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スピーカー 1
STORYS 人生相談室
STORYS 人生相談室 パーソナリティのビリギャル原作が投稿されたストリートJP編集長の清瀬隆です。
スピーカー 2
メンタルコーチの川端輝明です。
スピーカー 1
このラジオは、日本全国1万人以上の人生に触れてきた清瀬と、小学生から社長まで100名以上のお悩みを聞いてきた川端輝明が、
いろんな人生を生きる人たちから寄せてもらった相談をもとに、僕らの今とこれからの生き方について考えてみるポッドキャストとなっております。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ありがとうございます。ということで、今日も相談をいただいておりますので、早速ご紹介したいと思います。
お願いします。
ペンネーム、さらさらへやさんからです。
長い付き合いからの別れ
スピーカー 1
3年付き合った彼女と半年前に別れました。
彼女からは、結婚を考えられないと言われ、そのショックで立ち直られずにいます。
別れた当初は、合コンや友人の紹介など、新しい出会いを求めていましたが、全くうまくいきません。
合コンでは、自分の年収や身長を聞かれ、正直に答えると露骨に興味を失われました。
友人の紹介でも、デートの際に会話が弾まず、次のデートに繋がりません。
正直、30代長間にもなって、こんなに出会いがないとは思ってもみませんでした。
周りの友人は次々と結婚していき、独身の友人も減っていく一方です。
自分に魅力がないのかと、自信を失っています。
髪の毛も薄くなってきたし、学生時代に比べて体型も崩れてきました。
正社員ではあるものの、年収も平均的です。
このまま一生独身なのかと考えると、未自由な気持ちになります。
でも、どうすればいいのか分かりません。
出会いもないし、自分に自信も持てない。
本当に先が見えなくてつらいです。
というご相談でございます。
スピーカー 2
そういう悩んでいるのが伝わってきますね。
スピーカー 1
伝わってくるね。
本当にね。
30代半ばだからね。
3年付き合って彼女と半年前に別れたっていうのは、
31とかくらいから付き合って、多分結婚も考えていたであろう彼女と、
3年半後に結婚考えられないっていう風に言われて、
っていうショックたるやすさまじいでしょうね。
本当にね。
スピーカー 2
そうだよね、3年。
でもね、この人も長く付き合えてるんで、3年も。
スピーカー 1
そうね。
新しい出会いがない
スピーカー 2
長く付き合えてるってことは、人といい関係を長く続けられるという、
スピーカー 1
そういう側面はあると思うんで、
スピーカー 2
意外と長く付き合える人ってそんな、いなかったりすると思うんですよね。
スピーカー 1
だから魅力がないわけじゃないってことだよね。
スピーカー 2
この通りですね、多分。魅力がないわけではない。
スピーカー 1
自分の年収や身長を聞かれ、露骨に興味を失われましたっていう。
スペックってやつですね。
スペックってやつなんですかね。
でも合コンってさ、やっぱり本当にスペック市場主義みたいなところはありますよね。
ワッツラーにみんなすごいフォーカスがいってる感じがあるよね。
スピーカー 2
そういう合コンありました?
スピーカー 1
ありましたよ。ありました。
ありましたね。
合コンでもちろんね、素敵な出会いあったからたくさんいらっしゃると思いますけど、
合コンほど行き場のないコミュニケーション空間ってないと思いますね。
価値観が固まるんですよね、まず。
いろんな人に出会って、いろんな人といろんなことを交わして、
その中からつながる人が生まれていくっていう感じなんだけど、
合コンってさ、出会いましょうっていう感じで始まって、
選択肢が固定化されるじゃないけど、限られるわけじゃんね。
3人なら3人、4人なら4人。
こんなに世の中たくさんいっぱい人がいるのに、
目の前の3人、4人が選択肢になるっていう、
そんなにいいマッチング生まれるわけないじゃんっていうのに、
でもみんな2時間くらいお金を費やして、
しかもやっぱり友達同士で来てたりするわけですよ。
お相手も、1人の価値観にみんな似てたりとか、共感し合ってたりするわけですよね。
たぶん自分の年収や身長を聞かれ、正直に答えると、
露骨に興味を失われましたっていう。
興味を失わない人なんてたくさんいるじゃん、世の中に。
でもその露骨に興味を失うってことは、
そういう価値観類は友を呼ぶんだけどね、
そういう人なんだろうと思うんですよね。
スピーカー 2
そもそもスペックリフトを判断するような価値観の人を、
友達の友達が似たような価値観だから、
結局そういった人を連れてくるから露骨に入ってるみたいな。
スピーカー 1
そうそうそうだと思う。
合コンは始まると、もう2時間出られないですよね。
お金も男が払うみたいなところもあるし、
もうその不毛さ足るやないなっていうのは、
自信の喪失とつらい状況
スピーカー 1
僕も長年、合コンやってきた私。
その結論はいつ気づいたの?
