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2025-07-12 18:12

欧州サッカーの市場規模は?5大リーグ最新収支データ紹介!(2023-24シーズン)

先日発行された海外サッカービジネスの最新レポートから、2023-24シーズンの欧州サッカーデータを紹介しています!


引用元(Deloitte):

https://www.deloitte.com/uk/en/services/consulting/research/annual-review-of-football-finance-europe-premier-league.html?icid=learn_more_content_click


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Miki's Profile:

兵庫県出身。9歳からサッカーをはじめ、16歳でニュージーランドへ留学&全国準優勝。米国ノーステキサス大学卒業(運動生理学・心理学専攻)。英国リバプール大学院卒業(サッカー産業MBA経営学修士取得)。愛知県社会人サッカーチーム「Nagoya International FC」代表。TOEIC955点、IELTS 7.5点 (TOEFL換算105点)。

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サマリー

2023-24シーズンのヨーロッパのサッカー市場は、前年度比8%増の380億ユーロに達し、五大リーグはそのうち204億ユーロを占める成長を示しています。また、収益の内訳にはスタジアム収益、放映権収益、商業収入が含まれ、特に商業収入は前年から6%の増加を記録しています。2023-24シーズンの欧州サッカー5大リーグにおける収支データが紹介され、特にプレミアリーグの売上と人気の理由が深掘りされます。各リーグの収入構造や経営安定性についての考察も行われます。

