みなさん、こんにちは。コミュニケーションプランナーの松浦幸子と赤眼鏡です。
伊沢ちゃんの小麦です。
この番組、それでもメディアは面白いわ。
2人があらゆるメディアの器をこねくります、というテーマでお送りしております。
これって新年1回目でしたっけ?
そうです。明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
どんだけやってなかったんだよっていう話ですね。
おお、おお、おお、もう2月じゃないですか。
2月なんですよ。
しかも2月の1週目が終わろうとしている2月7日ですよ、収録日は。
いろいろ言い訳するのであれば、1月の中旬くらいに1週間くらい体調を崩していたタイミングがあって、
仕事はちゃんと無理やりでもしていたんですけど、
体調を崩した理由が何だったんだろうと思って、
そんなに外に出ないし、密なところに行っているわけじゃないのに、
風邪なのかコロナなのかわからないんですけど、味覚とかもちょっと変わってコーヒーが飲めなかったりとか、
ちょっと変な時期だったんですけど、
よくよく考えたら、調子悪くなる1日2日くらい前にノートを書いているんですよ。
タワーマン風湿税とタワーマンションバブルの終焉っていうノートを書いたんです。
あれが初めてAIにプロンプトをめちゃくちゃ工夫して、
1日くらいプロンプトを作って書かせたという記事なんですよ。
YouTubeも同時に撮って、YouTubeというか微動ポッドキャストを2つに配信したんですけど、
それを同時に撮ってその台本を読み込ませて、
CCIのクロードに過去の自分の書いてきたノートのテイストはこんな感じだよと。
これを参照して、この台本がこういう台本があるんだけど、
これをノートにしたらどうなるのかっていうのを書いてほしいんだよ、こんな感じで。
ちょっと細かくプロンプトを入れて、やったらできちゃって。
記事ができちゃって、できちゃったんですよ。
これすごくて、ちょっと僕が書いたっぽい表現を読むと、
ターマンの話なんですけど、
夜間に訪れると明かりのついた部屋はまばらで、
本来であれば人々の生活で賑わうはずの空間が、
投資商品の収納箱と化している現実が浮かび上がる。
これマンマクロードが書いた文章。
僕のテイストで書いた文章で。
これ直しなしですよ、ゼロ。ここの部分は。
1時間弱、ちょっと画像を入れたりとか、
若干の編集が必要、太字にしたりとか、
込み出しをちょっと変えたりとかはあったんですけど、
ほぼほぼ、いつもだったら2,3時間かかる作業が1時間弱ですね。
1時間かかなかった作業で終わっちゃって、
僕、この記事を上げた後に退職したんですよね。
精神的に来たんだなと、後々考えたら思ったわけですよ。
編集の仕事って相当な部分、浸食されるなっていう感じで思ったんですよね。
このクオリティで出るのかっていう衝撃で、
日々AIの性能って上がってるわけじゃないですか。
この間もオープンAIのディープリサーチ見て、
リサーチは死ぬじゃんっていうふうに思ったのもそうなんですけど、
編集者という肩書きとリサーチャーという肩書き、
2つが死んだら俺どうなんだろうみたいな感じで、
1週間体調崩したのか知らない。
それが原因なのか分からないですけど、体調崩して、
その間にちょっと考え直して、
僕の結論からいくと、編集者、リサーチャーもそうなんですけど、
9割は死ぬなと思いました、結論から言えば。
1割はなんとかなるかもしれない。
その1割がすべきことっていうのを、
今日テーマにしたいなというところでございます。
全然長いんですけど、体調崩しててっていう言い訳とともに、
今日はそこら辺の話をしたいなっていうのが僕の提案ですね。
なるほど。それでいうと、先週かな、
メディアイノベーションサミット、
メディアイノベーションカンファレンスっていうのが、
メディアイノベーションっていう、メディアやられてるリードさん主催でやってて。
リードさんっていろんなメディアを横展開されてるんですよね。
そう、たくさん持って、展開で持ってる方々がやられて、
まさにキーノートのセッションに深津さんが登壇されて。
深津さん、はい。ノートのお尻。
で、AIのあれこれの立ち位置からですね、
いながらメディアの人々を目の前にしてですね、
ストレートニュース全滅するねと、いきなり言って。
それは全滅するよなっていう。でもあれですよね、
ノートもGoogleから出資というか。
資本業務提携してっていうので、割と話題になってましたよね。
はい。そのキーノートの中の部分を僕なりに噛み砕いて言うと、
今まさに言ってた編集が9割いなくなる。
同じこと言ってるんですか?
