1. 農業で心も懐も豊かにするチャンネル
  2. #131 ナスからイチゴへ大転換..
篠崎一哉さんインタビューの2回目です。
本日は、新規就農をナスと春菊で始めた篠崎さんが、栽培作物をイチゴに大転換した経緯を伺っています!

栃木県真岡市は、イチゴの生産量日本一!! 知ってましたか? お陰で、最近はナスの肩身は狭い狭い🤣
日本一のイチゴ、いいですね〜🍓 そんなイチゴに舵を切った篠崎さんの決意が感じられますね✨

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みなさん、おはようございます。野菜がつなぐひととひとハーティッチファーム代表もとです。
本日も、農業と学びで心も懐も豊かにするチャンネル、始めていきたいと思います。
この番組は、国内最大手エンジニアイング企業で、17年間世界を飛び回っていた企業選手香川基文が、
40歳を機に脱裸収納した経験をもとに、農業、ビジネス、キャリア、学びなどについて話すチャンネルです。
本日は篠崎一哉さんのインタビューの2回目をお送りしようと思っています。
今日はですね、イチゴ栽培に変更するきっかけなんかを聞いております。それではお聞きください。
昨日までで全職の造園業のことから農業を始めたきっかけと、
そして一人でナス2タンを作るというパワフルなやり方のところをお話してもらいましたが、
今日はその続きの話をしようと思いますが、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
昨日まででナスを始めたところ、そこのやり方などを聞きましたが、
なかなかナス1200本で始めて、私は想像できないんですけど、
一人でそれをやりきられて、それを結局4年間、4期続けられたと。
最後の年は700本くらいだったかもしれないですけど、4年間ナスを作った。
というところから作物転換されたんですね。
現在は今イチゴを作っておられると。
実際今私はカシューナスと冬の間はハウスナスで、
ナス1本でとりあえず来ちゃってるんですけど、
実は私も農業を始める前はもうかしだったらやっぱりイチゴかなとか色々考えてたんですね。
考えてたんですけど、一応うちは祖父・父とナスの技術でずっとやってたんで、
その技術は成形立てられるぐらいには身につけておこうと思って、とりあえずナスをやってて。
で、焼きながらナスのメリットとかも感じて、
これはいいかなと思って続けてますけど、今のところ。
篠崎さん、ナスからイチゴへ転換される?
それはどういうきっかけでそれを考えて、
なんでナスから転換しようって思われたんですか?4年もやった後に。
一応カシューナスっていうのは肌分でいうと、イチゴに続く柱になってるんですけど。
この辺の地域ではカシューナスは一応有名なんですよね。市場の間で。
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消費者の皆さん知らないかもしれないけど。市場の中では有名なんです。
本当に主力中の主力なんで。
ただロチーナスってことで、冬はハウスを持ってって春菊だとしても、
言葉悪いですけど春菊だと単価がお安いので、冬の分宅配がゼロってわけにいかないんで、
それでもやっぱりやりやすい春菊。
そういうことでカシューナスと春菊っていうのは割かし多いんですよ。
この辺ではね、その組み合わせは。
年齢的にもどこかでシーズン通して一本化したいなっていう気持ちはあったんですよ。
作物を何かに絞って1年間ずっとやるっていうのを探してはいたと。
なんで選択肢としては、春菊でシーズン通すって方もいらっしゃるんだけど、
自分の場合ちょっとスタイルはちょっと違うんで、
今までやってたナスをシーズン通して摂る。
もしくはイチゴで、イチゴだとイチゴで1年間っていうか14ヶ月必要なんですけど、
やることがあるので、どっちみち施設は必要だっていうところはずっとしこりであったんですよね。
なんで春菊をやってるときから周りには反対されてたのが、
春菊でもウォーターカーテンを入れてたりとか、もう春菊のときから。
ウォーターカーテン入れてたんですね。
単価がお安いんで、やっぱりスモールスタートが基本だから、
やっぱりウォーターカーテンまでは皆さん力入れないんですよ。
入れてる方も当然いますけど。
あんまりこの辺じゃ入れてない人は多分。
入れてる人としたら、おじいちゃんがイチゴやっててたまたまウォーターカーテン仕様になってるハウスが空いてるから、
