2024-09-18 32:16

#266 ほぼ全滅状態からの復活劇!!(石下さんのインタビュー3/3)

石下さんへのインタビュー最終回。
今回は、実際のメロン栽培の苦労やこだわりなどを伺っています!
メロン栽培にかける石下さんの熱い想いを聞いてみてください!

11月に石下さんのメロンが出来た際には、是非とも味わいに伺いたいな✨

#栃木県芳賀郡芳賀町
#メロン栽培
#立体栽培メロン
#heartichfarm
#ハーティッチファーム
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63f5d147390e8c58c62a6397

サマリー

石下さんとのインタビューの3回目では、メロン栽培の成功と失敗について深く掘り下げられています。特に、パイプハウスの建設過程や育成中の温度管理の重要性が強調され、段階的な挑戦とその結果について語られています。メロンの栽培における細やかな管理技術とその過程が詳しく述べられています。また、果実の成長における水分管理やネットの入り方をコントロールする技術が非常に繊細であり、まるで芸術作品のような仕上がりになるとされています。石毛さんはインタビューを通じて、メロンや米に対する情熱と将来のビジョンについて語っており、高品質なメロンの生産を目指す地域の認識を高めるための取り組みについても触れられています。

00:06
皆さん、おはようございます。野菜がつなぐ人と人、ハーティッチファーム代表もとです。本日も、農業と学びで心も懐も豊かにするチャンネル、始めていきたいと思います。
この番組は、国内最大手エンジニアイング企業で、17年間世界を飛び回っていた企業選手香川基文が、
40歳を機に脱裸収納した経験をもとに、農業、ビジネス、キャリア、学びなどについて話しチャンネルです。
メロン栽培の挑戦
はい、皆さんおはようございます。今回も話が面白くて3回目に突入しておりますが、今日も石下さんにインタビュー3回目のところを聞いていきたいと思います。
今日は、実際に石下さんがこだわるメロン栽培のやり方、こだわりとか、そして今後の夢、目標なんかを聞いていこうと思いますが、3回目もよろしくお願いします。
それでは、ちょっと前回の話で、メロンを今年は面積を広げて販路も輸出をできるところまで来ているところですが、
実際に今年メロン作りとしては3期目でやられて3年間作ってもらいましたが、いろいろ成功失敗しかりご苦労もあったかと思いますが、
この3年間、どんな感じでメロン作り、栽培という意味では軌道を持ってきている感じですかね。
そうですね。3年目といっても、1年目に関しては本格的に作ったわけじゃなくて、いわゆる家庭栽園レベルで作ったみたいな感じで、
それに関しては、冬出し、秋冬にとれるものに関して1回作って、本格的に作ったのが去年の春に出したやつになるんですけど、
実際に自分がメロンを作るまでに、パイプハウスを自分で建てたんですよね。
パイプハウスを建てた時に、予定がギリギリ過ぎて、建てて立ち終わる直前くらいに苗が出来上がってしまったみたいな感じですよね。
なるほど。パイプハウスというのは先ほど見た、奥にあったパイプハウスを自分で作ったんですけど、
自分とおじいちゃんがメインで、材料だけ買ってきて、あれを建てたんですか?
すごい!
めちゃくちゃ大変ですよね。
大変ですよね、パイプハウスを建てるのって。1回建ててみた方がいいと思いますけど大変ですよね。
もう全部予定が決まったわけじゃないですか。いつまでに定食して、いつ種を蒔いて、いつ定食して、いつ収穫みたいなのが決まってて、
だから定食するまでには必ずパイプハウスを建てなきゃいけないっていう、もう全部決まるじゃないですか。
あれは要は春夏の千葉の方のパイプハウスであっちで作ってるんですか?
パイプハウスで早出しのパイプになるんですよ。
パイプハウスを建ててる途中に、立ち終わってないのに種は蒔かなきゃいけないと思って、種を蒔いて、もう少しで苗が出来上がってしまう。
なのにまだハウスが完成してないんですよ。
分かる!