同じこと言ってる。
いや、ほんとそうなんですよ。
で、残るのはその1割何なのかって言ったら異常なところが残る。
もっと言うんだったら、もし10段階あるとしたら、
0から1のところで一時情報を取ってくるところは1ですと。さすがに。
で、9から10のところで最終的にそのプロンプトとかそういうところの
もう編集の1から9の部分はもう完全にやられちゃう。
でもそれだとみんな同じことがAIによってできちゃうから、
もうふりかけをかけるとか、エッセンスをちょっと加えるとか、
さっき言ったような小麦風のところの部分をちゃんとプロンプトで加えて
そういうところが出せるかどうかっていうところの部分だけ残るみたいな。
なるほど。9割の会社が微妙に違う。
そう、ちょっと違う。アウトプットの最後のところの部分の微妙なところの部分に
どこっていうのはあるんで、ちょっと違う。
だからインとアウトのところの部分の赤のところの部分は
全部編集の部分で言うとほぼほぼ違う。
そういう意味か。業務の9割は先生がやるけども、1割のちょっとしたところは
編集者であり、プロデューサーであり、いろんなメディアが
今までやってきた経験値みたいに生きるところがあるよねみたいな
意見が深津さんの意見ってことですね。
ただ言った通り、人も結局無くなる。
りさちゃんのところで言うとゼロのところ取ってくるのも
ほぼほぼある程度のスペシャリティがないと無くなるし、
アウトプットだってエッセンスのところだと機械でやってくれるから無くなる。
人の量としてももちろん無くなりますよ。
今日はちょっと新年一発目としたかなり広派な回というか、
ソメディアは面白いと大声を持って言えるような回になるかもしれないですね。
ちょっとワクワクした期待が出てきていてですね、
僕言いたいことは今、深津さんに対しても思い浮かびますね。
なるほどね。
でね、今日はその種となる元みたいな話題の元みたいなところもですね、
今日は一緒にしておりまして、
それが何かというと、今、ラジオ全盛期。
ああ、そっちから入りますか。
はい。
富山裕司さんが書かれたですね、
放送後足58年目を迎えた深夜ラジオの代名詞、
オルガン日本の統括プロデューサーを務める日本放送の富山さんがですね、
書いた本が先月末にちょうど出ました。
はい、年末のイベントでもちらっと、
これはどこまで話したのかオンレコになっているところなのか忘れちゃったんですけど、
はい、私が超久々に本の編集を少しお手伝いさせていただいたみたいなところの本、
今、ラジオ全盛期発売になって、
そうですね、トミーからも連絡があったんですけど、
即充販ということでおめでとうございます。
おめでとうございますという形で。
よかった。
X状で誤字、脱字とかないっていうふうに、
実際に2件ぐらいみたいな。
でも素晴らしい、2件で済んだんだったら素晴らしいじゃないかみたいな。
そうですね、今時なというか、
今時な形でやられたり。
巻き込み型というか、
このラジオを全面に出したやり方でやりやがってというところですけど、
そうですよね、確かに、
もうお手元で読んでいる方もいらっしゃるかもしれない。
確かにこの本から入るのはすごくいいかもしれないですね。
なんかあれですか、赤眼鏡さん読まれた。
読んでいかないって感じで、
ありがとうございますって僕が言うのも変なんですけど。
いやいやいや、もう改めて、本当に、
それはそうで、読む方なので、本はそれで。
で、こう昨今話題になっている本やら何やら読んでいる中で言うと、
当たり前の話を当たり前に言いますけど読みやすかった。
読みやすいのはもうだって編集の基本中の基本じゃないですか。
基本中の基本なんですけど、
でもとはいえ、というつもりもありましてですね、
そこはというのもあったんですけどね。
スッと全部入ってくるというのは。
読みやすさって、例えばいろんな読みやすさがあると思うんですけど、
どういうところが読みやすかったかって、
僕が聞くのも変なんですけど。
結局、言葉難しくしないことのところはやっぱり、
基本中の基本みたいなところがやっぱり守られてるんだなっていうのが
読みましたよ、本当に。
なるほど、そうですね。