それを利用して、けど俺はイチゴじゃなくて春菊で、って方がウォーターカーテンで栽培されてるみたいな。
なんで今からやる人がウォーターカーテン仕様にはあまりしないんですよね、春菊に関しては。
ちなみに皆さんウォーターカーテンっていうのはですね、
ビニールの外側を水を巻いて、水の温度、水をずっと流しておけばそれ以下にはならない。
なるんですけど、温度の下がり方を水を流すことで柔らげるんですよね。
ハウスの中の温度の下がり方を。
水で膜を張るというか、コーティングするみたいな。
地下水なんで、だいたい冬でも15度弱とか、それぐらいがあるわけですよ。
なんでその15度の膜をビニールの外側にもう一枚巻いて、中の温度を下げにくくするっていう感じですね。
っていうやり方で、なるほど。ウォーターカーテンはあったと。
そうなんです。あとロジナスでやってた時も、天敵谷をちょっと早めに導入して、やっぱり経験で天敵谷というのはどういうものかと。
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っていう経験と、あとちょっと自分、これもちょっと自慢なんですけど、お薬はめちゃくちゃ、農薬は調べました。
一応その購買部で販売されてる人からお墨付きはいただくぐらい、一応いろいろ教えてもらって。
薬に対する知識を得て。
そこの準備はしてたんですよ。
ウォーターカーテンなんで、タイマーとサーモン使用にもしてたし、ロジナスでもハウスナスにしろイチゴナスにしろ、やっぱり天敵谷使うんで、その知識はっていうので準備してて。
で、どこかでやっぱりそういう施設、ナスかイチゴでシーズン通そうっていう狙いがあって、それがたまたまちょっとうちの親が体調を崩しちゃって、
夫婦でやるかみたいな雰囲気が出たんで、その時に思い切って、ちょっとじゃあ春菊が、W60っていう型で、これワイド60の略で、ワイド6メートルの略で、J8のオリジナルの本当はハウスらしいんですよ。
あ、そのハウスの形が。
で、それで春菊を作ってたんで、そのままその等数を増やしてイチゴでいとうかなっていうことで。
あ、もうそのままイチゴにも使えるような広さのあれだったんですね。
なるほど、なるほど、なるほど。
それでイチゴだと。でもやっぱりイチゴ、そこでイチゴっていう頭があったのが、もうかしのここではイチゴ有名だし、そういう技術が周りにもあるからっていうそういう観点はあったんですね。
で、茄子でやっぱり施設でやるってなったらば、単刀ではなく連刀でやりたかったんですよね。
うちのちょっと田んぼの畑の入り口が狭くて、4トン車がギリ入るかどうかだったんで、連刀でちょっと工事もどうかなって。
ちょっと単刀で、魅力取りやすい単刀でってなると、イチゴの方が効率はいいかなと思って。
なるほど、なるほど。
じゃあその場所、位置、条件とかそういうのも含めて、一番やりやすいのがイチゴかなというところで始めたと。
そうなんですね。イチゴ、いいっすね。
俺も変わろうかな。
どうですか、でもぶっちゃけ。茄子からイチゴに変わって、正直なところどうだ。売上とかはやっぱ上がるんですか。売上っていうか、なんていうの、収支?収入?
これはぶっちゃけて言うと、イチゴって用途が年中あるんですよ。
加工品用にしろ、生食用にしろってことですね。
自分の中で、これ聞いてる方でそれ違うんじゃないのかなと思った方は、どんどん叩いてほしいですけど、自分の中では一応収めさせてもらってる農協さんとやり取りすると、やっぱりクリスマスのショートケーキが一つの目安。
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その次にひな祭り。そのあとは加工でイチゴ味のポッキーとかジャムとかそういったのみたいな感じで、3段階ぐらいで価格が安定してますね。差はないです。
基本、篠崎さんは今、全量JA出しでやられてるってことですね。
じゃあ、ちゃんとJAがそれなりに売り先ちゃんと見つけてくれてて、そこで安定した価格で引き取ってくれてるっていうのがあるんですね。
これは産地のメリットですよね。量があると、そこのメリットで深く抑えられるか。
売り込み方は買う側としても安心ですよね。いろんなアイテムが揃ってるっていうところは。
じゃあ、そういう意味では、そういう価格の安定性だったりとか、年間での収入とかっていう意味では、ナスよりも安定してるかなっていう感じはあるんですか?
そうですね。そんなにばらつきはないです。
ただ、ナスで言うと10アルあたりに、たぶん今平均で何トンくらいですか?7トン売ってます?