そういう状態になってしまって、ちょっと遅れつつも、ようやくパイプハウスが完成した。
パイプハウスで立てて、定食だってなったら、やっぱり立ったばっかりなんで、温度が確保できてないんですよね。
失敗からの学び
地面の?
地面の。
土の。
それで定食したものの、1回目に撒いたやつは全滅したんですよね。
うおー!
メロンってやっぱ繊細ですね。
温度が足りないと全然ダメで、真冬のクソ寒い時期に、十何度は欲しい、十四度は欲しいみたいな。
1ヶ月前くらいから、マルチとかトンネルを全部完成しないといけない。
だから一回して、もう全部遅れてたんですよね。
なるほど。
あれ、定食っていうのは何月なんでしょうっけ?
2月1日とか。
2月。
1月末とか。
ほんと全然寒い時期に定食しなきゃいけない。
だからトンネル、普通にパイプハウスの一枚目があって、内張りカーテンがあるじゃないですか。
そこにはちゃんとウォーターカーテンも通るように水の。
ウォーターカーテンの部屋なんですか?
入って、それだけでも全然温度が足らないんですよ。
そのウォーターカーテンの下にトンネルを二重にするんですよ。
うーん。
小トンネル二重なんですね。
だから被覆で言ったら四重ですよね。
なるほど。
そんな中、そうしないと温度が取れない中で、やっぱり全然温度が足りなくて、一回目に撒いたやつ全滅した。
で、その後もまだ二回目に撒いたやつなんかも全然寒いんで、取れるかどうかもわからないみたいな状態になってて。
で、なんとか二回目以降に、その後四回撒いたんで、全部収穫までこぎつけたんですよ。
二回目以降は。
でも一回目が一番単価も高いし。
まあね、早く出るやつはね。
それを失敗してしまったっていう自分の経験もあるから、今年二回目じゃないですか、その春に作るもの。
絶対に失敗はできないと思って。
本当に色々調べ尽くして、準備をもう本当に超用意周到みたいな感じで、あらゆる準備を終わらせて、そしたら今年はなんとかちゃんと取れて、
で、それも結果としてすごい味が美味しかった。
大好評で。
それも含めて、結果としてすごい良かったんですけど、その経験できたらもう良かったなと思いますし。
輸出に向けた努力
いいですね、なるほど。
本当に大変だったですね。
ハウスをね、建てるところから準備しなきゃいけないと最初としては大変ですよね。
色々と準備がどうしてもゴテゴテになっちゃったもんね、ありますし。
質問何でしたっけ?
いいですよ、あってますよ。
それで栽培も大変だった。
でもそれは今パイプハウスの地埃というかね、地面で育てるほうのやつ。
立体のやつ、そういう意味では地面のね、地埃のほうで育てるやつは今年うまくいきましたって感じですね。
立体のやつは1年目でお試しでちょっと作って、それで2年目っていうのが結構大変だったって聞いてるんですけど。
秋冬に出すものに関しては1年目帰ってきた家庭再現ぐらいの作ったっていうのも含めたら今年3回目になるわけじゃないですか。
1回目に作ったやつは家庭再現レベルなんでちゃんと取れたんですよね。
1回目ちゃんと取れたから2回目の去年はもっと面積増やして大々的に作ったよっていうふうに思って撒いたものの
厚すぎたのもあったし経験不足もあったのもあって結局鉢もうまく飛ばすことができなくて結構な面積をおじゃんにしてしまった。
鉢がね、樹風、メロンその立体型ってやつはキュウリみたいな形ってさっき言いましたけど樹風するのに鉢を使ってらっしゃるんですね。
ハウスの中なんでその鉢が厚さで去年は飛ばなかったと。
なんかね、ハウスの端の方の涼しい方に鉢が全部寄って行っちゃうんですよ。
逃げて行っちゃってもうそっから動こうとしないみたいな。
皆さん私も茄子の厚さが最近おかしいって言って茄子の量も少ないって言ってますけどやっぱりねメロンでも大変なことになっておりますね。
