新しい環境への移行
はい、みなさんこんにちは、美希です。
先日無事アメリカに着きまして、今週はもうずっと時差ボケで、なかなか思うように動けてないんですけども、
徐々にアメリカでの生活に慣れて、自分なりのルーティンを作って、アメリカだからできることっていうのを模索して行動にしていきたいなと思ってます。
今日は、枠から抜け出すことっていうテーマで話してみたいと思います。
ある意味、日本からアメリカに来たっていうのは、日本という枠ですね。
そこから抜け出して、いろいろ未知な部分とか、不安な思いとかあるんですけど、
そこに価値を感じて、一歩枠の外に飛び出すということが、私自身今回もそういうことだったと思うんですけど、
これまでも、特に10代、20代の頃に、最初は自分から意識したわけではなかったんですけど、
母の影響もあって、当時の学校だったり、属していたサッカーチームという枠ですね。
属していた環境を離れて、一人で海外に行ったということが、すごく分かりやすい枠から抜け出すということだったかなというふうに思うので、
その過程を私自身常にポジティブに捉えられていたわけではなくて、
本当に不安な気持ち、怖いっていう感情っていうのは常にありましたし、
今になってもやっぱり、今回アメリカに来た時も数日前から不安な気持ちとか、どうなるのかなっていうことで、ちょっとネガティブに感じたりとか、そういうことは普通にあるので、
そういった感情を抱えながらも、枠を飛び出して外に出るということは、どういった意味があるのかとか、
そういうことを体験しようとするときに、どんなことを意識すればいいのかとかを、今日話してみたいと思います。
枠を抜け出すことの意味
はい、ということで、枠から抜け出すということは、今自分が属している組織とか環境から離れるということですね。
これはイメージとしては、一人でその組織から抜けるとか、自分の都合とか自分の意思でその組織、環境を抜けて、どこか違うところに飛び込むということを、枠から抜け出すということにしたいなと思います。
それは海外っていうことに限らず、日本の中でも引っ越したりとか、転職したりとかいうことも、一つの枠から抜け出すということだと思いますし、
私自身は留学と海外に一人で行くということが、枠から抜け出すという点で、すごくこれまで経験してきたことかなというふうに思っています。
で、私自身、この枠から抜け出すという経験を何度もしてきたことで、すごい人としての成長を得られたりとか、いろんな新しい経験をしてこれたなというふうに思っています。
なので、それがまずなぜ大事なのか、ということをいくつか話していきたいんですけど、
一つ目は、一つの組織、与えられた環境の中でずっと過ごしていると、もともと自分が持っている個性とか能力っていうものを全て発揮できているわけではないと思うんですね。
やっぱり一つの組織、一つのチームを運営していく上で、いろんな人たちがいる中で、同じ方向を向いてチームとして進んでいかないといけない。
ってなると、やっぱりそのトップの人、先生だったり、指導者の人、会社の代表の人、そういう上に立つ人たちは、一人一人の個性とか、その人らしさっていうものを引き出すということを、もちろん意識はできると思うんですけど、
全てこうやってられないというか、やっぱりある程度、組織、チームとして生産性、効率性を上げるために、ある一定の基準っていうものを設けて、これを正解として皆さん合わせてくださいねと、組織の都合っていうものを作るっていうのが必然的に出てくるかなというふうに思います。
なので、その中で過ごしていると、私自身当時特にすごく感じていたことでもあったんですけど、なんか自分のパフォーマンスがうまく出せなかったりとか、自分の中でうまくいっていないのに、それをずっと続けなきゃいけなかったりとか、あるいは自分はある程度その基準を満たせていますと。
なのに他の人たちが基準を満たせていなかったりすると、その基準が下がってしまう。点数で例えるとわかりやすいかもしれないですけど、70点が基準だとして、自分はもしかしたら80点、90点取れてたかもしれないけど、50点の人もいれば60点の人もいてってなると、全体の基準は70点でOK。
