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2018-04-19 12:07

012.鈴木芳乃さん(みどりの森法律事務所)

みどりの森法律事務所 弁護士 鈴木芳乃さんにお話をうかがいました。

私にとって弁護士さんは少し遠い存在に感じていました。
どうして弁護士になろうと思ったのか、どのような想いでやっているのか、そんなことからうかがってみました。

お話を伺ってみると、「困っている人の力になりたい」という想いをすごく感じました。
そして、正義感が強く、妥協しない、私はそんな強さを感じました。

問題はだれにでも、突然襲いかかってきます。
ひとりで抱えきれない問題も起こってしまいます。
そんなときに、相談できるのが弁護士なんだなと思いました。

専門家に相談するだけでも気持ちは楽になり、実際に解決策も見出してもらえます。
弁護士はとても身近で、もっと頼ってもいいん存在なんだとわかりました。

みどりの森法律事務所
http://www.midorinomori-law.jp/
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経営者の志、経営者は志を持って経営しています。
経営者の志を聞けば、目指している姿がわかります。
社会に対して、どのような貢献を志しているのか、経営者に伺っていきます。
みなさんこんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、みどりの森法律事務所弁護士、鈴木芳乃さんにお話を伺いました。
私にとって、弁護士さんは少し遠い存在に感じていました。
どうして弁護士になろうと思ったのか、どのような思いでやっているのか、そんなことから伺ってみました。
では、鈴木さんのお話をお聞きください。
本日は、みどりの森法律事務所弁護士の鈴木芳乃さんにお話を伺いたいと思います。
鈴木さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
弁護士の方って、私どういったことをやっているのか、まだよくわからないので、
基本的なところからちょっといろいろお話を伺いたいなと思うんですけど、
そもそも弁護士になろうと思われたきっかけとかありますかね。
私の祖祖父が弁護士だったので、弁護士ってどういう仕事って小さいころ聞いてたんですけども、
ちょっと友達から相談を受けたときとか、自分の化粧品を買ったときのちょっとした問題とかが起こったときに、
非おじいちゃんが生きてればなって思ってたんです。
聞けるかなっていうことですね。
ちょっとただで聞けるみたいな人がいたらよかったのになと思いきや、
大学生のときは全くそういう考えはわからなかったんですけども、
OLになったときに、ふと非おじいちゃんじゃなくて、自分が弁護士になっちゃえばいいじゃないかときらめいてしまいまして、
それでOLになったらお給料ももらえるし、予備校育お金も捻出ができるので、それで本格的に目指そうと決意しました。
社会人になられてから突然思い立って、弁護士の勉強を始めて、それから取り始めたんですか?
それからだと結構大変だったんじゃないですかね。
長い長い道のりでした。
学生のときから目指されている方が多いのかなと思ったんですけど。
多かったですね。
大体法学部で、私は文学部だったので、
そしたら予備校の学部は関係ありませんという文句に踊らされてしまい、
行って通って勉強して取ったんですね。
初めはどういったことをやられていましたかね。
初めOLのときはレッグという資格試験の予備校に通ってまして、
そこがちょっとやっぱりOLとの両立がなかなかうまくいかなくて、
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1年でやめて、ちょっと成り行きで結婚出産することになってしまい、
一度あきらめかけたんですが、私の祖母が、
女は手に色だよと強く言われて、
その当面の勉強する資金も援助してくれたので、
じゃあということで、渋谷にあった当時、
伊藤塾という、伊藤誠の司法試験塾という名前だったんですけど、
そこに通い始めました。
そこで司法試験の勉強をして、
今のお話だと、出産もされた後、
子育てしながら勉強してたっていうことですか。
じゃあ余計に大変だったんですかね。
普通学生さんだったら、それで勉強に集中できるところを。
24時間勉強できる環境っていうのは、私にはなかったですね。
そうなんですね。
でもやっぱり、そういった弁護士を目指そうというふうな思いがあったんですかね。
そうですね。やっぱり人を助けるという仕事が魅力的だったので、
企業の利益のために働くっていうより、
やっぱり人と人との交わりで、
人を助けるっていうことが実現できるのは、すごく快感だろうなと思うところもありまして、
それで何年も何年も諦めずに、
執着して頑張ってきたっていうところがあります。
やっぱりOLの経験もあってからっていうことなので、
それで企業で働いてた子どもよりは、やっぱり弁護士になって、
面白いですね。
その方が面白いですかね。
全然面白いですね。
自分で受けた事件を調べたりとか、
なんとかその人が助かる方向に、何かいい範例を見つけたりとか、
そういった作業がすごく楽しいですね。
そうなんですね。
何かお話できる範囲で構わないんですけど、
どういったことをやられたかとかありますかね。
そうですね。一番印象残ってるのは、離婚事件なんですけど、
離婚事件ですごくいい結果が早く得られて、
だいたい離婚事件って、離婚長いしみたいな、
経営的に見ると決して費用対効果がいいわけじゃないんですけど、
離婚と破産っていうのは継続的にどうしても入ってくる事件。
やっぱり世の中的にもそういったことが多いですね。
やっぱり人が生きてる限り不倫離婚破産は必ずあるっていうところだと思うんですけども、
面白い事件としては離婚でちょっとこの解決はすごい素晴らしかったっていうのがあったりとか、