平均で、この管内だと新規収納者で8トン目指しましょうって言ってるくらいで、ベテランも入れた物では10トンを目指すんで、平均だと8、9とかそれくらいなんですかね。
いちごの場合、施設栽培なんで、施設のスペックでかなり、当然それを使いこなせるスキルも必要ですけど、やっぱりスペックでかなり変わってくるんで。
ちょっと家から20分ぐらい走ると、さっき言ったモーターカーっていうのに水が出ないとか、ってなると暖房を焚くしかないんで暖房代がかかるとか、
そういう条件、施設とかで左右されちゃいますね。出てくるお金っていうのが。経費は変わりますもんね。
それをうまく、施設がいろいろ経費かけずに作れるとだいぶ有利になってね。
そうなんだ。
棚ですね。
棚ですね。
いろいろあると。
ありますね。これは元ウリさんのこういった放送なので、僕はけがれなく正直に言いますけど。
大丈夫です。聞いてる人は限られてます。
ナスでそのなりにやらせていただいてたので、やっぱりイチゴをやるってなった時に、そこは正直ちょっと自分の中ではデリケートな部分だったんですよ。
親のちょっと体調不良で、嫁と専業になるっていうところを、ベラベラベラベラ喋るわけにいかないじゃないですか。
俺イチゴ始めんだぜ、イエーイみたいな感じのノリではもうないんで。
12:01
なのでひっそりとことを進めてたんですけど、ただやっぱり同時進行で農協さんの指導の方とかといろいろ話をしながらイチゴにシフトしていきたいなと思ったんですけど、
農協さん来てくれなくて最初。2ヶ月くらい放置されちゃいまして。
なんで?
その時に、4年前かな。4年前って本当に毎日が7月いっぱいまで雨みたいな時期だったんですよ。
それで炭素病っていうイチゴの一番天敵な病気が出ちゃって、もう本当に苗全滅しちゃいましたみたいなのが、
もう本当にJAハガノの中ですごい勢いで炭素病が流行っちゃったんですよ。
そっちの対応をしてて。
もうバタバタしてて。
もう神経のやつらどころじゃねーよみたいな。
そういう年だったんですよ。
今の生産性を守らないとまずいみたいな。
違う地区に苗もらいに行ったりとかいろいろ対応してたんで、遅れちゃってたんですよね。
なるほどなるほど。
コツとしてもやっぱり不安だったりだとか、先に仕入れておきたい情報だとか、用意しておかないといけないものもあるんで、
やっぱりそこで、ちょっと早く来てください、お話聞きたいんで、みたいな感じであったんですけど、
最初なんかわけのわからない人が来て、2ヶ月くらい待たされて来て、
清崎さん、ナスで成功してるんだからイチゴやめませんか?
いきなり?
いきなりです。
このおじさん誰だろう?っていう、農協3年間4年間ナスやってたけど、
見たことない人?
見たことない人がいきなり来て、やめましょうよっていうのを2時間うちの畑で粘られちゃって。
ひっと目に入られちゃったんですよ。
その時はさっき言った炭素量もそうだし、自分の場合、本当はやっぱり学校に行ってほしい。
まずイチゴ学校に入ってやってほしいみたいな。
イチゴ、そうですね。学校に1年間やっぱりあるんですよ。
夕方から2、3時間くらいで週3日とか、各JAさんとかが定めてる学校が最寄りにあるんで、
そこに1年間通ってほしい。
もしくは農協さんとか営農に携わる機関が認めてる生産者のところで2年間修行する。
この2つの方向でスキルを学んでください。
とりあえずそっちからやってみませんかと。
僕は過程があるんです。
失敗は確かにできないけど、そんな失敗を恐れて最初から何もできないでしょうと。
イチゴやるんです。
その時はさっきも言いましたけど、親の体調不良のこととかもあったんで、やらなきゃいけないんですってことを言っても、うーんって言われて。
へー、大変。
で、ちょっとこの話は持ち帰らせてくださいって言われちゃって。
でも僕はやりますよ。
15:00
そのために先ほども言ったように、春菊も春菊だけに限らず、違う作でも転換できるような仕様でスペックアップしていったし、
ハウス自体ですよ。
施設をスペック毎年毎年やっていったし、
あとやっぱり点滴谷とかも導入して、いきなり点滴谷とはどうだーみたいなことにならないように自分の中で整理は立てて、
こっちでも限りなく可能に近いっていう状況でお話を出してるんで、
最初からそんなリスクだけを取って、こっちも言わないですよ、僕は諦めないですよって言って、
2時間、それでも2時間吹き止められて、こっちも食いさがらずに、
