ANOBAKAさんから投資を受けたい企業家さんが、ぜひ見るべきというか、これさえ見れば、ANOBAKAさんの全てが分かりますよ、という動画にしていきたいと思っておりますので。
たぶん、ちょうど200ぐらいっていう感じで、規模で言うと160になるかな、みたいな感じです。
企業家さんが選ぶべき理由、圧倒的にコミュニティになるかな、と。
他みたいなことも最近コミュニティについて聞いてきて、
精々AIのキャピタリスト、ANOくんが、シード投資大好き集団に入社します。
へー。
はい、みなさんこんにちは。スタートアップ投資TV、ガズレレキャピタルの石橋です。
今回はですね、ANOBAKAの代表パートナーを務めていらっしゃる長野さんにご出演をいただきまして、
ANOBAKAさんから投資を受けたい企業家さんが、ぜひ見るべきというか、これさえ見れば、
ANOBAKAさんのすべてがわかりますよ、という動画にしていきたいと思っておりますので、
ぜひつまびらかにですね、いろいろとお話を伺っていければと思うんですけれども、
まず簡単に長野さんに、ご自身の自己紹介と、
なんでANOBAKAを創業されたのか、みたいなところまで、サクッとぜひお話をさせていただければと思うんですけれども。
ANOBAKAの長野です。
実は今年、設立10周年と。
おめでとうございます。
会社を投棄してから10周年になりました。
もともとはCLUBという助成会社のCVC、コーポレートメンテナンスキャピタルとしてスタートして、
それを6年ぐらいやってて、
MBO、マネージメントバイアウトですね。
会社を自分で買い取って、4年ぐらい。
もともとはCVCだったものをMBOされて、今はもうピュアに独立系VCという感じなんですか。
そういうことになりますね。
ありがとうございます。
ちなみに直近だと、今までの類型ですかね、
扱っているようなファンドのサイズというか、
扱っている金額ってどのぐらいの規模をANOBAKAさんは扱っていらっしゃるんですか。
規模で言うと多分110億ぐらいで、
また5月に新ファンドが50億のやつを出す予定なんで、
それで160になるかなみたいな感じですかね。
基本的には今後も新しいファンドを作られて、
どんどん投資もしていこうというステアアースってことなんですね。
やっていこうと思っております。
おそらくこの動画4月の後半ぐらいに出てるかなとは思うので、
これまさに見ていただいた方は、
ぜひ企業家さんの方はいい意味でANOBAKAさんがこれからめちゃめちゃ投資される時期だとも思うので、
積極的にご連絡もいただければいいんじゃないかなと思うんですけれども、
今までで言うと、類型110億程度の資金で何社ぐらい過去でも投資していらっしゃるんですか。
これまでたぶんちょうど200ぐらいという感じですね。
200社もいるんですね。
200社いますね。
基本的にはその200社ってどういう分類分けがされるという感じなんですかね。
そうですね。基本ステージでも全部シードなんですけど、
うちの場合、自家装が5億以上投資しないっていうルールなんで、
まあどうなんですかね、2、3億ぐらいのバリエーションで数千万投資するっていうのが多いっていう感じなんですけれども、
いくつかにご一緒させていただいております。
いろいろ存じ上げてます。
まあでも9割はネット系ですよね、やっぱりなんだかんだで。
ただまあ1割ぐらいはもうちょっとディープテックっぽいのもあったりはしますけど。
ちなみにさっき5億円以上のところはなかなか投資しないかもしれないみたいな話もありましたけど、
追加投資の方はどういう方針でやってるとかって何か決まってらっしゃるんですか。
追加投資そんなしないですけどね、まあでも15億ぐらいのバリエーションまではついていくこともあるみたいな感じですかね。
なるほど、なるほど。
じゃあこれ見ていただいている方々は、まあそれこそ創業期とかこれから起業されるのならば、5億円以下であればアノバカさんめちゃめちゃ一緒になりやすいかもしれないっていうところなんですね。
まあそうですね、そうですね。
ちなみになんかそういう活動も過去10年間でいろいろアノバカさんとしても変化してきていらっしゃると思うんですけど、
他のVCさんと比べると、まあ一旦対起業家目線で、
アノバカの特徴とか強みとか起業家さんが選ぶべき理由みたいな、おすすめポイントとか強みみたいなので何かありますか。
まあそれは抜刀的にコミュニティなのかなというふうには思っていて、
例えば年に1回合宿って言って前回も120,30人ぐらいの後ろ投資家の社長ばっかりみんな集まって、
120,30人の社長が来るんですもんね。
本当にもう終わりって言ってるのよりもずっと語られ続けるような感覚とか、
まあそういうのはうちの投資家としてすごい仲いいし、そこは一つポイントなのかなと思いますけどね。
逆になんかさっきの合宿なのかどうかわかんないですけど、
この前アノバカのパートナー勤めていらっしゃる萩原さんと会食の席でご一緒した時に、
長野さんに怒られたじゃないですけど、めちゃめちゃ飲みすぎて、