合コン始めてから多分7年後ぐらいじゃないですかね。
スピーカー 2
めちゃくちゃ遅かったね。
スピーカー 1
時間がかかりましたね。
この方はショックで立ち直れずにいますってあるじゃん。
別れた当初はっていう話だから、
そうだね、確かに。
ショックで立ち直れてない時の合コンとか友達の紹介っていうことだから、
スペック以上に、身長とか年収以上以外に、
息承知にしてて暗くなっちゃってるとか、
声が多分小さいトーンダウンしてるとか、
発言がちょっと後ろ向きになってるとか、
そういうところの比重が大きいんじゃないかなっていうのは思うよね。
コミュニケーションがうまくいかなかったっていうところの原因がある。
そうだよね、確かに。
このサラサラヘアーさん、ご自身の存在とかが良くないとかじゃなくて、
一時的にズームで落ちたときにそういうモードになってたから、
新しく初めましてで出会う人たちとのコミュニケーションではうまく機能しなかったというか、
大体そのもんですよね、みんな。
落ちるときは落ちて、よく人とも喋れなくなるじゃないですか。
そういうところだったのかなっていう気がしますよね。
スピーカー 2
確かに、それはありますね。
その状態だとどうしても自分の寂しさを埋めようとしての合コンだったり、
自分の何かをね、寂しさとか、
あまり良い行動のモチベーションじゃないよね。
前向きに人と会うという質感ではないから、
その状態で人と出会っても良い出会いは引き寄せられないし、
今清瀬さんが言ったように多分そういう自分が、
ベストコンディションの良い自分を出せてないんだろうなっていうのをね、
すごい感じるよね、この状況は。
そのときの経験でまたうまくいかないなっていうので、
人との出会いを今ちょっと奥に感じてるのかもしれないね。
スピーカー 1
そうね。
うまくいかなかったのは一時的なものじゃなくて、
自分のせいなんじゃないかとか、自分が悪いんじゃないかみたいなところで自信がなくなって、
またその自信がなくなってるから、人とのコミュニケーションがうまくいかなくてっていう、
ループみたいなのになっちゃってる感じがしますよね。
スピーカー 2
しますね。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
清瀬さんだったらどうします?
スピーカー 1
この状況だったら。
この状況だったら?
