農薬の使用と農業の現状
おはようございます。野菜がつなぐ人と人、ハーティッチファーム代表 もとです。本日も農業と学びで心も懐も豊かにするチャンネル、始めていきたいと思います。
この番組は、国内最大手エンジニアイング企業で世界を飛び回っていた 企業戦士香川基文が40歳を機に立ち去ら収納した経験をもとに、農業、ビジネス、キャリア、
学びなどについて話しチャンネルです。
はい、おはようございます。 今日はねー
朝一で早起きして、 ちょっとナスに薬をまこうと思っていたんですが、
寝坊してできませんでした。 いつまこうかな、明日も時間ないしな、って思いながら
さてさてと思っているところですが、 ダメでしたね、眠くて。
今日はそんな薬、農薬のねお話を ちょっとしようかなぁと思います。あまりね農業をやっていない方は
農薬という響きに対してどう思われるか
わかりませんし あるいはなんて言うんですかね
農薬はね ない方がいいとかいろいろ心配される声もあるのかもしれませんが
ちょっとその辺のね含めてお話をしようかと思います。 農薬はねまあ
観光農業という有機栽培農薬を使わないと決めて作った野菜以外は まあほとんどの
今出回っている作られている野菜はね 農薬を使って栽培されていると思います。
うちのハーティッチファームもね観光栽培でやっておりますので 普通に農薬を使いながらナスを作っています。
まあ生産者の方からすると この農薬これね使わないで
野菜を 育てるってのはね
やっぱり難しいですね 現実問題としては
なんて言うんですかね 全く虫に食べられても
そんな野菜でも大丈夫ですよ 買いますよっていう方が普通にいれば大丈夫なのかもしれないですけど
ナスの虫害と対応策
ハーティッチファームうちの場合には基本的に80%は農協だしですので 農協、JAだしそうするとやっぱり綺麗なもの
形の良いものを求められる まあそうしたら値段がつかないので
それが求められると やっぱりねー
薬がないと 無理ですね
特にナス、特にってことはないですけど他の葉物野菜とかでもねシーズンによってはそうだと思いますが
ナスは この夏の間に
虫がねやっぱり出るんですよ それはもうシーズンによって出る虫ってだいたい決まってくるんですけど
夏の場合で 夏に作るナスの場合で
一番被害が大きくなるのは 去年もちょっと有名になったカメムシ
というねあの臭い、つぶすと臭いカメムシですよ あいつと
でそれよりちょっと後に出てくる まあ芋虫系ですねあのガノ幼虫
これはね どうしてももう薬じゃないと止められない
しかも1回
彼らが、そいつらが増えだすと もうねあの
減ることがないんですよね もう延々増える
虫が虫を呼んで卵を産んでみたいなそういう感じでもう増えるんで なんで
虫を退治する一番の方法はもうちょっと現れた時に 薬を撒いて
その虫を殺す増える前に殺す でカメムシなんかはもう外からどんどんどんどん来るので
例えば周りの畑からねどんどんどんどん入ってきてしまうので もうねイタチごっこなんですけど
まあそういう意味でね虫を退治するためにはちょっとでも見かけたら すぐに
農薬を撒いてその虫が増える前に殺すっていうことをね やっていかなきゃいけない
虫は何が問題かというと そのナスの実をね食べるんですよね
カメムシなんかはナスの液を吸うんですよ果汁を でその食べられるあるいは果汁を吸われるとその後がね
もちろんあのかじられた後だったりとか その果汁を吸うために針を刺された後が
もう黒く変色するあるいはもうかじられて欠損するっていうことになると思うか 外見が
もう 見た目でわかってしまうのでもう完全にも捨てるしかないですね
そういうナスっていうのは もちろん虫さんがかじった以外の他の部分は人間だって食べられますよ
食べられますけど 虫がかじったナスをみなさん買いますかっていう話
買わないんですよねもちろんJAにはそれ出荷できませんし そんなのは
ねスーパーとかに並べたとしても みなさん買いませんよね綺麗なナスを求めるってなるとやはり
薬を使わないともうそのね虫たちを退治できない 防ぐことができない
なのでどうしてもねやっぱり薬がないと特にその夏に栽培する外で作る ナスはね
無理ですね少なくとも私は無理です これをね
本当に うまーく野菜を作ると
有機栽培と農薬管理の難しさ
