1. 経営者の志
  2. 078.山中朋文さん(税理士)
2019-03-01 14:30

078.山中朋文さん(税理士)

【経営者の想いをじっくり聴く】

経営者をサポートする場合には、まずは経営者の熱い想いをじっくり聴くというのが印象的でした。
とっても、優しい笑顔で優しく聴いていただけるその姿にはとても大きな安心感がありました。

しっかりと経営者の想いを聴いたうえで、客観的に判断するために数値に落として事業計画を作り上げるそうです。
経費についても闇雲に削減するのではなく、売上を上げるために必要なことはお金をかけ、不要なものを見極め、必要最低限の固定費にすることが大切なんですね。
そして、小さいところから始めるのも大切だが、融資など外部の力を借りて、大きく開始することも大切なんだとわかりました。

否定することから入るのではなく、夢を叶えるためにクリアすべきことを提案いただき、並走していただける税理士さんだと感じました。

そのことは、スタッフをとても大切にされているお話からもすごく伝わってきました。
信頼できる専門家と一緒に、経営者として夢を実現していただければと思います。


【今回のゲスト】
税理士 山中朋文(やまなか・ともふみ)さん
https://bestax.jp/

ポッドキャスト・コンシェルジュ こえラボ
https://koelab.co.jp/
00:06
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
夢を叶えるために、どのような経営をされているでしょうか?
今回は、経営者を支える専門家にインタビューいたしました。
それでは、インタビューをお聞きください。
本日は、税理士の山中朋文さんにお話を伺いたいと思います。
山中さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、簡単に山中さんの事業紹介をしていただけるでしょうか?
現在、自由が丘というところで、税理士事務所を行っておりまして、
主に会社さん、法人さんの顧問などがメインです。
特に力を入れているのが、資産家の方のご相続、
これから相続へ向けてどういう対策をしていったらいいか、
そういう対策ですとか、
あとは、これからご商売を始めたいという方の起業をしたい、
そういう方に対する支援、この辺りに力を入れて業務を行っております。
そうですよね。起業するとなると、税務申告とかいろいろする必要があるんですけど、
なかなか自分でやろうと思っても、何をやればいいのか分からない方が多いと思うんですが、
そういった時には、税理士さんにお願いするということが多いですかね?
そうですね。本当にいろいろ調べてきたけれども、
結局私に聞いてみて初めて知ったことが多かったという方もいらっしゃるので、
逆にそういうところは全部我々専門家がフォローするので、
お客様は本業の売上が伸ばすところに注力していただければ、
お互い無駄な時間を使わないで済むかなと思っております。
そうですね。スタートアップの方って、どこから手をつけていいとか、
自分の事業については分かると思うんですけど、売上を立てていいとか、
なかなかそのあたりが計画するのも大変な方もいらっしゃると思うんですが、
そういったスタートアップの方にはどういったことをアドバイスされているでしょうかね?
まず初めてお会いした方からは、どういうようなビジネスをやりたいのか、
こういうことをやっていきたいという熱い思いを皆様いろいろお持ちですので、
まずそれをじっくりヒアリングして、すべて経営者の思いを語っていただきます。
そこから、皆さん熱い思いはあるんだけど、その次のステップはどういったらいいのか分からない。
今お話ししちゃったような方が結構多いので、そこから具体的に数字に落とし込んで、
よく言う事業計画、創業計画と言われるものなんですけれども、
そういった形で計画を作って、今この段階では何をやらなくちゃいけないのかな、
というのをお互い理解した上で、次の一歩を進んでいきましょう。
というような形でアドバイスをさせていただいております。
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やっぱり熱い思いは皆さんありますよね。
それをどういうふうに事業に生かしていくかというところがステップとして難しいと思うので、
そこを事業計画としてはしっかり落とし込んでいく必要があるんですね。
計画通りにいかないこともほとんどなんですけれども、
逆に計画があれば、計画に比べてまだこれだけ足してないなとか、
もともとの計画より上回っているのは良いぞとか、
そういう基準が分かってくるんですけれども、
そもそも計画がないと、ある意味灯台がないところで船をどこに進んでいっているのか分からないかなと、
進んでいく道が分からない、そのような旅って怖いじゃないですかね。
なのでそういう目標となるところを作るというのが、
全ての基準スタートになるのかなというふうに私は思っております。
やはりそういった基準があると、そこから振り返ってみた時に、