で帰っていったんですよ。
なんか茶葡萄みたいなA4の紙が入ってるやつ持ってきたんで、
帰ったーよかったーと思って、なんだよーと思ってパッと開けたら最初に、
新規でイチゴ始めませんかーっていう。
どういうことなんだよ。
なんであんないのあるんですか。
あ、そうなんだ。
ありました。もうクシャクシャクシャっぽいですよね。
なんかもう、なんかでもそれ裏で何かがあったんですね。
もうそうなんです。要はもう失敗してほしくないですし、
でもう最初に言われたのは、そのイチゴ、茄子で先行してたらイチゴはやめませんか。
で二言目に言われたのは、私篠崎さんが自己破産するの見たくないんですって言われて。
そうなんですか。すごい説得力がもってきましたね。
怖いと思って、だからもう地域活性化になってるじゃないですか。
やっぱこう、逆言っちゃえば、
学校に通ったり、そういう行政が認定してる農家さんのところに
修行しに行ってまで身につけてもらいたいスキルだってことだと思うんですよ。逆を言えば。
なるほどね。
はい。
なるほど。
なのになぜ引き止める。
ね。なんか広げたいのかどうしたいのかわからない。
そこでやっぱり嫌な思いはしましたよね。
あ、じゃあ大変だったんですね。始める時は。
大変でした。もう振り切るのがどうしてもこう。
えーそうなんだ。そんな壁もあるんですね。
で、やっぱり柵の切れ替わりってどうしても収入が途切れちゃうんで、それが怖かったんですよ。
そうですね。
で、イチゴの仕事って春渡しっていうものであると、イチゴってこれちょっと特殊な作物で、
種とかで増えるわけじゃなくて、親株っていうメインになる株からランナーっていう鶴が出てきて、
その鶴の櫛みたいなところを土に刺すと、そこから根っこが出てきて、
自分のクローンを作るんですよ。
で、そのクローンを増やしてって、それがみんなが口に入るイチゴを作ってくれる。
要はそのクローンを畑に、ハウスの中に植えるっていう作業が、2月ぐらいに親株が渡されて、
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今言ったクローンを取り始めるのが6月とかになるんですけど、
ただその今言ったスケジュールっていうのは、春菊もやってれば、花椎茄子もやってる。
なので、イチゴの初年度っていう、イチゴを収納した初年度っていうのは茄子もやってたんですよ、700年。
なるほど、なるほど、なるほど。
あ、その間に、要はランナー図書館とか、
茄子をやりながら、9月に停職する。
なので時系列で言うと、2月に苗をもらいました。
その時は春菊を取ってます。
で、春菊を4月ぐらいでやめました。
で、それイコール4月から、今度、ロジナス、外で植える茄子を、外で作る。
で、そこでイチゴを取り始める。
4月ぐらいでやめました。
で、それイコール4月から、今度、ロジナス、外で植える茄子を、外で作る茄子を植えました。
その間は、ランナーっていうのは当然、親株っていうのは同時進行でやってて、
で、4月に植えた茄子っていうのが、やっぱお金に変わるのが5月前旬ぐらいから。
なので5月、当然、茄子とイチゴ。
その年の寒くなった時に、みんなの口の中に入るイチゴを同時進行で作る用意をしてて。
そこに要は作物、作る作物ができるだけ途切れないように並行して準備してある。
その年大変だな、それ。
ただ、ここも自慢させてください。
どうですか?
僕、この700本で、短集学で表彰されました。
マジっすか?それやりながらの?
めちゃすごいじゃないですか。
だから、さっき言った農協さんの知らない辞儀に速攻電話して、今から来いって。
ちょっと同時進行で作った、このランナー見てみろよ。
と同時に、俺短集学賞状取ったぞって言いました。
すごっ。どっちもやっとると。
短集学で取るのすごいっすね。
短集ってなかなか取れないんですよね。ちゃんと作らないと短集上がんないんで。
一応、栄品というか、一番価格がつくのが上手くできたかなっていう評価に値する症状なんで、そこは頑張ったらと思いました。
すごいすごい。その間イチゴも作ってんすもんね。
でも一応その年にもううまく切り替えることはできて、その冬からイチゴの生産も始めることができたと。
すげーな。
そこからそうですね、イチゴ一本で来てます。
イチゴの良いところってのはどう?もちろん価格安定してるみたいなのもありますけど、
作業自体はでも成すより大変だってよく聞くんですけど、その辺ってどう?