00:04
はい、みなさんこんにちは、MIKIです。
今日から2回にわたって、ヨーロッパの海外サッカーのビジネス事情、収益の部分のデータを紹介していこうと思います。
Annual Review of Football Financeって言われるんですけど、
デロイトっていうコンサルティングの会社が、毎年グローバルに発行しているサッカービジネスの世界では有名というか、
それが先日、まあ先日と言っても1ヶ月前ぐらいなんですが、直近のリーグではなくて、その1年前ですね。
2023-24シーズンっていうのを約1年ぐらいかけて、リーグ全体の市場規模とか収益とか、
さらに各クラブにブレイクダウンして、どのクラブが一番稼いだのか、みたいなところを本当に詳細にまとめているレポートがあるので、
デロイトっていうのは世界的なコンサルティングファーム、特に会計、アカウンティングの分野ですごく有名というか、強い会社になるんですけど、
そういう数字的な部分とか、収益としてどれくらい儲けて、どれくらいの成長があって健全なのか、みたいなところまで企業に対して経営のアドバイスとかするような会社なので、
サッカーに対しても色々と調査をしたり、分析をするためにそういった資料も発行しているということなんですけど、
その中でも本当にアニュアルレビューをフットボールファイナンスとか、フットボールマネーリーグっていう形で、毎年勝ち負けのパフォーマンスじゃなくて、
もちろんそことは紐づいて、勝てば勝つほどお金は入ってくると思うんですけど、
クラブとかリーグ全体がどれくらいその1年間で経営的な、財政的な部分でパフォーマンスを上げることができたのかっていうのが見れるようなまとめられているレポートになります。
概要欄にリンクを貼っておくんですが、興味のある方はオープンに誰でもアクセスできる内容になっているので、ぜひチェックしてもらえたらと思うんですが、
全部英語なんですよね。Jリーグのレポートも最近、そうやってデロイトが発行するようになってきて、それは日本語で読むことができるんですけど、
ヨーロッパサッカー、特に5大リーグ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアでスペインのリーグとかをまとめている、世界的に一番メインとなるサッカーのレポートになると思うんですけど、
このヨーロッパのサッカーの事情っていうのは英語が基本になるので、私個人的にも興味があるものですし、
イギリスのリバプールでサッカー産業MBAというサッカービジネスのコースを受講していたときに、最初に教授が教えてくれた、ある意味教科書というか、これをベースにプレミアリーグだったり、
サッカー界全体の収益とか市場規模っていうのが読み取れるよっていうように教えてもらいましたし、
授業とか課題とかを進めていく中で、本当に頻繁に登場した資料になるので、サッカービジネス興味ある人も、そうじゃなくてもサッカーを見てたら選手が一人移籍するだけでも、すごいお金が動いたりとか、もうそういうのがつきものだと思うので、
そういった視点でどれだけのお金がヨーロッパで動いてるんだろうとか、日本と比べてもやっぱり全然違う規模だと思うので、今日はちょっとその辺を話していけたらと思います。
2回に分けてお話ししていこうと思うんですけど、今回はヨーロッパ五大リーグ全体についてデータ書いてあることを話していこうと思っていて、
後半、次のエピソードではプレミアリーグについて話していこうと思っています。
ヨーロッパサッカー市場の成長
では早速ヨーロッパ五大リーグについて2023から2024シーズンにかけてどうだったのかっていうのを話していこうと思うんですけど、
全体概要。ヨーロッパのサッカー市場は本部の中では、
The European football market grew by 8% in 2023 and 24, to a record 38 billion euros.
2023から24シーズンに380億ユーロ、つまり日本円で5兆3200億円まで成長しました。
これは過去最高の収益だったということで、グルーバイ8%なので、前年度よりも8%伸ばすことができたということですね。
もうヨーロッパのサッカー市場はまだまだ成長していると。これがヨーロッパのサッカー市場ですね。
五大リーグだけじゃなくて、ヨーロッパ全体のサッカー市場っていうのが380億ユーロ、1年間で日本円で5兆3200億円に達したと。
で、五大リーグだけで見ると204億ユーロ、約2兆8560億円となって、
ヨーロッパサッカー全体のうち、五大リーグだけで市場全体の54%を占めましたということで、
ヨーロッパの中で五大リーグだけ切り取っても半分以上になるという経済規模の大きさですね。
というのが示されていると。ビッグファイブリーグって英語でも言われるようですけど、そういうデータが載っています。
なので、もうヨーロッパのサッカー、五大リーグもそうだし、全体においても引き続きサッカー市場っていうのは成長の方向に向かっているということで、
8%ってまあまあ大きいですよね。まだまだこれから伸びていくのかなっていうような印象を受けるようなデータになっています。
収益の内訳
で、続いてその収益の内訳がどれくらいなのかっていうのを見ていこうと思うんですけど、
私もサッカービジネス学びにイギリスに行った時に学んだのは、リーグもそうだし、クラブっていうのは大きく3つ収益のカテゴリーがあると。
で、まず一つ目がスタジアム収益ですね。これはすごいわかりやすいと思うんですけど、サポーター、ファンの人たちがスタジアムに足を運んで、
