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2024-02-21 16:50

#04 ベリロンとの出会いとweb3スタートアップ支援

▼概要

畠山さんがweb3スタートアップ支援に強みを持つきっかけとなったNFTプロジェクトVeryLongAnimals(通称:ベリロン)との出会いや、税理士/公認会計士としてプロジェクトに参画された経験をお話しいただきました。

▼トピック

・ベリロン(VeryLongAnimals)とは?

・ベリロンプロジェクトへ税理士/会計士として参画

・NFTの税制対応に公式見解がない中で、どう対応したか

・業界のために無償提供!?『NFTの会計税務』を執筆された狙い

・書籍出版に対してどのような反響があったか

・NFTスタートアップ税務上のあるある課題(導入)

※VeryLongAnimals:HP、公式X(JPEN)

▼『スタートアップ税務AtoZ』番組概要

税理士・公認会計士であり、『NFTの会計税務』著者であるスタートアップ会計の畠山謙人が、会計業務の基礎知識から、業界特化の税務対応まで幅広いノウハウを発信する番組です。シード・アーリーのスタートアップ経営者へ正しい知識を届けることで、Exitに向けた正しいファイナンスの土台づくりを支援します。

▼スタートアップ税務AtoZへのお便り(ご感想やトークテーマのリクエストなどお待ちしております!)