実はでも年間安定して作業があったりとかって言って、慣らせるみたいなの、決して別に大変なわけじゃないんですか。
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大変は大変なんでしょうけど。
まぁけど、強いて言うならば、やっぱりロジナスと、要は夏の作物と冬の作物で二毛作が一毛作で済むんで、そういった部分では気持ちは楽かなと。
なるほど。要は今までは、ナスを夏やって冬を春に行くやって、こうやって二つのことを考えなきゃいけないんだけど、
イチゴをやると、一年間通してその計画一つのもののことを考えればいいから、やりやすいときはやりやすいみたいな。
そうなんですね。
感覚的には集大成みたいなところがあります。
チストリン刈りの計算方法がうまくできる人ほど、結局は施設栽培なんで、施設の中の環境とか栄養状態の観察が、
適格な追記ができる人ほど当然収穫につながるっていうか。
結構ナスって申し訳ないですけど、手入れが差が出てくるのって結構、中盤から後半じゃないですか。
そうかもしれない。
それって結構人によっちゃうと、お天気、お天道様のおかげを自分の功績として取られちゃう人もいるんで。
それがなかなかね、四字ナスは特にそうですよね。
要は完全に天候に左右されちゃう部分があるから。
ナスやってるとき、そうですね、ナスは一緒かな。
そういった意味では自分は結構、ナスのときも春菊のときもイチゴのときも、やっぱり心得てるのは、いかに伸びないように伸びないように。
なるほど、なるほど。要は徒長しないようにがっしりとしたものを作るか。
ちなみにその伸びないように伸びないようにというのはどう意識してるんですか?
窒素林狩りですね、やっぱり。
それの与え方のタイミングと用語っていう感じですか?
はい。
すごい。すごいじゃないですか。
ここがですね、話戻るんですけど、増援あのときのノウハウが出てきてる。
回収した今。
増援もそういうの気にするんですか?木も。
気しますね。
窒素林狩りを。
ナスとかの専門用語で言うと葉かきとか芽かきは増援業もやります。
なるほど。要はそれで樹勢を抑えるとかっていう意味で。
結局増援屋さんって、増援屋さんのお話になっちゃうんですけど。
面白いこれ。農業と増援が繋がる。
増援業に、増援屋さんにある木を、要は欲しいっていう人のところを植えるまでがお仕事なんですよ。
24:02
イエスですね。
ってことは、植える状態を常に植えられる、植え替えられる状態を作っとくっていう。
なるほど。
そこにきてイメージしやすいのが、1年中葉っぱが付いてる木を常緑樹。常に葉っぱが生えてる木って書いて常緑樹。
で、冬になると葉っぱが落ちるのが楽葉樹って言うんですけど、
この常緑樹っていうのは1年間葉っぱがあるってことはイコール、光合成をするので、
夏だろうが冬だろうが光合成を、簡単に言うとですよ、光合成をする体力がある木なんですよ。
けど楽葉樹っていう葉っぱが落ちるのは、冬場に葉っぱがあると自分の生命危機が訪れるかもしれないので、
葉っぱを落として光合成をしないで、パワーを蓄えるみたいのが。
なので植え替える時っていうのは、今言ったエネルギーの話に通ずるものがあって、
お引っ越しするので、木自体がデリケートになるんですよ。
お引っ越しするってことは、やっぱり土にまとわりついてる根っこ。
太い親指みたいな根っこから水分とか養分を吸収するんではなく、
その親指みたいな太いところから出てくる毛根みたいな細いやつが、
生命維持するような役割をする成分を吸収しやすいんですよ。
お引っ越しする時に今言った白根っていうんですけど、
白根をどんだけ作っておくかっていうのが、
お引っ越しした後にお客さんのところで枯れない。
トラブルが少ないっていう木を作ることになるんですけど、
なので下を痛めつけちゃうんですよ、どうしても。
お引っ越しするってことは。
植え替えるっていう作業は。
なのでその調整で、今言った上緑樹とか落葉樹の応用で、
上の葉っぱを調整するんですよ。
なので下が100から極端な話ですよ。
70%になって30%削れちゃったら、
上の部分も30%調整するんですよ。
なるほど。
はい、上と下は常に一緒です。
なるほど。
なるほど。
はい。
なので葉かきっていうのも結局、
ナスの葉かきも当然、
ナスを身を取るってことは、
混合性が必要ないから葉かきするわけじゃないですか。
あるとそっちに栄養が行っちゃうんで。
なので自分は1200本やってたときに、
