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  2. 環境を変える時に意識すること
2025-10-04 21:55

環境を変える時に意識すること

これまで英語圏3カ国へ留学経験のあるMikiが、人生や仕事において次の環境を見出すときに意識すると良いことを紹介しました🇬🇧


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Miki's Profile:

兵庫県出身。9歳からサッカーをはじめ、16歳でニュージーランドへ留学&全国準優勝。米国ノーステキサス大学卒業(運動生理学・心理学専攻)。英国リバプール大学院卒業(サッカー産業MBA経営学修士取得)。愛知県社会人サッカーチーム「Nagoya International FC」代表。TOEIC955点、IELTS 7.5点 (TOEFL換算105点)。

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サマリー

環境の変化に対する自己の選択と意識の重要性について語っている。特に、縦軸と横軸の二つの視点を持ちながら、人生をどのように生き、成長していくかが強調されている。このエピソードでは、異なる環境での経験が自己成長にどのように寄与するかが述べられている。特に、縦軸(具体的な成果)と横軸(人間関係や経験)を意識することで、自己の主導権を握りながら、より良い選択をすることの重要性が強調されている。

環境の変化と意識
はい、みなさんこんにちは、みきです。
今日は、環境を変えていくということについてお話をしてみたいと思います。
みなさんが生きていく中でも、いろいろ環境が変わるタイミングってあると思います。
学生の時だったら、小中高、大学まで行って、大学を卒業したら新卒で会社に入る人が多いと思いますし、
もちろん大学院とかに行く人もいると思うんですけど、どこかのタイミングで仕事を始めて、仕事を始めてからも一つの環境でまずは頑張るけど、
その後、自分で選ばなくても、何かのきっかけで転職することもあると思いますし、
私みたいに留学っていう選択肢を取って海外に出てみるとか、仕事以外のところでも新しいチャレンジをしてみたり、
リモートでできる仕事も多いと思うので、住む場所を変えてみたりとか、本当にいろんな選択肢が出てきていると思いますし、
どちらかというと、できるなら受け身で移動するばかりでなく、自分でどういう人生にしていきたいのかとか、
キャリアアップとか、よりステップアップしてライフステージを変えていくみたいな意識で生きていれば、
何かのタイミングで転職とか、独立とか、自分から何か新しい環境に飛び込んだり、自分で何かを始めたりということもあると思います。
そういうのを選んでいく、考えていくときに、どういうことを大事にして、何を軸にして選んでいくのかっていうところが、
人によっていろいろ違うと思いますし、正解がないので、悩むポイントでもあるかなというふうに思います。
私自身も、最初の方は日本でずっと小中高を過ごしていて、いきなり16歳でニュージーランドに留学することになって、
また大学はアメリカに行ってっていうところで、そのあたりまでは自分の意思というよりは母の意思というか、
勧めでいくことになりましたし、私自身受け身な状態で、とにかくその場の環境に慣れて頑張るっていうようなことで、
一杯一杯だったんですけど、アメリカの大学を卒業して、日本に帰ってきて仕事を始めてから、
本当に正解のない中で、もう親の意見に従うこともなく、アドバイスとか相談には載ってくれると思うんですけど、
自分で選んで自分で決めていくっていうことが始まって、本当にたくさん悩みましたし、
何を選べばいいのかどうしていけばいいのかっていうところがわからなかったっていうのは、
自分の中で何を軸に生きていくのか、選んでいくのかっていうところが定まってなかったからっていうことでもあるのかなっていうふうに思います。
結局私は日本で3年間働いた後に、イギリスの大学院でサッカー産業MBAという専攻をすることになったんですけど、
本当にいろいろ模索した結果、そこにたどり着いたっていう経緯もありますし、
その後もやっぱりたくさん悩んで、コロナがあったっていうことも大きいんですけど、
そこで本当に自分はどうしていきたいのか、何を軸に生きていくのか、あるいはそれまで振り返って、
言語化はできてなかったけど、無意識にでもどういうことを大事にしてきたのかっていうところを整理する時間だったかなと思いますし、
それが今少しは言葉で説明できるようになっているかなと思うので、今日はそれを話していきたいと思います。
縦軸の重要性
一番シンプルに言うと、2つの軸を元にまずは意識をして生きていくといいんじゃないかなと思ってます。
それが縦軸と横軸ですね。