なんかその翌日の朝に長野さんに呼び出されて、
なんか俺はお前が怖いみたいなことを言われたみたいなことを言ってたんですけど、
やっぱそのぐらい深く飲んだりとかコミュニケーションする機会も多いんですか、投資家の方の。
萩原が怒られたってことですね。
そうです、そうです。長野さんに萩原さんが怒られた。
飲みすぎですよ、お前ホストだろみたいな。
まあまあでもそれはまあでもなんていうか、うちのメンバーもやっぱりよく遠崎で飲み行ったりとか、
やっぱりビジネスのこの会議だけじゃなくて、
夜お酒入れながら語らう夢を語るみたいなことが大事なんでね。
まあそれは推奨はしてるっていう感じなんですけど。
やりすぎは良くないよね。
やりすぎは良くないですね。
でもなんかそういう合宿だけじゃなくて、
宿命課みたいなことも最近コミュニティについて勉強できてて、
例えば半年ごとに投資先をグルーピングして同期っていうのを名付けて、
同期コミュニティ同士の勉強会を毎月やったりとか。
なんかEOみたいな感じのイメージなんですかね。
まあそうですね、その半期ごとの同期企業家っていうグルーピングをこの2、3年やってるんですけど、
それも結構ワーク押し出して、
その同期同士もすごい仲良かったりとか、
その同期同士はランチ行くのはあの箱からお金出るんですよ。
そうなんだ。
すごい。初めて聞きました、そういうことやってる人たちは。
そういういろんな施策をやったりしてるんですよね、そのコミュニティの育成のために。
今ってオフィスはアザブダイヒルズにアノバカさんは構えてらっしゃるんでしょうけど。
そうですね、本社はアザブダイヒルズなんですけど、
虎ノ門にコーワーキングスペース、コミュニティハブって言ってるんですけど、
アノバショっていう。
アノバショという、アノバカの社名もじったコミュニティハブを持っていて、
そこに新規投資先は入居することが最近増えたかなっていう感じですね。
でも確かにその同期制度めっちゃいいっすね。
でも200社とかいってると、それは今で市販機とかで言うと何社ぐらいに新規投資してるイメージのペースなんですか、普段。
まあでも年刊25社とかになるんで。
そんなに投資してんだ。
半期の同期会になると10人ぐらいのグルーピングなんですよ、10人ちょいぐらいの。
それちょうどいいぐらいの距離感のグループになるんで、
それは結構うまくはまってるかなっていう感じですけどね。
しかもアノバカさんのさっきのお話だと基本的には皆さん入り口がきちんとシード投資で揃ってらっしゃるから、
成長の足並みも場合によっては抱える課題とかの共通点も多いって感じなんですけど。
まさにそうなんですよ。
同じくらいに起業して、同じVCから同じくらいに調達して、抱える課題も一緒だし、
でもちょっとライバルだからその同期のあいつがあんな風に成功してる俺もみたいな刺激にもなるしっていう感じですかね。
それはまだまだ僕らのフェーズだと真似しきれないかもしれないですけど、
場合によってはそういう取り組み増えてもいいですよね、業界的にも。
そうですね、あんまり対外的に押し出してないんですけど、うちの方が結構ヒットの政策だったりはして。
めちゃめちゃ良さそう。
ちなみに実際投資されるケースで言うと、僕らもご一緒してるケース多々あるんですけれども、
企業家の方々と永野さんたちがどういう風にコミュニケーションされるみたいな、どういうイメージを持つのが一番正しそうなんですかね。
そうですね、投資した後のスタンスってやっぱり企業家の皆さんがどういうスタンスなのかによってだいぶ変わってくる。
そこを柔軟にすればいいのかなと思って、やっぱり週一、各週、月一ぐらいで密にコミュニケーションをしてやっていきたいっていう人もいるし。
週一の人もいるんですか。
たまーに。
何かしらイベントがあったときですね。
ファイナンスであるとか、ローンチ前後とか。
っていうときは結構密度高くやりますけど、でも別にそんなのいらないからみたいな。
最低限のレポートだけするから、何かあったら相談しますみたいなスタンスの人もいるじゃないですか。
いらっしゃいますね、当然。
僕はどっちかというとそっちが好きなんですけど。
そういう人の場合は別にテレミーティングなんか相手しなくてもいいかなっていう感じですかね。
それと企業家の方の好みとかに合わせて動いてらっしゃるって感じなんですかね。
そうですね。
ちなみに今って先ほど創業10周年みたいなお話もありましたけど、長野さん以外のチームの方だと今どんなキャピタリストの方いらっしゃって、どんな特徴を持ってる人がいるんだみたいなイメージってお持ちですか。
なんだかんだでね。
あの他の投資は僕はだいぶ中心じゃなくなってきてて。
さすがに10年経つと。
僕の投資ってそんな多くないんですよね。
今はもうフロントメンバーをガンガン投資してるんで、結構優秀なメンバーが揃ってきてるんで。
4月にも2名ぐらいまた新しく入社したりとか、それもすごい良いメンバーで。
どういう経歴の人が多い、基本中東の人ってことなんですかね。
そうですね、中東の20代後半ぐらいの中東の人が多いっていう感じなんですけど、彼らは中心に投資してるって感じですね。