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
この状況だったら、なんかまず、そうね、だから、
俺だったら、やっぱ人生、
結論なんかね、なんて言うんだろう。
結論、人生楽しかったらいいわけじゃないですか。
うん。
なんだろう。
結婚して不幸になってる人もいるし、
独身でもハッピーな人はいるし、
だから、こう、なんて言うんだろうな。
この人、この方はやっぱそのね、
ハッピーの手段が結婚だって思っておられるかもしれないんだけども、
つまりはこの人的にはハッピーな人生を送りたいってことだと思うんですよね。
なので、異性と出会うとか関係を持つ以外で、
自分は何にハッピーになれるのかっていうところを考えてみるといいなと思うからね。
異性と出会うとか人間関係作るみたいな話は、
やっぱこう、自分でコントロールが効かない部分がたくさんあるから、
だから、そこに自分のね、
ハッピーの源泉を置いちゃうとやっぱ乱れちゃうんで、
そうじゃない、俺これ好きだなとか、
これやってて楽しいな、仕事でもいいし趣味でもいいし、
何かこう自分が面白いな、楽しいなって思うことをやってみる、探してみるとか。
で、そうした中で、わくわく感とか生まれてくるだろうし、
その中で人と出会うこともあるだろうし、きっとね。
って言った時に自然とさ、またいい出会いがあるんじゃないかなって思うし、
仮に出会いがなかったとしても、
どちらにしてもハッピーなことをしてるわけだから、
ハッピーですよねっていうかな。
僕はそうでしたね。
スピーカー 2
ああ、いいですね。いいアドバイスですね。
スピーカー 1
ありがとうございます。
そうね。
僕まさにそうでしたもん。
やっぱすごい大失恋みたいなのをして、
で、その後に仕事が始まって、
自分がローンチしたウェブサービスがめちゃめちゃバズって、
すごく忙しくなって、でも楽しくて、
僕は結構異性に溺れるタイプだったんですけど、
その異性のこととか考えられなくなって、そんな暇ない。
で、仕事にのめり込む毎日みたいな。
で、自分に異性に対する依存じゃなくて、
いい意味の距離感というかゆとりができたんですよね。
その時にうまくご縁があったのが今の奥さんなんですけど、
ちょっと前、大失恋でめちゃめちゃ仕事に熱中する、
暴殺されるっていう時期があったから、
結構クールダウンされた自分で奥さんと喋れたわけですよ。
初めまして奥さんになる前ですけどね。
幸せと出会いの関係
スピーカー 1
それが良かったなと思ってて、
もし大失恋した直後とか、暴殺される前に、
また自分が誰かに構ってほしいとか、
誰かにこの傷を癒してほしいみたいな状態で奥さんになる、
人に出会ってたら多分関係は気づけてなかったと思うんですよね。
いつも通りの女性に自分の傷を癒してほしいというか、
寂しさ埋めてほしいみたいな自分で清瀬で言ってたと思うから、
それは本当に大事な暴殺時間だったなと思いますね。
スピーカー 2
いいですね。清瀬さんもそういう時期を超えてるんだね。
一回経験して。
スピーカー 1
そうですね。ありましたね。
スピーカー 2
それ聞いて思い出したけど、
まさに清瀬さんの自分の寂しさをまず埋めてから、
恋人であったり結婚相手を探すっていうプロセスを経た方が、
多分絶対いい出会いにつながるなっていうのを思うんですよね。
なので、昔自分が悩み相談を受けた人で、
スピーカー 1
親とか周りから親戚から、いつ結婚するんだみたいなことを言われてますみたいな。
でも付き合う彼氏彼氏全員なぜかすぐ別れてしまいますみたいなことを言っていて、
スピーカー 2
その人は結局周りからの結婚しようという期待で付き合ったりしてるから、
この結婚とか人とパートナーで出会うという動機が結構周りから、
そう言われてるからやらなきゃいけないっていう不安であったり、
焦燥感でやってるから、それはうまくいくわけがないんだよね。
まあそうだね、確かにね。
でもその後その人が全然違う趣味とか、悩み相談を受けてくる中の趣味とか、仕事とか、
スピーカー 1
そういったことに没頭してると、おのずといい出会いもできる。
スピーカー 2
だからみんな順番を逆だと思ってるんだよね。
順番を間違えててね、みんな。
自分を生きることの重要性
スピーカー 2
なんか彼氏ができたら自分の彼氏彼女ができたら自分の人生が華やかになると思ってるけど、
スピーカー 1
はいはいはいはい、確かに確かに。
スピーカー 2
逆なんですよ。
自分の人生を生きてて、自分の人生が輝いてるといい彼氏彼女ができるんですよ。
スピーカー 1
逆なんですね。
スピーカー 2
