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声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
研修講師の役割
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、研修講師の池内詠子さんにお話を伺いたいと思います。池内さん、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。株式会社ICOICOの池内詠子です。昔お天気お姉さん、今は濃天気な研修講師です。
すごい楽しい感じで始めていただきましたけど、この株式会社ICOICOという会社で研修講師ということですが、どんな研修をやっていらっしゃるのか、そのあたりから教えていただけますか?
一言で言うと、組織の中に対話を作っていく、いいチームにしていく、いわゆる心理的安全性が確保された環境の中で、みんなが幸せだなって思える環境づくり、そのお手伝いを研修を通して行っています。
どうですか、今の企業さん、いろんな方いらっしゃると思うんですけど、そういった研修に入ってみて感じることってどんなことがありますかね?
そうですね、どちらに伺ってもすぐ辞めちゃう人が多い、人が定着しない、そして上の人たちは、管理者クラスの人たちは、どんなふうに若い人たちとコミュニケーションとっていいかわからない、一言言ったらパワハラが怖い、そんな企業さんが多いように感じています。
やっぱり世代によって、年配の方たちは昭和の時代からいろいろ築き上げたキャリアもあると思うんですけど、若い方たちとやっぱり考え方とかそういったギャップもあったりとかするんですかね。
いや、それはもちろんそうですよね。私、いつも昭和の人を育て方、当時のそのままを引きずっていてはいけませんよって言ってるんですね。本当に研修が必要なのは管理者世代だと思っています。
ですよね。やっぱりね、今本当に人材不足っていう会社もすごく多いと思うので、本当に入っていただいた方をもうしっかりと育成して育てていかないといけないんですけど、そこで辞められたら会社としても嘆けが大きいですよね。
そうなんです。もうこれからどんどん労働人口減っていくので、もう本当に人は宝。私は人材教育の財を財産の財って確認していますので、もう大事に大事に育てていかなければいけない。それが人材だと思っています。
そんな時にやっぱり研修をしていて、しっかりとコミュニケーションを取れるようにならなきゃいけないということで、どんなことを大切にされて研修されてらっしゃいますかね。
そうですね。私が皆さんにシェアしているコミュニケーションは、イコールコーチングのスピリッツ、コーチングマインドを大事にしたコミュニケーションを皆さんにシェアしていまして、それはどういうものかっていうと、本当に人を否定しない、その人の言葉や行動を大事にする。
お互いに認め合って尊重し合って応援できる、そんな環境づくりをしていくのがコミュニケーション。それがコーチングに基づいたコミュニケーションですよっていうことをシェアしています。
お互いそういったコミュニケーションを取れるようになると関係性も良くなって、お互いチームとしてもだんだんと業務効率も上がったりとか、いろいろメリットが出てくるということなんですかね。
そうですね。やはり自分一人で頑張っているっていう環境よりも、自分の会社の人たちは私のことを応援してくれている。ミスしちゃいけないんだけど、ミスしたときもどうしてミスしたのかっていうことに焦点を当てて、じゃあ次どういうふうにすればいいのかっていうことをちゃんとシェアしてくれる。
教えてくれる。見守ってくれるっていう環境があると、もう人は120%ぐらいパフォーマンス力が上がってくると思うんですよね。
そういった環境をどんどん作っていきたいですね。
そうなんです。
今までの経験がそういったところあまりないと、変わっていくのって結構人って難しいのかなと思う感じですけど、どうですか。研修やってみて。
そうですね。よく言うんですけど、人は変われないでしょってよく質問されるんですね。もちろん人は変わらないです。やっぱりもともと持っているものは変わらないと思うんですけど、だけど考え方は変えることができると思ってるんですね。
だから仕事中、皆さんね、お家にいるときと仕事に行くときとやっぱり切り替えるじゃないですか。
そうですね。
だからその考え方もシフトチェンジ。ついつい来て会社に行くときに考え方も仕事モードにしていけばいいんじゃないのって、考え方変えられるんじゃないのって思うんですけどね。
なるほどね。そういったところも研修の中から学んでいただいて、徐々に徐々に変わっていくっていうことなんですね。
