1. 夫婦の知恵袋|りんぺい
  2. #17 離婚を考えたらまずすべき..
2025-02-28 15:57

#17 離婚を考えたらまずすべきことは?

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サマリー

離婚を考える際、最初に知っておくべきことや離婚の方法について探ります。競技離婚と裁判所を介した離婚の違いや、別居に向けての準備の重要性が強調されます。お金の問題も含め、離婚についての具体的な理解が求められています。離婚を考える際には、財産の整理や生活の計画を立てることが重要です。このエピソードでは、別居前に考慮すべきポイントについて詳しく解説しています。

離婚についての基礎知識
こんにちは、りんぺいです。
夫婦の知恵袋を聞いてくださりありがとうございます。
この番組では、それ結婚1年目に知りたかったコンセプトに、
結婚したら知っておきたい夫婦生活、夫婦関係のヒントをお届けしていきます。
ということで、今回は離婚弁護士の林さんとお送りしていきます。
林さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、本日のテーマはですね、離婚を考えたらまずすべきことはというテーマで
お送りしていきたいと思います。
意外とですね、これまで離婚の核心というか、深い部分にはそんなに触れては来なかったんですけれども
そうですね。
避けてきたテーマではありつつも、知っておけそうはないことだとは思いますし、
全然若い方でも考える方も多いと思いますので、
そういったテーマで今回はお話ししていけたらなというふうに思っています。
はい。
ではですね、まず離婚ってそもそも考えて、どうやってするものなのか、
みたいなところの基礎知識みたいなところから林さん、伺ってもいいですか?
はい。まず離婚、すごく大きく分けると2つの方法あります。
1つは相手、パートナーの方と合意して離婚する方法。
もう1つはお互いが合意できないと。離婚するかしないかだったりとか、
親権どうするとか、お金の問題でどうするとか、いろいろ理由はあると思うんですけれども、
話し合いで合意点が見つからない場合には、判決、裁判所が離婚させる。
この2つの方法があります。
世の中に競技離婚とか朝廷離婚とか、そういう話がありますけれども、
競技離婚はすごく分かりやすい。2人で話し合って離婚届書いて出す。
こういう離婚の仕方です。
朝廷離婚とか和解離婚とかもあるんですけれども、
これは裁判所が間に入って、でも結局は2人が合意した内容で離婚する。
こういうものになってきます。
先ほど言ったもう1つの方法、裁判所が離婚させるというのは判決での離婚。
ある日、裁判所から紙が届いて、原告と被告と離婚すると。
こういう紙が確定して効力を持って離婚が成立する。
このパターンになっています。
なるほど。
でも大半の方は競技というか、夫婦同士で話して離婚されるというところがほとんどと思っておいていいんですかね?
そうですね。競技離婚はほとんど9割ぐらいだったはずです。
弁護士が入っても競技離婚で終わることもあるので、
弁護士が入って、朝廷やって、裁判やってと言っても、ほとんど判決にはならない。
みんなどこかで話し合いで解決させようという機運が高まるのが多いので、
基本的には判決を見ることはあまり少ないですね。
ありがとうございます。でもその全体像を知っておくって大事ですよね。
そうですね。離婚届けぐらいしか見ることないと思うので、
その他の方法ってどんなのあるんだろうっていうのは知っておいていただければなと思いますね。
別居の重要性
そんな中でいろんな種類があるよってほぼ競技離婚っていう前提になるのかなと思うんですけど、
離婚を考えた側はまず何について、何を取り組むべきか、何をすべきなのか、何を考えておくべきかってどうお考えですか?
これは弁護士だからちょっと悪い癖かもしれないんですけれども、
先ほど言った彼とパートナーと妻と合意で離婚できるんだったら、
すぐ明日離婚しよう、うんわかった、で離婚届け出すだけなので、別に何の準備もいらないのかなと思うんですが、