多分バーッと読んだ時に引っかからないようにっていうのは、
もちろん繊細なコントロールがあるなって思うんだけど。
繊細なコントロールのところがだいぶ走られてるなって。
他の本でもあれどうだったっけ、あれどうだったっけ、
ポツポツ引っかかるポイントとか、
どうしてもここら辺、
そういう意味での富山さんの視聴意見みたいなやつで、
ビジネスの同じメディア業界の人々に伝わるっていうところがあるから、
極端な話をすると、マウンティングを取りたがる本もあるわけですよね。
俺強い、俺すごいっていう感じで言うと。
それがちゃんと抜かれて。
あえて多分余白を作って、
ラジオってメディアがそうだろうっていうようなコンセプトがあったんで、
あえて言い過ぎないように気を付けようみたいなところが確かにあるかもしれないですね。
本当にラジオを聞くように本が読めたっていうところなんですけど、
そのまんまで出てるのが素晴らしいなっていうのがね。
僕ちょっと細かい話ですけど、
初めに作り直したんですけど、
僕が後から富山さんに提案して加筆した部分に、
まさにラジオのように読めるような本なんて素敵なことを僕の方で付け足しました。
やっぱりコンセプトってすごい大事で、
コンセプトにとって細部が詰められてることってすごい大事で、
例えば全体構成をガラッと変えたところでいくと、
本当はこれって時系列にお本じゃ全然なかったんですよね。
その話ずっとしたかもしれないんですけど、
2000年代の衰退、
2010年代の転機、
2010年後半の復活、
コロナ禍、逆境、
2020年代前世みたいなふうに2文字の漢字でまとめてるじゃないですか。
これ完全に僕がやったんですよね。
この年代とこの2文字の漢字っていうのを組み合わせる。
これって編集のノウハウで、
一個一個がそうすると読みやすくなるんですよ。
何をこの章で語ってるのかっていうのが明快になるじゃないですか。
衰退の話がここなのね、転機なのね、復活、前世なんだ、
逆境があって前世なんだみたいなふうに読めるじゃないですか。
これってだから編集のノウハウで、
本の編集者の方も聞いてるんで多分恥ずかしいんですけど、
これって編集者が当たり前にやっている技術の話で、
ちなみに僕の小麦って名前は一切にこの本には出てこなくていう感じではあるんですけど、
あくまでトミーさえわかっていればいい話ということで、そんなふうなところです。
細かいところを言えばキリがないんですけど、
でもやっぱりテーマいいですよね。
ラジオっていうものが前世紀なんだって、
トミーが主張するってめっちゃなんか振り幅が利いてていいというか、
まさにそれを背負ってるオーディナイト日本っていうところもあるし、
今後のラジオっていうものを背負う存在みたいな位置づけみたいなのも、
ちゃんと明確に出てるような感じがしてて、
僕としては納得感のある出来になってるなと。
この本から学ばなきゃいけないことも山ほどあるわけですよ、それで言うと。
そうですね、読んでないリスナーの方も多いと思うので、
どんな本かっていうのを簡単に赤眼鏡の感想を通してみたいな感じで、
させていただきましょうか。
それで言うとやっぱり耕すっていうところのキーワードが一番最初にね、
辞書からこう持ってこられて、カルティベートが持ってきて、
関係性をどんどんどんどん耕していくっていうところが、
結局耕しきれなかった歴史っていうところ。
耕すためにも人が来なかった。
でも状況の変化でラジコっていう状況の変化が訪れてからどんどんどんどん、
じゃあこれをどういう形で耕していくのか。
ソーシャルメディアがやってくる。
これでまたラジオの時間削らんじゃないか。
いやいやいやいや、これ関係性を耕すために使っていくんだ。
耕していけば耕していったらその結果の部分で、
もちろん広告っていうビジネスがあるんだけど、
その広告のスポンサーっていうところも巻き込むような形で、
イベントも含めて大きなビジネスにしていく。
それがやっぱりメディアとして収益性も含めて、
プロデューサーの観点からも話題収益水準みたいな観点からもですね、
ちゃんと集められて、今大前世、もう前世紀なんだよっていうところの部分が、
