これは老化です。許して、老化です。なんですけど、
昔はほぼ一発で覚えてて、
すごいですね。
それが何かっていうと、座ってた席を思い出すんですよ。
かつ、音で覚えてなくて、たとえば岡田さんの岡田が、どういう字かって聞くんですよね。
おかにがんぼのたです。
そうすると、頭の中で図として覚えるんですよ。漢字を。
だから、座ってる人の上、頭の上でも胸でもどこでもいいんだけど、
その人に岡田橋本なんとかってラベリングしてる感じで配置してくんですよ。
それを映像として覚えてるわけなんですか?
そう、だから会った時に、たとえば部活の後輩で一度並んだ時に、
何々です、何々です、何々さんですね、何々さんですねって一人ずつ確認して、
次の週とかあった時に、
あ、この子はあの時何番目に座ってたから何々さんだ、みたいな感じで。
すごいですね。
映像で覚えるタイプだったんですよ。
っていうことが後でわかりました。
でも、今はそういうふうにしようと思ってもなかなか難しいんですか?
なんだろう、多分、なんかそういう覚え方をしているんですけど、
人の名前に関しては、ある時からやめたんですよ。
おー、そうなんですね。
うん、なんかそれは学生の、大学の時、途中からなんですけど、
あのー、あ、なんか私の話でいいのかな。
えっと、なんか脳みそってメモリーみたいにキャパがあるじゃないですか。
ありますね。
なんかもう覚えきらん病ってあるじゃないですか。
で、その中で優先、覚えなきゃいけないことの優先順位に、
その人の名前とその人っていうのが、かなり低くしないといけない時期があったんですね。
なるほど。
で、そっから急に、こう、わかんなくなっちゃって。
で、最近っていうか、数年、もう覚えてないけど、
あのー、でもこういう仕事、セミナーとかやり始めて、最初はすごく細かく覚えてたんだけど、
そのアカシックとかやり始めてきてからかな、
顔というのは覚えてるんですけど、名前と顔がリンクしなくなってきた。
なんかもう、名前は音で聞いて、SNSで聞いて、その人の魂、エネルギー体で見ていくから、
あの、会うと、あ、会ったよねっていうのはすごい覚えてるんだけど。
魂として覚えてるみたいな感じなんですか。
そうそう。で、途中で、たとえばわからない、この人知ってるはずなんだけどなんだっけっていう時に、
なんか、実は前に、ゆみさんにリーディングしてもらって、
あ、そうですよね、初めてですかって言ったら、いや、前にって言われて、
あ、ごめんなさいね、覚えてなくても、なんとなくあった気がするとか言って。
で、読み始めると読んだ形跡で、あ、そうだ、この人の読んだわ。
あそこまで思い出すんですね。
そこのレコードみたいな感じで、あ、私読んでる読んでると、読んだ読んだと思って、
あ、これこの方だったかみたいな。
なんか、逆に、たぶん、ちょっとこれは私の勝手な想像ですけど、
会話の中で名前っていうのを覚えたほうがいいのは知っていても、
そこをとどめるよりも、その人が知りたいことを見に行く方にエネルギーを使った方がいいという選択をたぶんしてて、
同時にそこが行えないらしいことがわかってきました。
そういうことなんですね。今回のご質問も、忘れっぽいのが悩みですけど、
生活に支障はないというふうにおっしゃってるんですが、どういうふうにして捉えるといいですかね。
世の中には文字が読めない人っていうのがいたりするんですよね。
ちょっと覚えるとはまた別とはいえ、文字が読めない。
どんなに学んでも、これはAだ、これはBだって学んでも、
覚えられない、そういう人がいて、
覚えられないんだって人がエリクソン、私の大好きな催眠療法家なわけですけど、
ベースにしてるエリクソン先生のところに行ったときに、
エリクソンはその人がどういう生活をしてるかを聞いて、
家の周りにあるもの、何があるの、
その時、忘れちゃったけど、なんか電柱があるとかね、
電柱があるの、それ書いてみてって言うわけです。
棒を書くわけです。電柱ってなんか上の方にない?