どういう特徴を持ってるとか、こういう色味とか強みがあるキャピタリストが多いんだみたいなのってなんかあるんですか。
やっぱりそこはあの馬鹿のDNAをしっかり受け継いだシード投資大好き人間が集まってるっていう感じですかね。
長野さん自身はあんまり最近そこまで新規投資ガンガンはフロントにゴリゴリ立ってるわけではないのかもしれないんですけど、
あの馬鹿としてはこういう人に投資したいよなみたいな企業家のイメージだとか、もちろん事業内容とか市場とかでも全然いいんですけれども。
でもね、僕らあの馬鹿っていう社名でやってるぐらいなんで、その馬鹿っていうのは熱中してるっていう意味合いで僕ら使ってるわけですけど、
なんか新しい市場を切りたいっていくぜとか、そういう熱狂を持った人に投資したいなっていう気持ちは強いんで、
ビジネスのジャンルはそんなにこだわりはないかなっていう感じです。
実は2年前に僕ら日本で初めて精製AI特化ファンドを創設して、精製AIについては一方ならぬ情熱を僕としても持っているというところなんで、
なんで精製AI関連の企業家、精製AIで新しい市場を作りたいっていう人にはガンガン投資していきたいと思うし、
なんだかんだで過去20社ぐらい精製AIの会社投資してるんですよ。
多分日本のOVCの中で一番精製AI投資してるはずなので、
その辺の僕らのノウハウとか、年先同士のコミュニティ。
精製AIって変化めちゃくちゃ早いんで、やっぱりそこの情報がすごい大事だし、
そこの領域の企業からどんどん投資していきたいなっていう感じですかね。
ちなみに何でしょう、たまに聞くのが年齢だとか、あと経歴とか、そういうご経験とかご年齢とかってあんまり気にされないんですか?
確かにいわゆるファウンダーマーケットヒットってやつですね。
あった方が立ち上がりやすいし、成功の角度が高いような気もします。
ただ必ずしもそうじゃない成功事例もやっぱりあったりするので、
あんまりそこのパターン化しすぎて、ダイヤモンドの原石を見逃すみたいなことはしたくないなっていう感じですかね。
確かに。自分自身の反省でもあるんですけど、僕もなんだかんだ全職合わせるともう8年ぐらい業界にいまして、
過去の投資先とかの成功事例とか見聞きする量が増えていくとパターン思考にはまっていってるなというか。
そうなんですよ。結構成功し始める人ってどうしても自分のレンズで物を見がちで、
意外に成功した企業家のエンディング投資でも別にそんなうまくいってないケースあるじゃないですか。
それってやっぱり自分の成功の経験が絶対視しすぎちゃって、そのレンズで物事を見ちゃうことによって、
それ以外の可能性を無意識のうちに排除してしまうというバイアスがあると思うんですよね。
確かに。
多分僕も10年間やってきてそのバイアスがあるはずなんですよ。
だからなんか変に違和感あっても、情熱ある人だったらしっかりと押していかなきゃいけないなっていう風には思ってるという感じですね。
場合によっては永野さんはなんとなく違和感、個人のバイアス的には違和感感じるケースもなくはないんですか?
全然ありません。
ちなみにこれは自分自身の学習のためにも、普通に一先輩への質問なんですけど、
そのバイアスを取っ払おうみたいなことは特に意識されたりとかアクションされたりすることってあるんですか?
それは無理だと思ってて、どうしても自分の認知バイアスって結構強力なので、
どちらかと言うと思考法としてはやっぱり任せる。
僕が信頼しているこのうちのフロントメンバーが信じてるんだったら、僕も信じようってそういう発想かもしれないですね。
ありがとうございます。
ちなみにその認知バイアスのゆえにとかでも構わないですし、全然別の理由でもいいんですけど、
永野さんの過去10年間のあのバカ歴の中で、いわゆるアンチポート法令でここは見極められんかったなみたいな企業家さんとかスタートアップっていらっしゃいます?
どこだろうな。VTuber関連が欲しいんですね。
どうしてもVTuber関連の市場は8年前、9年前にいくつかあった会社の中ではちょっと見極められなかった。
それこそエニーカラーさんとかカバーさんとか、僕もそうですし、多分永野さんも業界にいた頃に起業されている方々ですもんね。
特にシードとかだとなおさら難しかったのかもしれないですよね。
ちなみに先ほど生成AIファンドとか、永野さんもご自身のリスキリングじゃないですけど、再学習みたいなところでAIってキーワードを挙げてらっしゃいましたが、
やっぱり今、あのバカさん、内緒は永野さんが注目している市場ですとか、こういう領域みたいなところ、いくつか挙げるとしたらやっぱりそのAIっていうところになるんですかね。
そうですね。生成AI、Chad GPT 3.5のバージョンが出た時ですね、かなり感動して、僕本当にその直後にマイクロソフト、オープンウェアに超連絡して、当時まだAPIがなかった。
これもしAPIが整備されたらとんでもないことになるんじゃないかっていう予感があって、ひたすらヒアリングしまくって、どうやらAPIが出るらしいと。