縦軸っていうのは縦に通る線なので、上があったり下があったり、よりレベルアップとかステージアップっていうものがある世界の中で、
頑張って自分のスキルを磨いていくとか、経験を積んで高めていくというような軸ですね。
横は逆にその縦の上とか下とか、あまり関係なく横に自分の経験値とか幅を広げていくっていうような考えになります。
この縦と横って本当に相反するものですし、縦ばっかり見てたら横に展開しようっていう気持ちになかなかなれなかったりとか、
横ばっかり大事にしてると、じゃあ結局何ができるの?何が強いの?っていうところでちょっとぼやけてしまったりとかするので、
これを両立しながら、自分の中でどっちも取り組みながら人生を生きていく。それぞれのフェーズで頑張っていくっていうことが、
長い目で見たときに本当に自分個人としてのできることとか、考えの部分であったりとか、周りの人と違うことができるみたいな状態ができていくんじゃないかなと思います。
なのでまず縦軸っていうのは日本の環境の中ではすごくわかりやすいかなって思うんですけど、
スポーツの世界であればその競技を極める、いい選手になって大会とか試合でいい結果を出せるように努力して日々トレーニングをするというような環境のことを言いますね。
サッカーの世界であれば毎日サッカーのトレーニングをしていいパフォーマンスが試合で出せるようになるっていうことが目標になると思いますし、
ステップアップをするのであればより強いチームに入るとか、よりプロを目指して自分のクオリティとかパフォーマンスっていうのを頑張って出していくと。
もう完全に決まってますよね。何が正解かとか何がすごいのかっていうところで、プロだったらすごい、プロじゃなかったらすごくないっていうのがわかると思いますし、周りからもはっきり見てわかると。
そういうものが縦軸の考え方、縦軸の中にある世界だと。
これをビジネスとか仕事の環境で言うと、一つの会社の中では平社員、一番下の位から始まって管理職とか階級についていくっていうことでもありますし、業界の中で転職をして着実にレベルアップ、キャリアアップをして給料が上がっていくとか、エリートと言われる人たちの中に入るとか、そういう世界のことが言えると思います。
今皆さんが何かしら属している環境の中では、そういった縦軸の意識っていうのはすごくあるんじゃないかなと思いますし、その中で切磋琢磨して頑張っている人もいるんじゃないかなと思います。
この縦軸っていうのは横軸と比べてもすごくわかりやすいし、評価もされやすいので、そっちの意識をすごく持って生きている人っていうのが比較的多いんじゃないかなと私個人的には思ってます。
当時私は学生時代サッカーをしていた時だったりとか、学校でも点数の取れる人が賢くてすごいみたいなことも縦軸でしたし、仕事を始めてその中でどれだけ仕事ができるかとか、どれだけ上の人たちから評価されるかみたいなことも縦軸の世界だったなと思います。
横軸の意識
それにどうしてもコミットしてめちゃめちゃ頑張ると。それはすごく素晴らしいことですし、長い目で見てもあの時あそこでサッカーしてたんですねとか、こういう仕事をしてるんですねとか言われることで自分のステータスだったり生きる上でプラスになるとは思うんですけど、
私自身そればっかりでは良くないというふうに思ったのが、イギリスのリバプールまで行ってサッカービジネスっていうものを学びに行って、ある意味その世界の中では唯一のサッカーと掛け合わさったMBAのコースっていうことで、当時いろんな人たちから声をかけてもらった記憶もありますし、
なかなかこう誰でも行きたくても行けないみたいな場所だったりするので、ちょっとそういう世界に入ってちょっとかじったみたいな経験があるんですけど、本当に当時はその縦軸の意識、社会的にどうかとか、求められるその業界の中でトップっていうものを意識して自分自身を高めていく、目指して頑張っていくみたいな時間を、
特に社会人になって3年間はやっていたなっていうふうに思います。
それが全然悪いことではないんですけど、なんかそれ以外のところを意識せずに行った結果、自分自身の気持ちの部分で得意じゃないことも頑張らなきゃいけなかったりとか、業界の中で言われている正解とか求められることが出せなかったら自分は評価されない、自分はダメだって言われることがかなりこうしんどかったり、傷になってしまったりしていたので、
縦ばっかりやっても、もちろんそれでね、上手くいく人はいいんですけど、じゃあ上手くいかなかった時に、なんか自分の精神的な部分とかスキル面においても、これだけじゃダメなんじゃないかというふうに感じるようになりました。
じゃあ何が私の人生の中でも縦じゃないところであったのかっていうと、横の意識っていうのが入ってきていたので、縦ばっかり行こうとしてもそのバランスというか、それが自分が大事にしているものでもあるんだなというふうに気づいたのが横軸っていう、縦とはある意味正反対の意識っていうものをもって人生を生きていくということだったなと思っていて、