https://forms.gle/tsJdnqJTcZcUYFUe8

▼制作

・出演者:⁠⁠⁠畠山謙人⁠⁠⁠(税理士・公認会計士) @kandmybike

・MC、企画制作:⁠⁠⁠稲荷田和也⁠⁠⁠(JobTales株式会社) @oinariiisan

・編集、アドバイザリー:⁠⁠⁠KON⁠⁠⁠(knock'x Media) @konteer10

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スタートアップの会計業務が丸わかり、スタートアップ税務AtoZ。この番組は、シートアリーのスタートアップ経営者に向けて、本人会計士であり、NFTの会計税務著書である畠山さんに、会計業務の基礎知識から、業界特化の税務対応まで幅広いノウハウをお伺いする番組です。
配信を通じて、エグジットに向けた正しいファイナンスの土台作りを支援いたします。MCは、ジョブテイルズ代表兼ポッドキャスターの稲利田が務めます。畠山さん、よろしくお願いします。
こんにちは、公認会計士の畠山です。よろしくお願いします。
本日のテーマは、ベリロンとの出会いとweb3スタートアップ支援でございます。このベリロンというワードはどうなんですかね?
web3会話の方々だと、今だと絶対知っているという感じがしますけども。
多分、信じるワードではあるものの、って思うからね。
知らない方からしたら、なんやねんって話だと思うんですけども、その辺り、ぜひ話していければと思いますので。
さっそくなんですけども、畠山さんと話させていただいている中でですね、今、web3が特に強いという話されていますけれども、そのきっかけ、web3に入り込んでいったのは、ベリロンこと、ベリーロングアニマルズとの出会いが転機だったというふうに伺っております。
この辺り、出会い、どんな感じだったのか、お伺いしてもよろしいでしょうか。
ベリーロングアニマルズというNFTのドット絵の、動物の長い絵のですね、プロジェクトが立ち上がったのが、2022年の1月ぐらいだったと思うんですけれども、ちょうど私がフォローしていた、そのプロジェクトのファウンダーである川明宗さんが、タイムラインに出てきていてですね。
ちょうどシリコンバレーに視察行かれるというあたりから、行かれた後にNFTと出会い、ドット絵を描き始めるという過程を勝手に拝見していて、応援をし始めたというところが、出会いのきっかけであります。
なるほど。
でも畠山さん、あれですよね、ベリロンを持つってことですよね。
そうですね。そのプロジェクトが始まった後に、毎日ちょこちょこ、動物の絵がリリースされてですね、始めはすぐ、買うのにもちょっと難しい部分があって、ウォレットを作らないといけないとか、いろいろ小難しいことがあって、時間かかってですね。
今、私はクワ型の絵を所有しているんですけれども、これが54番目のシリアルナンバーになっていてですね、変更後の方ですね。
じゃあこれ、畠山さんはベリロンを買うために、ウォレットを初めて開設したってことですか?
はい。私はコインチェックでちょっと売買するためにしたことがあって、コインチェック上にはウォレットを持ってたんですけれども、メタマスクなどコインチェック以外の場所ではウォレットを持ってなかったところから、ベリロンとの関係が始まっています。
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なるほど。最初に素晴らしいNFTを手に入れられたということで。
そうですね、確かに。
非常に羨ましい気持ちがありますね。たぶんちょうど僕も2021年の冬ぐらいからWeb3 NFTの業界に入り始めてまして、たぶん直後ぐらいなんですよね。
2、3ヶ月ぐらい経って、あきむさんがちょうど長い動物のドット絵を描いてみました。NFTにしますみたいなツイートポストは見てたんですよ、僕も。
見てたんですけど、なんか学生さん、若い業家さんの方が一つプロジェクト立ち上げたんだな、確かにかわいいけどユニークで伸びるかもしれないけど、不運ぐらいに思っちゃったんですよね。
うん。
めちゃくちゃ反省してますね。
はい。
今となってはなんであの時に買わなかったんやっていうのはちょっと後悔しておるんですけれども、結構その後からぐーっと価格も上がっていって、価格だけじゃなくてコミュニティとしてすごく盛り上がってるなっていうのを感じてたので、まさにその中で畑山さんにいらっしゃるっていうのが羨ましいなという気持ちがあるんですけど、畑山さんはそのコミュニティの中で、ただ1ファンとしてっていうよりかは結構お手伝いをしていたみたいな話も伺っておりまして。
そうですね。
何かどんな感じで関わってらっしゃるのか教えていただけますか?
はい。ベリロンはその絵を所有してるフォルダーって言うんですけれども、フォルダーかフォルダーでないかっていうのもあまり当初から関係なく、コミュニティを勝手に盛り上げることを推奨してた集まりでして、
はい。
私もそのプロジェクト自体がとても面白かったので、盛り上げたいと思ってるところに今、持ってた1人であるんですけれども、
はい。
プロジェクトの運営という側面で、NFTで当時まだ日本の税務上どう考えるんだっていうのが全く示されていない例明記でしたので、
はい。
そのコミュニティの中にいる資料たちが活躍できるポジションがあったんですね、プロジェクトの中に。