逆なんです。みんなそこをね、勘違いしてるなってめっちゃ思うんです。
さっきの話もそうだなって聞いてて。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
自分の人生がね、こう忙しくて没頭してるときに、やっぱいい出会いも出てくるんだよね。
スピーカー 1
そうだね。
逆なんです。
逆なんです。気に入ってるんだろう。
やっぱ幸せそうにしてる人とか楽しそうにしてる人って、それだけで人も集まるし、なんか素敵だなって思うじゃんね。
なんかね、不思議とね。
そうだね。
スピーカー 2
自分で走ってるオーラとかバイブスが全然違うと思うんだよね。
このね、相談者さんの走ってるバイブスがさ、もうなんか本当に先は見えなくて辛いです。
スピーカー 1
いや、そうね。そうだね。
スピーカー 2
もういい出会いなんてあるわけないんです、みたいな。みじめなんです、僕。
スピーカー 1
いや、そうね。
そういう心理上、うん、まあそうね。
スピーカー 2
いい出会いが来ますかっていう話だよね。
スピーカー 1
まあそうだね。そうですね。
なんかそういう気持ちにならざる、なっちゃう境遇に立ってると思うんですけど、でもまあ確かにそういうバイブスだとね、いい出会いはなかろうね、きっとね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
うん、確かに確かに。
確かに。
あのあれですよね、じゃあなんかどう、じゃあその意気消沈してる時にね、どうそのね、こうなんていうかな、要はさっき僕が言いましたけど、新しいことというかね、興味を持つことを掘り下げていくのかみたいなとか、幸せになるのかというか、笑顔になるのかみたいな話だと思うんですけど、
うん。
なんか誰だっけ、あの人は幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだっていう、こう哲学者の言葉ってありませんでしたっけ。
スピーカー 2
うん、なんか哲学者が言ってそうだね。
スピーカー 1
え、そりゃね。
あ、そうそう、フランスの哲学者のアラン、アランさんですね。
はい。
そう、なんだろうな、根拠のないね、幸福、というか根拠なくこう、そういうバイブスをひねり出すみたいな意識も大事かもしれないですね。
めっちゃわかるわ。
スピーカー 2
そうだね、やっぱりやっぱりひねり出すのもやっぱり難しいから、まあちょっとずつだよね、このいい出会いとか合コンとかそういったものを無理にやらなきゃいけないという気持ちじゃなくて、
まずはなんかね、周りの友達と話してみるでもいいし、自分の好きな映画見るでもいいし、なんでもいいと思うんですよ。
スピーカー 1
うんうんうん、そうですね。
スピーカー 2
気持ちが高揚する状況をまずは感じてもらうと。
スピーカー 1
うんうんうん、そうね。
そうですね。
いや、なんかね、そうね、自分に魅力がないのかと自信を失っていますってありますけど、
魅力が、まあ何か何か、3年付き合った人がいるなら魅力がないわけじゃないし、あと魅力がない人間などいないですからね。
きれい事かもしれませんけども、絶対魅力があると思いますので、
だから、そういうモードになっているだけで、魅力は、本質的な魅力は絶対あるのだと思いますのでね。
スピーカー 2
じゃあ清瀬さんちょっとまとめてください。
スピーカー 1
まとめるんですか?そうですね。
うーん、そうね。まとめます。
出会いがあるから幸せになるのではなく、幸せであるから出会いがあるのだ。つまり、逆なんです。
はい。ありがとうございました。
スピーカー 2
言いたかっただけかな。
スピーカー 1
いやー、俺も言いたいなと思ってた。俺もちょっと勢いよく言いたいなと思ってたんで。
勢いよく言いたいなと思ってた。
だから逆なんです。
スピーカー 2
出会いが先じゃなくて、まず自分の人生を生きることが先なんです。
そうするといい出会いが来るんです。
スピーカー 1
皆さん、ちょっと人生迷った時、出会いがないな、寂しいなって思った時は、ぜひ唱えてみましょう。
逆なんですって。
行ってきましょうね。
ということで、ストーリーズ人生相談室はですね、いろんな人生を生きる人たちから寄せてもらった相談をもとに、僕らの今とこれからの生き方について考えてみる。
このポッドキャストのプロフィール欄からですね、人生相談を募集してますので、皆さんもぜひ日常を考えていることを投稿してみていただけると嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。