ちゃんと結論付けられて。
いや嬉しいですね。
見事に伝わってると言ったら変ですけど、
これね、本当に真面目な話なんで、
ちょっとあんまりたくさんの人に起動しないような感じになりそうな予感がするんですけど、
耕すっていう言葉とコンセプトは、
書いた後から出てきたキーワードです。
書くときにはこのキーワード出てなかったんですよ。
これが多分冒頭に話した生成AIにできない仕事だなと。
ラジオってどんなメディアかっていうことを、
一言で表現できてないよねっていうところの問題意識から、
トミーと一対一で、
嫌だったんですけど土曜日の夜しか空いてないとかいう、
なんかふざけたことを言ってですね、
1時間半とか2時間とか毎週のように繋いでですね、
コンセプト会議みたいなのを2人でやり直したんですよね。
もともとの原案の署名も、
オワコンコンテンツ論っていう原案の署名で、
トミーがそれがすごい嫌だっていうので、
どう立て直したらいいかっていうところから、
ワンオワンの会議が始まったんですけど、
Cultivateのコンセプトもまだ出てなくて、
それをなんとか表現してくれ表現して思い出してくれって言って、
ようやくたどり着いたのが、
あずみさんのラジオを聞いてて、
あずみさんがこんなこと言ってたんだよね、
Cultivateって確か言っててみたいな話が出てきて、
それじゃんっていう話になったんですよね。
後付けっちゃ後付けなんだけども、
でも本を一言で表すとどういう本なのかとか、
ラジオってトミーにとってどういうメディアなのかっていうのを、
君が説明できなきゃいけない、
それが本っていう言語化の作業なのだから、
今まで現象としてラジオってこんなことをやってきたよっていうのは書かれているけども、
それをどういうふうに伝えたら伝わるのかまでを考えてくれよっていうのをずっと言ってたって話で、
ようやく出てきたのがCultivateっていう概念で、
Cultivateっていい言葉じゃんってなって、
じゃあ耕すっていうことをどういうふうに広げたらいいのかっていうところが、
チャプター4あたりに書いてあるのかな、
エピローグか、結局エピローグの最後の最後に書いてあるんですよね。
このCultivateっていうものはどういうものなのか、
関係性を耕すとか、その良さを生かすとかじっくり待つみたいな、
じっくり待つって耕すっていうものから思い浮かべるものって、
やっぱり作物が育つのをじっくり待たなきゃいけないじゃないですか。
そうすると待つっていうのは今のこのタイパーコンテンツと
対比的になっていくねみたいな話をディスカッションの中でして、
それがそのまま最後の結論になっていったりするわけですよね。
これは書者自身の中ではまだ言葉になっていたものを、
編集者という壁がいて、それってこういうことなんじゃないの、
こういうことなんじゃないのって言って取り出すことができたっていう
そのプロセスなわけですよね。
なので、この一冊を持って僕が今裏側を完全に話すことによって
編集者という役割と、これはもしかしたら編集者しかできないんじゃないのか
という役割が伝えられるんじゃないのかということで今、
喋りたくないことを喋ってます。
いやでも10を11、12にするからこそですよ、それで言うと。
もともとやっぱりね、富山さんの中にあったっていう部分を
どういうふうに引っ張り出すかって話なんですけど。
AIが得意なのは顕在化した出来事をまとめ直すとか
そういうところが得意なので、潜在を引っ張り出すのは
もちろんプロンプとその他でできなくはないんだけど、
そこはあんまり言うほど精度が高くはない。
潜在化している何かのところを、富山さんの潜在、
心の内になるものを引っ張り出すっていうところの部分を
関係性を持って、それこそがだって小麦と富山さんの間の関係性を
探すことによって出てくる言葉でもあったりとかするので。
そうですね。冒頭に言った、例えばオープンAIの
言ってねえのかもしれない。楽屋トークで言ってたのが
ディープリサーチって出てきてるじゃないですか。
一応リサーチャーって肩書きを持ってるんで
リサーチ死ぬじゃんっていうのも全く同じで