すごい。活躍できるポジションがあったっていう、ポジティブな感じが。
ありました。
さすがですね。
スタートアップです。ベリロンはスタートアップでしたね。シードでした、本当に。
なるほど。
具体的にはどんな関わり方してたんですか?まさにそういうところを実務面というか、具体のアドバイスとかリサーチとかされながらお手伝いされてたってことなんですかね?
そうですね。私でやってたことっていうと、税務観点の規約っていうんですかね。
コミュニティからどういう行為を行うと納税しないといけなくなるっていうような、NFTを買ったりだとか売却したりした時の考え方の規約を作ってノーションで公開するっていうことをやってました。
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すごい。結構重ためなお仕事というか、もうお仕事ですよね。かなり専門分野でリサーチも時間かかるものですね。
今となっては調べやすくはなったと思うんですけれども、当時はまだ体系的にNFTの税務関係をまとめているウェブサイトもなければ、国税庁から何も説明もなかったです。
自分で勝手にある種試験の域を出ないというところでまとめていきました。
試験の域を出ない。
出ないです。出なかったです。
なるほど。それじゃコミットされていって、ただそれが結果的に今となってはお仕事になっていくというか、お仕事もそうですし、あとはタイトルコールでもお伝えしてますけど、NFT会計税務という本ですよね。
これも出版までされてしまった。ちなみにこれはどういう流れで出版することになったんですか?
2022年というとNFTというのが日本にやってきたぞということで、たくさんのプロジェクトが立ち上がっていましたし、NFTを買ってみたい、またそれを売ってみたいという個人のブロックチェーンとはゆかりもなかったサラリーマンとか学生さんがたくさんいらっしゃっていた時代でした。
NFTがちゃんと日本の産業として盛り上がっていくためには、ちゃんと税金周りも深刻していくようなインフラの設計が重要だと思っていて、だけど考え方のよりどころになる情報源がまとまったものが何もなかったというような時代背景があります。
修行はですね、やっぱりルールが国から定められたものが出てないとなかなか先頭を立てて、こう考えるんだっていうのをオーシャルに出していくことはとてもリスクが高いし、なかなかできないこともあってですね。業界としては前進しづらい状況があって、そこで私がスタートアップ的な軽いのりで、
ベリロンのお手伝いの過程を受けてですね、学んだことはナレッジとしてシェアしたいというのがNFTの会計税務というKindleでの発表ということですかね。これが2022年の8月にあってまして、ベリロンとの出会いがその2022年の1月2月頃で、クワ型の購入が3月だったんですが、
5ヶ月後にはNFTの日本を前進させるためにKindleを出さねばいかん、とまでなってたのが2022年。
おだしょー すごい。使命感があったんですね。
ベリロン ありました。当時は特にあって。皆さんの手に届いてほしいと思ったので、Kindleって初めの5日間、無料で出せるみたいなキャンペーンが組めるので、なので5日間無料キャンペーンで、その期間で全部配り終えてしまおうと思ってですね。
09:03
おだしょー すごい。
ベリロン はい。ほとんどその期間に出ましたね。
おだしょー へー。
ベリロン 販売された本の数は無料期間に配ったものですね。ほぼほぼ。
おだしょー じゃあもう全然売り上げのためとかじゃなくて、もう本当に国のためとか産業を作るために使命感でやりきったって感じなんですね。
ベリロン そうですね。そこをミッションと感じて。
おだしょー すごいですね。これ出筆するのめちゃくちゃ時間かかりますよね。すごいボリュームですもんね。
ベリロン そうですね。10日ぐらいですね。
おだしょー すごい。
ベリロン それに集中して。
おだしょー フルコミットで10日間みたいな状態ってことですね。すごいですね。
おだしょー だってこれ今Amazonでリンク拝見してるんですけど、こんなケースでは取り扱うっていうケースが33まであり、めちゃくちゃ具体的なケースですもんね。これもう即使えますね。
ベリロン そうですね。当時Q&A形式で使いやすいように考えたっていうところが構成としてはあります。
あとはありがたいことに評価がですね、私のこのアクションを好意的に受け取っていただける方が多くて、Xのいいねみたいな感じで結構星も集まったんじゃないかなというふうに思ってますね。
おだしょー ですね。レビューも星の数もそうですし、訂正的なコメントもめちゃくちゃデッサンされてることが多くて、これ本当に誰もが感謝してる内容なんじゃないかなって思いますね。
今もKindle価格1000円で出てますし、Kindleはアンリミテッド登録されてる方だと読めるようになってますね。
ベリロン そうですね。それも読めるようになってますね。
おだしょー すごいですね。これはぜひ聞いてる方でも、NFT周りに興味ある方は読んでいただきたいですね。
ベリロン そうですね。アンリミテッド月1000円だと思うんですけれども、登録されていれば無料で読めますので。
おだしょー なるほど。
ベリロン 読み取っていただければと思います。