厚さが。それでそんなこともあり去年はちょっとだいぶ失敗したかなっていうところですが今年はすごいと。
去年はまた完全失敗で片付けしてその反省をまた。
片付けてから取らずにもう片付け。
取らずにもう全部片付けました。
すごいいやーショック。
本当に木の状態だけ見たらものすごい木の状態に見えるけど全くメロンが付いてない。
ただの植物になってしまって。
丸いものがない。ただの葉っぱの。
植物になってしまって。
いやーそうなんだもう片付けるしかないと。
片付けるしかなかったのでそれを片付けて。
なるほど。
なんで失敗したのかっていうのをひたすらまた考えて。
それを活かして今年はと。
今年は今年こそはっていうところで。
なるほど。
その中でまた判断が大変だっていう中で。
去年思いっきり大失敗してるのに今年はその中でもまた面積を広げて。
その中でももう輸出っていう農薬がすごい厳しい世界の中に自ら飛び込んでいって。
失敗した去年よりもさらに広げて。
しかも農薬を使わないっていう厳しさも活かしながら。
いやーすごい。
かなり狭めて狭めてみたいな感じで。
いやでもさっきその今年の作のハウスを見させてもらいましたけど立体栽培の。
めっちゃ綺麗ですよね。
もう頑張って。
相当手掛けてますもんね。
頑張ってます。
すごいですよね皆さん。
ほんと農薬を使わずにあれだけ葉っぱが綺麗。
あれだけって皆さんちら見てないから大丈夫けど。
もうあれだけ葉っぱが綺麗な状態で今まで来てるっていうのがね。
もうすごい奇跡だなと思いましたけど私は。
だって虫がどうしても出るじゃないですか。
ポコポコと。
それをどうやって全部手で潰してるんですか。
そうですね手で潰します。
すごい。
だってそれどんな手で潰すって切りたくないですか虫って。
いやもうほんとに出ちゃった葉っぱできるだけ早く築いて。
気づいてそれをもうすぐに捨てるみたいな感じで。
いやーすごい今の聞きました。
できるだけ早く築く。
もうねそれ時点でもう毎日ずっとハウスの中常にチェックしてるって感じだと思うんですよね。
そんな感じですね。
だって虫なんてちょっと出て1日でも見逃してたらもう広がってますもんね。
そうですね。
ほんとにできる限りほんとに早期防御っていうんですかね。
見逃さないようにっていうのを心がけてやってます。
すごい。
ちなみに1日の中でのメロンハウスを回るルーティーンみたいな何か決めてるんですか自分の中で。
朝は絶対その見る時間じゃないですか。
でまぁ傭免散布が肝になってくるんで。
もうほんとに傭免散布しつつずっと見れますね。
傭免散布というか毎日何かしら傭免散布振ってるって感じですか。
毎日までは行かないですけど。
けどまぁ他の方に比べたら回数は多いかもしれないですね。
すげー細かい話になっちゃいましたけどね。
すみません年度大きな談義で。
傭免散布はなんか基本これ入れるとかあるんですか。
あるいはもうローテーションでいろいろ。
いやローテーションとかないですね。
何入れてるんですかちなみに。
お酢、お酢を入れるんです。
農薬使えないから。
それ海外輸出のものって化学肥料とかも使わないですか。
いや化学肥料とかは大丈夫。
肥料に関しては化学肥料は全然大丈夫ではあるんですけど。
ここまで来たらこだわりたい。
じゃあもう傭免散布もなんていうんですか。
抗合性促進させるなんやかんやとか。
あのほんとに。
そういうのも基本使わないんですか。
でもそれに関しては今回ちょっと葉っぱの色が悪かったりとか。
成長点がちょっと弱いとか。
そういうのをずっと見てるんで。
そうなってきたら去年の失敗が出てくる。
怖いなと。
なので傭免散布なんか抗合性促進のやつは入れます。