9割は死ぬけども残り1割はあるなって思ったのは
調べられることが自分でできる範囲よりも
AIの助けを借りて調べられる範囲のほうが大きくなって
これなんでそうなったかというと、そもそも
インターネットってものすごい情報量がある中で
僕らはキーワードっていうもので検索をしたり
SNSでたまたまフォローしていたインフルエンサーなんか
その境界に詳しい人がシェアすることによって
リエーター情報みたいなものにたどり着くことができたわけで
リサーチャーは実はそこの既にある顕在化した情報っていう部分がある中で
そこにいち早くたどり着く方法を知ってるっていうのが
リサーチャーの一つのスキルだったんですけど
それがAIによってパープレとか早いじゃないですか
もう一瞬で取ってきてそれをまとめてしまうというところまでできちゃうとか
ディープリサーチもしっかりなんですけど
もっとすごいですねディープリサーチの場合は
使ってみないとわからない感覚はあると思うんですけど
そこにたどり着く顕在化されたものにたどり着くっていうのは
明らかに早いんですけど
ここからが演習者っぽい発想なんですけど
そのマーケティングならマーケティング領域とか
メディアならメディア領域みたいな
領域におけるリサーチっていうのは
基本性がある程度ある人ならたどり着くことができるんですけど
次に大事なことっていうのは例えば領域横断であったりとか
社会的なコンテクスト文脈みたいなものと
ひも付けて考えることだったりするわけですよ
ここが9割の編集者は死ぬけども
1割は残るかもしれないといったのは
この社会的なコンテクストの読みみたいなものって
偏在化される前のもので実は
こっからもしかしたら一気に概念として広がって
伸びるかもしれない
その概念すら名前がついてない概念があったりするわけですよね
ラジオってこういうメディアだよねっていうのは捉え直して
僕が今回のこの本
今ラジオ全盛期で
これはコンセプトに入れたほうがいいって言った言葉が2つあって
1つは高安なんですけどもう1つは
静かな熱狂って言葉だったんですよね
熱狂って言葉がもともとあったんだけども
そうすると今までのファンダムの熱狂との違いが出ないだろう
だからリスナーっていうのはただ聞いてて静かに聞いてて
生活の中で日常の中でただただ聞いてる人もいて
その人たちも熱狂してくれる人だよねっていう風に捉え直したときに
静かなっていうスタティックな言葉を添えてあげたほうがいいんじゃないっていう風に
なんか作ったでこれによってラジオは違うってことが明確になるとかあるじゃないですか
言葉の役割って今言ったような話で
概念があったときにこれとこれがどう違うのかっていうのを
言葉というタグで分けるこれが編集の仕事なんですよ
でこれができるできないっていうのは相当に
経験値とかスキルとかセンスとかいろんなものが組み合わさないと
なかなかできないと思ってておこがましいんですけど
僕は比較的それができるタイプの編集者なんじゃないのかという自負を持って
今仕事をしているわけですよね
赤めげねには伝わると思うんですけど
なかなかメディアを仕事にしてないと伝わりづらい
でも本当に目に見えてるものから目に見えてないものっていうところが絶対にあるので
目に見えてるところの下が要するに氷山の一角の下のところに実は
もう上に見えてるのは建材化してるから見えてる
下にはもう抽象本当に建材化洗剤の塊があったりとかするんだけど
そこから引っ張り上げてでも引っ張り上げるだけだとただの抽象なんですよ
なんかなんとなく分かるだって今氷山の一角
海の下にはでっかい氷がありますそれはなんとなく分かるんだけど
これをちゃんと原画化してあげないとただただ分かる
っていうふうに思うわけですよ
だからこそ僕も1月本気でプロンプトを考えて書かせるっていうのをやってみた
そうだ思い出した今の話で思い出したんですけど
それをやりながら思ったんですけど
AIにああだこうだ言いながらプロンプトを書き直しては支持してっていうのをやる作業って
ほぼ図鑑に対しての指導と似てる
延々と使われない20時間365日使われない部下に対して
ああしてこうして育てていくみたいな感じですからね
