩を踏み出すとき」を紹介しています。内田良子さんが子どもたちと向き合いながら得た知見や実際のケーススタディが書籍に詰まっており、読者にとって非常に勉強になる一冊です。

内田良子さんの講演会による出版
ひと妻DAO運営代表のいずみすみれです。社会組織の研究をしながら、事業づくりを行っております。本日は、書籍を読んだので、その書籍の中で印象に残った部分をピックアップしながら、感想をメモしていこうと思います。
読んだ書籍は、「不登校・ひきこもりの子どもが一歩を踏み出すとき」というタイトルの書籍です。心理カウンセラーとして不登校の子どもたちと50年以上向き合ってこられた内田良子さんの書籍になります。
こちらの書籍を知ったきっかけが、ホームエディケーションを選択されているお母さんのスタンドFMの配信の中で、内田良子さんの講演会に行ってきたよという配信を聞いて、そういった方がいらっしゃるんだと知って、アマゾンで書籍を買ったという経緯になります。
この書籍自体は内田良子さんの対談であったりとか、講演内容がまとめられている書籍になっていて、やっぱりずっと現場で実際に子どもたちの声に耳を傾けてこられた方なので、いろんなリアルのあるストーリーが載っていて、子どもたちの変化とかの話も載っていて、すごくいろいろ勉強になるなという本ですね。
その中で、私の方で印象的だった話をちょっと紹介したいと思います。
一つが、内田良子さんが1歳8ヶ月のお子さんケンちゃんとの出会いの中で気づいたことというところで、内田良子さんが以前、ママとか子どもが集まるような講演会に出かけたときに、そこに1歳8ヶ月のケンちゃんもいたみたいですね。
そのケンちゃん、楽しく遊んでいて、ケンちゃんのママ、ちょうどその日予定があったので、ケンちゃんのママだけが先に講演会を抜けたみたいなんですよ。他のママたちにケンちゃんよろしくって言って、ケンちゃんのママが講演会に先に抜けたみたいで、ケンちゃんは後から気が付くんですよね。ママがいないってことに。
やっぱりママいなくて泣き出しちゃったみたいなんですよ。いつもなら大人しく遊んでいるケンちゃんが泣き出してしまって、他のママたちにいろいろ声をかけるんだけど、なかなか泣き止まなくてというときに、そこにいた内田良子さんがケンちゃんに声をかけるんですよね。
もしかしてケンちゃん泣いてるのって、ママがケンちゃんに黙って言っちゃったからじゃないのって。だからケンちゃん怒って泣いてるんじゃないのって。ケンちゃんが怒っていることはちゃんとママに伝えておくから、今日はみんないるし安心して遊んでいいんだよみたいなことを内田良子さんケンちゃんに声をかけるんですよね。
そうするとそれまで泣き止まなかったケンちゃんが泣き止んだみたいなんですよ。その経験から内田良子さん、1歳8ヶ月の子どもでもちゃんと言い分があって、その当時から内田良子さんは相談員されていたみたいなので、やっぱり相談員として大切なことは子どもたちの言いたいことにしっかり耳を傾けて、やっぱり言語化できない部分もあるので、言語化できないところはちゃんと耳を傾けて大人が言語化して、
しっかり話し合っていく。やっぱりそういったところが、ちゃんと一人一人の子どもに向き合うところですよね。そういったところが大切なんじゃないかということに気がついたというお話が載っていましたね。
あともう一つ、内田良子さんはいろんな子どもたちに向き合ってこられたわけなんですけど、その中で一番印象的だったお子さん、誰ですかって話も載っていて、そこに載っていたのが16歳の不登校の少年の話でしたね。
その不登校の少年が内田良子さんに会ったときは、もうすでに学校に行けていない状態で、でもやっぱり周りの大人だったりとか、あと社会の価値観とかですよね、学歴重視の。周りの大人からはやっぱり学校に行けないのはわがままであるとか怠けであるとかそういった誤解があったりとか、学歴重視の社会の価値観や周りの大人の心配もありますよね、そうなってくると。
その心配の中で本人も抜け出せずにいて、やっぱりちょっとしんどい思いをしていたときに内田良子さんと出会ったみたいですね。内田良子さんが素直に純粋な気持ちとして、その少年に学校に行きたくなかったら無理して行かなくてもいいんじゃないって声をかけたみたいなんですよ。
実際、高校行かなくても、大研受けて大学受験するっていう選択肢もあるし、みたいなところも含めてお話をしたら、その16歳の少年の子が内田良子さんだったら、僕お話してもいいよって心を開いたというか、そういうことを言ったみたいですね。
そこから内田良子さんがその少年の家庭に訪問するということが始まったみたいですね。そこから面談が、その少年と内田良子さんとの面談が進んでいくわけなんですけど、その中で少年がやっぱり自分の中でいろいろ考えていることを内田良子さんに話したいんだけれど、それを語るに足る言葉を自分自身が持っていないということに気が付いていたみたいで。
そこで、今まで閉じこもって家から一歩も出なかった少年が本屋さんに出かけるようになったみたいですね。本屋さんに出かけて、その哲学にどっぷりはまるようになったみたいですね。