そうするとなんか横棒、こんなのある横棒を書くわけです。
それがTだよって教えるわけです。
っていうふうに、その人の身近にあるもの、
他に周りに何があるの、書けるよね、書いてみて、
お絵かきして、それがAだよ、これがBだよ、
で、そしたら、そのクライアントだった人っていうのが、
私は文字を覚えた。私が文字を覚えた。
ここがミソなんですけど、そこがミソなんですけどって、
エリクソンから教えてもらった、ではなく、私が覚えたんだ。
今まで一切誰が教えても文字を覚えられなかった人が覚えられた。
こういうことがあるわけですね。
私はそのビジョンで覚えてた。私の過去だと。
岡田さんはたぶん違う形で、覚えるべきことを覚えている。
やっぱり人それぞれ特徴っていうか、その人の学び方、覚え方、それがあるので、
たぶん青年月日も添えてくれているので、そこも見ていくと、
非常に非常に真面目な。
みんなみたいに覚えなきゃとか。
誰かと比べたりとか。
そうしてると、苦しいのだと行動できなくなる。
わかんない。どういう場面で聞いてわからなくて行動できないのかわかんないけど、
こんな人もいたんですよ。
クライアントさんで部下ができて、若い女の子でね、部下ができて、
私はちゃんと教えてるんです。ここでこうしたらできるよ。簡単だよ。
簡単なことを教えてるんだけど、部下の人は一向に覚えてくれない。
一向にやらない。で、それを紐解いていくと、結局、上司である方がクライアントとして来てるので、
部下の人は知らない、私は知らないんだけど、セッションしていくと、上司にあたる人は、
あ、私の教え方がどうやらまずかった。このように気づいたわけですね。
じゃあどうやって教えたら、相手の人が理解できるかしら。
っていう工夫を次始めたわけです。
なるほど。やっぱりそれ、人それぞれにいろいろ覚え方あるなっていうのを、今のお話聞いて、
私自身も、確かにまるまる覚えるのは無理なんだけど、自分なりの覚え方あるなと思っていて、
理屈で覚えるのはすぐ覚えられるんですね。
どういう仕組みだとか、こういうことだからっていう、論理的な筋道が立ってるものってすぐ理解できて、
あとから再現できたりとか、すごくそういったものは得意なので、
全部をそういうふうにして捉えていくと、どんどんどんどん自分の中に入ってきて、
また次にやろうと思って、もう同じ手順でできるってあるんですけど、
人の名前とか名称とかだと、別に論理的な要素何もないので、
たぶん決まってるだけなので、そういったものは苦手なんですよね。
こういう雰囲気のことっていう、意味付けはできるんだけど、正確な名前としては覚えてないっていうか。
なので生活には、だからすごく曖昧な表現になるけど、やろうと思ってることは実現できる。
そういうのあるから、やっぱりみんなそれぞれ違うっていうのは、別にそこさえ許容すれば問題ないかもしれないなっていうのを、
今の由美さんのお話聞いて思いましたね。
そうですね、とはいえ、肉体側で、
例えば神経の伝達に不具合があったり、それこそ遺伝子のリスクがあって、なかなかそこに電気が流れなくて、
覚えるっていうより、覚える手前の認知として受け取れてない、今岡田さんが言ってくれたみたいに、
岡田さんのその認知の仕方が、仕組みがあるとわかる、繋がるみたいな感じだったじゃないですか。
仕組みがないとわからん、みたいな。
そういう、つまり岡田さんの認知の癖があるわけですよね、個性というね。
私は映像で見してもらうと、すごい理解深まるけど、
すっごい苦闘点が、丸がなかなかない点がずっと続くような文章を見てると、
何が言いたいのかさっぱりわかんないっていう、覚えられるわけがないじゃないですか。
覚える手前のその認知の、自分の癖っていうのが人それぞれあって、
そこが、やっぱりその癖もあるし、神経の伝達の流れがうまくいかないっていう不具合としてもあるかもしれない。
なので、これが原因ですよって、それこそポイントの話じゃなくって、
やっぱりこれも全体性って話になってくるんですけど、
体側でスムーズに流れてなかったら、例えばちょっとあれだけど、
弊社だったらその遺伝子検査っていうのを受けてもらうと、そこがわかる。
科学的にわかる、肉体の不具合。
で、人によって脳の、それこそ持って生まれた機能障害っていうのもあるので、
認知とか記憶とか、これはもう専門外なんで、
よほどひどい場合は、それはお医者さんへなんだけど、
日常で指釈をきたしてないのであれば、ここはそこまで心配する必要はない部分。
で、もう一つ、やっぱり自分の癖を知るのと、
あと自分に優しくなる。