どこが良かったか悪かったかというのがチェックできるというところが大きいんですかね。
そうですね。それの振り返りを常にしていって、
じゃあ次の打ち手は何を打っていけばいいのか、
ということを実際に私もお客様と常日頃行っているところです。
あと、そもそも事業計画を作らなきゃいけないというところも、
まだよく分からないスタートアップの方もいらっしゃると思うんですけど、
事業計画を作っていくと今のやりたい思いのところが、
本当に会計上成り立つものなのかというところも分かっていきますよね。
分かっていきますね。
そもそもとんでもないことをやろうとしているのか、
これだったら実現性あるかというのも、
そこを客観的に見る材料としては使えるものですかね。
事業計画を立ててみて、それでやっぱり計画が甘かったですとか、
よりもっと一生懸命我慢なくちゃいけないです、
今日から頑張りますという思いをおっしゃる経営者の方もたくさんいらっしゃいます。
最初のうちはお金もないので、売上も上がっていないので、
何か工夫しながら事業を進めていく必要があると思うんですが、
それってどこの部分を頑張ればいいとかというのが、
事業によっても違うかもしれないですが、
例えば経費を落とす場合は、ここの部分は落とした方がいいよと、
逆にここはあまり落とすと良くないよというような、
そういうものってあったりしますかね。
まずは1人、従業員とか雇わないで、
1人から始められることが多いと思うんですが、
そうすると皆様の身の回りの固定費、
事務所の家賃だったり、いろいろな交差費だったり、
いろいろあると思うんですが、
その中でも売上を上げるための費用、
広告宣伝だったり、飲食交差費、
あまり人といっぱい飲みすぎに行ったり、
お金がなくなってもあれなんですが、
いろいろなビジネスにつながるような人とのネットワークを増やしていく。
これはその後、どんどん事業を拡大していくには必要不可欠なことですので、
なるべくそういうところの費用は減らさないように。
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ただ、それ以外で少しでも削れるところは削っていくことで、
必要最小限の固定費に抑えて、
そして売上を伸ばしていくための取り組みをしていく、
というのが必要となってくるかなと思います。
そうなんですね。
どうしてもいろいろ削っていって、
まずは最小でやりたいという思いもありますが、
事業を拡大する部分はある程度、
投資をするというか、
費用をかけなければいけないものなんですね。
そうですね。結局一番初めにお金をどれだけかけられるかによって、
事業が加速していく、スピードアップしていくのが決まってくるといっても過言ではないと思います。
私もお客様にまず計画を立ててもらって、
もし自己資金が足りないということであれば、
じゃあそこの自己資金を貯めるのに5年かかりますと、
逆に金融機関に協力してもらって、お金を借りてきて、
その5年間の間にお借りを返すということであれば、
5年経った段階で始めの時にはやっと事業が始まるよ、
スタートラインなんですけれども、
お金を借りて5年間で返し切っていれば、
その段階で目標、既に高いレベルのところまでいっておりますので、
まず小さいところから始めよう、もちろん大事なんですけれども、
必要に応じて外部からの協力だとか、
力を借りることも必要となってくるので、
融資、銀行の借り入れですとか、
そういうところは積極的にご相談に乗っております。
そうなんですね。やっぱりそういったことも力を借りながら、
まず会社を成長させるということが大切なんですね。
そうですね。
スタートアップとかこれから事業をもっと大きくしていきたいという方に対して、
何かいろいろアドバイスされることもあるかと思うんですが、
いろいろな税理さんいらっしゃる中で、
山中さんはこういったことを企業を伸ばしていきたいというようなことってありますかね。
そうですね。まずは経営者の方のお話を一番初めにじっくりよく聞きます。
じっくりよく聞くんですね。
やっぱりその方の思い、私も今までたくさんの方をお会いしてきましたけれども、
皆さんそれぞれいろんな思い、僕も想像つかないようなビジネスのモデルだとか、
そういうのをお持ちの方がいらっしゃる。私も聞くことでワクワクするんですね。
ただ、できれば私も専門家としてその夢を一緒に叶えてあげたい。
そのためにはやっぱり現実を見なくちゃいけないところですので、
なので、よく他の税理士、時々経営者の夢を始めからそんな無理だよって言っちゃう方、
中にはいたりそういうことを聞くんですけども、
できれば私はその夢を叶えたい。そのためにはこういうことをクリアしていきましょうねという形で、
経営者の方にお伝えすれば、じゃあちょっとここの部分我慢して一緒に頑張っていきます。
一緒に頑張っていく、そういう税理士っていう形がやっぱり経営者にとっても、
会社にとってもいいお互いの形なのかなというふうに思ってそういう取り組みをしております。
まずは夢を本当に色々聞いてどういったことをやりたいのかのしっかりヒアリングして、
