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声を思いを世界中に届ける、こえラボ
経営者の志
弁護士の活動
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、弁護士の穂芝智美さんにお話を伺いたいと思います。
穂芝さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
穂芝さんは弁護士でいらっしゃるんですけど、特にどんなことを中心に活動されているのか、そのあたりから教えていただけますか?
まず、会社さんの活動に対するサポートということを主にやっております。
よく企業フォームという形で、ネットの検索では引っかかるところではあるとは思うんですけれども、
具体的には、契約書のチェック、会社の日頃の活動、あとは戦略フォームといいますけれども、M&Aをされるときの支援。
あとは、皆さん一番ご想像しやすいのは訴訟になったときの対応。大きく3点というところになるかと思います。
そうなんですね。じゃあ、企業フォームといっても、いろいろなものを分野でサポートしていただけるような、そういったところが弁護士さんにもあるわけなんですね。
そうですね。そのように思います。
特に何か争いになったとき、いろいろ言われたりとか、こちらが不利益を被ったというときは、
すべて弁護士さんに相談しなきゃなというところがあると思うんですが、訴訟になることもそれなりにはあるんですかね。
そうですね。私のところに来るということは、お医者さんに患者さんがいらっしゃるのと一緒で、ある程度紛争化していることも多くございます。
そうなんですね。そうなると、手続きとしてはどんな感じで進んでいくんでしょうかね。
紛争の場合で言いますと、2つあるかとは思うんですけど、損害賠償請求だったり債権回収。
こちらが請求をしていきたいという場合なのか、もう請求をされているというがどちらかと思います。
あとはフェーズとしては、任意の交渉でどうにか解決したいというフェーズなのか、もう訴訟でどうにかするしかない。
あるいはもう相手方からの請求の場合、訴状が来てしまっている。
場合によっては、裁判所の期日が1週間後ですということも稀にあります。
そうなんですね。できるだけ、そういった大きくなって訴状になる前に対応する方が企業としても負担は軽く済むんですかね。
これは病院と一緒だと思うんですけど、症状が重くなってから行くよりは、まだ軽い症状の場合の方がいいというのと同じで、
まずは訴訟になる前に、こういう問題が起きているということを、私に限らず知り合いの弁護士あるいは探していただく。
あとは特に会社さんはJDCさんにご依頼されていると思いますから、JDCさんに一旦ご相談いただいて、弁護士さんが必要かどうかというご判断をいただくということでも構いませんけれども、
そういうところを経由して弁護士に相談いただければというふうには日頃から思っております。
やはり何かちょっとお客様と関係性が良くないなとか、ちょっとこういったところで困ったなというような怪しい段階でいろいろご相談いただくと、いろいろ対策の幅も広がってくるというところはあるんですかね。
そうですね。それまでの経緯とかっていうところが非常に大事になってまいります。これは訴訟になった時も経緯を裁判所に説明することは当然必要になってまいります。
この経緯を対応していれば当然こちらも把握できますけれども、なかなかもう訴訟になっている場合だと経緯はこちらでは把握していなかったりとか、必要な資料、証拠がなかったりとかそういうケースがあります。
こちらでまだ介入といいますか、助言をさせていただいているフェーズに入っておれば特に証拠を作ることが可能だったりするんですけれども、何ら証拠がないとかっていうケースで訴訟書に突入してしまうということもあるので、なるべく早めにご相談いただけるとありがたいというふうには思ってます。
訴訟はやっぱり証拠が重要で、証拠をもとに裁判所も判断するという原則がありまして、証拠がないと、その事実がないとされやすい。必ずしもそうではないんですけれども。
なので、例えば声であればこのように録音ですよね。口頭の話で録音がないと言ったら言わないみたいな話になってしまうので、やはりそういうものですとか、今だったら声があれば疑似録かAIしてくれるケースもありますけど、疑似録、あとはメール、書面、そういうものが残っていることが重要かなと。
そういうことですね。だからそれももうだいぶ進んでからだと、後から取ることは難しいので、最初のところから関わっていると、ちゃんとここはしっかりしてくださいよっていうのは後はいけながら対応することができるんですね。
そうですね。場合によってはもちろん、会社さんに昔のメールありますか、5年前のとかっていうことがあって、そうなると、もうありませんとか、フォレンジックまでかけて、お金かけてまで戻しますかっていう話になりますから、そういう前にご相談いただけたら、メールは保存しておいてくださいとか、そういうことがアドバイスしてくれます。