元気な野菜というのは虫を近づけにくいとは言います すごく元気な野菜は抗生物質を出していて
虫がね寄りつきにくい あれは何なんでしょうね匂いなのかホルモンなのかわからないですけど
というので食べられにくいとは言いますとは言いますが まあそういう野菜を何もしないでも虫が寄りつかない野菜っていうのを作ろうと思う
相当 技術が
うまい野菜作りがねうまくないと できないのでなかなかねその域には達せないというのが正直なところ
まあという意味はねどうしても薬を使わない使いながら管理するんですが まあでもとはいってもやはりその薬の使い方というところも
ちゃんと決まりがありますので それを守りながら人体に影響がないように
薬を使う例えば1年間に使える薬の量の回数というのが決まっています そして
薬を撒いてから収穫するまでの時間というのも決まっています 基本的に収穫する24時間以上前までに薬を撒いてないとダメ
20薬を撒いてから24時間以上経ってないと収穫をしちゃダメとかね あとはこの薬は
1年間ワンシーズンに1回しか使っちゃダメですっていう薬だとか 3回まで使っていいですっていう薬だとかいろいろあるんですが
その辺も回数を記録しながら ワンシーズン内でね回数を使った回数を記録しながら
栽培管理をしています そういうね記録も残しなさいということも決まっているんですね
なんかよく言われる 農家は自分で食べる野菜を薬をかけてないとかっていう話を
誠しやかに信じていらっしゃる方もいるのかもしれませんが 全然ねそんなことはないですねもう私なんかは別に普通に自分が作っている野菜は
食べますしそれは薬普通に撒いたやつですよ もちろん薬撒いてないやつもありますそれは撒かなくても大丈夫な野菜は
撒きませんしっていう感じでなすも私はどちらかというと 薬が人体に影響があるからうんじゃなくて
薬を撒くこと自体がね大変なんですよ あの時間もかかるし準備の量労力もかかるんでそういう意味で栽培の生産性を
上げるためにはできるだけ薬を使わない 撒かなくて済むように栽培はしています
例えばその虫が出たらすぐ使うとかねすれば あの
薬を使う回数を減らすこともできるんですよ 本当に増えてから薬使うと思う
結構いくら薬を撒いて虫が減らないんですね1回爆発的に増えちゃうと なので早めに止めてで次薬撒くまでの時間を稼ぐというか
虫がまたね増えにくくするというそういうことをやったりあるいは本当にそのシーズン どの虫が出るどの病気が出るっていうのがわかってくればそれを予防するための
薬を撒くことによってあの 本当にね虫がを増やすことを
防げれば 全体的に薬を使う回数を減らすことはできそういう意味もあって
できるだけ 労力のかからないようは薬をまかないで済むようなそういう栽培方法は
生産者としてはねそれは経営するものとしてそういうやり方をしています まあとはいってもやっぱりゼロはね難しいというところで
そういう音薬を使いながらではありますがまあでもちゃんと管理をされて やっているというようなそういうところは
ご理解いただければなと思います まあ有機栽培でね薬を全くゼロでですよ
使わずにやろうとすると どうなるんですかね多分出荷できるナスが
半分以下になったりとかねそういうことになって まあ多分ほんとスーパーで並ぶああいう野菜をちゃんと量を確保するっていうのが
ね いやー多分無理なのが想像できないですね
しかもまあ値段も高くなるのか要はぶどまりが悪くなる捨てる量が増えるんで その代わりに一つ売れるものの値段を上げなければならなくなるんだろうな
思いますね
ねでもねやってみたいですけどね本当に薬を使わずにどこまでできるのかみたいなのは ねやってみたいとは思いますが少なくともねこう
生活しながらそれをやるって趣味 趣味レベルでねどっか別のところでやるなら別でできるんでしょうけど
いやー想像できないですねというところで まあ皆さんも
ねただ農薬農薬って心配されるだけじゃなくてそうやって管理をしながら 農家自体
あまり使いすぎると体に影響をするんでねそういうのも 勘が見ながら量を減らそう減らそうとして作っている
そういう人がほとんどですよというところをご理解いただければと思います はいそれでは今日もここまで聞いていただきありがとうございました
良い一日をお過ごしくださいまたねー