そういった哲学を学ぶうちに、少年が大学に行きたいっていうようになったみたいですね。大学に行きたい。大学で心理学を学びたいと。なぜなら、今の心理学は登校拒否を理解していないからっていうようになったみたいですね。
最終的に、その少年は大学に受かって中小企業の社長になられたみたいで、社長になったときに、登校拒否をしていたときに、いろんな価値観とか考え方とか、そこの期間に学んだことが今でもすごく役立っている。
特に個性的な社員が入ってきたときに、その社員に自分自ら付き合って、彼の特性を理解して社内の環境を整えるとか、そういったことができているのは、自分自身が登校拒否をしていた経験とか、そこでの学びがあったからみたいなことを後々お話しされていたみたいですね。
内田亮子さんも、その少年との出会いというか、経験を通じて、目の前の子どもたちの言うことをちゃんと信頼する、そういった大切さを学んだっていうのと、
やっぱり社会の不登校だったりとか登校拒否、そういったものに対する偏見や誤解が子どもたち自身を追い詰めている現実があって、その誤解を取り除いていくことが自分自身の役割でもあるっていうところを感じたっていう話が載っていました。
この書籍、1部、2部、3部と分かれているんですけど、その3部のほうでは不登校をめぐる歴史の話も載っていましたね。
やっぱり今の教育とか環境があるのって、先人たちが道を切り開いてバトンをつないできたからこその今があるっていうのを感じますね。
もちろん今がベストっていうわけじゃないので、私も娘たちとかこれからの子どもたちのためにできること、バトンをつないでいくみたいなところも含めてできることをやっていきたいなっていうのは思いましたね。
この不登校をめぐる歴史については、お母さんがノートを書かれていて、ぜひそれを読んでいただけるとすごくわかりやすいなって思いますね。
本当に内緒、不登校がそれこそ親の責任だった時代っていうのがあって、今でもちょっとそういうところありますよね。
親の育て方が悪いから学校に行けないんじゃないかみたいなところも含めて、そういう時代があったんだっていうところを、やっぱり知っておく必要はあるんじゃないかなっていうのは思いましたね。
ここまでもちょっと私の感想も入れていたんですけど、ここからはもう完全に私の感想で、やっぱりいろんな偏見とか価値観ですね。
学校に行く、行かないも含めて、そういったものが子どもだけじゃなくて親も追い詰めているっていうところはやっぱりあるなっていうのは思いましたね。
やっぱりこういうのって個人の努力で何とかできる部分はあるんですけれど、やっぱり社会自体も変えていく必要があって、個人でできることはちゃんとやりつつ、やっぱり社会自体にも働きかけみたいなところは、親としてもやっていきたいし、企業家としてもやっていきたいなって思うところではあります。
あとその個人でできることに関しては、目の前の子どもたちを信頼するっていうところですよね。やっぱり焦ることとかいろいろあるんですけど、目の前の子どもたちを信じる。子どもたちの生きる力だったりとか、そういったものを信じる。これは覚悟ですよね。
すごい弾力が必要だなって我ながら思うんですけど、やっぱりそういった覚悟とか思って、子どもたちを信じるしかないなっていうところはありますね。
やっぱりこれに関連して、教育関係に関連して、いろいろ最近勉強をし始めたところなんですけど、ニューロダイバーシティの教科書に書いてあったこととして、やっぱり一つすごく納得したのは、やっぱり人としてどこでもやっていけるような能力を身につける必要は実はないんじゃないか。
それよりも自分が適応できるコミュニティが一つあれば、やっぱり人って生きていけて、それが二つ、三つあればかなり幸福感や充足感を感じながら人生を送れるんじゃないかっていう話が載っていて、
そうですよね、社会が求める楽しさみたいなことよりも、やっぱり自分たちの子どもが自分たちに合った環境を自分たちで選んでいけるような、そういった力であったりとか、そういった選択肢を見せてあげるとか、そこら辺をやっていきたいなっていうのはちょっといろいろ最近考えているというか、
最近いろんなことを学びつつ持っているところです。
そうですね、いろいろこうやって書籍を読みながら、結構勉強というか学びに関しては多岐にわたる雑食系なので、こういった教育系の話からビジネスの話だったりとか、それこそ組織の話とかも含めてそうですよね。
いろいろ書籍を読んでいるので、ちょっとこういったボイスメモも残していきたいなっていうところを思っております。
もしよければ、皆さんおすすめの本を教えていただけると嬉しいです。
大体私は本を読むときは、人におすすめしてもらった本を読むっていうようにはしているので、すごく本をおすすめしてもらうのはとても嬉しいので、これに関連してこういう本が面白かったとか、こういった分野もありますよみたいなところコメントいただけたら嬉しいなと思います。
はい、では今日も暑いですね。皆さんお体を気をつけてお過ごしください。では。
13:06

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