アドバイスしやすいので。
訴訟になると、少なくとも期間もお金もかかっていきそうなので、なるべく避けていきたいなっていうところはあるんですかね。
そうですね。もちろん訴訟として紛争というか、公的な判決を取るべきものというのは当然あるのですけれども、場合によっては任意交渉で解決した問題もあるのではないかなというふうには思っています。
だからね、そういった意味も含めて、なるべく早め早めに対応していただけるのがいいんじゃないかなということなんですね。
そうですね。私が担当している案件でも、請求を受けた側の案件でも思いますけれども、もうちょっと相手方の方も言語師さんに早く相談すれば訴訟までいかなかったのではないかなっていうのはたまには思いますね。
経営者の心の軽さ
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ星場さんの志についても教えていただけるでしょうか。
志ですね。会社様にとってベストな解決が何かというのは常に意識をしています。
会社様なので個人の方よりは感情そのものということはないとは思うんですけれども、納得のいく、特に経営者様の納得のいく解決というところを意識しています。
それはあれですかね、企業さんによってもこの部分は譲れないとか、ここは譲れるとかっていろいろ特徴があるので、その納得度合いも考慮していろいろ進めていらっしゃるというところなんですかね。
そうですね、ご意見を伺いながらというところで必ずしも判決が出て、判決ってどうせもちょっと強いので、その背景についてはご説明しますし、例えばその判決が出ても大体は第一審なので、その放送第二審をやるかどうかというところもありますけれども、
ご納得のところでお気持ちの面でどうしても納得がいかないから第二審というところもありますし、ただそれでも見通しが悪いケースもあるわけです。その場合に見通しはお伝えしますが、例えば悪い見通しですと、これ多分第二審でやっても多分第一審と同じで配層判決になってしまう可能性が極めて高いですと、それでも続けますかというところで、
リスクは説明は差し上げますが、最終的にはご納得を重視して進めさせていただくというふうに私は意識をしております。
会社としてもそこは勝ち負けではなくて、しっかりと最後まで判決を進めていくことの方を重視したいということであれば、それはそれに対応していただけますし。
ただ一応リスク、また負けてしまいますという見通しについては、どのくらいの見通しなのかというところも含めて、多分絶対に負けますということであれば、それはもう説明を差し上げます。
ただそれでもという時はちょっと悩ましい時も正直ありますけれども、納得のいく進め方というのは、コミュニケーションを経営者様あるいは事業部の方とご相談しながら進めていく、コミュニケーション量を増やすというのは意識しているところではございます。
やっぱりそのあたりを企業の活動としても納得しながら進めていくというのは重要なのかなと思いますね。それよりも何か不安だなというところがあれば、まずはご相談というところの方が一番重要かもしれないので、ぜひ皆さんも何かお困り事があれば、比較的お気軽にご連絡いただくのがいいのかなと思いますね。
はい。私についてはとにかく気になったことがあったらと言いますか、その段階でご相談いただけると、それは会社様にとっていいことかなというふうに認識しておりますので、もちろん訴訟になってしまったということでも、それはそれで全然私としては恥ずかしいことは思っておりませんので、お気軽に。
相談しづらくて、弁法審に対するハードルが高いかと思うんですけど、相談しづらくて、相談しづらくて、あと1週間期限ですってなるよりかは。
早め早めはいいですね。
そうですね。気持ちのところもすっきりしないでしょうし。
そうですね。
はい。依頼をいただくと、一旦はご自身の手からは若干離れたように思っていただけることも多くて、そういう意味では早めに相談いただくのがよろしいかなというふうに常々思っております。
経営者がずっと自分だけで抱えて悩むよりは、そこを相談して、弁法審に一回手放して、お願いするという状態にすると心も軽くなるような感じで、他の本業にしっかり集中できるというのもあるかもしれないですね。
そうですね。もちろん訴訟が仮に続くとなると半年から1ヶ月、ごめんなさい1年以上になってしまうので、そういう意味ではすっきりするのは完全にすっきりするのはどんどん先っていうことにはなるんですけれども、でも基本的に訴訟といいますか裁判所に出て書面を書いてというのは弁護士にもそれはお任せいただけるものですので、
その部分で気持ちは軽くなるかなというふうに思っています。
ぜひそういった相談したいなという方がいらっしゃいましたら、このポッドキャストの説明欄にURLを掲載させていただいておりますので、ぜひそこからチェックしていただいてお問い合わせいただけたらなと思います。
今回は弁護士の牛場透美さんにお話を伺いました。
牛場さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。