どう言ったら伝わるかなみたいな本当に相手AIなのに
めちゃくちゃ言葉を尽くさなきゃいけないんだなとか
こいつこんなところ不得意なんだみたいなところを
潰していく作業だったんですねやってみたところ
僕なんかずっと個人で今仕事やってあんまりチームを組んで仕事やること少ないんですけど
理由は僕マネージメントにモチベーションが湧かないタイプで
部下に対して育てるみたいなことって
よりも自分が好奇心を持って面白いと思っていることを
愛してしまうみたいな性癖なのかわからないですけど
マネージメントからちょっと距離を置いてきた人間なんですけど
いよいよAIはマネージメントしなきゃいけないんだっていう
それもちょっとショックだったところはあんまりやりたくないんだけど
AI使うとなるとある程度マネージメントしなきゃいけないじゃんみたいな
なんかねちょっとそこもあったんですよね
なるほどな僕だからそれで言うと一応好きか嫌いかじゃないんだけど
でもマネージメントスキルは僕は持ってるのでそれで言うと
いろんなチームマネージメントがやってくるし
結局やってるとマネージメントばっかりになるようなタイプの人間でもあるので
そこに対してはね逆にこうしてああしてっていう効率感のところがですね
どんどんどんどん進むんで楽してるところがある
だからそれに対してね寝顔全くないんだよね
むしろ言うことがどんどん聞きやすくなってくれるのを
すげーぞこいつみたいな気持ちの方が強い
いやだからそのキャリア20代30代40代50代いろんなキャリアの積み方あると思うんですけど
多分どこかの段階でマネージメントサイドに回るのか
スペシャリストサイドに回るのかっていう選択を示されるタイミングって
多分あるんですよ管理職になるのか経営層に参加していくのかみたいなときですよね
僕も会社を出た時点でスペシャリストとして生きてくだってて
編集者なのかリサーチャーなのかいろんな肩書きを持って
それをやろうという決意を持ってやってきたところはあるんですけど
皆さんがどっちを選ぶのかっていうところってやっぱり絶対出てくるはずで
自分はどっちなんだろうっていうのも考えてほしいところではあるんですけど
ただどっちもやらなきゃいけないっていうフェーズに徐々になってきてるっていうのが正直なところで
スペシャリストもAIによってある程度ここまではできちゃうっていう話だし
マネージメントサイドもマネージメントこそリプレイされやすいとか
AIエージェントって組まれちゃうんでプログラムでプログラマブルというか
変化能になっちゃうんで両方とも侵食されるし両方やらなきゃ話にならんみたいな話になってきてるっていう
変化はお伝えしといたほうがいいんじゃないのかなと思いましたね
このほうからでいうとここをピックアップで学びたいなとかこういう今の話につなげてるんだったら
タイパーの話ありましたよね静かな熱狂のところで逆行されて
パフォーマンスコストタイムでも何でもいいんですけどそれは何がどうなったって全部AIが取ってっちゃいます
コスト作るところで言うとそれを逆行くところがむしろ人が残る部分
だからコストかけるそういう意味でのパフォーマンスのコストをかけるような形で
実効性とか本当にそれでもメディアで面白いと言っている
スナックコンテンツとかいわゆるコストをとにかく最小限にしていって
スナックのコミュニケーションの関係性で作っていくとかみたいな形で
速攻性とか派手とかみたいな形の部分で
もう瞬時のコミュニケーションとかっていうところがもてはやされた時代があるんだけど
今そっちはどんどんどんどん作業も含めてAIがカバーされていく
長くやっていくもう10年とか20年とかかけてやっぱり関係性
コミュニケーションだって瞬時のコミュニケーションじゃなくて
この本で言ってるのは10年のコミュニケーションの話してるじゃないですか
そうですね
で言うと逆なところ
タイムパフォーマンス
例えばフジカルメディアで言うんだったらスペースのパフォーマンス終わるじゃないですか
スペースコストのパフォーマンスが
でもフジカルの場としての部分で言うんだったらイベントなんて何でやるのみたいな
実際のところライブイベントとか配信とかでやった方が