そうですね。
今までって研修された企業さんの中で、こういうふうにうまく変わってきた事例、そういったものってあったりしますかね。
ありますね。これはもうコロナ中から関わっている企業さんなんですけれども、関わり始めて3年目のところなんですけれどもね、本当に人を大切にするようになってこられまして、
例えばある部署で、その人、この仕事向いてないんじゃないのっていうことってよくあることですよね。
そうすると、なんかあいつできないよねって、そんな空気感が満ち溢れてくるじゃなくて、そこの会社さんはね、彼、この部署は向いてないよね。
だけど彼、ここがいいよねって、これできるよねって、じゃあちょっと移動を考えてみようかって言って、新しい部署に移動が決まって、そして生き生きと彼も働いてるし、彼が能力を発揮してみんなも喜んでるっていう事例が出てきたんですね。
本当にみんなが、すぐに辞めさせないって、辞めるんじゃなくて、会社の中で何とかできないかって考えていくっていう風潮が出てきましたね。
すごい素敵な会社ですね。
そうなんですよ。
そうなんです。
皆さんがそういった感じでいろいろお互い支え合っていくと、やってるメンバーも一緒に頑張っていきたいという、そういった文字になりそうですね。
そうなんですよ。皆さん、そこの会社さんは、私が一対一で皆さんのお話を聞くっていうことと、全体研修と組み合わせてやってるんですけれども、皆さん、私と喋る時を楽しみにしてくれて、私から一言もらって、またちょっと1ヶ月頑張ってきますって言ってくれたりするので、嬉しいですよ。
そういったコミュニケーションを取れるような関係性ができるといいですね。
いいでしょ。
言葉の力と企業の運営
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ池内さんの志についても教えていただけるでしょうか。
そうですね。志、そうだね、やっぱり言葉かな。言葉って本当に時には人を傷つけちゃう、とても恐ろしいものにもなっちゃうんですよね。
使い方を間違ったために人と人とがうまくいかなくなっちゃったり、組織の中がうまく動かなくなっちゃう。
だけど言葉って本来は本当に癒しを与えたり、人を勇気づけたり、元気になるものだと思うんですね。
だから皆さんが本当に言葉一つ一つ、一言一言を大事にしていく。
例えば私、ありがとうございますっていう時も、最後のすっていう音まで気を抜かずにしっかりと発音しましょう。
しかもありがとうございますの後には丸もついてるんだよっていう、そこまで意識するような言葉を大切にするっていう気持ち。
それは本当に経営者さんだけではなくて皆さんになんですけれども、特に経営者さん、経営者の皆さんにはそれをお伝えしていますね、いつもね。
本当に最後の丸まで意識していくような言葉遣いをするということなんですね。
そうなんです。
そういうふうにして皆さんが言葉を気にかけて気をつけてお話しされるようになると、本当に会社としても良くなるし世の中としても良くなっていく。
そうなんですよ。このありがとうございますを会社の中で一つの運動としてやってくださったところもあって、
なんとかみんな元気になっちゃってね、ということを教えてくださったこともありましたね。
すごいね、素敵ですね。これからは生き押しさん、どんな感じでこの事業をやっていきたいなというふうに考えていらっしゃいますか。
いこいこは今まで私一人でやってきたんですけれども、今年は今年度はね、いこいこチームになっていきましてね、チーム化です。
チームとして講師陣をチーム編成しましてね、より多くの会社さんに関わっていけるよう、拡大していけるよう頑張っていこうって今思っているところです。
今日のお話を聞いてね、いこいこさんにぜひちょっとうちの会社も見てほしいとか、そういったご相談があれば、このポッドキャストの説明欄にXのURL、あとホームページのURLも掲載させていただきますので、
ぜひそこをチェックしてメッセージいただけるといいかなと思いますね。
どうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。
Xでは今はどんな発信されていらっしゃるんですか。
Xはね、時々仕事、半分ぐらいプライベート、私の気づいたこと、今一番SNSの中ではXが気に入ってます。
そうなんですね。
いけうちさんのことをもっと知りたいなという方はチェックいただけるとわかるんじゃないかなと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
今回は研修講師のいけうちえいこさんにお話を伺いました。
いけうちさん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。