そういうのは入れてるんですね。
けどまあそういう化学的な農薬は一切使わずに。
なるほど。
輸出できるようなものだけを作ってるっていう感じですね。
なるほど。
だから傭免散布するときは散布しながらちょっと葉っぱの色とかを見ながら。
やっぱりちょっとした葉っぱが丸まってるだけでもわかるシーンがあるじゃないですか。
だいたい見てたらわかるようになってくるじゃないですか。
っていうので葉っぱをめくってみたらやっぱりいたみたいな。
メロンの管理技術
葉っぱ一枚一枚ほんと丁寧に見てるっていうような感じですかね。
傭免散布しないときでも毎朝とりあえず通路ずーっと回って葉っぱ見て。
それルーティーンで朝ばーっと見てあれっていう気づくのがあればあれですけど対処するとかですけど。
その他1日の間で昼も回る夕方も回るみたいなのってあるんですか。
本当あれですよね。ずっと管理してるんで。
管理してる中でちゃんと管理してるときはその一箇所をちゃんと見るじゃないですか。
そのときに全部ではないですけど気になる葉っぱは全部めくってみてみたいな。
葉っぱの裏まで見ないと葉っぱの裏に付いてるからそのうちになったやつはとことん見るようにしてます。
なるほど。じゃあ昼間はその管理作業をしながら常にハウスの中にいる感じなんですか。
何周するかわかんないそんなに。
なるほど。
あの脇芽を描くとかそういう作業っていうのは
例えば茄子でいうと葉っぱの整理をして1列とかやろうとすると
それで1時間とかかかっちゃうわけですよ。
だからそれを毎日毎日続けていくと
ある面積終わった頃最初は葉っぱがまたごうぼうになってるような感じになるわけですよ。
メロンはそこまでではないですか。
それに集約してこの管理をするって決めたら2、3日で絶対に終わらす。
バーッと端から端まで管理を一回整理しちゃうっていう感じですね。
なので自分だけだったら絶対終わらないんで
そのタイミングは人が母親だったり従業員の子だったりっていうのを一気に入って終わらす。
それでバーッてやって終わらしてまたある程度待ってみたいな感じで。
なるほどね。
できる限り遅れないようにっていうのがポイントになってくるんで
そんな感じですね。
ハウスを見たらすごいちゃんと管理してるなっていうのが分かるはずでしょ。
すごい。
あの栽培方法、今農薬は使わないとかそういう難しさとかそういうのありましたけど
他にこここだわってるみたいなのってあるんですか。
そうですね。やっぱり味にはこだわりたいんですよね。
味と見た目もやっぱりメロンとしてはすごい大事になってくるんで
ネットの入ってるのってあれ、皆さんあんまりメロンを見た時に
ああメロンだみたいな感じだと思うんですけど
あの綺麗にネットを出すためには相当な繊細な管理がされてるんですよね。
そうなんですか!
いろんなネットの入り方があるんですけど
例えば綺麗に細かいネットが入ってたり
あとは溝の深いネットが入ってたり
いろいろ入り方があるんですよ。
それって管理の仕方で全部変わってくるんですよ。
要はネットの目の大きさとか。
あとはそのネットの溝の深さ、もっこりどんだけ出てるかっていうのも
あれも全部出し方なんですよね。
あれコントロールできるんですか?
コントロールするんですよ。
できるだけ綺麗なネットにしようとするんですか?
ネットって表面の皮が破けて傷ついてて言えばいいのか
それでカサプタがネットになるんですよね。
あれはそうすると傷の入り方というか割れ方というか
それをうまくコントロールするということなんですか?
皆さん分かります?割れ方をコントロールするって
それは身の大きくする速度をコントロールするってことなんですか?
要は割れるってのは大きくなるときに皮が突っ張っちゃってピリって傷が入るってことなんですか?