その日の試合を生で見るという時に払うチケットの収入なので、チケット収入っていうふうにも言いますし、
英語ではマッチデイレベニューっていうふうに言います。これが一番わかりやすいスタジアムの試合の日に上がる売り上げですね。
で、2つ目が放映券の収益。ブロードキャストレベニューって言うんですけど、放映券そのままメディアだったりテレビでもそうですし、
最近はネットストリーミングでダゾーンだったり、今だったらユーネクストでプレミアリーグが見れると思うんですけど、
そういったメディアが持っている放映券っていうのは、もともとリーグからいくらっていう契約金で買うことになるので、
この放映券がすごい売り上げの大きな部分を占めていますし、最近特に伸びてきているようなスタジアムの収入ってやっぱりどうしても限界があるので、
何万人とお客さんが決まっているので、ただ放映券っていうのは国内だけじゃなくて、今海外の人たちにどうやって見てもらうかと。
その国に特化したメディア、ストリーミングサービスとかにいくらで買ってもらうかっていうことがすごく売り上げの対象になってくるので、
最近は一番注目されているようなカテゴリーになるかなというふうに思います。
最後に商業収入っていうところで、コマーシャルレベニューって言うんですけど、
これはスポンサーだったりグッズだったりそういった売り上げをまとめて商業収益というので、基本的にはスポンサーですね。
ユニフォーム、いろんな会社の名前が載っていると思うので、その時のクラブに対するスポンサーだったり、リーグにもスポンサーがいますよね。
それぞれ交渉して、いくらで名前を載せさせてくださいとか、それだけじゃなくて、
こういう契約内容でお互いの価値を高めていきましょう、みたいな感じで契約を結んだりするので、その利益というものが中心になってくるかなと思います。
なのでこのスタジアム収入、公営権収入で商業収入っていうのがあるんですけど、
今回の2023-24シーズンでヨーロッパ五大リーグはどうだったのかというと、
まずスタジアム収入は30億ユーロ、約4200億円ですね。
これは0.2億ユーロプラスだったというので、微増なのかなと思います。
さっきも言いましたが、やっぱりスタジアムの収入の伸びっていうのはどうしても限界があると、そういうことですね。
で、公営権収益っていうのが94億ユーロだったと、約1兆3100億円。
これはプラス1%の伸びだった。なので成長はしてるんですけど、1%程度だったということです。
で、最後にスポンサー収入、商業収入っていうのが80億ユーロ、約1兆1200億円。
で、これが前年費プラス6%だったと。この伸びが一番大きかったのかなというふうに思いますし、
スタジアム、公営権、コマーシャルで30億、94億、80億ユーロっていうことなので、
規模的にも公営権とコマーシャルの部分を今後もどれだけ伸ばしていけるかっていうところが大事なのかなというふうに感じます。
賃金と利益の関係
で、さらに賃金と利益に関して、これよく使うんですよね。
Wages Revenue Ratio、やっぱりサッカーって、賃金って選手に対してすごいお金が出ていくじゃないですか。
普通の会社だったら、社員に渡すサラリー、給料っていうのはそんなに顕著にならないと思うんですけど、
やっぱりサッカークラブ、サッカー界の支出、出ていくお金っていうのは選手の人件費、賃金っていうのがもうマックス。
そこにどれだけお金を注入できるかっていうことがチームが勝つっていうことにもつながっていきますし、
チームが勝たないと収益が入ってこないというようなビジネスモデルになっているので、
この賃金と収益の比率がどうなっているのかっていうことがすごく大事な一つの指針になるんですね、サッカー界において。
だから、Wages Revenue Ratio、賃金収益比率においてパーセンテージが低い方がより健全なマネジメントができているということになるんですけど、
それが今年66%から64%に改善されたというふうに言われているので、
まあその2%が現場でどれだけのインパクトがあるのかはちょっとわからないんですけど、
もともとは本当にこれが問題っていうふうに私も学んだので、
やっぱりどれだけ健全にクラブに経営を回してもらうかっていうのは、ずっとこうFIFAをはじめUFAとかリーグにとってすごく大きな課題なので、
これが改善されたっていうのはすごく一つ良いポイントかなっていうふうに思います。
欧州サッカーの収支データ
で、営業利益も0.6億ユーロということで黒字だったと。約84億円。
これがもう赤字で当たり前みたいな時代もあったと思いますし、
今でも南米の方とか中国とかいろんな国でサッカーのビジネスにおいて赤字になるっていうことがすごくあり得る。
もう当たり前に赤字みたいな世界っていうのを私もイギリスで授業を受けて知ったことなので、
これが特に世界の中で一番盛り上がっているリーグにおいて、黒字で落ち着いたっていうことは素晴らしいって言えることなんじゃないかなっていうふうに思います。
2年連続黒字っていうふうに書かれているので、その前は赤字だったっていうことですよね。
2年連続黒字っていうのがすごい称えられているように書かれているので、賃金比率の改善っていうことと黒字の継続っていうのは経営面での安定感の現れであるということが言えると思います。
最後に5大リーグのそれぞれの売上っていうのを簡単に見て終わっていこうと思うんですけど、
イングランドのプレミアリーグ、ドイツのブンデスリーガー、スペインのラリーガー、イタリア、セリア、フランスのリーグワン、それぞれどれくらいの売上の規模だと思いますか?