離婚したい方って結構もう話し合えないとか、
彼と彼女と合意点は見つけられにくいなという方が多いので、
そうすると別居することになるのが多いです、離婚前に。
で、離婚するためにする準備としては、なので別居して生活が成り立つのか、
例えばどっちが出てくるのか、で向こうに出てってもらおうとすると大変だと思います。
じゃあ自分が出てくるためにはどこに住んで、家は借りるのか、実家に戻るのか、
子供がいたら保育園、小学校はどうするのか、
この間仕事は時短でやるのか、パートナーのか、転職するのかとか、
生活費はどう苦面していこうとか、そういうことを具体的に考える。
これが大事かなと思っています。
別居が挟まるケースがやっぱり多いですね、きっと。
そうですね、弁護士が入るとなるとほぼ別居。
これ別に法律で決まっているわけではないんですけれども、
同居している時に弁護士がついても、家に帰れば相手がいるわけですよ。
弁護士からこんな風に言われたっていう文句を全部相手方本人に言えるし、
弁護士はあくまでご本人の代理人なので、
本人が相手方パートナーから圧力を受けて、
分かりましたって言っちゃったものを取り消すってめちゃくちゃ大変です。
なので同居中に弁護士が入るというのはあんまりない。
なので、別居が前提になってしまうかなと。
そういう弁護士が間に入らないケースで、
別居をせずに離婚を決められているご夫婦も、
全然いるにはいるっていう認識であってますかね。
全然いらっしゃるはずです。
弁護士のところに相談が来ても別居までせずに、
2人で話し合って離婚を決めましたという方ももちろんいらっしゃると思いますし、
そこは全然うまくいくパターンの想定外っていうのはいいのかなと思っているので、
準備という意味では最悪のパターン。
それは彼との話し合いがうまくいかないし、
すぐに離婚できないと。
それがたぶん離婚を考えた時の最悪パターンだと思うので、
そのために必要な準備としては別居というのが一つなのかなと思ってます。
財産分余の考慮
なるほど。
そっか、でもなんかすごい1個大きな転換点って感じですね。
この別居っていうものが。
別居も本当に離婚へのすごい大きな一歩だと思いますね。
あとはお金の話になっちゃいますけれども、
財産分余、夫婦これまで一生懸命貯めてきたお金どう分けるのっていう話をするときに、
何を分けるのか分かんないと分けようがないんですよ。
どういうことかというと結構、
りんぺいさんのところの夫婦は分かんないですけど、
うちもそうですけど、向こうが何にどうお金使ってるのかよく分かんないと。
もちろん生活費さえ入れてくれればお互い自由だよねみたいなご夫婦だと、
向こうの貯金が分からない。
何を持ってるのかも分からない。
そうすると財産分余で半分子しようといったときに、
半分子の分母が分からなくなってしまうので、
それは何、例えばどこの口座使ってるのかなとか、
いくらぐらい貯金があるのかなとか、
そういうのは知っておいたほうがいいのかなと思います。
それは同居中にしか多分できない。
一生してから教えてと言っても教えてくれないと思いますし、
彼にどんな郵便物届いてたのかなとか調べようと思っても調べられないと思うので、
そういうお金関係のことはちょっと準備して、
そうすると離婚するといくらぐらいもらえるのかなとか、
そういうのも見えてくると思うので、
より一層離婚についてきちんと慎重に検討できることになるかなと思います。
実際いくら持ってるっていうのをちゃんと把握できないで、
小さくというか、より少なく申請されてしまったりとか、
そういうケースとかって実際あるものなんですか?
実際にはありますね。
一番困るのは、どこにあるのかわからないっていうのがすごい困って、
どこの銀行の口座を使っているっていうのがわかれば、
裁判所を通して銀行に聞くとかそういう手段ができるんですけれども、
財産の整理と確認
彼、彼女がそもそもどこにどんな財産があるのか全くわかりませんだと探しようがないんですよ。
全部パチンコで刷られましたとか言って、
本当にパチンコやってる人だと本当に刷ってる可能性もありますし、
その調査っていうのは結構大変なので、