そこまで知ってる。そうなんですよ。
メロンってどんどん大きくなる過程で
どのタイミングで皮が固くなるタイミングがありますとか
皮が緩くなるタイミングがありますっていうタイミングが
だいたい交配日っていうのは
鉢が自粉してくれるタイミングから収穫までの間に
だいたいマニュアルみたいなのがあるんですよ。
何日後に皮が固くなる、ここは皮が伸びる時期っていう
そういうサイクルがあるんですか?
だいたいあるんですよ。
例えばだいたい鉢が交配してから2週間の間は皮がとことん緩いから
その間に一気に大きくするタイミングですみたいなのが決まってるんですよ。
そうなんだ!
逆にそのタイミングを逃して小さくなってしまったら
それ以上あんま大きくならなかったりするんですよ。
皮が固まっちゃって。
そこのタイミングはちゃんと水を入れることによって大きくできるみたいな。
なるほどなるほど。
そこを水を入れて大きくする。
大きくするタイミングがコントロールするんですね。
採材方法で。
2週間の間はそれで大きくする期間。
その後、意図的に編み目を作る期間ってあるんですか?
その編み目を入れる時は
例えば木の状態が強いのか、木の状態が弱いのか
あとは判断材料とか
あとは気温が高いのか低いのか
湿度が高いのか低いのか
そういうのをコントロールするんですよ。
木が強かったら
ネットの溝が深くなりすぎてしまう可能性が高いんですよ。
そうなんですか!
っていうのを
じゃあ玉を緩くすればいいんだっていうので
ハウスを蒸し込んで湿度を高くしないといけないんですよ。
そうなんですか!
そういうコントロールを細かいのをして
ちょうどいいような状態に持っていくんですよね。
それでネットの入り方や
ネットの溝の深さだったり高さだったりが決まってくる。
そういう風にコントロールできるんですね。
するんですね。
するって感じですね。
さっき見させてもらった鉄骨のハウスとかだと
パネルで開け閉めとか自動コントロールできるのかもしれないですけど
小さい例えば担当のパイプハウスとか
開けるって言ってもクルクルクルって
手を手動で横を開けるだけとかね
そういうハウスもあるじゃないですか。
ご自身で建てたのは手動なんですか?
自動の換気を入れて
自動で入れてるんですけど結局やっぱり手動になりますよね。
反自動って言うんですかね。
例えばその細かい管理がいらないときは
果実の成長とコントロール
基本的には自動でやるんですけど
開けて閉めてっていうの。
ただその時期になったタイプが
やっぱりもうカチカチやりますよね細かい感じで。
もうそこは自分で自分の感覚でやっぱり開け閉めをするしかない。
ちょっと創生が強いから閉めとこうみたいな。
あとは弱いとネットが全然入ってない坊主玉とか言うんですけど
そうなるんでハウスを閉めて
創生を強くするための管理をしようとか。
ハウスを開けてか。
そういう創生って言うんですけど
木の勢いの強弱を見ながらやるみたいな感じですね。
メロンっていうのは木の勢い、創生が
強いからこうしようって木の様子見ながらコントロールするじゃないですか。
どのぐらいで木の状態が反応してくるものなんですか。
例えば強いなと思って。
1日ぐらいで違いが見えてくるんですか。
木の状態って言っても
例えば創生が強かった時の付いてる果実
果実が例えば硬かったら色が薄くなったりするんですよ。
果実が皮が緩かったら色が濃くなるみたいな。
あと指で弾くっていうのは有名な話ですよね。
指で弾いた時の音が高かったら
果実が固まってるから硬い状態。
でも鈍い音がしたら緩い状態。
そういう状態を見るんで
朝方とかどうしても気温が低いんで
気温が低かったら果実は締まるじゃないですか。
そういう時に果実をあえて締め切ったら
その後火が出てきて徐々に蒸されるじゃないですか。
そしたら果実もどんどん緩くなってくるんですよ。
結構その果実のネットが入るタイミングなんかは
本当に直接的な管理になるんですよね。
ちょっとそれの様子を見ながらコントロールしていくと
そのネットって
見る見る1日2日でどんどんネットの入り方が変わっていくような感じなのですか?
