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こんにちは、すけです。今日は 〝最終回〟
マーケティングは〝脳内記号〟を活用するというテーマでお話をしたいと思います。 今日結論、何が言いたいかというと
あなたが、これを聞いているあなたが何か商品を作って売るときに、 その商品の内容、いわゆるコンセプトですよね。
それは、 相手にとって
とことん分かりやすくする必要があるという、言ったら当たり前の話なんですけども、 まあそれがなぜなのかということと、
じゃあその分かりやすく伝えるためにはどうしたらいいのかということで、 〝脳内記号〟というものが一つキーワードになってくるので、そちらをご紹介をしたいなと思います。
今日もですね、連日ご紹介をしております、 〝マーケーター〟の森岡さんの
〝確立思考の戦略論〟、〝どうすれば売上げは増えるのか〟という本の中からご紹介ができればなと思っているんですけども、
連日、僕のメモがてらお話をしてご紹介をしてきたところもあるんですけども、 一応このシリーズは今日で、
この本の紹介のシリーズは今回で終わりとさせていただきたいので、最終回としました。
今話した、あなたが何か商品を作っているときに、その商品の内容を相手にとってとことん分かりやすくする必要があるという話なんですけども、
これがなぜなのかというところ、これはおさらいも含めてなんですが、
当たり前ですけど、やっぱり相手、物を売るからには相手、消費者のことをよりよく理解しておく必要がありますよね。
さらに言うと、相手の脳の構造まで理解しておく必要があるということがこの本に書かれていることなんですよ。
じゃあその脳の構造、脳が何かしらの情報処理を行うときの反応はどのようなものなのかというと、
とにかく楽をしたい、省エネで動きたいというのが最大の特徴でもあるんですね。
これどういったことかというと、よく聞く話ではあると思いますが、人間の脳っていうのは、これ諸説あるらしいんですけど、
1日に3、4千回ぐらい洗濯をしているらしいんですね。 今日はどんな服を着ていこうかとか、
お昼ご飯何食べようかとか、 歩いてて次どこ曲がろうかとか、そういった細かいところまで。
脳はその洗濯のためにカロリーを消費していて、フル稼働をしているわけですね。 そんな時に自分の命に関わる洗濯をする必要がある場合に
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そのカロリーを、洗濯するカロリーというものを残しておく必要があるんですよね。 だから人間の脳は、いざという時のために力を残しておくため、嫌なことを極力嫌がるんですね。
より簡単でわかりやすい情報の方が、脳が余計な力を使わなくて済むか助かるということなんですけども、
ここからが本題です。迷いなくなっちゃったんですが、 冒頭に言ったあなたが何か商品を作っている時に、その商品の内容は相手にとってとことんわかりやすくする必要があるということについて、
相手の脳にスルッとあなたの伝えたい情報を伝えるためにはどうしたらいいのか。 ここで出てくるのが脳内記号、脳内記号を活用するということなんですね。
ちょっと読み上げますね。 どういったことかというと、読み上げます。
消費者の脳内にすでにある記号をうまく活用することで、マーケティングコンセプトは格段に本脳まで貫通しやすくなります。
わかりやすい例で脳内記号を理解しましょう。 日本が大前プレミアムから出した
もちっと美味しいスパゲティのもちっとという食感を表す言葉は、 日本人にとっては美味しい麺を想起させる脳内記号です。
ちなみにこの時、コシがあるという表現も検討してみましたが、 コシがあるはパスタよりもうどんの美味しさを連想させる脳内記号なので避けました。
もちっとの方がパスタに相性が良い美味しさの脳内記号なので、コシがある美味しいパスタよりももちっと美味しいパスタの方が大多数の日本人の脳内で圧倒的に美味しいと価値判断されますと書かれています。
確かになんかもちっとって、 なんかパンとかでも使われているような言葉で、なんか美味しそうっていうようなイメージ繋がりやすいなと思いました。
あとうどんに関してもコシがあるって言うと、
なんか頭の中で思い浮かんでくるイメージは、 なんかうどんをパッパって切ってるようなコシがあるっていうイメージでひも付いたので、脳内記号ってなんとなくこういうことなんだなってことが理解できました。