お互いを補い合って平均を作っていくということが、いつの間にか足枷になってしまうっていうことを感じたりとか、逆もしかりですね、もっとできている人たちに対して自分はなかなか思うようなパフォーマンスが出せなくて、周りの人たちの足を引っ張ってしまうっていうような感覚になったりとか、
どちらにしてもチームで一緒に動くということが個人としての自分のパフォーマンスだったりとか、本当はその枠を取っ払ってしまえばもっともっといいパフォーマンスが出せたりとか、その中で言われているのとは違うアウトプットができるかもしれないのに、それも試せないままずっと組織の中でいるっていうことがあったんじゃないかなというふうに思っています。
なので枠から抜け出すということは、その組織の中で感じていたしがらみっていうものをなくして、自分らしい個性とか能力っていうものを発揮できる可能性がすごくあるからっていうことが一つ言えると思います。
さらに自分の能力とかが発揮できていないと、自信とか自己肯定感というのが下がってしまうと、やっぱり思うように自分が力を出せていない組織から求められる基準とか正解っていうものに自分が合わせられていないと、なんか自分はダメなんだとか、周りの人たちと自分を比べることになると思いますし、
その物差しが社会的なわかりやすい数字とかパフォーマンスっていうところに設定されて、それができるかできないかで自分が合格なのか落ちこぼれなのか、いいのか悪いのかっていうのが自動的に決まってしまうと、それでどんどん自分を責めてしまったりとか、自分は価値のない人間だとか思ってしまうリスクがすごくあると思います。
そうなると、さらにその枠組みの中で十分に自分が結果を出せていないのに、他のところに行くなんてダメだよねって。
誰かからもしかしたら厳しい環境だと言われるかもしれないし、自分自身もすごく真面目にその環境で頑張ろうって過ごしていると感じたりすることかなと思います。
もしかしたらその組織の中のルールとか関係なく世の中で生きてたら、やっぱりその人の良さとか個性っていうのは社会的な物差しで測れないものっていうのは必ずあるはずなのに、なんかそれが勝手に設定されてそこを満たせない、思うようにできないっていうところが自分の自信をなくすポイントになってしまって、
そういった思い切った挑戦とか、自分ならできるとか、新しいところで頑張りたいっていう思いもどんどんなくなってしまう。
そういう悪循環っていうものがずっと固定されたチームとか組織の中にいると、起こってしまう可能性があるなというふうに思います。
成長と長期的な視点
特に大人になると、こういった枠から抜け出すっていうのは自分で意識して行動していかないとできないですよね。
誰か周りの人が言ってくれたりとか、仕事だったら転勤とか異動っていうものがあると思うんですけど、
そういうものも結局決められた枠組みの中で、自分が自分らしく過ごせたりとか、自分の良さが発揮できる環境っていうものはどうしても見つけづらいというか、そういった受け身のマインドで組織とかチームの中に属していると、
やっぱり組織の中で求められることっていうのは、みんなと同じであること。周りの人と同じようにできることっていう、日本で特に言われるかなと思うんですけど、周りと違うことをしない。
ユニークであることがすごく欠点になってしまったりとか、マイナスに働いてしまうっていうことがよくあると思います。
本来はそれがすごくポジティブなものになりますよね。他の人が持っていない魅力的な部分とか強みっていうものになるはずなのに、それが一つの枠組みの中にずっといるとマイナスになって、それが自分の傷になって自信を失ってしまうみたいな悪循環が生まれてしまうと。
だからこそ枠を抜け出す、自分で一歩踏み出すっていうのは、自分で意識して行動していかないとできないことなので、より難しいこと、ハードルの高いことになると思います。
だからこそ今の環境とそれ以外の選択肢、外に出ると自分はどういうふうになるかなとか、自分は将来どうありたいのかなみたいなことを考えて行動に移していくということがすごく大事だというふうに私自身感じています。