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その上で一緒に並走していく感じなんでしょうかね。
まさにそうですね。
やっぱりそういって一緒に応援している方が、専門家の方がいると経営してても心強いのかなというふうに思いました。
ありがとうございます。
そしてこの番組は経営者の志という番組なんですが、山中さんも経営されていると思うんですが、
その上で一番大切にしていることはどういったことでしょうかね。
私も起業して間もなく丸6年になるんですけれども、今現在社員が私以外で6人ですね。
そうなんですね。
抱えておりまして、幸運なことに今のところまだ退職者はゼロという形で。
すごいですね。
やっておりまして、一番大事にしていることはやっぱりスタッフが一番働きやすい環境。
この職場が一番いいんだという環境。
あとはスタッフが一番働きやすいという環境を整えるということ。
あとやっぱり税理士という、いろいろ勉強して知識をつけていかなくちゃいけない。
そういう仕事ですので、やっぱりそういう知識がどんどん成長していく。
それぞれのスキルがアップしていくというのを、いろいろな外部の試験ですとか、
まさに税理士試験ですとか、そういうものも仕事と一緒に並行して頑張っている。
そういうスタッフを応援していきたいなという形で、スタッフも成長するし、
この今いる職場にも満足してもらうし。
そういう形でみんなが一生懸命頑張って前を向いている。
そういう形がお客様にも見てもらえると、一緒に頑張っていこう。
山中先生も頑張っているんだから我々も頑張らなきゃ。
そういうような、まだまだ6年ですけれども、そういう経営者の方々に、
私も経営者として一緒に頑張っていかなくちゃいけないかなと、
そういう思いを持って心がけております。
そうなんですね。やっぱりそうやってスタッフがすごく活気あって、
明るく対応していただけるオフィスって、
こちらからお願いしているお客様の立場からすると、
すごくいい事務所なんだなというのがすごく伝わってくるかなと思いますね。
よく顧客第一主義という言葉も言われている方もいらっしゃると思うんですが、
お客様のためにスタッフが無理をしていては、
なかなかその辺りがどうなのかなということもあると思うんですが、
スタッフの方がすごく生き生きと対応していただけるオフィスだと、
すごく受けていても気持ちがいいものなのかなというふうに感じるんですが、
やっぱりその辺りを気をつけていらっしゃるということでしょうかね。
そうですね。変なイメージでお客様をどうというわけではないんですけれども、
まずスタッフを第一に考えてですね。
スタッフの満足度がなければ、
お客様に対して本当のいいサービスが提供できないというふうに思っておりますので、
やっぱりスタッフが満足していれば、
自信を持っていいサービス、いいアドバイスをご紹介すれば、
お客様もそれに満足していただけると。
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お互い、みんながご満足していい形で進んでいくと。
こういう形が6年前に創業した時に私が思っていた形でしたので、
一応なんとなくその間違いは進んできているのかなというふうに思います。
そうなんですね。
今日のお話をお伺いして、
ぜひ山中さんにお問い合わせしてみたい、
相談してみたいという方がいらっしゃった場合、
どのようにお問い合わせするのがよろしいでしょうか。
弊社のホームページのアドレスの方もこちらの方に掲載させていただきますので、
ぜひそちらのお問い合わせホームからご連絡いただければ、
またこちらの方からお返しさせていただきたいと思います。
ぜひ説明文にあるURLからチェックしてお問い合わせいただければと思います。
本日は税理士の山中さんにお話を伺いました。
山中さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
経営者をサポートする場合には、
まず経営者の熱い思いをじっくり聞くというのが印象的でした。
とても優しい笑顔で優しく聞いていただけるその姿には、
とても大きな安心感がありました。
しっかりと経営者の思いを聞いた上で、
客観的に判断するために数値に落として事業計画を作り上げるそうです。
経費についてもやみくもに削減するのではなく、
売上を上げるために必要なことにはお金をかけ、
不要なものを見極め、必要最低限の固定費にするということが大切なんですね。
そして、小さいところから始めるのも大切ですが、
融資など外部の力を借りて大きく開始することも大切なんだとわかりました。
否定するところから入るのではなく、
夢を叶えるためにクリアすべきことを提案していただき、
並走していただける税理さんだと感じました。
そのことは、スタッフをとても大切にされているというお話からもすごく伝わってきました。
信頼できる専門家と一緒に、経営者として夢を実現していただければと思います。
あなたの思いを声で届けてみてはいかがでしょうか。
ではまた次回。
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