いろいろそういうコストの部分かからないじゃないか
いやいやいやいや東京ドームとかでああいう
フジカルなスペースコストやら何やらかんやらかけて作っていくからこそ
今熱狂も含めて前線ところは取れる
人がやれる領域のところで言うと
そこのコストもちろん何でもかけたらいいって話じゃないですよ
最適にちゃんと
でもとはいえ多くのパフォーマンスコストをかけていってるからこそ
今ここに前世紀っていうところが生まれてるんだっていうところがあるんで
もちろん繰り返しですけど
メディアで言うんだったらもちろん
瞬時のコストとかそういうところ絶対ユーザーコミュニケーションではかかるんで
でもそっちは本当にAIがガンガンガンガン
もうオートメーションも含めてなっていく
そうじゃないところを作っていくところが大事なんだよっていうところ
やっぱりこの本読んでて改めて思いました
そうですねそこはラジオであり
音声というメディア
ラジオラジコスマートフォンで音声っていうところがある程度
なんだろうなこの本読んでも思いましたけど
日常生活の中に入っていけるメディアだからっていう部分が
すごい大きいんだろうなとは思ったんです
仕事している時でさえ
例えばその後書に飲食店やられてる方のエピソードが出てきますけども
仕事しが効いていてっていうところがあるじゃないですか
そこってすごい強いなというか
日常性に入り込める音声っていうメディアって
強いなっていうのがあって
それが言ってみれば
YouTubeもポッドキャスト化してるみたいな話がある中で言えば
音声っていうところで日常に入り込んでいくっていうような
入り込み方っていうのは
ショート動画とか動画メディアではなかなかできないというか
動画メディアもある意味音声最適をしているような
コンテンツならあれですけど
ビデオポッドキャストとか呼ばれるジャンルですよね
そんなように入っていくっていうのが
一つこの2020年前後ぐらいまで
起こってきたことっていう感じじゃないですか
この先どうなるのかなみたいなところは
ちょっと分かんないなと思う部分もあったりはしますかね
一つだけAIで文章を書いてみて感じたことですけど
最後にAIで書きましたっていうふうに明示したんですね
あえて別に明示しなくてもいいものだと思いつつも
明示したところやっぱり
SNSとかのリアクションが圧倒的に少なかったというか
通常ノート書いた時よりも少なかった
読んでくれた人はそんな変わらないんですよ量としては
すごい面白いなと思って
読んで反応してくれた人が聞いてくれてたら
感じ悪いかもしれないですけど
AIが書いたっていうことを
あんまり賞賛したくないというか
やっぱり自分にとっても危機感はあるじゃないですか
僕らもそうですけどクリエイティブに関わる方って
ちょっと脅威は感じているので
AIで一部作りましたみたいなことに
単純に賛成できないっていうところ
これって産業革命における脱退と運動みたいなものと同じで
今例えばハリウッドの俳優の人たちが反対を示していたりとか
声優の方々も危機感を持って声明を出したりとか
いろんな現象ありますけど
AIを使ってるっていうこと自体を
全面に出すっていうことは
なかなか現状難しいし
境界られないってことで
逆を言えばこれは人間が作りましたみたいなものに
再評価というか
当然勝ち軸が移るわけじゃないですか
僕が前物理的な本
紙の本を自炊して後悔しましたみたいな話をしたのと同じで
フィジカルの本はフィジカルの本で
やっぱりフィジカルっていいよねみたいな話になりやすくて
僕見ててすげーなと思ったんですけど
今の若い世代が
デジタルコンパクトカメラに
最注目してるみたいな話が
マジかと思ったんですけど
メルカリで昔の
例えばソニーのサイバーショットみたいな
すごい古い
数百円でメルカリで取引されたものが
今は1万円超えみたいなのが達成してる
ニーズが高まってるって話で
荒いからエモいみたいな話になってて
これ人間って本当分かんねーなというか
動的に変化しすぎだろみたいな感じなんですけど
そういうニーズがあるみたいな話をしてたんですね
結局
人間が最終的にどう価値を感じるのかって