じゃあ実際にこう枠から抜け出す、今の環境から勇気持って新しい一歩を踏み出してみるという時に意識するといいこと、これは2つあります。
1つ目は人としての成長に目を向けるということ。
その反対っていうのは、組織として求められる結果とか目の前のことですね。
今週これをやらないといけない、周りの人たちのために時間とエネルギーを使わないといけないと。
もちろん組織はそれを自分に求めてくるし、この基準をクリアしてくださいねと。
そうじゃないとあなたはダメですと、落ちこぼれですみたいな感じで、もし言われる環境だとしたら、そこにどんどんどんどん飲まれていってしまって、その枠の中から抜け出せないということが起こり得ると思うので、
自分個人としての成長にこの目の前のことはどれだけ影響しているかなという視点で一度考えてみるといいんじゃないかなと思います。
自分が今その環境でやれていることは組織にとってはプラスかもしれないけど、果たして自分の成長にプラスになっているでしょうかということで、
さっき言ったみたいに自分のポテンシャルが十分に100%発揮されているかなとか。
もしかしたら環境が変われば自分はまた違う経験とかいろんな新しい人に出会って、どんどん新しいことを吸収したり成長したりということが可能になると思います。
そういうところに自分の価値とか意味を見出していくと、自然と今の環境よりももうちょっと違うところを模索してもいいんじゃないかなとか、
どうなるかわかんないけど、新しい環境っていうのは絶対自分に新しい気づきだったり学びっていうものを与えてくれるものだと思うので、
そういった経験のためにちょっと行動してみようとか、そういうマインドになっていくことができるんじゃないかなというふうに思います。
で、もう一つは長期的な視点で自分の人生を考えるっていうことも大事だと思います。
やっぱりチームとか会社の中にいると、今月の目標とか1年間の目標とか、そういうタスクを与えられてそれにしっかりと応えていく、パフォーマンスを出していくということが求められるので、
今後もう少し数年単位とか5年10年その先に自分がどうなっていたいかっていうのは、どうしても後回しになってしまったりとか、
今の環境ありきで考えてしまうっていう、特にそういうプレッシャーがある環境だったりとか、
常に忙しいみたいな環境だと、なかなかこう自分のビジョン、将来的にこうありたいみたいなのを、
自分の人生を考える
ちゃんと考える時間とか余裕っていうものがなかなか取るのが難しいんじゃないかなと思います。
でもやっぱり、いつかは今の環境っていうのは変わっていくし、
どっかのタイミングで離れることになるというのは、長期的に考えた時に普通にあり得ることだと思うので、
それを前提にして自分の人生を自分しか考えれないと思うので、他の人がすごいこう一生懸命考えてくれるケースはすごい稀だと思うので、
自分でやっぱり責任を持って自分の人生を考えていく。
どういうことを達成できたら自分は後悔せずに人生を生きられるかなとか、
やっぱり心が満たされたりやりがいを感じるっていうのはすごく大事だと思うので、
もちろん今の目の前の仕事とか、サッカーしてる人はサッカーチームで過ごせてる時間っていうのはすごく充実してるとも思うんですけど、
もう少し長い目で見た時に、今の環境だけじゃ得られないものっていうのは必ずあるはずなので、
じゃあそのためにどうしたらいいかなっていうふうに考えていくと、
今の環境をどこかのタイミングで区切りをつけて次のフェーズに進んでいくとか、環境を変えるとかいうことが自然と選択肢の中に入ってくるんじゃないかなというふうに思います。
はい、ということで枠から抜け出すというテーマで話してきたんですけど、
私はまず高校生の時にニュージーランドにいきなり一人で行くと。
当時は日本の高校に通っていて、サッカーをすごい一生懸命頑張っていて、
そこから自分だけ抜けるっていうのは全く想像ができなかったですし、なんかすごいみんなに迷惑をかける。
当時は練習を一回休んだりとか試合を休んだりとかするだけでもすごい罪悪感を感じていたので、