やっぱりプレミアリーグが一番大きいんじゃないかなっていうのは皆さんも想像できるかもしれないんですけど、
じゃあどれくらいその他のリーグと差があるのかみたいなところで、このデロイトのデータでも発表されているので、読み上げていこうと思うんですが、
まずプレミアリーグが一番で売上が1年間で約73.5億ユーロだったと。
これは日本円にして約1兆2500億円。各クラブ全体の売上を合わせて1兆円を超える売上規模になったと。
じゃあ続いて2位はどれくらいだったのか、またどこのリーグだったのかっていうと、ドイツのブンデスリーガーで売上が約37.9億ユーロ、日本円で約6500億円だったと。
なので1位のプレミアリーグは2位のブンデスリーガーの約2倍の売上だったということで、どれだけ五大リーグの中でもプレミアリーグが人気で市場規模があるのかっていうことがわかると思います。
で続いてスペインのラリーガー、37.6億ユーロの売上、6400億円。ほとんどブンデスリーガーと一緒なんですけど、イングランドのプレミアリーグに続いてドイツスペインときて、
でイタリアのセリエアー、約29億ユーロの売上、4000億円ですね。で最後にフランスのリーグアン、約25億ユーロ、4300億円の売上だったと。
イギリス、ドイツ、スペイン、イタリア、フランスっていう順番っていうことなんですけど、もともとはもうずーっと長い歴史があると思いますし、イングランドのプレミアリーグっていうのはそんなお金お金って市場規模みたいなことを意識していたようなリーグではなかったと思うんですけど、
もう今となってはこういう顕著に本当に見ててもわかりますよね。クラブとしてとかリーグの価値をどれだけ上げてビジネスとしても盛り上げていけるか、世界的に人気なリーグにしていけるかっていうのがいろんなところから見えると思うので、
実際に数字を見ていくとこういう形で現れてるんだなっていうのがわかるかなと思います。
で、プレミアリーグが圧倒的な理由っていうのはいくつかあって、まず包囲券収入の規模が桁違いだと。
やっぱ包囲券ってすごく重要なんですよね。最近の売上を左右する上で、五大リーグの他のリーグよりもプレミアリーグが圧倒的にグローバルに見られているということが一つ大きなポイントだと。
アジア、アメリカ、中東でも主張されているということで、そこで得られる包囲券収入がリーグの規模にかなり影響していると。
で、商業収益、コマーシャルの方でもスポンサーだったりグッズの売り上げっていうのも他のリーグと比べて圧倒的だと、見られているとか人気っていうことに直接紐づきますよね。
で、さらにビッグシックスと言われるクラブ、プレミアリーグで人気で活躍しているクラブの規模だったり影響力っていうのが強いということで、リーグの中だけじゃなくてクラブとしてどこまでブランドだったり、価値っていうのを確立していけるかっていうことがリーグの売り上げにも繋がっていくということが言えるんじゃないかなと思います。
リーグの人気と経営
はい、ということで今回はリーグの売り上げ、ヨーロッパ全体の市場規模っていうのを中心に見てきてお話をしてきたんですけど、
私もそんなのプロフェッショナルに全然話せることはないんですけど、リバプールでそういった勉強してなんかすごく面白かったですし、
いろんなところでつながっていると思うので、やっぱりこの経営としてどれだけの基盤というか安定を積み上げられるかっていうことがピッチ上での結果だったり、
選手の分厚さというか、選手だけじゃなくてスタッフだったり、そういったサポート体制っていうものも整えていけると思うし、
ビジネスっていうものに興味を持ってマネジメントとか、そういった興味で私もこう気づいたらリバプールまで行って勉強していたんですけど、
サッカーを通じてそういったヒントというか、経営の部分でこういう工夫だったり、こういうことを意識したらピッチの上だったり、現場でのパフォーマンスっていうものにこういう風にプラスになるんだなとか、
こういう影響をもたらせれるんだなっていうようなことを知れたりとか、単純にサッカーの試合で勝つっていうのはその場の選手がパッて集められて、
どれだけ一生懸命頑張ったとしても、いろんな人たちのサポートっていうのが必要になるなと思うので、お金の部分だけじゃなくて、こう人をどうやってマネジメントするかとか、
リソースをどうやって引っ張ってくるかっていうような、いろんな要素が大事になってきて、私自身そういうことが興味があって、複雑なんで深いですし、
そういうのを知る、学ぶっていうことに惹かれて、ずっと私がやってきたサッカーっていうものを絡めて学ぶことで、より興味関心が湧いたりとか、
インプットもすごいしやすい、すごい入ってくる、面白いなって思いながら学べることだったかなというふうに思うので、
引き続き、私自身も学ぶ、知るっていう意味で、こういった情報だったり、参考になるなっていうことがあれば、このポッドキャストでも紹介していけるといいなっていうふうに思ってます。
ということで、次はせっかくなんで、世界で一番の規模を誇るプレミアリーグの、リーグ全体もそうなんですけど、やっぱり規模が大きなクラブ、
世界的に知られている、きっと皆さんも応援してたりするようなクラブが、どれくらいの売上規模で、どういったところが収入の基盤になっていったりしているのか、そういったことも見ていけたらなっていうふうに思います。
はい、じゃあ今日はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。
18:12

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