そうですね。
本当に硬かったら、湿度高くしたら本当に緩くなるんですよ。
ネットが本当に入るタイミングって
1週間くらいで決まるんですよ。
その1週間くらいに決まる間だけ
そういう繊細な管理をひたすらするみたいな感じになるんで
それがまた面白いんですよね。
すごい!
ちょっとね、茄子にはないこの管理だな。
もう分からんの。
なるほど。
半分芸術品作るみたいな、そういう感覚ですよね。
自分でつけるわけじゃないから
焼き物のひび割れの針が入ってくるみたいな
1週間の間グーッと様子見ながら
うわ、めっちゃ綺麗な編み目できた。
めっちゃ感動しちゃう。
ずっと見ていられるんですよ。
オタクや。
編み目オタク。
新聞とか上にかけるんですよ。日焼けの。
新聞とかかけちゃうと果実見えないじゃないですか。
でも見たいじゃないですか。
全部こうやってチラッチラッっていって
全部見ていくみたいな感じで。
うわ、やべえ、すげえいい編み目だな。
超綺麗だな。
これ一番いい感じだなみたいな。
母とかそれ見てたら変態だな。
いました。ここに変態が。
編み目変態がいました。
あんたの口から美しいなって言葉が
出るとは思わなかったみたいな。
いいですね。
なるほど。
そういう繊細さがあるんですね。
メロンって。
俺ちょっとメロンって
すごい作り方って
すごい学びたいなと思ってるんですけど
俺今も聞いたら
俺できる気がしないです。
やりましょう。
やりましょう。
一回メロンって作れるようになりたいな
と思うんですけど
結構ナスって丈夫なんですよね。
もちろん本当に上手い下手あるんですけど
ちょっとした
管理そんな細かくやらなくても
それなりに育ってくれるようですよ。
なんていうのかな
火災類の中でも
木が完全に木質化するぐらい
強いんで
相当強いんでそんな繊細な管理
しないんですよね。
俺結構自分
滝の学生でいた時代に
2年目は全期中期高期で
別れてるって言ったじゃないですか
自分ナスが好きで
ナスのフォルムが好きなんですよね。
葉っぱが好きなんですよね。
あー
オタクですね。
変態ですね。
葉っぱをずっと見てるのが好きで
それで中期は
ナス科のグループの方に
所属して
研究して
すごい
ナスのいろいろ教えてください
ティーシュ病
テクニックを教えてください
そこまでも詳しくないですよ
見てるのが好きなんで
葉っぱがね
いいですね
このメロンの
オタクっぷりを聞いたところで
なかなかそれぐらい
繊細な管理をして
作っていくメロンですが
石毛さんの農業のビジョン
これこそね
やっとこだわりの
しかも高級な値段付けられる
メロンができるっていうところなんですが
最後に
その辺のオタクっぷりを発揮できる
メロンを通して
あるいはもっと大きく
農業ででもいいですが
今後の目標
あるいは石池さんのこれからのでっかい夢みたいな
その辺をお話し
聞かせていただければと思いますが
いかがでしょうか
そうですね
うちの農業自体が
まずメロンだけじゃなくて
父親のほうの米博だったりとか
っていうのも大きくやってるんで
それをまず
融合みたいなところですよね
ちゃんとメロンのほうもしっかり
高品質ないいものを取りつつ
父親のほうでやってる米博の
担い手としてそっちを
上手に回していくだったりとか
働きやすい環境みたいな
っていうのを
まずは一つ
うちの石池としての農業を
上手に回すということが一つ
今はメロン集中していますが
将来は
お父さんが辞めるときには
継がなきゃいけないですもんね
米博もね
それをちゃんと設備を整えて
やりやすい環境にして
現代風な農業を取り組みたい
っていうところが
まず一つ
メロンのほうの
環境においては
いっぱいあるんですけど
まずは高品質な
いいメロンを