一年も抜けるっていうことが全然想像できなかったですし、もうすごい怖いですよね。
今の目の前の環境とかルーティーンで自分の人生が成立しているので、
そうじゃないものに飛び込むっていうのはなんか自分が自分じゃなくなる感覚というか、
特に海外っていう自分が当時経験したことのない環境で何が起こるかわかんないっていう想像できないことに対して、
自分の頭がすごい怖がっていたし拒否してましたね。嫌だって抵抗してたんですけど、
まあどこかでそういう全く自分が知らないもの、見たことのないものに触れるっていうことが自分の成長につながるとか、
新しい学びにつながるんだろうなっていうことはわかってたと思うし、
どこかでそれを求めてた、自分がいたんじゃないかなというふうに思います。
なかなか10代の頃は自分の意思でそれを行動に移すまでできなかったんですけど、
そういった周りの大人たちの協力を得てそういったことがたまたま私の場合は実現したので、
枠を飛び出すということはもちろん怖いですし、人間として当たり前のリアクション、レスポンスかなというふうに思うんですけど、
そういった人として当たり前の感情を抱えながら、私のこれまでの人生の中で海外に何度も行ったっていう経験があるからこそ、
普通だよって感じるのは普通だけど、その中でもどこかで天秤にかけた時に怖いなって思う気持ちと、
でも自分がきっと成長できるし、後悔のない人生を送ることができる。
あるいは組織の中だとなかなか発揮できないような自分らしい思いとか個性とか能力っていうものを、
そういうものをもっと出して社会の中で生きていきたいみたいな気持ちもあったりして、
それが本当に天秤でギリギリ勝った怖い気持ちはずっとあるみたいな感じなんですけど、
それでもうあとはえいみたいな感じで一歩を踏み出したっていうことがこれまでの私の人生だったのかなというふうに思います。
本当に私は目の前の環境、与えられた枠組みの中で真面目に頑張りすぎるみたいな、一生懸命やりすぎるみたいな、
サッカーやってる人ってそういう節あると思うんですけど、
そういうふうにやりすぎると自分の長期的な未来とか今の環境以外の選択肢になかなか目を向けられなかったりとか、
一生懸命やってるんでね、今の環境で。そういうことに陥りやすいと思うんですけど、
今の環境でやりすぎないっていうのも一つアドバイスかなというふうに思いますし、
社会的な結果とか組織から求められる成果っていうものに自分の人生とか生きる意義みたいなのを照らし合わせすぎるとそういうことが起こるかなというふうに思うので、
もう少し自分はどうありたいだろう、どういうことをこの人生で達成できたら自分は幸せで充実した気持ちになるかなとか、
組織の軸とは違うところで自分の軸を少しずつ考えていく。
育てていくと自分主導でどの環境に入るといいかなとか、どうすれば自分がもっとパフォーマンス発揮できるかなとか、
そういう観点で考えられるようになるし、今の枠から抜け出すっていうこともより前向きにしやすくなっていくんじゃないかなというふうに思います。
やっぱり自分らしさみたいなのを出して、そういう違う環境に入って、これでいいんだって思えるような、
自分に自信を持てたりとか安心できる自己肯定感をちゃんと持った上で世の中で生きていくっていうことがすごく大事だと思うので、
もう最後は枠のない状態で何かガチッと自分がこの中にいるみたいなことなく、
ありのままで揺れながらいろんな枠に入ったり出たりしながら生きていけると、
一番こう自分らしい人生とか生き方っていうのができていくんじゃないかなというふうに思います。
私もまだまだ試行錯誤している途中なんですが、そういったマインドを少しずつ持つことはできているかなというふうに思うので、
今日は枠から抜け出すというテーマで話をしてみました。
アメリカでの時間、まだまだアクティブに動くことはできてないんですけども、
早く実際ボケを直して少しずつ行動に移して、新しいことにも積極的にチャレンジしていきたいなと思います。
はい、じゃあ今日はこれで終わります。ありがとうございました。