じゃあ横軸っていうのは簡単に言えば、自分がこれまで経験していなかった環境に思い切って飛び込むっていうことが横軸の意識だと言えると思います。
例えばですけど、もう何年も一つの会社一つの業界で頑張って仕事をして、いきなり全部辞めてちょっと海外行ってきます。仕事をしに行くわけでもなく、海外でちょっといろんな人と会いたいし、日本にない経験がしたいから行ってきますって考えたときにすごく怖いとか不安っていう気持ちが出てくると思うんですね。
それは縦軸の意識でずっと頑張ってきたものを積み上げてきたものがプラスにならない、生かされないっていうような環境になるので、縦軸をすごく大事にしている人はいきなり海外に行くっていう決断っていうのはできないと思います。
やっぱり限定的な環境だけじゃなくて、今まで全く経験したことない、知らないことがたくさんあるっていう場所をわざわざ選ぶっていうのが、横軸の意識で自分の人生とか次の環境ステップっていうのを考えるっていうふうに言うことができると思っていて。
じゃあそれって横軸は何を大事にして判断していくのかっていうと、人としての幅とか成長とか経験値をどんどん広げて増やしていくっていうことが、直近の自分にはそんなに価値がなかったり逆にもったいない。
今まで自分がこんなに頑張ってきたのに、それを一旦スローダウンさせるみたいな感覚にもなるかなと思うので、でもあえてそういう海外に行く。
日本の中の環境だったとしても、仕事において今まで自分が経験したことのない職業とか業種っていうのをあえて選ぶ。それが自分の新しい経験とかスキルアップ、成長につながるという考えを持つっていうことが、ちょっとやっぱ実際に考えてみると怖いなとか、給料が下がるかもしれないですよね、シンプルに。
そこに対しての葛藤とかが出てくるかなって思うんですけど、その横軸の意識を大事にすることで、やっぱ長い人生を後から振り返ったときに、すごく良かったなって、あるいは自分にしかない経験とか考えっていうものが得られているっていうところにつながっていくんじゃないかなと思います。
人生、生きてたら本当に大変なこととか、大きくぶち当たる壁とか出てくると思うんですよね。そこでどうやって乗り越えるかとか、どういうふうに解決して進んでいくかっていうのは、縦軸の社会的な求められるスキルとか、そこで一生懸命頑張ってきたっていう実績だけでは、なかなか乗り越えられないものがあるんじゃないかなと思っていて、
最後は目に見えない人間力というか、いろんな経験して、いろんな人たちと交流して、いろんなことを学んで、世界ってこういう場所なんだとか、その上で自分がどういうふうな考え、価値観を持って生きているか。
個人としての判断軸っていうものをしっかりと築いて大きくしていくっていうことが、本当に困った時とか大変な時に生きてくるんじゃないかなと思います。
私は結果論なんですけど、16歳からニュージーランドに行って、1年過ごして帰ってきた時には大学受験が始まっていて、大学受験なんて縦軸中の縦軸ですよね。
環境の影響と自己成長
どの大学に行くか、もうランクとかが完全に決まっていて、勉強して点数を取りに行くということに、私自身全然ついていけなくて、ニュージーランドに1年間いたことで、ある意味ドロップアウトしてしまって、周りについていけないなっていうことがマイナスに感じた時もありましたし、
アメリカで大学を出て日本の企業に入った時に、やっぱり周りに合わせられない。でもその環境の中のルールとか正しいと言われていることっていうのは、日本にずっといる人とか日本で経験をしている人たちによって作られたものだったので、なかなか私自身それに合わせて成果を上げるっていうことが難しかったなと思いますし、
せっかく海外に行ってそこについてはすごいって言われるんですけど、なんか実際にパフォーマンス求められた時に、その海外での経験とか見たものが邪魔になったっていう感覚があったんですね。
だからフィットできない。なんか海外での経験が日本で生かされなかったり、逆に日本人として16歳まで過ごしたっていうことが海外ではマイナスに働いてしまったり、評価されなかったりとか、今までそういうことばっかりの人生だったんじゃないかなというふうに感じて、イギリスから帰国して、
このままだったら日本も海外も経験した自分がダメな感じに動いてしまう。縦軸ばっかり大事にしてたら結局自分はどこにもフィットできなくて、どの世界でも目立つ成果を上げられないまま人生が終わってしまうんじゃないかと思った気がしたので、
じゃあ何が今の自分を作っているのか。何を大事に今まで生きてきたといえば自分のこれまでのいろんな環境で生活してきたことっていうのが報われるのかなって思ったときに、やっぱりその横軸っていうものをしっかりと自分の中で見出して、縦軸と比べたら横軸っていうのはすごく分かりづらいものでし、目に見えないものだと思うので、