安定的にずっと作っていきたい
その中で今取り組んでる
化学農薬を
使わないっていうような
ものを
確立したい
っていうのがまずメロンのほうでは一つですね
もう一つが
羽賀町って
一応メロン部会
羽賀郡ってメロン部会がある
唯一の
そうなんですね
でもかといっても
知名度っていうか
栃木県といえばイチゴになっちゃう
それを
イチゴだけじゃなくて
メロンもある
メロンのほうが強いぐらいの
メロンのほうが
産地ぐらいの認識になるような
大きい
メロンの
産地にしたい
そのためにやっぱり
自分一人だけのキャパ
じゃ全然できないんで
もっとメロンに興味ある人だったりとか
っていうのを
もっと興味持ってもらうような
楽しく作ってるようなのを
発信した上で
一つのでかい産地みたいなのにして
石毛のメロンとしても
もっと規模を増やして
ゆくゆくは
観光みたいなところで
収穫体験だったりとかして
メロンを興味持ってもらうような
環境を作っていきたいな
っていうような思いです
メロンのブランディングと展望
いいですね
メロン産地にする
土地意見
私の住んでる辺りも
含めて
昔はね結構
作ってたんですけどね
プリンスメロンって知ってます?
つるっとした玉のプリンス
私うちもプリンスメロン
そこからナスに
転換しちゃいましたが
最近はメロン作る人だいぶ少なくなっちゃった
本当に少ないです
もう一回
メロンっていう作物でも
盛り上がってくればいい
それの中心地として
石毛さん
石毛メロンが出てくれば
いいと思いますが
石毛さんのメロン
なんとかメロン
作らないと
ブランディング
石毛さんのこだわりのメロン
なんとかメロン
皆さんいい名前あったら募集して
ずっと考えてるんですけど
ブランド名をね
これってもらわないんですよね
そうですね
自分だと思いつかないかもしれないですけど
ブランディングも含めて
これから石毛さんの
メロンを通して
メロン産地となるような
そういうのを作っていければな
と思います
ぜひ興味がある方は
メロン栽培に興味がある方は
石毛家に
修行に入っていただければ
ぜひ来てください
喋り足りないことありますか
大丈夫ですか
結構喋りましたね
本当は
本当に今日は
いろいろメロンに対してのこと
そして石毛さんの
メロンに対する変態っぷりを
聞かせていただきましたよ
本当にありがとうございました
3回にわたって石毛さんの
インタビューとお送りさせていただきましたが
ぜひとも
メロンができた際には
食べに来たいと思います
ぜひ来てください
11月
収穫後の収穫通過
来ようと思いますので
引き続き
メロン栽培のこと
メロンのお話のことなど
聞かせていただければと思いますので
今後もよろしくお願いいたします
よろしくお願いします
本当に今回は3回長い時間でありましたが
ありがとうございました
失礼します
はいいかがだったでしょうか
石毛さんへの
インタビュー
話を聞きながらでも
石毛さんのメロンに対する
愛が本当に
ほとばしるような内容で
大好きなんだなと
思いましたね
メロンのことが
石毛さんの
思いを込めたメロン
11月にできるということなので
ぜひとも一回伺って
食べに
行ってみたいなと思います
できたら
うちのハーティッチファームの
ご褒美茄子と一緒にセットで
皆さんにも届けできればな
と思いますが
石毛さんに
石毛さんのメロンを分けてもらえるかどうか
ちょっと相談してみます
それではここまで
聞いていただいてありがとうございました
メロンのこと
何かありましたらどんどん
聞いてみてください
私も石毛さんの方にコンタクトしています
コメント欄で
何かあればよろしくお願いします
それじゃあ良い一日を
お過ごしください
またねー
32:16

コメント

スクロール