自分の中で作ったルールっていうのが、
ナス1本取るに対して2枚から3枚取りっていうルールを決めて。
葉っぱもそれなりに葉かきをしてね。
農協さんの指導では、
そういう剪定の仕方をするじゃないですか。
一目残しでね、徹底してやるのが一応ルールだよなと。
なので目で見て、
上っ面は目で見て分かります。
これって地質なんじゃないですか。
けどその分それに調整して輪刈りを入れて、
27:01
常に根っこから進める状態を作っていくっていうのが、
自分の中では造園業から通ずるものがあったんで。
なるほどね。
常に上もそうなんだけど、
頭の中では根っこを意識してるんですね。
それは造園業独特の考え方なのかと。
農業やってるとそれは効くんですけど、
やっぱりその下をイメージできないんですよね、あんまり。
そうなんだ。
なのでネグサレとか、
うちらの地区で使ってる資材で言うとルートパワーとか、
あの辺は本当にそれなんですよ。
土の中の鉄分と反応して、
ジュワーって炭酸みたいに泡を。
酸素を出していくような。
それでやっぱり土をほぐすというか、
広げて根っこが伸びやすくするとか、
そういう根っこ、白根からやっぱり、
いろんなものを吸収しやすいような土を作るみたいな。
なるほどね。
そこはなんで、イメージはしやすかったです。
すごい。
このね、植物の基本を学んだ気がしますね。
造園業、面白いですよ。
身の回りにある言葉で、
造園業から取ってきてるような意味合いの言葉とかって結構あるんです。
なるほどな。
でもそういう造園業っていくと、
やっぱり茄子の方がそれにイメージが近くて、
イチゴはどっちかっていうと草じゃないですか。
木じゃなくて。
だから春菊で学んでるんですよ。
改修した。
なるほど。
そのイメージは、果物は春菊の方で。
やっぱ違うものなんですよね。
育ち方というか。
コントロールの仕方は。
そうなんだ。
俺、刃物作れないんですよ。
苦手なんですよね。
なるほどな。
春菊の場合、そこに加えて脇芽で増やしていくんで。
茄子でいう剪定して捨てるところを春菊は増やして食べてるみたいなイメージなので。
そうだよね。脇芽、脇芽で。
そしてイチゴは、あれも分欠みたいな形で、
クラウンって言うんですけど、目元の部分の、
普通の木でいう茎ですよね。
の部分を太らして発射台を大きくしていって。
かかってるやつを増やしていく感じになる。
なるほどな。
あれもやっぱり、ものすごくイチゴも頭いいやつなんで、
人間がプチッとイチゴを取ると、
トカゲのしっぽ切りみたいに自分で根っこを切ってくるんですよ。
なんでそこのケアをしてあげて、
できるだけ暖かくなってくる2月下旬とか3月上旬に、
バンといかないように、
11月下旬くらいから今言った2月の寒い中旬くらいまで、
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できるだけ停滞しないように。
常に根っこ根っこ根っこ根っこで。
常に。
ちょっとずつ切りながら増やしながら。
植物ってそうなんですけど、
波を作らないようにが一番いいんですよね。
植物がびっくりしないようにコントロールしてあげるのが一番いい。
そこが難しいですよね。
そこが面白いですね。
さっき元組さんが言われた、
チカムのイメージが、自分は農業年数は浅いですけど、
イメージできる人とお話ししてると楽しいし、
そこは差が出てきちゃうかなと思いますね。
イメージできる人とできない人では全然差がない。
いやーすごい。
ここがね、増援業からイチゴまで全ての点が線でつながるみたいなね。
さすがですね。
やっぱりその点と点を線につなげる能力がある人が上手く成功するんですよね。
それをね、点と点をつなげられるのも能力だと思う。
そこがね、すごいです。
さすが。
一つ一つのものを学んだことを線に仕上げる篠崎さんでございますが、
どうですか?
この後、こんな風な農業にしたいみたいなイチゴ。
それはイチゴとかでもいいんですけど。
あります。
自分の夢みたいなのがちょっとあります。
篠崎さんの熱さを聞きたいなと思いますが、いかがでしょうか?
これも長くなっちゃうんで一回区切りますか。
最後の夢のとこで一回区切る。
わかりました。
すいません。
2回目はここまでにして、最後どんだけ熱い夢を語ってくれるのか。
3回目に。
すいません。
また3回目よろしくお願いします。
お願いします。
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