それは別居とか離婚する前にある程度、
彼の財産、彼女の財産がわかるうちに知っておいたほうがいいのかなと思いますね。
なるほどな。
わかるのであれば口座番号だったりとか、
そういうものを押さえておくっていうイメージですかね。
そうですね、例えば通帳の表紙とかキャッシュカードを取っておくとか、
今あんまりないですけれども、
証券会社とかから手紙が来てるとかだと、
その証券会社に口座持ってるのかなとかわかるので、
郵便物見てどこから来ているのか、
そういうのもチェックしておく。
可能であれば写真も撮っておくということができれば、
弁護士としては理想的かなと思います。
別居後の生活設計
なるほど。
いやー、生々しいですね。
これまでお話、うまくいくためにとかいう話ではなくて、
生々しい話になってしまいますね。
別居後の生活設計を考えておく、
別居する前にできることとして財産のことを調べておくだったりとか。
あと他に何か、
例えば別居前にこれ押さえておいたほうがいいよとか、
しといたほうがいいよみたいなこととかって、
ハヤシさん目線であったりされます?
別居前にでいうと、
出ていく方であれば、
どうやって荷物を持っていくのかはきちんと考えたほうがいいと思います。
向こうが全部持ってっていいよって言ってくれるんだったら、
揉めないんでしょうけれども、
例えば暴力振るわれてて、
事前に出てくって言ったら何されるかわからないとかだと、
避難するという意味では、
彼に、彼女に教えずに別居を開始するってこともあり得ると思います。
その時に荷物を残していく、
でも持っていけないという可能性は十分あるので、
本当に大事なもの、捨てられたくないもの、壊されたくないものは、
置いとかないっていうのも大事かなと思いますね。
そうですよね。
そんな簡単なことじゃないですよね。
別居するっていうことって。
結構大変だと思いますね。
私がよく言うのは、別居後の生活を想像してみて、
それが楽しそうだなって思うんだったら、
限界なんじゃないですかと。
それがもうめんどくさいなとか、それはそれでつらいなって言うんだったら、
まだそこまで別居、
今の生活の改善の方に頑張った方がいいんじゃないですかとか、
そういう話はしますね。
なるほどね。
そうか。
するしないっていうところで、
確かにそっちの生活の方がポジティブそうだったら、
もうそっちに踏み出してもいいのかもしれないですし、
一つの一歩、大きなステップというか、
分水型になりそうな感じのところですね。
そうですね。
実際の生活設計してても向こうにはバレないので、
頭の中とか電卓叩くだけなので、
例えばいつでも出てけるんだみたいな、
安心感が逆に何て言うんでしょうか、
関係うまくいくことだったりもするかもしれないので、
計画だったり、
どうだろうって考えること自体は、
別にそんなにネガティブなことじゃないのかなと思ってます。
なるほど。
いやー、考えないに越したことはない一方で、
もし具体的に考えたときには、
こういったところを念頭に置いていく必要がありますよねというところで、
お金、仕事、住まい、こういった物の動き、
いろんなのがある中で、
それでもすべきかどうなのかっていうのを多分、
一度問いかけてみて、
その上でさらに進むのかどうなのかっていうのを、
ご判断いただくっていうふうなところなんですね。
そんなふうに考えてますね、私の中では。
いやー、ありがとうございます。
ちょっとなんかディープなところに、
ちょっと沼に一歩踏み出したような気持ちになりました。
そうですね、そんなにハッピーな話ではなかったなと思ってます。
いやー、でもね、離婚の大変さっていうところを知っておいた上で、
フラットに比較するっていうことが大事なのかなと思いましたので、
とても学びに、なかなか、
学ぶことがない視点を学ぶことができました。
はやさん、今回もありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございます。
15:57

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