それをしっかりと自分の中で認識をして横軸の重要性っていうものを振り返ってみれば、やっぱり私自身日本だけじゃなくて学生の時から海外で生活をする経験をできたことで得られたもの、学べたものっていうのは本当にたくさんありますし、
人間関係のことであったりとか日々壁にぶつかったときにどう対処していくか、どう乗り越えていくかっていうことはこれまでのたくさんの日本での経験、また海外で全然うまくいかない経験を積み上げて自分なりの正解っていうものを作ってきたと思っているので、
それを活かして今自分の人生の主導権を自分で握っている日々、正解のない中で自分はこれが合っているとか、これをするべきだっていうものを判断できているっていうことが人生の中で何よりも大事だし、
そういう横軸の重要性っていうのを認識できたことでやっと自分の人生これまで本当にいろんな環境で経験して生きてきてよかったなっていうふうに思えたので、
当時日本で働いてた自分もそうですし、皆さんももしかしたら今一つの環境で頑張って生活をしていて、何か次の環境とか考えるときに今の会社からよりレベルアップできる場所、それは給与が上がるとか、より周りからすごいって思われるとか、
より良い肩書きとか、わかりやすいんでね、そういうものを軸にして模索していっている部分もあるかなと思うんですけど、やっぱりそれにちょっとプラスして自分自身の新しい経験とか、より大変でチャレンジングな環境かもしれないけど、
その分学びがあるんじゃないかなとか、長い目で見たときに自分にとってプラスになるんじゃないかなっていう横軸の意識を少し取り入れると、また全然違う選択っていうのが出てくるかもしれないなというふうに思いますし、
当時の私もやっぱり日本でスポーツメーカーで働いていて、その中で外資のスポーツメーカーにチャレンジするとか、スポーツの会社の中でより良い条件で働ける会社を模索したりとか、縦軸ばっかりだったら国内で転職するっていうことを優先してたと思うんですね。
でもわざわざ海外に出るってやっぱりリスクがたくさんあると思うし、失うものもたくさんあるというふうに当時は思ってたので、でも最終的に海外にまた出るっていうのを選んだっていうことは、その横軸の意識っていうのが、当時はもうすでにニュージーランド、アメリカと行っていたので、割とあったのかなというふうに思うんですけど、
それでも難しい決断でしたし、日本から海外に行くって怖いし不安だなって感じてたんですけど、縦と横の意識両方持っていたことで、そういう海外の大学院にチャレンジするっていうことにつながったんじゃないかなと思いますし、
その後もその業界の中で良いとされている会社に入るのではなくて、もっと広い意識で目に見えない横軸の部分も大事にして認めて、私自身自信を持って発信していきたい、伝えていきたいっていうことが出てきたので、独立して自分で自分らしいことをやっていくという選択に至ったんじゃないかなというふうに思えます。
なので、縦軸と横軸っていうものがすごく私自身これまでの人生で大事にしてきたし、なかなか相反する部分があって両立するのが難しいなって思うところもあるんですけど、
今はアメリカにいて、日本とアメリカをかなり長い横軸ですよね。横軸を持ちながら、でも今アメリカの中でどういった縦軸の意識で分かりやすい成果を出せるかなとか、そういうことは日々持って過ごすことでスキルアップとか自分の成長っていうのがあると思いますし、
それを両立して何とか生きていくと、大事にしていくっていうことがいいかなと思って、今日もこの話をさせてもらいました。
自分の意思で環境を変えるとか、今の場所から離れるっていう決断は、人生の中でもすごくエネルギーのいることだと思いますし、別にそれを選ばなくても今の生活は保障されているという中で、わざわざ頑張って行動するっていうことはすごく難しいことだなと感じているので、
私はそこに対してたくさん向き合ってきたことでもありますし、それでも自分自身で自分の人生をより良いものにしていくっていうことが実現するなという感覚もすごくあるので、そのあたりを今後も私自身大事にしながら、外に対しても発信して自分の事業とかサービスにもつなげていきたいなというふうに思っています。
はい、今日は環境を変えていくその時に意識するといいことっていうのをお話ししました。
普段は英語とプレミアリーグとサッカービジネスと留学、いろんなコンテンツ情報発信しているので、また引き続き聞いてもらえたらいいなと思いますし、たまにこんな感じで一人で自分の大事にしていることとか、意識していることっていうのをシェアしていけたらなと思います。
はい、じゃあ今日はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。
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