もう少し続けますね。 脳内記号をうまく活用すると脳にとってはより低労力で情報処理ができるようになります。
つまり直感的にマーケティングコンセプトを理解しやすくなるというふうに書かれています。 この本で一貫して主張されていることなんですけど、
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今回の脳内記号の話もそうですし、その脳の本能はどんな言葉が刺さるのか、 相手はどんな言葉が響くのかについては、やっぱりあなたにとっての消費者、相手のことを理解しないと当然いけないわけですね。
なのでこの本の著書である森岡さんは、 いいマーケティングコンセプトは消費者理解が10割というふうに言い切ってるわけですね。
最後にこれおまけなんですけど、 特に娘さんをお持ちのパパの方はぜひ見ていただきたいんですけど、
概要欄に貼っておきますね。 今回話した脳内記号を生かしたマーケティング事例としてUSJのクリスマスのプロモーションの話があるんですけども、
これは僕ちょっとこのYouTube初めて、このCMの動画初めて見たんですけど、
鳥肌が立ちました。 なんかなんか切ない、でもUSJクリスマス行ってみたいなっていうような
動画だったので、ちょっとこれ言葉で話していると伝わらないかなと思いますので、ぜひ見てみてください。
今脳内記号の話と絡めて、こういう意図で作ってるよっていうことが書かれていたので、それを読み上げて終わりたいと思います。
例えば2010年のUSJのクリスマスのテレビCMは、 ビジュアルによる脳内記号も多用しました。
ネットにまだ動画が残っていたらぜひ見て参考にしてください。 この広告は消費者の脳内で今年のクリスマスの価値を上げるためについた
ハートオープニングインサイトがえぐいものでした。 あなたのマナ娘はすぐに大きくなって親となんか一緒にクリスマスを過ごさなくなります。
すぐに女になって彼氏と過ごすようになりますよ。 お父さんお母さん、あなたたちにも身に覚えがあるでしょうというものです。
そこまでがメッセージですね。もう少し続きます。 絶妙に子供にも女にも見える娘役の美少女のキャスティングをこだわりました。
父親と娘がパークで楽しむ様子を、まるで若いカップルがデートしているような象徴的な画角でシーンを作りました。
特に最後の方のシーン、娘が父親の二度目を掴んで
下から見上げながらニコッと笑う表情を父親目線のカメラで撮った 通称男殺しカットなど、意図的に撮影した脳内記号で溢れています。
脳の真相シーンにあなたの娘もあっという間に女になっちゃいますよと伝えるために、親世代の脳内にある恋愛体験の脳内記号を
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ビジュアル化して活用したものですと書いてあるんですが もう本当にこの内容を読んでからCM動画を見たんですけど
ほんとわずか15秒ぐらいの動画なんですが マーケティングってこういうことなんだってことでほんと鳥肌が止まらなかったんです
です なので
あのぜひ気になる方は見てみてください 本当にあの僕も娘がいるんですけどちょっと心がキュってなるような
でもちょっと幸せな気分気分なる気持ちになれるような 動画だったので本当に脳内記号を生かすとこういうことになるのかってことを圧倒されたので
ぜひ見てみてくださいという話で終わりたいと思います まあちょっと長々とでしたがこの
あの確立志向の戦略のどうすれば売上が増えるのかという本ですね あのもちろんあの知ってるだけじゃダメだと思うんですね
あの読んで 知った気になって何もしないっていうものはすごくもったいないことだと思いますので僕もちょっと
いろいろ あのこの本読んで紹介してきましたがちょっとこの話をですねちょっと自分の活動にも落とし
込んでいければなぁと思っていますのでまぁちょっと 実はこれあのもう一冊あってあの確立志向戦略論というあのもう一部の本がある
らしいのでちょっとそれも読みたいなとは思っているんですが あのまぁ今回の確立志向戦略論
どうすれば売上が増えるのかという本のご紹介は今回で終わりにしたいと思いますので あのこのシリーズいろいろ聞いて聞いていただいた方ありがとうございました
まぁちょっと引き続きこのラジオでもあの僕の行動の実践 今やってることとかも含めてあの
マーケティングとかに絡めて今のニュースとかも含め ニュースとかの切り口で開発とかができればいいかなと思ってますのでよろしければまた
聞きに来てください っていうことで今日も素敵な一日をお過ごしください好きでした