おだしょー これで出版されて、やっぱり出版したことによって、ちなみにこれって本の売上げには繋がらなかったですけれども、そういう具体的な税務相談のクライアントさんが増えるみたいなこともあったりしたわけですか?
ベリロン そうですね。その結果や反響っていうのは、当時思ってた想像を超えるものが結果として出てまして、
ベリロン それ以降は出版までした会計士、税理士でWeb3が好きな人っていうようなタグ付けをしていただくことができまして、
ベリロン 税務の相談を、法人を立ち上げて税務の相談をしたいというXでDMをいただけるようになりました。
おだしょー すごい。Xでそういう問い合わせが入ってくるっていうのは、なかなか修行の方だと特に多くないというか、普段は、通常はハードル高いものだと思うんですけど、やっぱ本ってすごいんですね。今の時代も生きるんですね。
ベリロン 私もずっとX歴長いんですけれども、なかなか関係性のない方から突然DMのやり取りをするためにはどうしたらいいのかなっていうのは思ってたんですけれども、認知されるようになると連絡が苦しいという、ハードルっていうのがとても見えないハードルみたいなのがあって、とても不思議だなという感じ。
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おだしょー 確かにそうですよね。すごい。でも、それでどんどん仕事になっていって、今だとWeb3に特に強い意味がある、税、利子、法人関係者っていう動き方されてらっしゃると思うんですけれども、最近だと仮にお仕事としてご依頼されてるケースだと、どんなご支援されてるのかっていうのをいくつかの観点で簡単に教えていただけますか。
おだしょー ご連絡いただく方はほとんどWeb3テーマが関係しているスタートアップの方で、Web3が関係しているということは歴が浅いわけですね、法人さんの。なのでフェードとしてはシードキーであったりとか、プレシリーズAあたりの方が多くてですね。
おだしょー ご相談の内容は、税金の相談がありますっていうようなところから、税務顧問も探してましたってあったりだとか、あとすでに付き合いしている税理士さんがいるんだけれども、暗号資産などの取引を法人でやっちゃうと、税理士さんがもう計算などがちょっと技術的な部分でできないってあったりだとか、ビジネスモデルが全然ついていけない用語が難しくてですね。
横向きというのがあるので、フレンドリーな方にも変えたいというような、そういうご相談をいただくことが多いです。お手伝いする内容は、ポッドキャストで配信させていただいている、経理業務の巻き取りであったりだとか、さらにエクイティ株式周りで会社さんとして進展があった場合には、その税務どうなりますかっていう相談を受けています。
暗号資産とかNFT特有の悩みとかよくあるご質問ってどんなものがあられるんですか。
やはり暗号資産を買ったり売ったりすることでの税務上の税金がどうなるかっていう相談が多いですね。処理がわからないっていう。
その処理がすごく難しくて、みんなヒヒ言ってる印象がすごくあるんですけど、ちょっとだけシェアさせていただけるとどんな手続きが必要になるんですか。
例えば暗号資産でいきますと、ビットコインを購入して、その後売却して日本円に変えたりだとか、別のコインであるユーサリアムに変えたりとかするんですけれども、
その時に購入時との為替のレート差が出てですね、ビットコインとかユーサリアムというのは取引資料があって時間変動がありますので、1円あたりいくらっていうのが変動しているので、
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購入した後、売却すると必ずそれを運用してたということの、買わせた損益が出てくるので、それを会計上も認識しますし、税務上でも同じように損益として認識することになります。
なるほど、すごく複雑そうというか難しそうな印象を覚えたので、ちょっとこれあれですね、単品のトピックをテーマとして扱ってみてもいいなと思いますので、次ちょっとですね、Level3に関してどんな相談があって、その行き消しの話だったり、他の話題どんなのがあるかみたいなところもぜひ扱っていきたいなと思いましたので、
今回はベリロンとの出会いと、さわりというところで終わりにしていきたいなというふうに思っております。
本日のテーマはベリロンとの出会いとWeb3スタートアップ支援のところですね。最後にあきむさんのメッセージでもいいんですけれども、ありましたらぜひお願いします。
そうですね、ベリロンとの出会いだったりだとかWeb3が盛り上がり始めた頃の話っていうのは久しぶりにする機会を持てましたので、
Web3ってどうやって盛り上がってきたのかなというようなことを知りたい方にとってはお伝えできたらよかったなというふうに思います。ありがとうございます。
この番組は公認会計士の畑山さんとボットキャスターの稲利田がお送りしております。
トークテーマのリクエストやご感想、畑山さんへのご相談は畑山さんのXやメッセンジャーまでお気軽にお寄せください。
継続的に良質なコンテンツをお届けしたく思っておりますので、番組のフォローであったり拡散にご協力いただけますと大変喜びます。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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