あと意外と破産事件は自殺寸前の人がすごく元気になっちゃったりとか。
そうなんですね。
そうですね。破産って割と極端に言っちゃうと、
かの大手事務所みたいに事務員レベルに丸投げっていうところも多いんですけども、
ただやっぱりそれでも社会的な役割を果たしてるのかなっていう気はします。
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自殺寸前みたいな追い詰められた人が、
もう依頼した途端に楽になったっていう人は結構いらっしゃるので。
それやっぱり気持ち的にも楽になるんですかね。
なりますね。やっぱりもう預けちゃうから。
それで弁護士費を払わないまま放置とかいう人も実はいるんですけど。
やっぱり自分一人で経営者の方って使い込んじゃって、どうしようってずっと悩んでるところ。
いますね。もっと早く来ればよかったって皆さんおっしゃいます。
そうなんですね。
なんかいろいろほら、例えば風俗とのトラブルでずっと苦しい思いしてたとか、
あと強迫されてたとか。
だいたい違法行為をやってる相手方に対する対応だったら、
もう弁護士がパンと署名を送って窓口になっちゃえば、
自分が強迫した事実とかが後ろめたく思って怖くなるので、
だいたいやむことが多いんですよね。
もう弁護士さんが入ってるっていうだけで相手はやらなくなることが多い。
でもそういう変な人に抵抗す弁護士もいるので、
勝ち目のない請求訴訟を起こしてくるとか、
結局見たてが悪いのか、負けるけど起こしてくださいって言われて、
ご依頼を受けるのかはちょっとわかんないですけど、
自分だったら負けるよっていう裁判は絶対起こすっていう依頼は受けないので、
ちょっとそこはわかんないですけどね。
でもやっぱりそうやって自分で悩んでたことを相談して、
何か解決の糸口が見えてきていると、やっぱりその人も安心して、
喜ばれますね。
すごく元気になるっていうのもわかりますね。
そうですね。
やっぱりそうやって人のことを助けて、
その人が良くなっていきたいっていう思いがすごい強いんですかね。
だから離婚するにあたっても、
もうどうしても離婚したい車両欲しいとかって言っても、
旦那さん死んじゃったら悲しくなるって聞いて、
ちょっとはって言ったら、じゃあ離婚やめた方がいいって話に持ってっちゃうこともたまにあります。
やっぱりその人のことを考えて、どうするのが一番いいのか。
一番経済的と精神的な計りにかけて、
DVとかだと早くやりましょうってことになるんですけど、
なかなかそこは、DVとかじゃなければ、
経済的にやっぱりシングルマーザーで子ども育てていくってすごく大変なので、
そこをちょっと説明してあげて、
どうしてもそれでもね、旦那さんが一緒に住むことで、
精神的な重荷というのが取れなければやりましょうかっていう話はします。
やっぱりもうどうするのがいいとかっていうのはもう決まってるものじゃないから、
その人がどういうふうに感じるかっていうのはやっぱり一番重視しながら、
そう言ってその方の話を聞いて、
じゃあどうやっていきましょうかっていうのを相談して決めていくっていうことなんですね。
やっぱりその人との、人と人との関係っていうのが一番大切なところですかね。
そうですね、結果的に一番いい結果が得られるっていうのを、
一応私は離婚もそれなりに経験があるので、
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自分じゃないですよ。
一応こういうパターンとこういうパターンっていう説明は、
結構丁寧にしてきてるつもりではあります。
いろいろな事件とかそういった事象を経験されているので、
いろんなタイプのパターンがありますから。
特に専門としているような分野とかっていうのは何かあるんでしょうかね。
今は幸いちょっと顧問先とかも増えたので、
だいたい3分の2ぐらいが顧問先のお仕事をいただいていて、
3分の1ぐらいは民事訴訟とか、家事事件とか、細かい破産とか、
そういうもの、あと公権模したてとか、そういうことをやっております。
そうなんですね。
やっぱりそういった中で、先ほどからありましたように、
その人たちを寄り添って元気になるとか、
その人たちにどうしてもらいたいかっていうところを、
やっぱり真剣にそこを考えて対応しているという、
そこを重視されている。
そこが一番大事だと思います。
弁護士で大切なことってどういったところを大切にしてやられていますかね。
信頼関係ですね。
クライアントさんとの。
そうですね。
やっぱり時々この世の中ですから、
信頼関係を築くのが難しい人ってやっぱりどうしても一定割合いるので、
そこはちょっと気をつけながら、
でも最終的にはお客さんが喜んでくれるっていう方向で、
尽力するという仕事をしております。
やっぱりそこを真剣に取り組んでいって、
その人のためにっていうところを重視されているということですね。
もし鈴木さんに何かご相談したいという方が、
もし聞いているリスナーの方でいらっしゃいましたら、
どういった方法とかありますかね。
例えばホームページとか。
そうですね。ホームページはございますので、
そこに見ていただいて。
ご連絡とかしていただければ、
いろいろ相談に乗っていただけるということですかね。
もちろん。大丈夫です。
本日は鈴木さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
困っている人の力になりたい。
そういう思いをすごく感じました。
正義感が強く妥協しない。
私はそんな強さを感じました。
問題は誰にでも突然襲いかかってきます。
一人で抱えきれない問題も起こってしまいます。
そんな時に相談できるのが弁護士なんだなと思いました。
専門家に相談するだけでも気持ちは楽になり、
実際に解決策も見出してもらいます。
弁護士はとても身近な存在で、
もっと頼っていい存在なんだなと分かりました。
あなたの心には何が残りましたか。
ではまた次回。
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